拝啓 お父さん、お母さん。このたび俺は魔王になりました、助けてください。   作:のろとり

7 / 131
拝啓 読者様

他の投稿作品があるので、これからは投稿ペースが遅れると思います。


面倒です、助けてください。

「……あ」

 

俺はとある重要なことに気づいた。

どうしてこれに気づかなかったのだろうか。

だが、今さら後悔しても遅い。

 

「……木がどっか行った」

 

そう、跳んできた衝撃で木が何処かに飛んでいったのだ。

俺はまず、木を探そうとしたが……

 

「……先にこれか」

 

跳んできた衝撃で出来たクレーターを埋めることにした。

そもそも、俺が跳んできた場所は平地の真ん中辺りだ。

そこにクレーターがあると城が建てられない。

 

「……面倒だな」

 

俺はクレーターを埋めるために、白雲を呼んだ。

どこの土を使えばいいか聞くためだ。

もう一度森に行くには遠いしな。

 

「……s「呼びました?」……」

 

速すぎだろ。

 

「……白雲、この辺りにここと似たような土がある場所は無いか。出来れば取っても大丈夫な所」

 

「はい! そこを歩いていくと、山があるのでそこから取れば良いかと……」

 

なるほど、山か。

だが、嫌な予感がする。何故なら……山が見えないからだ。

つまりは、遠すぎない?

 

「……下がってよし」

 

そう言うと白雲は一瞬で消えた。

あぁ、俺も魔法を使えるようになりたいな。

 

「……さて、向かうか」

 

「待て!」

 

俺は山へ向かおうとしたが、何者かに止められた。

この声は確か……

 

「魔王……俺と戦え!」

 

そうだ、狼男だ。

なんだろう、久しぶりに会ったような気がする。

それにしても、どうして狼男は俺と戦いたいんだ。

 

「魔王。俺はあんたが嫌いだ何故なら……」

 

あ、説明してくれるのか。

 

「あんたを復活させるために、魔力をつぎ込み過ぎて……体が耐えきれなくなり家族が全員いなくなった。そして、俺の妻も……」

 

なるほど、魔力は使いすぎると死ぬのか。気を付けるか。

それそうと、白雲は『勇者にやれらたから魔物が少ない』と言っていたが、俺に魔力を注ぎすぎて少なくなったことも原因か。

 

「だからあんたに復讐するのさ!」

 

復習……か。あ、漢字間違えた。

 

「……良いだろう」

 

それでこいつの気が晴れるなら構わない。

それに、力加減を覚えたいところだしな。

 

「ハハハ! まさか乗ってくれるとはな」

 

狼男は笑い始め、その笑いが止まると……

 

「行くぞ」

 

地面を蹴り、その衝撃で体が少し宙に浮かびながら俺に向かってきた。

狼男はその鋭い爪で俺に攻撃しようとしてくるそうだ。

 

「…………」

 

俺は上に軽く跳び、攻撃を免れた。

軽く跳んでも、五十m無い位か?城の扉よりは跳んでない筈だから。

 

「チイッ!」

 

狼男は姿勢を変えて、手を地面につき着地してから、もう一度俺に向かってきた。

空中だとかわせないな……どうするか。

 

「……止まれ」

 

やっぱり意識的に止めようとしても無理か。

俺は自身が地上に降り立つまでに、狼男を静止させようとしたが無理だった。

時か何かでも止まれば行けるか?いや、俺自身が早く落ちればいいのか!

 

「……フッ!」

 

俺は空中を殴り、その殴った衝撃で出来た勢いで落下するスピードを上げた。

 

「……ふぅ」

 

俺は地上に爪先で、クレーターが出来ないように着地した。

一方、狼男も俺と同じ方法で着地した。ただ、一つ違うことは……

 

「中々やるな。流石は元・魔王だ」

 

地面にクレーターを作りやがったことだ。

あの野郎……人が城を建てようとしてる土地にクレーターを作りやがって……ボコボコにしてやる!

 

それはそうと……俺は早く山に向かいたいです、助けてください。




【裏話】
今回で建築させようと思っていた。
でも、書いたとしても地味になる。
そうえば、狼男どこに行った?
そうだ、戦ってもらうか。

完結後にキャラ設定と裏話の投稿

  • 両方いる
  • 両方いらない
  • キャラ設定のみいる
  • 裏話のみいる
  • 作者に任せる
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。