これは………
女尊男卑の定められた世界の運命に風穴を開ける男達と………
それに付き従う女達の物語である………
天元突破インフィニット・ストラトス
第114話『必神火帝! 天魔降伏! 龍虎合体!!』
ロージェノム軍によって追い詰められた中
救出に向かうグレン団だが、
だが、そんな取引の約束を守る筈も無く、奇襲によって
グレン団もあわやという状況に陥ったが、中
そしてその革命軍のリーダーこそ、鈴の父親であり、神美の元夫、凰 炎彬(ヤンビン)であった。
鈴の隠された事情に驚くグレン団だったが、そんな中でロージェノム軍が革命軍の本部が在る重慶市を攻撃。
本部の同志達と市民達の撤退時間を稼ぐ為、グレン団は出撃。
そして、今………
鈴と四天王が1人『シトマンドラ』の駆る『シュザック』が対峙する………
重慶市・上空………
鈴VSシュザック………
「うおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーっ!!」
連結した双天牙月を、シュザック目掛けて投擲する鈴。
「クケェーッ!!」
シュザックは奇声と共に、飛んで来た双天牙月を手刀で弾く!!
「クッ! コレなら如何!?」
戻って来た双天牙月をキャッチすると、鈴は龍砲を放つ。
「無駄だっ!!」
だがシュザックは躱したかと思うと、一瞬にして鈴の背後に回り込む!
「!? 速いっ!?」
「貴様は、我がシュザックの影すら捉えられぬわぁっ!!」
鈴が振り向くより早く、シュザックが蹴りを叩き込む!!
「キャアアッ! クウッ! こんのぉっ!!」
弾き飛ばされながらも如何にか体勢を整え、シュザックへ双天牙月で斬り掛かる鈴。
「遅いっ!!」
だが、刃が当たると思われた瞬間にシュザックは消える。
「!? 消えた!?………キャアッ!?」
鈴がそう言った瞬間、背後から蹴りが叩き込まれる。
「フハハハハッ! 見たかメス猿め! コレが貴様等人間とこのシトマンドラ様の差だ!!」
何時の間にか、またも鈴の背後に現れたシュザックがそう言い放つ。
「こんのぉっ! 誰がメス猿よっ!?」
と、鈴はでんぐり返りする様に回転しながら体勢を立て直すと、瞬時加速(イグニッション・ブースト)を発動!!
一瞬にしてシュザックの懐に潜り込む。
「むうっ!?」
「貰ったぁっ!!」
そのままシュザックの細い胴体を叩き斬ろうと、双天牙月を横薙ぎに振るう!!
だが!!
「フハハハハッ! 其れで隙を衝いた積りか!?」
シュザックがそう言い放ったかと思うと、シュザックの胴体部に円形の回転ノコギリが出現!!
「なっ!?」
鈴が慌てて双天牙月を止めようとしたが間に合わず、双天牙月の刃の片方が、回転ノコギリ『堂々たる大庖丁(マジェスティック・ビッグ・チョッパー)』でバラバラにされる。
「クウッ!?」
「未だ終わりでは無いぞ!?」
怯んだ鈴に、シュザックは更に両手を『堂々たる大庖丁(マジェスティック・ビッグ・チョッパー)』に変え、斬り付ける!!
「!? ああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!?」
右腕パーツを斬り裂かれ、更に左の非固定浮遊部位(アンロック・ユニット)が真っ二つにされて爆発する。
「クウッ!!」
黒煙を曳きながら墜落し掛けた鈴だったが、何とか持ち直す。
右腕パーツの斬り裂かれた部分からはスパークが走っているが、如何にか動いている。
「しぶとい奴め。今度こそ終わりにしてやる」
その鈴の姿を見たシュザックは、両手の堂々たる大庖丁(マジェスティック・ビッグ・チョッパー)を構える。
「!!」
思わず身構える鈴。
と、その時!!
地上から対空砲火が撃ち上がって来て、シュザックの周りに弾幕が張られる!!
「!? 何っ!?」
「!? コレは!?」
驚くシュザックと、地上を見下ろす鈴。
その地上では………
「撃て撃て撃てぇーっ!!」
「グレン団を掩護しろーっ!!」
対空砲を設置した革命軍が、雄々しい叫びを挙げながら対空砲火を撃ち上げていた。
「アレは、革命軍の!?」
「オノレェ! 人間如きが、生意気なぁっ!!」
驚く鈴と、怒りを露わにするシュザック。
とその時!!
1発の機銃弾が、シュザックの羽根の部分に命中!!
損傷は与えられなかったが、命中部分に軽く傷が付く。
「!? このシュザックに傷を!! オノレェッ!! 先に貴様達から始末してやるっ!!」
途端にシュザックは激昂した様子を見せ、人型から巨大な顔状の形態に変形する。
そして、全身から無数の楔状の刃を出現させる。
「破滅の大羽(デモリッション・プルーム)ッ!!」
変形したシュザックがそう叫んだかと思うと、その刃が次々に撃ち出され、地上へ降り注ぐ!!
「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!?」
「ぐあああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!?」
地上から対空砲火を撃ち上げていた革命軍は、次々に刃の餌食となって、串刺しにされて行く。
「!! 何やってんのよっ!?」
その悲鳴を聞いた鈴が我に返り、変形したシュザックに体当たりを見舞う。
「ぐあっ!? 貴様ぁっ!! 貴様もこのシュザックに傷をおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーっ!!」
途端に、変形したシュザックは破滅の大羽(デモリッション・プルーム)を鈴に放つ。
「!! ぐううううううぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーっ!!」
防御姿勢を取って耐える鈴だが、シールドエネルギーは見る見る内に削られて行く。
「死ね死ね死ね死ね死ねえええええええぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーっ!!」
変形したシュザックの攻撃は絶え間無く続けられ、鈴は脱出出来ない。
と、その時!!
1発のミサイルが、変形したシュザックに命中する!!
「!? ぐああああっ!?」
「人の娘に何をするっ!!」
ミサイルを放ったのは、QW-2を構えている炎彬だった。
「! お父さん!!」
「猿めがぁっ!! 貴様の様な下等生物が我がシュザックをぉっ!!」
すると変形したシュザックは、炎彬目掛けて巨大な刃を放つ!!
「!!」
「危ない、お父さん!!」
咄嗟に、鈴は刃の先へと回り、自らの身体を盾にする!!
巨大な刃が、鈴の身体を貫く!!
「ガハッ!?」
途端に、鈴は脱力したかの様に失速。
そのまま地面へと叩き付けられ、大爆発を起こした!
「!! 鈴ーーーーーーーーっ!!」
「!? そんなっ!?」
「まさかっ!?」
「オイ、鈴! 嘘だろ!? 嘘だって言えよっ!!」
その光景を見た炎彬が絶叫し、グレン団のメンバーにも動揺が走る。
「フハハハハハハッ! 愚か者めがぁっ!! 自分の立場を弁えぬからそういう目に遭うのだ!! ハハハハハハハッ!!」
そんなグレン団を尻目に、シュザックは高笑いを挙げるのだった。
一方、墜落した鈴は………
(熱い………私………死んじゃったの………?)
炎の中、朦朧とする意識でそう思う鈴。
(よりによって………“あんな奴”に
自嘲する様に鈴はそう思う。
(もう1度………お父さんとお母さんと………一緒に暮らしたかったなぁ………)
最後にそう思うと、鈴は意識を手放そうとする。
すると………
(汝………人界の救済を望むや?)
突然頭の中に、そう言う声が聞こえて来た。
(!? 誰!?)
その声で、鈴の意識は急激に回復する。
(我、汝に問う………人界の救済を望むや?)
すると再び声が響いて来る。
(誰よ!? 一体誰なの!?)
(我は
(螺旋の力? 螺旋力の事?)
(我が使命は“人界に仇為す百邪を退け、人界を護ること”也………)
(…………)
謎の声に聞き入る鈴。
(汝、我等が
(当たり前よ! このアタシを誰だと思ってんの!!)
(ならば、唱えよ………必神火帝………天魔降伏………龍虎合体)
「必神火帝! 天魔降伏! 龍虎合体!!」
と、鈴がそう叫んだ瞬間!!
その身体は緑色の光………螺旋力に包まれた!!
その頃、グレン団達は………
「テメェッ! よくも鈴をぉっ!!」
シュザックに向かって、怒りを露わに雪片弐型を向ける一夏。
「安心しろ。直ぐに貴様達も同じ所に送ってくれるわぁっ!!」
そんな一夏を挑発する様に、シュザックはそう言い放つ!
「何をぉっ!!」
一夏がシュザックに向かって行こうとした瞬間!!
「オイ、待て! アレを見ろ!!」
“何か”に気付いたグレンラガンが、そう声を挙げる。
「「「「「!?」」」」」
「何っ!?」
その声にグレン団とシュザックの注目が集まった時!!
鈴が墜落した場所から、緑色の光球が浮かび上がって来た!!
光球は、そのままシュザックの前に立つ。
「ぬううっ!?」
シュザックが身構えると………
光球を突き破る様にして、両手が出現。
そのまま光球を弾き飛ばし、姿を露わにする!!
其れは、背に翼を生やし、鱗の様な装甲と先端に宝玉の付いた尻尾を生やした、青いカラーリングのスラリとしたシルエットのISを纏った鈴の姿だった!!
「! 鈴!!」
「無事だったのか!?」
「そのISは………! ひょっとして!?」
一夏・箒・シャルが、その鈴の姿を見て声を挙げる。
「そう………コレが第二形態移行(セカンド・シフト)したアタシのIS………その名も! 無敵龍! 『龍虎王』よ!!」
そんな中、第二形態移行(セカンド・シフト)した甲龍………『龍虎王』を纏った鈴は、そう声を張り上げる。
するとその瞬間、空に暗雲が立ち籠め、稲光が発生したかと思うと………
稲妻が、『我激燃超機人 無敵蒼龍 龍虎王』の文字を描き出した!!
「ヒューッ! イカスじゃねえか!!」
「龍虎王だと!? 小癪な!! 姿が変わったからと言って、私に勝てると思うなっ!!」
その龍虎王の姿に、グレンラガンが思わずそう囃すと、人型に戻ったシュザックが龍虎王に突撃する!
「今度こそ細切れにしてくれる! 堂々たる大庖丁(マジェスティック・ビッグ・チョッパー)っ!!」
右手を回転ノコギリに変え、鈴に斬り掛かる!!
「フンッ」
しかし、回転ノコギリの刃が当たると思われた瞬間、鈴の姿が消える。
「!? 何っ!?」
「何処見てんのよっ!?」
「!?」
背後から声が聞こえて、シュザックが振り返ると、鈴が悠然と腕組みをして浮遊していた。
「馬鹿なっ!? この私が捉えられ無かっただとっ!?」
「今度はコッチの番よ! 龍王炎符水!!」
鈴がそう言うと、その手に1枚の札が現れる。
その札を突き出す様に構えたかと思うと、札が空中に浮き、八卦図を浮かび上がらせる。
そしてその八卦図の中央に置かれた札から、炎が放たれる!!
ギャオオオオオオオォォォォォォォォーーーーーーーーーッ!!
放たれた炎が龍の姿を
「!? ぬおおっ!?」
「ギャアアアアアアァァァァァァァーーーーーーーーッ!?」
ギリギリのところで躱したシュザックだったが、射線上に居たカトラ・ゲイが直撃を喰らい、一瞬で蒸発した!
「な、何という火炎だっ!?」
更に躱したシュザックも、掠めた部分の装甲が溶けて欠けている。
「未だ未だ行くわよ!! 龍虎王、移山法!!」
と、鈴はそう言い放つと、再び1枚の札を取り出す。
「神州霊山!!」
そしてその札を巨大化させ、目の前に浮かべたかと思うと、
「移山召喚!!」
そう言い放ち、空へと舞い上げた。
すると、空中に赤い八卦図が浮かび上がり、其処から暗雲が広がる。
そしてその暗雲から、稲妻が迸ったかと思うと………
暗雲の中から巨大な岩石………否! 岩山が出現した!!
「急々如律令!!」
そう言い放って、鈴が右手を下げた瞬間!!
岩山は、シュザック目掛けて落下する!!
「!? なっ!? うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーっ!?」
シュザックは回避する事が出来ず、岩山の直撃を受けてそのまま地面へと落下する。
「「「「「「「「「「!? ギャアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーッ!?」」」」」」」」」」
シュザックごと地面へと落下した岩山は、レッドショルダー達を巻き込んでシュザックを押し潰した!!
「す、スゲェ………」
「何て無茶苦茶な技なんだ………」
驚く一夏と、呆れた様子を見せる箒。
と、その時!!
岩山が音を立てて崩れたかと思うと………
「オノレオノレオノレエエエエエエエェェェェェェェェーーーーーーーーーッ! 人間如きがあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーっ!!」
ボロボロになりながらも、未だ健在なシュザックが姿を見せる。
「アラ? 華奢な割りに意外としぶといわね?」
と、何時の間にか地上に降りていた鈴が、ボロボロのシュザックに向かってそう言い放つ。
「殺す! 貴様だけは必ずこの手で殺してくれるわああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!!」
シュザックはそう叫ぶと、両手を堂々たる大庖丁(マジェスティック・ビッグ・チョッパー)に変え、鈴に向かって突撃する。
「残念だけど………死ぬのはアンタよ! 必神火帝! 天魔降伏! 虎龍合体!!」
鈴がそう叫んだ瞬間!!
龍虎王の姿が光に包まれ、一瞬にして白地に黒い縞模様をした、ガッシリとした体格のマシンへと姿を変えた!!
「!? 何っ!?」
「ISが姿を変えたっ!?」
その光景に、シュザックとシャルが驚きを露わにする。
「ハアアアアアアアアァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーッ!!」
鈴が気合を掛ける様に声を挙げると、変身した龍虎王………改め『虎龍王』から、オーラが立ち昇る!!
「虎龍王が最大奥義! 虎王乱撃(タイラント・オーバー・ブレイク)!!」
そしてそう叫ぶと、虎龍王はシュザックに向かって突撃した!!
「ハアアアアアアァァァァァァァーーーーーーーッ!!」
「ゲゲギャッ!?」
そして、気合の掛け声と共に拳の連打をシュザックに浴びせる!!
「ランダム・スパイクッ!!」
続いてヌンチャク………ランダム・スパイクを取り出し、またまた連打を浴びせる!!
「グゲガガガァッ!?」
「ソニック・ジャベリンッ!!」
更に続けて、鈴は槍、と言うよりは青龍偃月刀の様な武器………ソニック・ジャベリンの連続突きを浴びせる!!
「ゲギョガガガガガガッ!?」
「ヴァリアブル・ドリルッ!!」
そしてそう叫んだかと思うと、右手パーツの指が纏まり、螺旋状の武器………ヴァリアブル・ドリルに変わり、そのドリルを叩き込む!!
「ガガガガガガァーーーーーーーーーッ!?」
すっかりボロボロにされたシュザックは、上空へと打ち上げられる!!
「トドメよ!! 順逆転身ッ!!」
だが、鈴の攻撃は未だ終わらず、再び龍虎王の姿となって翼を広げ、打ち上げられたシュザックを追う。
すると、龍虎王の尻尾の先に握られていた宝玉が外れ、右手に握られる。
「破山剣、召喚!!」
鈴がそう叫ぶと、宝玉から光が伸びて柄と刀身を形成し、龍王破山剣が現れる。
「ハアッ!!」
気合を入れて大上段に構えると、刀身が龍が吠えている様な形に変化する!
「龍虎王が最終奥義!! 龍王破山剣! 逆鱗断!!」
そう叫ぶと、刀身が変化した龍王破山剣を一気に振り下ろす!!
すると、炎の斬撃波がシュザック目掛けて飛んだ!!
「!?」
躱せるワケも無く、シュザックは炎の斬撃波を浴びて縦に分断される。
そして一瞬の静寂の後、シュザックが真っ二つになった瞬間!!
巨大な火柱が立ち昇り、一瞬で蒸発した!!
「やったっ!!」
「よっしゃあっ! やるじゃねえか、鈴!!」
鈴が声を挙げると、グレンラガンもそう歓声を挙げる。
「やった!!」
「遂に四天王の1人を倒したか!!」
その光景を見て、一夏と箒もそう声を挙げる。
しかし………
「オノレェッ、人間共ぉっ!! よくも私のシュザックをぉっ!!」
「「「「「!?」」」」」
上空からシトマンドラの声が聞こえて来て、グレン団が上を見上げると………
黒焦げになっているシトマンドラを抱えた、腕が4本になっているエンキドゥ………『エンキドゥドゥ』の姿が在った。
「! ヴィラルッ!!」
「何だよ、随分と久しぶりじゃねえか」
シャルが驚きの声を挙げるが、グレンラガンは何時もと変わらぬ調子でそう言う。
「………暫く見ない間に、随分と様変わりした様だな、グレン団」
エンキドゥドゥは、一夏やシャル達の進化したISを見てそう呟く。
「許さん! 許さんぞ人間共ぉっ! ヴィラル! 何をしている!! アイツ等を血祭りに挙げろぉっ!!」
と、エンキドゥドゥが抱えたままのシトマンドラがそう喚く。
「………退きましょう、シトマンドラ様」
しかし、エンキドゥドゥはそう返す。
「!? 何だと!? 貴様ぁっ!! この私に恥を掻いたままでいろと言うのか!?」
「明日には、シトマンドラ様を含めた“四天王全員での日本総攻撃作戦”が有ります。ダイガンテンの指揮は、シトマンドラ様に執って頂かなければなりません」
「ぐうっ!!」
「!? 何だとっ!?」
エンキドゥドゥがそう言うと、シトマンドラが黙り込み、グレンラガンが驚きの声を挙げる。
「だ、だがっ!!」
「
「ぐううっ!………グレン団! この屈辱は忘れんぞっ!!」
「聞いての通りだ、グレン団………我々は明日、日本への総攻撃作戦を決行する。目標は自衛隊………そしてIS学園だ」
「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」
IS学園の名を聞いたグレン団が、驚きを露わにする。
「止められるものならば………止めてみろ」
エンキドゥドゥは最後にそう言い放つと、シトマンドラを連れてダイガンテンへと帰還する。
そしてダイガンテンは、戦場から離脱して行く。
「野郎! 逃がすかっ!!」
直ぐに追おうとするグレンラガンだが、その行く手を残っていた飛行ガンメン部隊が塞ぐ。
「クソッ! 邪魔すんじゃねえっ!!」
「神谷! 今はアイツ等を追うより、日本へ戻らないと!!」
「千冬姉が………学園の皆が危ないっ!!」
強行突破しようとするグレンラガンに、シャルと一夏がそう言う。
「そうはさせんぞ! グレン団!!」
「貴様達は此処で死ねぇっ!!」
だが、そうはさせないと飛行ガンメン部隊がグレン団に群がる。
「チイッ!!」
一気に蹴散らそうとするグレンラガンだったが………
其処へ轟音が鳴り響き、幾重もの光の線が空と飛行ガンメン部隊を斬り裂いた!!
「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」
[皆! 大丈夫!?]
驚くグレン団の耳に、リーロンの通信が響き渡る。
そして、光の線が飛んで来た方向から………
戦闘形態で飛行して来るインフィニット・ノアの姿が在った。
「! インフィニット・ノア!!」
「リーロンか!」
[話は聞いてたわ! 皆早く帰還して! 直ぐに日本へ向かうわよ!!]
一夏とグレンラガンが声を挙げると、リーロンから再びそう通信が入って来る。
「でも、未だ敵が………」
しかし鈴が、未だ飛行型ガンメン部隊とレッドショルダー部隊が残っているのを見てそう言うが………
[鈴! 行きなさい!!]
「!? お父さん!?」
そんな彼女の許に父・炎彬が通信を送る。
[この国は
[鈴! 行きなさい!!]
「! お母さん!!」
炎彬がそう言うと、続いて母・神美の声が響いて来る。
[行って日本を守って!
「!………分かったわ!!」
一瞬逡巡した様子を見せたが、やがてそう答える。
「ロージェノムめ! コレ以上、お
グレンラガンがそう言い、インフィニット・ノアへ飛行甲板から帰還する。
其れに続いて、一夏達も帰還して行く。
[グレン団全員、帰還しました!!]
[よし! インフィニット・ノア、緊急離脱!!]
虚からグレン団の全員帰還の報告を聞くと、リーロンはインフィニット・ノアを戦場から離脱させる。
残された飛行型ガンメン部隊とレッドショルダー部隊は、中国革命軍が足止めする。
遂に中国までもが壊滅した………
残る国は日本とアメリカ………
そしてロージェノム軍は………
日本への総攻撃を予告した………
果たして、グレン団は日本への総攻撃を防ぐ事は出来るのか?
つづく
新話、投稿させて頂きました。
シトマンドラのシュザックに苦戦する鈴だったが………
遂に彼女のISもセカンドシフト。
龍虎王、虎龍王となり、見事シュザックを撃破。
しかし、シトマンドラはヴィラルに救出される。
そして何と!
ロージェノム軍は日本、IS学園に総攻撃を掛けると予告。
いよいよ日本への帰還。
果たしてグレン団は間に合うのか?
では、ご意見・ご感想をお待ちしております。
新作『新サクラ大戦・光』の投稿日は
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天元突破ISと同時
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土曜午前7時
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別の日時(後日再アンケート)