拝啓 お父さん、お母さん。このたび俺は魔王になりました、助けてください。 作:のろとり
『東方自然癒』楽しいです。
(ゲームの話です。この作品とは一切関係ないです)
「「「…………」」」
俺たち三人は現在、気まずい状況にいる。
理由は簡単、空気が重いからだ。
軽く今までを振り返ると……謎の女性とバトル。そこに棒人間出現。戦闘中にドMが急に攻撃を受けてきたり、雷鳴と棒人間は一緒に飛んでいった。
つまりはシリアスな雰囲気から一気に気まずい状況に大変身した。と言うことである。
こういう時は俺から話すべきだろうか……否、気まずいな。それにあの女性とは戦っていたんだ。変な動きをしてまた戦うはめになったら面倒だ。
本当、どうしよ?
「う、うぅん……」
そう悩んでいたときだ。
ミサが目を覚まし始めた。
「あれ、何かあったの?」
「……目が覚めたか」
いやぁ、安心したぜ。二つの意味で。
これでミサにこの空気をなんとかしてもらえるな。
……え、雷鳴?なんかシリアス壊しそうだし、何処に居るか分からないから。
「大丈夫なの? あっ、えっと……」
「あ、私は『
あ……そうえば自己紹介をしてなかったな。
今までのこともあって忘れていたよ。
それとこの世界に来た方法も一応聞いておくか。ミサと雷鳴が違うように、この二人も違うかもしれないからな。
だけどまずは何から聞こうか……否、自己紹介が終わってから考えよう。
「私は『
ふむ、勇者だったのか。
俺が魔王だと分かったのは、勇者としての勘だろうか。
多分この世界に迷いこんで、魔王の俺に会って「こいつが黒幕か!」と思ったんだろう。
基本的に「魔王=黒幕」って式が成り立つほどだからな。俺だってそう思う。
「俺は『
普通とは?
お、落ち着け。痛みが気持ちいいと言うだけで、それ以外は普通かもしれない。
あ、痛みが気持ちいいと言う時点で普通じゃないか。
「……俺は魔王。名前は無い」
こいつ、魔王以外の名前が無いんだな。
もう名無しのゴンベイで良いんじゃないんだろうか。
……なんか殴られる気がするから止めよう。
「……あ、それとさっき飛んできた人間は雷鳴と言う」
雷鳴の紹介を忘れるところだった。
海楽となんか似てるからな。永遠の二番手みたいな存在になってきてるのだろう。
タッグを組んだら面白いことになりそう。
ギャグ補正と言う名の不死身と、自ら攻撃を喰らいに行くの盾……精神的ダメージが酷いな。
「そうえばさっきの棒人間は一体なんだったの?」
自己紹介が終わり、まずは何から話そうか考えていると、空良がそんなことを聞いてきた。
あいつかぁ……敵の幹部だって説明すればいいか。
「……俺が昔倒したある敵の幹部だ。まさか生きてるとは思わなかったがな」
最後の方はなんかグダグダになっててちゃんと倒したから確認してなかったな。
そうえばアイツは黒い棒をくっ付ければ再生出来たな。
だとしたら誰かにくっ付けてもらったのか、自分でくっ付けたのか。
多分自分で付けたのだろう。黒い棒は念力みたい出来た筈だし。
それよりも本題に入るか。
「……一つ聞きたいことがある。お前たちはどうやってこの世界に来た」
どうか俺の仮説は外れていてくれ。
新・魔王が復活していたらもう勝てる気がしない。
どうか頼む、助けてください。
次回の予定
回想で一話か二話使います。
つまりは話数稼ぎです。
完結後にキャラ設定と裏話の投稿
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両方いる
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両方いらない
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キャラ設定のみいる
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裏話のみいる
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作者に任せる