拝啓 お父さん、お母さん。このたび俺は魔王になりました、助けてください。 作:のろとり
雷鳴視点か魔王視点かで悩んでました。
【理由】
雷鳴視点:ギャグ展開になりそう
魔王視点:あの空気からどうしろと?
それと最近、自分の力こぶ触って「ちゃんと付いてるかな?」と思ってます。
作ってる途中に「話を分ければ良かったかな?」と思いました。
「ぐふっ」
オッス、オラ雷鳴。
今すぐ元の世界に帰りたいぜ。
元の世界でもファンタジー世界で、投げられたり死刑されかけたりあったけどな。
まぁそれは置いておこう。
俺は魔王の城で寝ていたと思ったら急に城が爆発して、吹っ飛ばされてたんだ。
な……何を言ってるかわからねーと思うが、俺も何をされたのか分からなかった……
頭がどうにかなりそうだった……高速移動だとか時が止まっただとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……
「いてて……」
そんな俺は森を吹っ飛びながら何かぶつかり、それを巻き込みながら木にぶつかった。
なんか魔王が居たような気がするが、気のせいか。
「重いからどけ」
「あ、はい」
俺が木に挟んでいた巻き込んだ人物に言われ、すぐにその場を離れた。
悪かった。俺は戦いたくないから、穏便に行こうぜ。
そう思いながら手を伸ばして、その人物を見た。
棒人間……そう、棒人間だ。
なんか俺の世界にも居たけど、どの世界にも棒人間が居るのって普通なのか?
「お前の名前は?」
「俺は雷鳴。ただの人間だ」
ギャグ補正とか言う全然使えてない能力を持ってるけどな。
多分能力のお陰だが、勢いよく吹っ飛んだのにたんこぶだけで済んでいる。この能力が原因で色々と巻き込まれてるような気がするが……まぁ気のせいか。
「雷鳴? どっかで……まぁいい」
ん、どっかで俺の名前を聞いたのか?
でも俺がこの世界に来たときにあったのは、魔王と魔王だろ。片方は多分さっき居たから……もう一人か。
なお、あのときの俺は寝ていたから
「俺は棒人間。ただの棒人間だ」
知ってた。
とりあえずこの森から脱出したいな。
「まずはこの森から出ようぜ。出口が何処か分かるか?」
「知らん。まぁ適当に歩こう」
知らないのかよ……あまりこの辺りに来たことないのか?
棒人間は何処からか沢山の黒い棒を出し、名にかを工作して下半身に付けた。車だ!黒い棒で出来た車を体に付けた。ってちょっと待て!
「なんだそれ!?」
「あぁ。俺は体が脆いから、道具を使わないと動けないんだ」
不便だなぁ。
それと車だと森の中進みづらくないか?
「……ん、彼処に誰か居るぞ」
そう思いながら歩き出そうとしたとき、人が居るのを見つけた。
あれ……さっきまで彼処に人なんて居たか?
棒人間の方も気づいたようで、出口が何処か聞きに行こうとしている。俺も着いてくか。
「この森の出口が何処か分かるか?」
その人物は棒人間の声に反応したのか、こちらに振り向く。
仕立てのよい白いスーツに身を包み、顔には目玉の書かれた黒い布で隠されている。ついでに長身細身。
なんだこいつ……なんだか嫌な予感がする。
あまりここには居たくないな。最低限の会話だけ済ますか。
「……あぁ、私ですか。いつの間にかここに居たので少し考え事をしてました」
あんた以外誰も居ないぞ。
「出口を知ってるなら教えてくれないか? 『お願い』だ」
「……出口ならあっちですよ」
「おぉ、ありがとうな!」
怪しい人物は指差した方向には光があった。
その事に気づき進もうとする俺達。
……ん?なんか、おかしい。そうえばこいつは森から出ないのか?
「あんたは森から出ないのか?」
怪しい人物は首を横に振った。
なんだ、迷ったわけではないのは分かるけど違和感を感じる。なんで
「いえ、大丈夫ですよ。ちゃんと出口は教えましたので、それでは」
そうして怪しい人物は何処かに歩いていった。
なんだったんだ、あいつは……
まぁいい。この棒人間と一緒に森を出るか。
「……おかしい」
俺は『雷鳴』と言う人間と一緒に森の出口に向かっていた筈だ。
そうして今も出口に向かっている。それなのに……
「一向に、着かない……!」
いつの間にか雷鳴は居なくなってるし、進んでる感覚がしないし。
もしかして雷鳴は後ろに下がったのか?一応確認しよう。そう思い、後ろを振り返ると……
「あれ?」
さっきと同じものが見えた。
そう、出口だ。さっきと同じように光が見えた。
不思議に思いもう一度前を向く。やはり光がある。
「これはおかしいぞ……!」
流石に事の異常さに気づき、一度上から森を見てみようと黒い棒を地面に突き刺し、伸ばした。
しかし、何処まで行っても森から出られない。おかしいと思い、地面をみながら棒を伸ばすと途中から上に進めてないことに気づいた。
「一体どういうことだ?」
俺は一度地面に降り、考え始めた。
そのときだった。
「おや、どうしました」
さっき出口の場所を聞いた人物に会ったのは。
「さっきから出口に着かないぞ。これはどういうことだ?」
「私はちゃんと出口を教えましたよ?」
「ふざけるな!」
俺は怒りに任せてその人物に攻撃した。
しかしその人物に簡単にかわされてしまった。
「あひゃひゃひゃひゃひゃ! 願いは叶えましたよ!
出口は教えましたよ? 代金……代償として、森から出れませんがね。
おっと、自己紹介を忘れてましたね。
私は『商人』『ネペンテス協会』の従業員であり、そして偉大なる御方の下僕の一体でございます……まぁ、気にしなくても大丈夫ですよ」
「糞がッ!」
もう一度攻撃するがやはりかわされてしまう。
なんなんだこいつは!
「まぁいきなりこの世界に来たのは多少驚きましたがね」
そうしてその商人は何処かへと消えていった。
糞、糞、糞がァ!
「思ったよりもこの世界は面白そうですね。
あひゃ、あひゃひゃ……あひゃひゃひゃひゃひゃ!」
誰でもいい、助けてください。
前半と後半の温度差が……
さて、なんやかんやでキャラが全員出揃いましたね。
これからどんな物語を進んでいくか……お楽しみに。
(棒人間は永遠に森から出れないので、戦闘不能扱いです)
【キャラ説明】
名前:商人
性別:男?
年齢:不明
身長:不明
体重:不明
能力:不明
考えた人:ケツアゴ 様
原作:今をお嘆きのお客様へ
【容姿】
仕立てのよい白いスーツ
目玉の書かれた黒い布を被っている
長身細身
【性格】
物腰は柔らかで丁寧な口調。
様々な世界の願いを抱く者の前に現れて内容に関係なく願いを叶える……ただし、最終的に破滅を伴う。
彼はそれを見て嘲笑うのだ。
例)
誰も傷つかない世界を望む
植物を殺して食べることさえ出来なくなる
【技】
特に無し(多分)
【その他(私からのコメント)】
私が「やべぇよ、どうしよう」と一番悩んだキャラ。
願いの代金(代償)を考えるのが難しいですね。
一応は第三者ポジション(中立……かな?)。
完結後にキャラ設定と裏話の投稿
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両方いる
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両方いらない
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キャラ設定のみいる
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裏話のみいる
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作者に任せる