遅くなったし短くてごめんね
ハワード流習得から数日後、美味しいものを食べベッドで休み。
精神を回復した僕はアルゴからいない間の情報をもらって剣の感覚を取り戻すためにレベリングに出ていた。
「長い間拳しか使ってなかったからなぁ…」
インファイトしたとき思わず足が出そうになったりした。
うまく使わないとなぁ…体術ばっかり使うのもあれだし…
「うわあああああああああああああああああ!」
「悲鳴!?」
声のした方に向かって走るとプレイヤーの一人が転倒させられており倒されそうになっている寸前だった。
慌てて間に入り込みパリングして敵を切り捨てる。
敵がいなくなるのを確認すると僕は剣をしまって倒れているプレイヤーの前に立つ。
「大丈夫?」
「は、はい…大丈夫です…」
プレイヤーの青年が頬を染めながら立ち上がってポーションを飲むのを見て僕は気づく
防具はきちんとしているのだが武器はまるで急ごしらえといった感じなのだ。
「ねぇ?武器どうかしたの?まるで急ごしらえって感じだけど。さっきも苦戦してたみたいだし」
すると青年が話し始めた。
どうやら最近プレイヤーの鍛冶師が生まれたらしくそこに強化を依頼したのだが新しくペナが追加されたのか
強化した武器が砕け散ってしまったらしい。それでありあわせの武器で来たらしいけど上手く使えなかったらしい。
「ある程度武器を強化するまでもう少し下に行ったほうが良いかもよ?」
「はい、そうですね。下でまたアニールブレードを取りに行きます」
「うん、じゃあね…」
「新しいペナ…か」
青年とはそこで別れてウルバスへと向かう、アスナの宿へと向かう。どうやらキリトもそこにいるようだ。
宿をノックするとアスナが入っていいと言われたのでドアを開けて入室する。
「こんにちはアス…ナ?なにこれ」
部屋の奥にはオブジェクト化されたアイテムがごっちゃになっておりキリトがやり遂げた顔をして椅子に座っていた。
「ふぅーん、その鍛冶屋か…色々あったんだね」
「危機一髪だったわねそのプレイヤーも」
「あぁ、そんな被害が出てるんだったらこっちも本腰入れないとな」
アスナの状況やら色々聞くと武器を取られたとかいろいろあったらしくごちゃごちゃしているのもそれが原因のようだ。アスナの腰元に隠されている桃色の布については意識から外しておくことにする。
「それにしてもすり替えかぁ…よく思いついたなぁ」
「ま、何にせよ最前線に出て情報収集だな」
そういえばフィールドボスの攻略戦があるんだっけ
アルゴが言ってた、どこでやるかはちょっと覚えてないからあとで聞いとかないと
「リーダーはディアベル、サブでキバオウがいるらしい」
「二人はフィールドボス攻略行くの?」
「うーん、LAの処理とか面倒だし行かないかなぁ…」
「私も偵察には参加したけど、本選には参加しないことにしたの…」
その後話すと二人は一応見には来ると伝えた後、フロアボスの練習をするらしい
そしてその翌日、6時に起床し。二層フィールドボス《ブルバス・バウ》を倒すために迷宮区へと向かう
朝早いからもう少し遅くてもいいと思うんだけどなぁ…
「おはようディアベルさんにキバオウさん」
「おうアスカはん、おはよう」
「おはようアスカくん」
リーダー二人に挨拶して参加メンバーを見る。私を含めて18人、攻略時よりは少ないけど十分かな。元々は1パーティーで倒せるぐらいだし
ジョニー達もいる、よく前線に参加するようになったなぁ…手を挙げて挨拶すると二人も挨拶してくれた。
「ん?」
編成はどうなるのかと辺りを見渡すと見慣れない人達を見かけた。
「何か見かけない顔があるね」
「あぁ、俺達がマロメの村で偵察前の打ち合わせしてるとこに乗り込んできて一緒にやりたいって急に来たんだ」
「随分大胆な行動だね」
「んでレベルとかは少し下やけど装備がえろうしっかりしとるからリサーブ役なら大丈夫やろって」
みると本当に装備はしっかりしているようだ。いい稼ぎポイントでも見つけたのかな?
顔を見てみると少し不満げな印象が取れる。もう少し前線で戦いたいのかな。
名前を聞くと英雄の名前だし英雄願望があるのかもしれない、ここじゃ破滅思考だけど
「じゃあそろそろチーム分けをして挑もうか」
ディアベルの号令によりブルバスに挑む準備を始めた。
さて、どうなるかなぁ…
遅くなってしまいました、強化詐欺編始まります
あと2~3話ぐらいで終わらせたい。正直記憶があやふやすぎるので原作を買いに行くか悩む