あの...僕だけアバター戻ってないんですけど   作:黒巛清流

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お久し振りです、投稿してなかったので久しぶりに書いてみました。
書き方変わってるかもなぁ




二層ボスに挑んでみる。

「やばい…っ! 遅刻した…っ!」

 

アスナの所に顔を出したり手に入れたジャケットの性能を試していた結果、集合予定時間を過ぎていた。AGI型の本領を発揮しながら全力で向かっている。

ディアベルさん達が倒してくれたのか敵はほぼホップしてなかった。下手をすればトレインすることになっていただろうからよかった。

 

「…ゎははははははははっ!」

 

何か笑い声が聞こえてきたので間に合ったのだろう、どうやら剣を掲げていたらしい男性とキリトが見えたのでその近くまで走り急ブレーキをかける。

 

「うおぁっ! あ、アスカ!?」

「ま、間に合ったぁ…っ!」

 

膝に手を着いて調子を整える、息が切れることはないが気持ち的に疲れた…。

周りは突然走ってきた僕に驚いて何か言っている。聞こえないけどあまりよくは思われていなさそうである。

 

「あれが狂剣姫…」

「初めて見たけど可愛いな…」

「めっちゃ胸揺れてたな……」

「えっど…」

 

そんな中ディアベルさんが手を叩き注目を集める。

 

「さて、アスカくんも来たところで確認をしよう。今回のボスについてだが…」

 

《バラン・ザ・ジェネラルトーラス》

取り巻きを従えてくるタイプのボスで攻撃は大したことないがデバフがひどく二回デバフを食らうとスタンが麻痺に変わってしまう。そうなったときは大体死亡していた。

 

僕はキリトと同じH隊、取り巻きの《ナト大佐》の担当になっている。

まぁリーダーは同じβテスターのディアベルさんだし変なところがあったら気づくかな。

 

 

 

 

 

 

「パターンB! 三連撃だ! 構えろ!」

 

前衛のエギルさん達が《ナト大佐》の三連撃をパリングする。一撃…二撃…いまっ!

エギルさんの声に合わせてキリトと二人で敵へと突貫した。

二人で攻撃を叩きこむ、キリトってなんでSTR重視なのに速いのかなぁ。反応速度の違い?

《ナト大佐》が大きくモーションを取ったので後ろに下がろうとすると。

 

「来るぞッ! アスナ!」

「…へ?」

「…はっ! と、とにかく回避!」

 

そして引いた後誰も巻き込まれずに《ナト大佐》がディレイしたのでG隊のブレイブス達に変わる。手持ちからポーションを取り出しながらエギルさん達の元へと戻るとエギルさん達はニヤニヤしていた、ちなみに僕もいまニヤニヤしている。

エギルさん達がキリトをからかっていたので僕もからかうことにしよう。

キリトの背中に自分の体を押し付けるように張り付いて、いたずらっぽく囁いてみた。

 

「ねぇキリト、僕じゃ不満かな?」

「いっ!? あ、アスカっ!?」

 

キリトが猫のように飛び跳ねて僕から距離を取る、何かからかうの楽しくなってきた。

そのままクスクス笑っているとキリトが咳払いをして状況を再度説明し始めた。真面目な感じになったので僕も表情を戻す。ディアベルさん達の舞台に目を向けると何人かスタンしている人がいるが的確な指示により大きな被害は出てないようだ。その後、再度突撃しブレイブス達に交代した。敵も暴走モードに入りあと少しと言ったところ、今のところ変更点はない。これなら問題なくいけるかな。

 

「なあブラッキーさんよ、ひとついいか? 俺はどうも腑に落ちないんだが…」

 

エギルさんがふと呟くようにキリトを呼んだ、ちなみにブラッキーとはキリトのあだ名。『黒ずくめ』という意味らしい。僕も特に何もないのでエギルさんの方を見る。

 

「第一層のボスは《君主》だったよな?」

 

そういえばそうだ、《イルファング・ザ・コボルドロード》

Lord、日本語で君主。そして今の敵は将軍、英語だとGeneral。国を統治するものと軍を統治するもの。確かに格下げされている…と思ったら…。

 

「疑問に思っていたわけだが…答えがお出ましだ」

 

ジェネラルよりも大きいモンスターが大地に降り立ち咆哮をあげた、二本の角不釣り合いなほどの細身な体躯。

そして現れるネームタグ

 

「あ…《アステリオス・ザ・トーラス キング》…!」

「まずい…! 本隊が挟み撃ちになるよキリト!」

「まずは敵を減らすぞ! G・H隊! 《ナト大佐》に総攻撃(フルアタック)!!!!!」

『了解!』

「ゴリ押せェッ!!」

 

全員で突っ込んでひたすら攻撃する。最後に僕がナト大佐の首に突き刺した時にナト大佐のHPバーは消滅した。

即座に方向転換し急いで王に視線を向けるとやつは大きく息を吸い込んで体を仰け反らせていた。

あれは…!

 

「ブレスだ!!! 総員撤退! 回避しろ!」

 

ディアベルさんの号令で何人かは逃げれたがほとんどは間に合わずに食らってしまった。まずい一発で麻痺が発生しているしHPの減りが多い!

 

「エギルさん達は麻痺した人達を安全圏へ! ブレイブスとキリトはこっち! 将軍(バラン)に行くよ!!!」

「俺達で討ち取るぞ!」

 

そういって (トーラス)を後ろに 将軍(バラン)へと総攻撃(フルアタック)したのだがG・H隊のみでは火力が足りない…!

すると (トーラス)が息を大きく吸い体を仰け反らせた。やばいっ!

 

「みんな逃げt!」

 

その瞬間、閃光が走った。その閃光は (トーラス)の体を駆け上がると頭部に向かって鋭い突きを突き出した。そのまま落下しながら体術スキル《弦月》を繰り出した。

茶色の髪を揺らしながらレイピア《ウインドフルーレ》を構えるその姿は…!

 

「アスナっ!」

 

僕は喜びの声を上げた。




ひっさしぶりに書きましたけど難しい。
今後もたまに投稿出来たらいいなぁ…
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