新学期 それは新たな出会いが始まる季節。桜が咲き、暖かい風が吹き、そしてーーー
不良がテトリスになる時期。
「去年より多いな~。」
「全部赤なんだね!」
「赤とゆうより真っ赤でしょ。」
「なあ、関節ってあっちに曲がるっけ。」
「お姉さま、さすがだわ!」
野次馬が騒いでる中、一方的虐殺が終わったため、その犯人、川神百代の周りに風間ファミリーが集まる。見たことある顔が並ぶ。店に来た事あるのは川神百代、川神一子、椎名京、、風間翔一、師岡卓也、の5名だな。川神姉妹はじっちゃんの時からの常連の助平爺の学長とルー師範代がコソコソ店に来るのを見つけてしまい、食べにくるようになった。男2人はそれぞれバイト帰り、ゲーセン帰りに椎名京に会いそのまま一緒に店に来た。皆味が気に入ってくれたからか偶に一人か二人位でくるようになった。
なんでさ!?
なんで、学校トップ戦闘力&危険人物が集まるんだよ!皆悪い人たちじゃないから最近は楽しい友人だが当初、助平爺、目が細い人、女子力=戦闘力、ワンコがそろった時は
(今スカウター付けたらスカウター爆発するかな?)
(戦闘力…たったの5か…ゴミめ…、私の戦闘力は53万です ですが、もちろんフルパワーであなたと戦う気はありませんからご心配なく。とか誰か言わないかな。)とずっと思っていた。
「イチローオハヨーなのだ~。」
「一郎君。おはようございます。」
「おう、一郎おはようさん。」
考えてごとしているとSクラスの友達にあった。
「雪、冬馬、ハゲおはよう。」
「うん!」
「はい。武神は今日も元気のようですね。」
「うわ、おっかねぇなってちょっとまて朝っぱらからいきなり罵倒!?」
「雪、、マシュマロ食べるか?。」
「うん!食べる!あ~ん。」
ポイ、と口にマシュマロを入れてあげる。
「無視すんな!」
「まあまあ準、剥げてるのは事実でしょう。」
「っつてもな、若、、、」
「準はハゲなのだー。」ペシペシ。
「こら、雪頭を叩いちゃだめでしょ。」
「こうしてみてると準はまともに見えるな。」
「そうですね。」
「いや、若も一郎も何言って「あ、小さな女の子だ~。」え!?どこ!?雪、それ何処にいるの!?」
「なあ、準、ロリコン効く薬ってまだないのか?」
「無いですね。貴方の麻婆豆腐はどうですか?」
「まだ試作段階でな、ロリコンを直す麻婆豆腐はまだだ。以前は失敗して昇天させかけたからな。」
「え、俺知らないんだが、何のことだ?」
「学校が見えましたよ。今日は始業式なので少し急ぎましょか。」
「は~い」
「ああ」
「お~い、聞いている?お~い」
始業式も終わり、担任からやる気のない説明を聞き帰るとき
「一郎君ではいきますか。」
「ああ」
「まーぼー、まーぼー♪」
「よし、食いに行くか。」
「お客様は二名様ですか?」
「はい。そうです。」
「あれ!?俺は!?」
なんて談笑しながら家に行く。榊原小雪は俺がクマちゃんから貰ったマシュマロをバックに入れていたら
「いい匂い~、ちょ~だい。」
と言われたのであげたら懐かれた。まだ、未開封のマシュマロの匂いを嗅ぎつける嗅覚に少し驚いたのは内緒だ。そうしているうちの懐かれた。葵冬馬と井上準は雪と昔からの友人だそうで雪が懐いていたことに驚いていたがすぐに仲良くなった。そのあとうちの麻婆豆腐を食べさせたら、雪はもっと懐いた。俺の作る飯が気に入ったらしく、よく弁当の卵焼きをねだりに来るようになった。口を開けて待つ姿が可愛いのでついついあげてしまう。
雪は辛くない麻婆豆腐を冬馬は中辛、準は普通の麻婆豆腐を好む。たまに味覚は確かでそこそこ頑丈な準にロリコンを治す極楽浄土麻婆豆腐を食べさせている。本人はその麻婆豆腐を食べ記憶を失うので覚えていない。
「余りの辛さで本人が記憶を消しているのでしょう。」
と冬馬は言うがうちの常連には極楽浄土麻婆豆腐を食べ平然としていた奴がいる。
「ハァ~」
「どうしましたか」
「なんかたった一年で常連が異様に増えた気がする。」
「いいことじゃないですか。」
「全員曲者ぞろいすぎてな~。店に迷惑をかけなきゃ誰でもお客様ってのがうちの方針だが、、、」
「そればっかりはしょうがないでしょう。だってこの町ですから。」
「それもそうだな。」
その後はいつも通りの雑談で新しい編入生の話とかをして、三人が帰った後はその日はだれも来なかったので店を閉めた。編入生がまともな人間でありますように、と星に願った。