ポケットモンスターセイバーズ   作:宙の空、響く声

10 / 32
9.天と知と

火野「す、凄い…」

 

羽剣は素早い動きでツンデツンデを翻弄。同時にアームビットを操作して追い詰める。

羽剣「へへっ、俺だけを相手にするので精一杯か?」

そんな羽剣の隙を窺ってツンデツンデの一欠片が死角から襲う。しかし火野の射撃で撃墜される。

火野「はあ…はあ…良かった。」

羽剣「ナイス火野!さて、あれを使うか…サブウェポン、コール!」

羽剣ブレス「サブウェポン、クリエイション!」

羽剣は、虚空から出現したバズーカをキャッチするや否や、ツンデツンデに砲撃する。

羽剣「これが新武装、サブウェポンだ!」

一発当てるや、ツンデツンデはバラバラになる。

火野「す…凄い!」

羽剣「火野の父さんが開発したんだってさ。因みに、これは気合い玉のデータを元にして作られたんだってよ!」

火野「…って事は?」

羽剣「そう!ポケモンの技自体をデータ化して作った、てさ!さて、アーマー技決めるか!」

羽剣ブレス「アーマー技発動。8ゲージ消費、ユニオンブレイク!」

ブレスから、光の剣が伸びる。ツンデツンデは逃走を図るも、時すでに遅し。羽剣が腕を振るうと、ツンデツンデは真っ二つになり、すぐチップに変換された。

羽剣はすぐにチップを回収すると、火野に帰還を促す。しかし、座り込んで動こうとしない。

火野「僕なんか…放っといて下さい。大切な仲間に黙って死のうとした馬鹿です、見せる顔なんか…」

羽剣「帰ろう。」

火野「でも…」

羽剣「大丈夫だ、火野だって死にたかった訳じゃ無いだろ?分かってくれるさ!」

火野「…そうだね。帰って来ない方が、よっぽど辛くなるからね!」

羽剣「じゃ、帰ろう!」

火野「はい!」

 

ポート。火野が着くと、目の前に父がいた。

火野「父さん…ごめん…そして、ありがとう。」

火野父「真琴…よし、もういいぞ。」

火野「えっ…?」

火野父「後は自室で自由にしてくれ。」

火野「父さん…ありがとう!」

火野父「どうも。」

 

自室。早速パソコンを開く。

 

火野>レシラム…いる?

レシラム>ひ、火野君?

火野>レシラム…ごめん!

レシラム>…その件は気にしてないよ。そんな死亡宣言したって、寂しくなってすぐに帰って来るって、僕…信じていたから!

火野>ありがとう!ってか、死亡宣言、何で知ってるの!?

レシラム>僕は真実の英雄さ!どんなこともお見通しだよ、えへん!

火野>だ、だよね!あはは…

レシラム>あ〜、ボールから出たいな〜。

火野>今は危険だから、これで我慢しよう。只でさえポケモンを出しておくのは危険だ。

レシラム>そうだよね…しゅん……

火野>簡易パルレルームでもあれば…そうか、作ろう!

レシラム>え、本当!?

火野>難しいかもしれないけど…やってみよう!

レシラム>嬉しいよ!じゃ、実は長い首を長くして待ってるよ〜!

火野>じゃ、僕は寝るのでこの辺で。

レシラム>お休み〜。

 

火野「よし、明日から取り掛かるか!」

 

 

虚無會。

拓人「あの城が潰された…だと?」

洋子「はい…おまけにツンデツンデまで倒されて。」

拓人「しかし、二人分のブレスがボスから送られてきた…心配ない。」

琉聖「しゃぁ!僕も戦える、って訳か!」

拓人「琉聖、落ち着け。力に溺れるぞ。」

琉聖「ふう…使い道か。」

 

続く。




セイバーズ第9話、いかがでしたか?
色違いツンデツンデは、友人の案で出演となりました。実際、私も持っていますが。
次回予告ですが、今回から話数とサブタイのみにします。

次回、第10話「愛すること」

以上、次回予告でした。
次回は戦闘なし回です。
今後も、セイバーズをよろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。