悪役にされた俺の末路 作:盾長
注意:これは「結城友奈は勇者である~花結いのきらめき~」と「宇宙戦艦ヤマト2199」のクロスオーバー作品である。(多分)
時に神世紀300年5月1日(仮定)ゴールデンウィークの最中、俺と彼女達の出会いは互いに遭遇と言う形で現実の物となった。俺は一種のテレパシーのような物と「自称神様」と名乗る謎男からとある能力を授かった。「全ての兵器を自在に操れる」それが俺の能力だった。
実在する物から架空の物。さらに自分で考え出した物まで。何でも自由自在且つ無制限に扱う事が出来た。俺こと「壇上春男」は筋金入りのミリオタである。これほど個人的に嬉しい能力は他にない。俺は一人この「自称神様」と言う未知なる存在に感謝した。
話を戻そう。俺は西暦時代からやってきたごく普通の高校生だ。この世界に来るまでは本当にごく一般的に過ごしてきたのだが不運にも道端にあったバナナの皮で横転し、その勢いのまま車に轢かれ現在、幽体離脱と言う形でこの世界にやってきている。神様曰く一応俺はまだ死んでいないらしい。
分かり易く言えば生死の境をさまよっているらしい。つまり俺の本体は病院のベットの上だ。
さて、俺の役割について話そう。上述の通り、俺と彼女達のファーストコンタクトは「遭遇」と言う形で幕を開けた。しかも、最悪なケースで。神様曰く。
「君には『ゆゆゆい』の世界に来てもらった。悪いが君には悪役を演じてもらう。その能力で思う存分暴れまわってくれ。頼む。もう少し彼女達の時間を長引かせてほしい」
との事だった。要は『ゆゆゆい』本編を出来るだけ終わらせないで欲しいとの事。俺が悪役になって新しい敵を作りもう少し彼女達のイチャイチャライフを覗きたい。それが神様の願いだった。(伝わったかな。
こうして俺は神様の自己中心的な願いによって悪役にされ、俺は今、戦果真っ只中の最前線に居る。
ー遭遇ー
俺は今、四方八方、三百六十度何処を見渡しても一面木の幹で埋まった世にも奇妙な世界に居る。俺が立っているのもその木の幹の一つ。デコボコしていてバランスを崩しやすくとても運動やジョギングには適さない地形だ。また、それなりの遮蔽物はなく、不思議な事に昆虫や動物は一切いない。水源もないためサバイバルで生き残るのはまず無理だろう。
遮蔽物がない。これは戦車戦にはあまり適さないステージとなっている。車体を隠す物体がなければただの的同然。だから俺はこの時、戦車を選択しなかった。
海軍はそもそも戦場となる海がない。
「風先輩ッ! あそこに人が居ますッ!」
「本当ねェ……しかも男子じゃない!」
「アンビリーバボー、驚いたわ。まさか私達意外にも人が居るなんて……」
これが俺と彼女達との出会いであった。
ー戦闘ー
陸の主力である戦車が適さない以上、俺はアニメヤマトに出てくる宇宙戦艦をこの世界に召喚した。召喚陣から現れたのは初期の地球防衛艦隊。あの赤と黄色のカラーリングが特徴的な宇宙戦艦である。葉巻型で艦橋と砲塔がくっついた独特なデザイン。俺はこのデザインを意外にも気に入っている。
所謂、ムラサメ型とかコンゴウ型と呼ばれている物だ。
何故このタイプを選択したか。
答えはいたってシンプル。俺は、彼女ら相手にこの程度で充分であろうと考えたからである。
彼女ら相手に波動砲はいらないであろう。それが俺の答えだった。
だが、この選択が致命的なミスとなるのはまた先のお話。
「撃てッ!」
後に樹海と呼ばれる世界に召喚された通称「国連第一艦隊」が15人は居るであろう彼女ら勇者に対し最初の砲火を放った。緑色に輝くレーザー光線は真っ直ぐ勇者達に向かって吸い込まれていく。
クロスオーバーと言ってもヤマトの場合は兵器。しかも地球防衛艦隊のみの登場なんですがね……。波動砲に関しては現在検討中です。下手をすると精霊もろとも勇者が塵になりかねない兵器なので。と言うか四国そのものが滅ぶんじゃあないかあれ……。
現在存在が確認出来るヤマトの兵器は村雨型宇宙巡洋艦。及び金剛型宇宙戦艦の二タイプ。主人公はヤマト寄りでゆゆゆいの世界は全く知らないという形で進んで行きます。
ヤマトの登場も検討中です。と言うよりヤマトよりもアンドロメダの方がまだ可能性があるかも知れません。ヤマトが出ると完全に無双になるので。
一応、造反神の勇者ではありません。そのため赤嶺の存在も知りません。
ワープ航法も検討中です。またオリジナル兵器も登場しますのでご了承下さい。
主人公は要はやられ役的な立場になります。悪役ですからね。仕方がありません。
それでは次回にまたお会いしましょう。
お楽しみに。