拝啓 お父さん、お母さん。このたび俺は魔王になりました、助けてください。   作:のろとり

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拝啓 読者様

止まるんじゃねぇぞ……
(話すことが思い付かなかったです)

あ、思い出した。
今回の話をどこで切るか考えていたら、あることに気づきました。

『空良』『海楽』……あ、山が居ない。
空、海、山にならないことに気づきました。


回想です、助けてください。

「どうやってこの世界に来たか?」

 

その言葉を拾ったのは空良だった。

空良は思い出しているのか、う~んと頭を捻っているようだ。

 

「それなら俺から話して良いか?」

 

思い出すのを待つか。

そう考えていたとき、海楽が手を挙げた。

いやあの、これは挙手制じゃ無いんだが……まぁいいか。

 

「……教えてくれ」

 

「あれは……」

 

 

 

 

あれは確か仲間と街中を歩いてるときだったか。

今日は何処に冒険しに行こうか話していたら、その国の王様に『俺だけ』呼び出されたんだ。

え、なんで呼び足されたかって?それを今から話すんだ。

そうして王様に呼ばれた俺は王宮へ向かったんだ。

 

「王様、今日はどうしたんですか?」

 

どうして呼ばれたか。

分からないままだったんだ。

城の兵士に聞こうと思っても何故だか顔を逸らされたからな。

 

「はっはっはっ、海楽君に今日はプレゼントを送ろうと思っての」

 

そうして王様の隣に立っていた兵士から何やら指輪のような物を貰った。

綺麗な赤色をしており、大きさも俺の指丁度だった。

その指輪を貰った俺は左手の薬指にはめた。

 

「え、そこにはめるの? ま、まぁいいか。それともう一つ……」

 

王様は何か言おうとしてるのか、目を閉じて何も言わなくなった。

どうしたのだろうか。俺はそう思いながらも、王様が言葉を言うのを待った。

 

「これから君を異世界に送る」

 

王様がそう言った瞬間、城の兵士達が一斉に俺を押さえ始めたんだ。

俺は抵抗したが勝てなかった。

俺の役割は盾持ちだ。相手の攻撃を受けるのには慣れてはいるが、攻撃出来る奴が居なかったからな。

 

「王様、どうしてですか!」

 

「この世界に変態はいらないからだ」

 

酷い話だろ?

あれ、なんで頷いてんだ?ま、まぁいいや。

そのまま俺は王様によってこの世界に送られたんだ。

え、最初に貰った指輪は何だったかって?

あれは確か……【リセット指輪】って言うアイテムだ。

あの指輪はある一定の条件を満たすと強制的に戻れる指輪なんだ。

その『条件』はもう王様が設定してたし、戻れると言ってもある程度時間が立たないと戻れないけどな。

それに戻るってのは『時間』とか『物』とか設定した人物しか分からないんだよな。あ、それとこれは一回しか使えないんだ。

 

 

 

 

 

「……っと、俺の話はこんなものだ」

 

なるほど。

海楽がこの世界に来た理由はミサや雷鳴とは関係ないのか。

だけどあいつらが切れ目に関連の合った話だからコイツの場合は例外になるのか?

まぁ空良の話を聞いてから考えるか。

 

「……空良、思い出したか?」

 

「思い出したよ。あれは確か……」

 

 

 

 

 

そう、あれは確か仙くんが家に居ない間に異世界に行ってた時の話だね。

え、『仙くん』?仙くんは私の幼馴染だよ。

それと異世界って言うのは、私や仙くんが住んで世界。と、私が勇者として冒険してた世界があるの。

ここで言う『異世界』は後者の方だよ。

 

「さてと……こんなものでいいかな?」

 

私はその異世界でモンスターを倒してたんだよ。

たまには体を動かしたいからさ。

こんな時に変な切れ目を見つけたんだよ。

 

「なに、これ?」

 

見たことない物だったからね。

そのまま放置しようかと考えたけど、何かあると困るから触れてみることにしたんだよ。

仮に異世界に送られても【巻物】って言う世界を渡れるアイテムを持ってたからね。

え、チート?……そ、それはきっと気のせいだよ。

そうしてその切れ目に触れた瞬間……

 

「キャッ!」

 

その切れ目が開き始めて、吸い込まれちゃったんだよ。

その後は森で目が覚めて、禍禍しいオーラがして魔王くんに合ったんだよ。まぁ、勘違いして攻撃しちゃったけど。

 

早く仙くんに会いたいです、助けてくれないかな。




最後の『~助けてくれないかな。』と言うのは空良が言ってます。
本来なら、あるシーンで個別の視点を入れる予定なので、言ってもらう予定でしたが丁度良かったので。
彼処だけ魔王に話してもらうのは違和感があるので。

完結後にキャラ設定と裏話の投稿

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  • キャラ設定のみいる
  • 裏話のみいる
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