ウルトラマンの力を持った男のハイスクールD×D 作:サンバガラス
お気に入りが39件になりました。誠にありがとうございます。今回も戦闘シーンは、少ないですけど、どうぞ。
〜3年後〜
勇希side
「な、何故人間が入って来れた!?おい結界どうなっている」
「破られてはいません」
「クソ。なんなんだよこいつは?そんなことは、どうでもいい。とりあえずこいつらを殺せ」
「そこの貴方。私の娘の朱乃と一緒に早く逃げてください。私のことは、いいので早く逃げてください!!」
「嫌だ!お母様!!」
「・・・・・」
・・・・・どうしてこうなった?よくわからないが悪の気配を感じて神社を登たらこんな状況だった。・・・・・もう一度言おう。どうしてこうなった?それは、今から10分前のことである。
10分前
「今日の修行で色々な所を走ったけど道に迷ったな。さてどうするかな?」
今言った通り。僕は、今道に迷った。辺りを見回して歩いた。結構歩いていると何やら悪の気配を感じてくる。ってあれ?僕って悪の気配なんて感じ取れたっけ?まあそんなことはどうでもいい早く行かなきゃ。僕は、走って行き神社に着いた。
「ここか?」
そんな疑問を思いながら僕は、神社の階段を上がって行った。
そして神社の上では、女の子と女性の親子とそれを取り囲んでいる男達がいた。なんかヤバイな、とりあえず助けるか。僕は、走った。第3話でやったあの攻撃を親子の近くにいた奴にやった。そして、今の状況に戻る。すると女の子が祈るように言った。
「助けてください。光の戦士様」
光の戦士様か・・・・。それ僕の事だよね?僕がそう思っていると男の1人が言った。
「何を可笑しなことを言っているんだ。お前達の様な汚れた奴らの前に光の戦士様が現れるとでも思っているのか?ばかばかしい」
ねえ。それ仮にも本人の前で言うことかな?ちょっと怒ったぞ。とゆうか元からこの人達助けるつもりだったからね。僕は、言った。
「・・・・そうでもないよ。光の戦士様は、助けを求める者には、助けるからね」
「なんだと?」
「何を言っているんですか。早く朱乃を連れて逃げてください!」
「大丈夫ですよ。僕が貴方達を守ってみせますよ」
そう言いながら僕は、ある物を出した。
昔、地上が闇で覆い尽くされていた超古代の地球に宇宙から何処からともなく現れ、闇の魔神を倒し、そこから3000万年の時を経て、復活を遂げた光の巨人に変身できるアイテム。スパークレンス。
僕は、右手に持って、時計回りに両腕を回してスパークレンスを天に上げた。するとスパークレンスの先端部分にあるプロテクターと似たパーツが左右に展開し、レンズの部分から光が僕を包む。こうして僕は、ウルトラマンティガになる。変身した姿を見た女の子は、驚いていた。
「あ、貴方は、本当に光の戦士様なの?」
「うん。そうだよ」
僕は、女の子にそう言って男達の方を向いた。
「さあ。お望みの光の戦士様だ。かかってこい」
「ふん。例え光の戦士に、似ているからといって調子に乗るな。お前達やれ」
「「「「はい」」」」」
男達が僕に向かって攻撃してきた。僕は、男達の攻撃をかわしながら殴ったり、時々ハンドスラッシュなど放ったりしていた。そして残るは、男が1人となった。そしてお決まりの命乞いを始めた。
「ま、待てよ。お前さっき言ったよな?光の戦士様は、助けを求める者には、助けてくれる。って言ったよな?なら助けてください!」
「・・・・・確かそう言った。だが人の命を奪おうとしたお前に対して僕は、貴様を許さない!!」
「ヒッ!!」
僕は、そう言って両腕を腰の位置まで引いてから、前方で交差させた後、左右に大きく広げて、エネルギーを集約し、L字型に腕を組んで放った。
「ゼペリオン光線!!」
「うがぁぁぁぁぁぁ!!」
白色の光線が男に当たって爆散した。僕は、男達を倒し終えた後親子の方を向いた。そのとき母親の方が怪我をしていた。
「ちょっと。貴方怪我してますよ」
「だ、大丈夫ですよ。これぐらいの傷ぐらは」
「そうは、いきませんよ」
僕は、ティガの能力である。タイプチェンジでマルチタイプからスカイタイプへと、チェンジした。そして怪我した所を30秒間触って治した。するとそこに親子の父親さんがやって来た。
「朱璃!朱乃!無事か?」
「あなた!」
「お父様」
「よかった。無事だったか。ってお前は、誰だ?」
「僕は、ただの通りすがりのウルトラマンです」
「ウ、ウルトラマンだと!」
「そうですよ。では」
僕が空を飛んで帰ろうとした時女の子から声を掛けられた。
「待って。貴方の名前は?」
「そういえば言ってなかったね。僕は、ティガ。ウルトラマンティガだよ」
「そうじゃなくて本当の名前」
あっ。そっち?どうしよう。もういいや
「勇希。それが本当の名前だよ」
「勇希?」
「そうだよ。じゃあね。シュワッチ!!」
そう言って僕は、空を飛んで帰った。
勇希side out
朱乃side
「勇希」
私とお母様を救ってくれた。不思議な人。いえ不思議な光の戦士様だった。なぜがあの人のことを考えると胸が熱くなる。もしかしてこれが恋なのでしょうか?するとお母様から声を掛けられた。
「朱乃。もしかしてあの人のことが好きになったの?」
「うん////」
「あらあらそれじゃ今度会う時までに女を磨かないとね」
今度あの人に会うまで頑張ります。そう思う私でした。
朱乃side out
勇希side
僕は、修行で使っている山の近くまで来て変身を解いた。
「あー。疲れた。帰ろっと」
僕が帰ろうとすると
「・・・・・見つけた」
誰かに声を掛けられた。僕が振り向くとそこに居たのは、女の子だった。しかもゴスロリの服を着ていた。
「我、お前の力、借りに来た」
「何の事?とゆうか君は、誰?」
「我、オーフィス」
「オーフィスね。僕の名前は、円谷勇希。勇希って呼んでね」
「わかった、我、勇希の力、借りに来た」
「どうして?」
「我、静寂、欲しい」
「静寂?どうして?」
「次元の狭間、グレードレッドいる、グレードレッド、我より強い、だから、我、勇希の力、借りに来た」
「多分僕じゃあ勝てないと思うけど」
僕がそう言うとオーフィスが悲しそうな顔になった。
「でも倒さないと、我、帰る場所、ない」
「帰る場所か・・・・。なら僕の家で暮らす?」
「?」
僕がそう言うと今度は、不思議な顔した。
「静寂とかは、得られないけど。暮らせるよ。どうする?」
「・・・・わかった。我、勇希の家、行く」
「それとほかに協力した人っているの?」
「いる。『禍の団』(カオス・ブリゲード)、の奴ら」
そして僕は、オーフィスに『禍の団』のことを聞いていた。ほとんどわからなかったが1つだけ確実にわかったことがある。
「オーフィス。君は、ただ利用されてるだけだよ」
「?そうなのか?」
「そうだよ。早く『禍の団』抜けた方がいいよ」
「わかった。我、『禍の団』、抜ける」
オーフィスは、そう言って消えた。さて僕も帰るか。そして僕は帰って寝た。
翌朝僕の布団の中にオーフィスが居た。しかも裸だった。
全く。やれやれだぜ。
To Be Continued
勇希side out