あの...僕だけアバター戻ってないんですけど   作:黒巛清流

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何か懐かしい気持ちになったので4年ぶりに投稿
4年で文章の書き方変わったかな?
下手したら劣化してるかもな…


2層ボスを倒してみる

アスナが来てくれたことは嬉しいが戦況がよくなったとはお世辞にも言えない。

アスナのステータスでは一撃でHPバーが半分以上吹っ飛ぶだろう、どうする…!

 

「よそ見をするな! 総員防御(ブロック)!」

 

キリトの声で思考を元に戻し攻撃を防御する、アスナを見るとクロスレンジを保っておりそうすればブレスは撃ってこないようだ。

だが決定打がない…! どうする…!

 

するとアスナが飛び『王』に肉薄し…っ!

 

「ダメッ! アスナっ!!!」

 

『王』の尻尾によりアスナの体が弾かれ眼前に投げ出されてしまい…。

一撃をもろに食らってしまった。

 

「-ッ!」

 

HPバーを確認するとギリギリだが残っている。しかし隣を見るとキリトが呆然として固まってしまっていた。

前にはハンマーを振り上げた『将軍』の姿。

 

「キリトッ!」

「ぐっ!」

 

僕は倒れ込むようにキリトを突き飛ばし僕と『将軍』の間にタンクが入ってくれた。

急いで起き上がった時視界にキリトはすでにおらず『王』はアスナへとブレスの構えを取っていた。

 

「アス…!」

 

そしてブレスが発射された瞬間、キリトがアスナを庇いキリトがブレスを受けHPが減り二人ともスタンを受けてしまった。

僕が急いで走りだそうとするとエギルさんに羽交い締めにされた。隣を見るとオルランドさんも仲間に羽交い締めにされているようで動けなくなってる。

 

「離してエギルさん!!!」

「ダメだ! 今行ったらあんたも巻き込まれる!」

「でもキリトとアスナが!!」

「真の勇者であるならば! 今往かんでなんとする!!」

 

悲痛ともいえる叫びと共に知っている声が後ろから響いた。

 

「はい! オルランドさん!」

 

その瞬間、飛来する何か。そしてのけぞる『王』

あれは…チャクラム! ということは!

 

「ナーザさん!」

 

そこにはチャクラムを構えるナーザさんとアルゴもいた。

とりあえずキリトとアスナを任せて『将軍』に向かう。僕の一撃により『将軍』が撃破された。視界端にうつる紫文字のラストアタックボーナスの文字を無視し、ポーションを口に咥えながら前線に加わる。

 

「ひぃあベルさん!」

「来てくれて助かるよっ! 悲しいことにほとんど壊滅しててね」

 

そしてディアベルさんはナーザさんに向き直る。

 

「頼むよナーザ君、君だけが頼りだ!」

「…ッ! はいッ!」

 

その隙に何かいちゃいちゃしているキリトとアスナの方に向かう。

 

「キリト! アスナ! いちゃいちゃしてないで早くこっちに来て!」

「イチャイチャしてないっ!!!」

「わ、悪い…!」

 

そうこうしているうちにオルランドさんの声でタンク部隊に気合が入る。指揮を執る者として申し分ない。

 

「アスカッ!」

「了解っ!」

 

アスナとキリトの三人で『王』に向かう、AGIの関係で僕が先行した。

 

「あとは頼んだよ」

「「了解!」」

 

ジャンプして『王』との距離を詰めた。

 

「『レイジング・チョッパー』!」

 

僕は三連撃を放ち最後の突きで相手を貫通し、そのまま向こう側へ通り抜けた。

僕は着地すると後ろを向く、ちょうど二人が『王』をぶち抜いて降りてきた。

 

「おつかれ」

「おつかれさま」

 

そういって二人は笑いながら拳を突き合わせた。その二人に僕は後ろから首に手を回し抱き着いた。

 

「おつかれー!」

「わっ」

「きゃっ」

「犠牲者ゼロ! 完全勝利だー!」

 

本当にお疲れ様、よく犠牲なしで終われたよ…。

 

「なぁアスカもう離し…」

 

ぎゅっと二人に回した手の力が強くなる。

 

「本当に…よかった…!」

「・・・」

 

二人のHPバーがミリになった時、僕は本当にどうにかなりそうだった。

エギルさんに止められたけど僕も二人の元へと行こうとしていた。

あぁ…どうやら僕にとってこの二人はとても大きな存在になっていたらしい。

二人が僕の腕に手を置く、僕は手を放して涙が出てないか目元を触る。大丈夫なようだ。

 

さて、僕の話はここまでだ。これからのことを話そう。

 

 

 

簡潔に話すとこの後はレジェンド・ブレイブスの裁判とオークションだ。

と、言ってもすでにディアベルさん達には話が言ってるし攻めるところはほとんど演技みたいなものだ。

レジェブレの人達がナーザさんに押し付けないかという懸念点はあるけどオルランドさんの感じを見る限り大丈夫だろう。ということでディアベルさんの元に向かう。

 

「…という感じだったよ、反省の色があるみたいだしこれから上を目指すなら攻略組入りも全然あり。チームワークもかなり上位」

「…そっか、君が言うなら大丈夫そうだね。装備に関してはある程度は努力するよ、時間はかかりそうだけどね」

「今は少しでも戦力が欲しいからね」

 

ディアベルさんとの話が終わるとキリト達の元に向かう。

どうやら本当に誰もキリトには教えてくれなかったようでエギルさんから真実を告げられて驚いている。

アスナとアルゴもやってきた。

 

「政治の基本は根回しと演出よ、あとは情報通のブレインを押さえておけば完璧ね」

「(怖い…! 女子校育ち怖い…!)」

「まぁキリトはすぐに顔に出るからね」

「ぐぅ…そ、そんなことは…!」

「…β版の『ミレアの巣』」

「ぐっ!?」

「『羽音の正体』『白刃の素材』」

「うぐぐっ!?」

「いい稼ぎクエストだったのに全部顔に出たせいで他プレイヤーにバレたおまぬけさんは誰だったっけ?」

「その節は本当に申し訳ございませんでした」

 

キリトはとても綺麗に頭を下げた。

 

そしてアクティベートしに三人で向かっている最中キリトはぽつりと呟いた。

 

「そういえば本当の所はどうだったんだ?」

「?」

「何が?」

「オルランド達はナーザを利用して強化詐欺を強要していたのか?」

「あぁ…その件か」

 

気になるとは思っていたのでちゃんとみんなに聞いておいた。

誰って?レジェンド・ブレイブスのメンバーだよ。

結論から言うとナーザが自分から始めてそれにオルランドさん以外の4人が乗った形らしい。見てわかる通り5人ともオルランドさんを慕っていたしオルランドさんのためにって感じで。

でも僕がコンタクト取った時には気づいていたみたいだったよ。鍛冶屋の仕事にしては多すぎただろうしね。

 

それよりもだ。

 

僕は一人考える。少しだけ荒れそうになった事件。

『騙し取られたせいで死んだ奴がいるかもなんだぞ』

それに関しては僕が全部調べ上げたのでいないとなってすぐに鎮静化したがあれが進んでいたら『処刑』と言う名の公開PK。

あそこにいた『プー』と呼ばれていたプレイヤー。少し調べた方がいいかもなぁ…。彼の行動が成功していたらPKがありがちな世界になっていたかもしれない。

 

まぁ、今はいい。

今は全員生き残れたことを喜ぼう。

SAOは、第三層から本番だし。




プログレッシブ、ここからはエルフ編とかあるけどもうここは書かないで
途中途中オリジナル話挟んで《月夜の黒猫団》とか飛ばし飛ばしでやるか悩み中
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