拝啓 お父さん、お母さん。このたび俺は魔王になりました、助けてください。   作:のろとり

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拝啓 読者様

来月中に十七日後(新・魔王と会う所)まで行けたら良いなぁ……と思ってます。


怪しいな、助けてください。

「……それで、何か用か?」

 

「そんなに警戒しないでください。お近づきの印に、これをあげますから」

 

え、別に警戒してはいないんだが……新・魔王のことでピリピリしているから、勘違いしたのか?

って、それはまさか!

 

「……林檎か」

 

実際は似ているだけで、なんか魔力が回復するあれだ。

久しぶりに見たな、何処からか持ってきたかは知らないけど懐かしいな。

 

「これは魔力が摂取出来る特別な果実なんですよ」

 

なんでこいつが持ってんだ?かなり貴重な物だった筈だか……まぁ、貰えるなら貰っておくか。少しでも回復しておきたいし。

仮に毒か何か入ってたとしても、近くには仲間が居る。そもそも毒が効くのかが疑問だがな……

俺は商人からその林檎のような物を貰い、一口噛った。すると、体の底から力が増してくる感覚がした。

 

「……!」

 

そのまま二口、三口……そうして食べていくと、いつの間にか食べ終わっていた。

ふぅ……やはり美味しいなぁ!

それにしても、どうしてこいつはこんなのを持っているんだ?それに、何が目的だ?

流石にこれを貰って「もうお前は用済みだ」と言って攻撃する訳にもいかないし、話だけでも聞いておくか。

そんな悪役みたいなことをするつもりはない。

 

「……お前の目的はなんだ?」

 

「目的? いえいえ、そんなものはありませんよ。強いて言うなら、私はお客様の願いを叶えるのが目的。とでも言いましょうか」

 

それなんて龍球?

お前あれだろ、願いを叶える叶えたら一年間眠るやつだろ、そうだろう!?

……ん、待てよ。そんな奴が居るなら、今まで会わなかったのは不自然だな。そんな便利な能力があるなら、新・魔王に目を付けられているだろうし。

 

「……もしかしてお前は、異世界から来たのか?」

 

「えぇ、その通りです。私はいつも異世界を飛び回って居るんですが、今回は事故でここに来まして……」

 

「……そうか」

 

やっぱり異世界から来たのか。

新・魔王に目を付けられると厄介だ。

さっきのお礼もあるし、保護しておくか。

俺は商人を守ろうと、一緒に居よう。そう言おうとしたとき、第三者が入ってきた。

 

「魔王! あの、あれだよえっと……死神、死神が呼んでるぞ!」

 

その人物は雷鳴であった。

俺は雷鳴に気づき、そっちを振り向く。

お前白雲の名前忘れたのかよ……死神でも合ってるけど。

それはそうと白雲が呼んでるのか、だけどその前に商人に話を付けるか。

そう思い、俺の後ろにいる商人に声を掛けようとするが……

 

「……商人?」

 

商人の姿は無く、あるのは俺が座っていた切り株だけであった。

アイツ、何処に行った?

俺を呼ぶ雷鳴の声が何回も聞こえるが、そんなことを右から左に流し、商人が消えたことを考えていた。

反応しない俺に怒ったのか、軽く頬を叩いてきたので数百倍にして殴っておいた。

ちょっと考え事してるから、黙っておいてくれ。

 

なんだか不気味です、助けてください。




書くことないので、少し雑談
最近はスマブラSPと99テトリスにハマってます。

テトリスは五回に一回に50位以内いければ良い方です。
これが中々難しい……皆さん強すぎませんかねぇ!

スマブラの方はカービィを使ってます。
ハンマーを当てたいのに……当たらないし、カウンターされるし……練習しないと。

基本的にはどのゲームも名前を「のろとり」にしているので、見つけたときは宜しくお願いします。

完結後にキャラ設定と裏話の投稿

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