拝啓 お父さん、お母さん。このたび俺は魔王になりました、助けてください。   作:のろとり

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拝啓 読者様

投稿が遅れて申し訳ありませんでした!
言い訳は後に回すとして、先に重要なことを。

キャラ募集に参加していただいた皆様
・翠昌◆秋 様
・有限世界 様
・ケツアゴ 様

ありがとうございます!


投稿遅れました、助けてください。 by作者

「あれ? ここは……」

 

「目が覚めたのね」

 

元・魔王が倒れていた人物……少女を見つけてからしばらくたった。少女は白雲によって城に送られて、とある一室のベッドで目を覚ました。

少女はまず周りを確認した。

周りには少女が寝ていたベッドと、被っていた帽子が置いてあるだけで他には何も無かった。

可笑しな点があるとするならば、部屋が真っ黒な事である。

取り敢えず少女は、帽子を被って事情を聞くことにした。

 

「貴方は誰ですか?」

 

「私は雪女よ」

 

「ゆ、雪女?」

 

少女は困惑した。

雪女なんて空想上の生き物だと。

そもそも自分は現代で死んで、特典を貰って転生したはずだと。

仮にここが異世界だとしても、魔物ではなく妖怪が居るなんて可笑しいだろうと。

 

「貴方が私を救ってくれたの?」

 

雪女は首を横に振る。

 

「魔王が助けたのよ」

 

少女は思った。

あ、これ私死んだわ……と。

元・魔王はこの少女をどうにかするつもりは無いが、この少女は魔王=悪と考えているので、無理もない。

少女はどうにかして魔王城から逃げようとすることにした。

 

「おい雪女、入るぞ!」

 

少女の部屋の木製の扉を蹴り破り、入ってくる者が居た。

雪女は蹴り破られた影響で、木の破片が飛んでくるが雪女が全て凍らせる。

 

「またあんたなのね、狼野郎」

 

雪女はため息をつきながら、狼男を睨む。

少女はこの世界には妖怪しか居ないの?と現実逃避をしていた。

 

「なんか文句あんのか?」

 

「そうだけど、なんか文句あるのかしら?」

 

雪女と狼男は互いに額を着けながら睨み会う。

今すぐにでも戦闘を開始しそうなほどである。

少女はこの隙に逃げようとした。

しかしその前に雪女が手に冷気を集め始め、狼男が拳に力を入れ始めた。

 

「これはヤバイ!」

 

少女は戦闘に巻き込まれる前に……

 

「能力発動……?」

 

少女をまだ一回しか使ったことのない能力を使った。

能力の発動条件がいまいち分からなく、口に出したようだ。

この少女の能力は『爆発』半径5km以内まで爆発させることが出来る。

しかしこの能力にはデメリットがある。範囲と威力を操れないことだ。つまり……

 

「「あ」」

 

雪女と狼男、ついでに城を巻き込んで大きな爆発が起きた。

元・魔王が関係している建物は全て破壊される運命にあるのだろうか。

 

 

 

 

 

「……!」

 

「魔王様、どうしたの?」

 

「……い、否なんでもない」

 

なんだろう、急に嫌な予感がしてきたけど大丈夫だよな?

少女を白雲の能力で城に送って貰ってから、しばらくたった頃。

俺と白雲は周りを探索していたが、特に情報は無かった。

それにしてもついてないなぁ……爆発を喰らった魔物全員跡形も無く消滅したなんて。

 

「……白雲、倒れてた奴を呼んでこい」

 

白雲は城へと切れ目を使って向かった。

なんか、なんか凄い嫌な予感がするから呼んでもらおう。

城には狼男や雪女が居るだろうから、大丈夫だとしてもあの少女は一般人?だろうからな。

もしかしたら、部下が全滅してたり城が崩壊してたりあるかもしれない……いや、大丈夫か。

 

「魔王様、少し此方に来てください」

 

白雲が切れ目から上半身だけ出して、俺を呼んできた。

おい止めろよ、それ深夜だったら怖いよ。

まぁ着いていくか。なにか困るようなことがあったのだろう。

俺は切れ目を潜り、城へと着いた。着いたのだが……

 

「……え?」

 

「すいませんでした」

 

俺が目にしたのは……

瓦礫程度にしか残っていない城、倒れている雪女や狼男やコーランなどの魔物達、助けた少女の土下座。

何がどうしてこうなった?

 

なんつーかあれだ、助けてください。




【キャラ説明】
名前:虎尾阿 ミサ(こびあ みさ)
性別:女
身長:150cm
体重:不明
能力:爆発
※考えた人:有限世界 様

(※有限世界 様に『この作品に出てくるようなキャラクターで!』とリクエストを受けたので、原作は『俺の能力雑魚過ぎない?』です。
けれども、実際はそちらの作品に出てないです。)

[容姿]
赤みの入った長い黒髪
赤い瞳
白いワイシャツの上に紺のカーディガン
白いマリンキャップ

[性格]
自分の手に負えないことや、巻き込まれる時は逃げる
けれども自分に非がある場合や、恩がある場合はキチンと返す。
ゲームや漫画の影響で、変な先入観があったりする。

[技]
『暴発』
一応最強ランクに入る。
威力と範囲は固定だが、自分を中心に半径5kmを爆発させる。
威力は建物を粉々にするほど。

[その他]
本来は平和な世界に転生する予定だったが、切れ目に間違えて入ってあの世界に迷いこんだ。
実際、雑魚能力というよりも使い道のない能力である。

[元ネタ]
作品:この素晴らしい世界に祝福を!
キャラクター:めぐみん



《THE☆言い訳》
はい。いつか短編を投稿したら『またお前かよ』と言われるようになるのが、最近の目標の【のろとり】です。

今回投稿が遅れた理由は展開が思い付かなかったからです。
今回はどのように話を展開させるか悩んでました。

《候補》
・その場で気絶から覚めて、魔王に着いていく
・城で目覚めて、別行動
・ある程度展開が進むまで、城で気絶してもらう

こんな風にこの先の『結果』は考えていてもそれまでの『過程』が思い付かなかったです。
あぁ、ボスのキンクリが欲しい。

それに展開の変更など。
ついでに最近一週間が早く感じます。

では、またいつか。

完結後にキャラ設定と裏話の投稿

  • 両方いる
  • 両方いらない
  • キャラ設定のみいる
  • 裏話のみいる
  • 作者に任せる
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