拝啓 お父さん、お母さん。このたび俺は魔王になりました、助けてください。 作:のろとり
ごめんなさい、遅くなりました!
そして新たにもう一人……来るかな?
「……なるほど」
この少女……もとい、『
本人も理由は分からなく、いつの間にか知らない場所に居たことに驚き、怖くなって能力を使ったと。
「すいませんでした」
城が壊れてることに関しては、狼男と雪女が喧嘩したのを止めようとしたそう。
あいつらの仲は一生直らないだろうな。
それに俺が関係している建物が壊れるのは……何て言うか、慣れた。
今までを振り返ってみると、全ての建物が破壊されてる気がする。
だがこれは決して俺は悪くない、偶然だ。
ついでに、雷鳴が居ないのにも気づいたが……まぁアイツなら大丈夫だろ。
「……気にするな」
俺だってそんな状況になったら慌てる。
最初は夢だと思ったくらいだからな。
それが今やこの世界の魔王か。
……なんか酷いことなってることを再確認した。
「だって……カプセルが破れてたらなにか出てきた思うじゃん?
化け物が居るのかと思ったかね」
は?カプセル?
確か彼処の部屋には中身が分からないカプセルがあったな。
それが割れていたのか。だとしたら誰かに割られたのか?それとも独りでに割れたのか……
まぁ新・魔王関連の物があったら、後々面倒なことになるだろうから、どうにかするか。
「……白雲」
「新・魔王関連の事について調べる? 行ってらっしゃい!」
待って俺まだなにも言ってない!
なんか白雲が怖いな。なるほど、これがヤンデレか。否、違うか。
でも誰か連れていきたいな。
コーランは回復出来るからここに居てもらうとして、狼男と雪女はまだ倒れていて、白雲は疲れてるだろうから休んでもらうか。
さ~て、ぼっちだな!
「あ、あの……私も着いていって良い?」
いざ出掛けようとしたら、ミサが手を挙げた。
これは挙手制ではないのだが……けど、着いて来てくれるなら良いか。
「……来い」
そうして俺とミサは歩き始めた。
何処へ!
手掛かりなんて物は無い。だから歩くしかない。
あ、でもアホ毛を使えば飛べた筈だな。
「…………」
「…………」
会話が無いな。
と言うより、なんかシュールなんだよ。
中学生位の女の子が笑いを堪えながら、小学生程の身長の魔王に抱えられて、その魔王がアホ毛を回しながら空を飛んでいる。
なにこれ?酷い光景だな。
「……この辺りで良いか」
俺は何回か来たことある湖に着陸した。
懐かしいな。溺れる、新・魔王の幹部を沈める……あ、ろくな思い出が無いな。
ついでに言うと湖に来た理由は特にない。
俺の知ってる場所に行けば何かあると思ったからだ。
でも俺が知ってる場所はろくな所が無い。
俺の城の跡地だろ、森と湖だろ、砂漠だろ、れき岩だろ、支部跡地だろ、新・魔王の城跡地だろ……これは酷いな。
「何も無いね」
ミサは湖をジッと見ている。
湖にも周りにも何もなくあるとするならば、幹部と戦闘した跡地だけだ。
……まだ幹部が生きてるとか無いよな、大丈夫だよな?
念のために湖を確認するか。誰か沈んでるかもしれない。幹部以外、幹部以外な!
そうして俺が湖に近づき始めたとき……俺達から見て正面の草むらが動いた。
「……下がれ」
何があるか分からないので、ミサを後ろに投げた。
軽く投げたからきっと怪我はしてないだろう。
ミサはチートと思える能力を持ってるだけで、実際は名前だけの勘違い能力だ。
つまりは雑魚能力。
それにミサを戦い参加させたら、ここら辺が大惨事になる予感しかしない。
「この辺りかな……っと!」
草むらから出てきたのは女子高生位の女性だった。
顔はそれなりに整っており、長い黒髪。
紺から赤へグラデーションを持った瞳。
花の女子高生が着るには多少恥ずかしいであろう、ピチッとした紺と赤の服。
そしてその人物は刀を腰に差していた。
「……見つけた?」
「……は?」
誰だこいつ。
何故俺?を探していたのか。
こいつもミサや雷鳴と同じ異世界から来たのだろうか。
そう考える前に、少女は刀を抜いて水の上を走りながら迫ってきた。
「……!」
俺と後一歩の距離になった少女はしゃがみ、跳びながら俺の足元から刀を上にあげてきた。
俺は一歩下がり、縦に真っ二つに斬れることはなかった。
そして俺が怯んだ間に今度は空中で蹴りを入れてきた。
怯んだことで一瞬反応は遅れたが、少女の脚を掴んで投げ飛ばした。
少女は投げ飛ばされたが、空中で回転しながら姿勢を整えて着地した。
「「……」」
こいつ強い、助けてください。
【キャラ説明】
名前:
性別:女
年齢:16歳
身長:155cm
体重:乙女の体重は秘密だゾ☆
能力:勇者であること
考えた人:翠晶◆秋 様
原作:一年前に失踪した幼馴染みが異世界から帰ってきた件
【容姿】
一般的な女子高生。
髪の毛はロングの黒髪。
顔はそれなりに整っている。
紺から赤へのグラデーションを持った瞳。
服はピチッとした紺と白の勇者服。(イメージ、【転生したらスライムだった件】より、シズの服)
【性格】
天真爛漫。
無邪気。
天才タイプ。召喚されたことを瞬時に理解するくらい。
【技】
・オーバーホール 胸にブラックホール的なビジュアルの穴が出現し、残像が見えるほどの速さを得る(イメージ【ダンボール戦記】より、Vモードやインフェルノモード)
【その他(私からのコメント)】
空良は可愛い、異論は認めない。
完結後にキャラ設定と裏話の投稿
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両方いる
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両方いらない
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キャラ設定のみいる
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裏話のみいる
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作者に任せる