天元突破インフィニット・ストラトス   作:宇宙刑事ブルーノア

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劇場版 グレン団VS宇宙刑事ギャバン
チャプター1


これは………

 

女尊男卑の定められた世界の運命に風穴を開けた男達と………

 

それに付き従った女達の物語の外伝………

 

宇宙に風穴を開け、世界を………地球を救ったグレン団と………

 

光の速さで明日へと駆け抜けた男が………

 

今、新たな嵐を巻き起こす!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時はグレン団とロージェノムとの決戦から数ヶ月………

 

世界の混乱も収まり、徐々にではあるが復興も進んでいる地球………

 

人類は、ロージェノムから受けた痛手から立ち直ろうとしていた。

 

しかし………

 

平和が続くと()()()()が出始める………

 

人間の負の象徴である。

 

ISの“絶対数”が僅か10数機となり、各国でグラパールの量産が進んで、“女尊男卑”の世界が再び“男女()()”に向かう中………

 

其れに不満を抱く者達が居た。

 

嘗ての女尊男卑の世界に於いて、驕り高ぶってしまった女達である。

 

元々、女尊男卑の世界は“ISの存在”に因り成立していたので、その“ISが無くなり掛けている世”では、その流れが衰退するのは必然である。

 

だが、其れを許容出来無い程に驕り高ぶってしまった女達は猛反発。

 

各国で過激な抗議活動が展開され、遂には政府に対してのテロ行為を行う者達が出始めた。

 

やがて、その女達は1つに集い始め………

 

“女の、女による、女の為の千年王国(ミレニアム)”を作ろうと言う妄想に取り憑かれ、『レディー・ミレニアム』と自称し始めた。

 

これに対し各国政府は、国連協議に於いて『レディー・ミレニアム』を“国際テロリスト”に指定。

 

徹底的な鎮圧を行う事を決定する。

 

今だにロージェノムから受けた痛手が回復していない事も有り、民衆達は『レディー・ミレニアム』に対して良い印象を持つ筈が無く………

 

ロージェノムとの戦いの後に再建された各国の軍隊も強化されており、『レディー・ミレニアム』のメンバー達は次々に逮捕・拘束されて行った。

 

更に、IS学園のグレン団もその鎮圧戦に駆り出され、遂に『レディー・ミレニアム』は完全壊滅した。

 

だが………

 

その『レディー・ミレニアム』鎮圧戦からIS学園に帰還しようとしていた、グレン団のインフィニット・ノアを………

 

謎の円盤が襲撃した!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IS学園・沖合………

 

IS学園が視認できる距離の海上上空を飛んでいるインフィニット・ノア。

 

その船体の彼方此方から爆炎が上がる!!

 

「キャアッ!」

 

「シャルッ!!」

 

艦橋内で倒れそうになったシャルを、神谷が抱き留める。

 

「大丈夫か?」

 

「う、うん………其れより、未だ尾いて来るの!?」

 

「ええ、キッチリ尾いて来てるわ」

 

シャルがそう声を挙げると、リーロンがそう言い、後方からインフィニット・ノアを追って来てるモノ………

 

銀色の円盤の下部に、蒼いブースターの様な物が付いている宇宙船をメイン・パネルに映し出す。

 

「イキナリ攻撃してくるたぁ、良い度胸じゃねえか!………!? おわっ!?」

 

神谷が軽口を叩くと、インフィニット・ノアに何度目かの直撃弾が命中し、艦体が揺れる。

 

「一体何なんですか!? あの円盤は!?」

 

「ひょっとして………地球を侵略しに来た宇宙人!?」

 

「若しそうだったとしても、如何して私達が狙われてるのよ!?」

 

虚とのほほんの声に、鈴がそう言い返す。

 

「きっと俺達の勇名を聞いて、真っ先に潰そうとして来たんだな!」

 

「ええい! 迷惑極まりない奴だ!!………!? うわっ!?」

 

一夏がそう言い、箒が叫びを挙げた瞬間にまたも直撃弾が命中する。

 

「兎に角、今は何とか逃げ切りませんと!!」

 

「もう直ぐ学園だ! 其処まで行けば何とかなる!!」

 

セシリアとラウラがそう言う中、インフィニット・ノアは反撃も儘ならぬ状態で、学園を目指して飛ぶ。

 

しかし、円盤からの攻撃は更に激しさを増す。

 

「オイ、リーロン! 何とかならねえのか!? やられっ放しは性に合わねえぜっ!!」

 

「そうね………一か八かやってみましょうか!」

 

と神谷がそう叫ぶと、リーロンが不敵に笑い、インフィニット・ノアが急降下。

 

そのまま派手に波飛沫を上げて、海中へ突っ込んだ!!

 

円盤はインフィニット・ノアを見失い、探す様にライトをユラユラと揺らす。

 

と、その次の瞬間!!

 

激しい水柱と共に、インフィニット・ノアが円盤の横に付ける様に浮上!!

 

同時に甲板が展開し、主砲が全門向けられる。

 

「今よっ!!」

 

「ブッ放せぇっ!!」

 

リーロンと神谷の声が響くと、インフィニット・ノアの主砲が一斉に火を噴く!!

 

円盤も気付いた様に反撃を開始する。

 

互いの攻撃が次々に命中し、激しい撃ち合いとなる。

 

「撃てぇっ!!」

 

と、そんな中放たれたインフィニット・ノアの主砲弾が円盤へと直撃!!

 

円盤は巨大な爆炎に包まれた!!

 

「やったぜっ!!」

 

「意外と呆気無かったな………」

 

歓声を挙げる神谷と、円盤がアッサリとやられた事に拍子抜けする一夏。

 

だが、その次の瞬間!!

 

ギャオオオオオオオォォォォォォォォーーーーーーーーーッ!!

 

爆炎の中から、“青い機械仕掛けの龍”が咆哮と共に姿を現した!!

 

「!?」

 

「何っ!?」

 

そして機械仕掛けの龍は、インフィニット・ノア目掛けて口から火炎を吐き出した!!

 

「!? うおわぁっ!?」

 

「おわぁっ!?」

 

「「「「「キャアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーッ!!」」」」」

 

忽ちインフィニット・ノアの彼方此方が爆発し、艦体は黒煙を上げながら降下を始める。

 

「エンジンが焼き付いたわ! 不時着するわよ!!」

 

リーロンがそう叫ぶ中、インフィニット・ノアは海面へ着水。

 

そしてそのまま、IS学園の船舶出入り用の港に乗り上げる様に不時着した!!

 

ギャオオオオオオオォォォォォォォォーーーーーーーーーッ!!

 

其れを見ながら、機械仕掛けの龍は変形して銀色の円盤へと合体。

 

先程インフィニット・ノアに撃墜されたかと思われた宇宙船へと姿を変えると、先回りする様にIS学園の上空に陣取る。

 

「イタタタタタタッ………皆! 大丈夫か!?」

 

「何とかな………」

 

一夏が呼び掛けると、艦橋の彼方此方に転がっていた箒達が、呻き声と共に身体を起こす。

 

「あの野郎!! 巫山戯やがってっ!!」

 

と其処で、神谷が怒りの声を挙げながら外へと飛び出して行った!!

 

「あ! 神谷っ!!」

 

「アニキッ!!」

 

「「「「!!」」」」

 

一夏とシャルが其れに続き、他のメンバーも後を追って行く。

 

 

 

 

 

外へと飛び出したグレン団メンバーを待ち受けていたのは、あの宇宙船だった。

 

学園の上空に陣取って、グレン団の面々が姿を現すのを待っていたかの様な宇宙船からサーチライトが伸び、グレン団の姿が照らし出される。

 

「うわぁっ!?」

 

「「「「「!?」」」」」

 

「チイッ!」

 

その眩しさに一瞬たじろぐグレン団。

 

やがて、サーチライトは宇宙船の下へと移動して行くと学園の校舎を照らし出し、まるでスポットライトの様になったかと思うと………

 

その場所へ光が降り注ぎ………

 

全身に“銀色に輝くアーマー”を纏った人物が姿を現した!!

 

「テメェ………一体何モンだっ!?」

 

神谷がそう問い質した瞬間!!

 

「チュウアッ!!」

 

銀色の男が声を挙げ、ポーズを取り始める!!

 

アーマーの各所の電飾の様な部分が発光する!!

 

「宇宙刑事っ! ギャバンッ!!」

 

そして、銀色の男………『宇宙刑事 ギャバン』は、神谷達に向かって、堂々たる名乗りを挙げた!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宇宙に風穴を開け、世界を………地球を救った英雄・グレン団。

 

 

 

 

 

宇宙の平和を守る為、宇宙警察より派遣された伝説の宇宙刑事・ギャバン。

 

 

 

 

 

出会う筈の無かったグレン団と宇宙刑事が………

 

今! 相対する!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

劇場版『天元突破インフィニット・ストラトス』

 

グレン団VS宇宙刑事ギャバン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IS学園・敷地内………

 

「グレン団! 君達を逮捕するっ!!」

 

校舎の屋上に陣取り、神谷達を見下ろしながらそう宣告する銀色の男………ギャバン。

 

「!? た、逮捕っ!?」

 

思わぬ言葉に、一夏が動揺する!!

 

「巫山戯るな!」

 

「そうだよ! 僕達は逮捕される様な事なんてして無いよっ!!」

 

箒が怒声を挙げ、シャルが反論する。

 

「チュウッ!!」

 

と其処で、ギャバンは校舎の屋上から跳躍し、地面へと降り立つ。

 

「「「「「「「!?」」」」」」」

 

「…………」

 

神谷達が身構えると、ギャバンは無言のまま、神谷達の方へと歩き出して来た。

 

「へっ! 問答無用ってか? 良いぜ………その方が分かり易くてよ!!」

 

「「「「「「!!」」」」」」

 

神谷はそう言い放つと、コアドリルを握り、一夏達も待機状態のISを握り締める!!

 

「グレンラガン! スピンオンッ!!」

 

叫びと共に、神谷の姿がグレンラガンへと変わり、一夏達もISを纏った状態となる!!

 

「ムウッ! ドオォッ!!」

 

その瞬間ギャバンは先手を取る様に、両腕を水平に横に伸ばして右足を膝まで上げる、と言う独特のポーズを取って跳躍した!!

 

「ハアッ!!」

 

「トアッ!!」

 

一夏が雪片弐型、箒が雨月・空裂を横薙ぎに振るったが、ギャバンは着地と同時に転がる様にして回避。

 

「セエイッ!!」

 

「エエイッ!!」

 

続いて、龍王破山剣で斬り掛かって来た鈴を()なし、ハイパービームソードで斬り掛かって来たセシリアの腕を摑んで止める。

 

「タアアッ!!」

 

「ハアッ!!」

 

其処で、シャルとラウラがダブルハーケンとマジンガーブレードで斬り掛かって来るが、ギャバンはセシリアを突き飛ばすと、身体ごと回転しながらの裏拳で2人を弾き飛ばす!!

 

「キャアッ!?」

 

「ぬうっ!?」

 

「コイツッ!」

 

「其処ですっ!!」

 

其処へ再び、鈴とセシリアが左右から挟み込む様にして斬り掛かって来たが、ギャバンは両腕を曲げて両者の攻撃を受け止めると、そのまま素早い回し蹴りを鈴、セシリアへと連続で見舞った!!

 

「うわっ!?」

 

「キャアッ!!」

 

「この野郎っ!!」

 

其処でグレンラガンがギャバンに殴り掛かる!!

 

「!!」

 

ギャバンはグレンラガンが放って来た右の拳を、右腕で逸らしてから左手で下から叩き上げると、右の拳を見舞う。

 

「うおっ!? おりゃあっ!!」

 

ギャバンの拳を首を捻って躱すと、右手を手刀にして袈裟懸けの様に振るうグレンラガンだが、ギャバンは其れを右腕で受け止めると、腕を絡める様に回転させて弾き、左の拳をグレンラガンのボディへ叩き込む!!

 

「ゴハッ!? このぉっ!!」

 

「!!」

 

しかし、カウンター気味にグレンラガンも左の拳をギャバンのボディに入れ、両者は互いに強制的に距離を取らされる。

 

「アニキッ!!」

 

「ネーブルミサイルッ!!」

 

「其処ぉっ!!」

 

「ハンドビームッ!!」

 

「スケイル・バルカンッ!!」

 

「ゲッターブラストキャノンッ!!」

 

其処で一夏が、フラついたグレンラガンを受け止め、箒達が牽制を行う!

 

「ぐうっ!?」

 

箒達からの一斉射撃を受け、流石のギャバンもアーマーから火花を挙げながら後退し、壁にぶつかる。

 

しかし、直ぐに態勢を立て直す。

 

「一気に行くぞっ!!」

 

「「「「「「おおーっ!!」」」」」」

 

グレンラガンの掛け声で、一気にギャバンへ突撃するグレン団。

 

「ムンッ!!」

 

そのグレン団に向かって、ギャバンも突撃する。

 

最初に殴り掛かって来たグレンラガンを往なし、続いて鈴も往なす。

 

「「ハアッ!!」」

 

「チュウッ!!」

 

低い位置で振るわれた一夏と箒の雪片弐型と雨月・空裂を前転しながら跳んで躱すと、起き上がって直ぐにラウラにハイキックを見舞い、更に同じ足で隣に居たセシリアも蹴り飛ばす。

 

「グウッ!?」

 

「キャアッ!?」

 

「ラウラ! セシリア!」

 

「チュウッ! スパイラルキックッ!!」

 

2人を助けに行こうとしたシャルに、ギャバンは必殺キック・スパイラルキックを叩き込む!!

 

「うわぁっ!?」

 

派手に弾き飛ばされて、地面の上を転がるシャル。

 

「このっ!」

 

「セアアアッ!!」

 

「ハイィッ!!」

 

「!!」

 

とその背後から、一夏・箒・鈴が一斉に斬り掛かったが、ギャバンは身体を捻る様に跳躍し、一夏達を飛び越えて背後に周る!

 

「レーザー! Zビームッ!!」

 

そして、そう叫びながら一定のポーズを取った後、右手を前に突き出したかと思うと、指先から『く』の字状の光線が2方向に連続発射され、一夏と箒に命中した!!

 

「!? うわぁっ!?」

 

「くあっ!?」

 

「キャアッ!?」

 

吹き飛ばされた一夏と箒の下敷きになり、鈴までもが倒れる。

 

「テメェッ!!」

 

「チュウッ!!」

 

グレンラガンがまたもギャバンに殴り掛かったが、ギャバンは大きく跳躍して再び学園校舎の屋上へと着地する。

 

「むんっ!」

 

そして、腕を左に構える様なポーズを取ったかと思うと、右手に両刃の片手持ちの長剣………レーザーブレードが出現する。

 

レーザーブレードを握った状態で構えを取るギャバン。

 

「野郎っ!」

 

と、グレンラガンは胸のグレンブーメランを右手に握ると、ギャバンを追って跳躍。

 

「ハアッ!!」

 

「むうんっ!!」

 

そのままギャバンと斬り結ぶ!!

 

「デリャアッ!!」

 

「チュウッ!!」

 

初撃を防がれると、直ぐ様身体を回転させて2撃目を叩き込むが、コレも防がれる。

 

「クッ!! デリャアアッ!!」

 

するとグレンラガンは、片腕での突きを繰り出したが………

 

「チュウッ!!」

 

「! おわあああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーっ!?」

 

その腕を逸らされたかと思うと、そのまま逆袈裟の1撃を喰らい、火花を撒き散らしながらブッ飛ばされて屋上から落ち、地面に叩きつけられた後、転がる。

 

「神谷っ!」

 

シャルが慌てて駆け寄って助け起こす。

 

「チキショウッ! やるじゃ()えかっ!!」

 

頭を擦りながら起き上がるグレンラガン。

 

「アニキッ! 一斉攻撃だっ!!」

 

「おっしっ! グレンストームッ!!」

 

「爆熱ぅっ! ゴッドッ! フィンガアアアアアアァァァァァァァーーーーーーーーッ!!」

 

「ゲッタアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーービイイイイイイイィィィィィィィィーーーーーーーーーームッ!!」

 

「ツインフォトンキャノンッ! 発射ぁっ!!」

 

「マグマ・ヴァサールッ!!」

 

「スペースサンダーッ!!」

 

「サンダーブレークッ!!」

 

其処で、グレン団はギャバン目掛けて一斉攻撃を行う。

 

しかし!!

 

「バリアーッ!!」

 

ギャバンはそう叫んで、左の拳を前へと突き出したかと思うと、ギャバンの前面に光の壁が出現!

 

グレン団の一斉攻撃を、容易く防いでしまった!!

 

「なっ!?」

 

「防がれただとっ!?」

 

「「「「!?」」」」

 

「マジかよ………」

 

その光景に、一夏達は唖然とし、グレンラガンも驚きを露わにする。

 

「レーザーブレードッ!!」

 

と其処で、ギャバンはそう声を挙げながら、レーザーブレードを身体の前で横にして、左手で刀身を撫でる様にした。

 

すると、刀身にエネルギーが注入されて白く発光する。

 

其れと同時に、ギャバンの目にも光が(とも)る。

 

「チュウアッ!!」

 

その発光するレーザーブレードを振るったかと思うと、刀身に注入されていたエネルギーが鞭の様に(しな)り、グレンラガン達に巻き付いて、一気に拘束する!

 

「おわっ!?」

 

「うわっ!?」

 

「くうっ!?」

 

「キャアッ!?」

 

グレンラガン達が思わず声を漏らした次の瞬間!!

 

巻き付いていた光は、まるでロープの様にグレン団のメンバー1人1人に巻き付く!!

 

そして一同が地面に倒れ伏した瞬間、“グレンラガンとISの装着が()()()()された”!!

 

「!? 何ぃっ!?」

 

「ISが強制解除されたっ!?」

 

驚いている神谷達の元へギャバンが降り立つ。

 

そして、神谷の首から下げられていたコアドリルを取り上げる。

 

更に、一夏達の待機状態に戻ったISも取り上げて行く。

 

「テメェッ!!」

 

神谷がそう声を挙げた瞬間!!

 

ギャバンの身体が光り輝き、その姿が貫録を感じさせる壮年の男………『一条寺 烈』へと姿を変えた!

 

「銀色の輝きは伊達じゃ無いぜ」

 

烈は不敵にそう言いつつ、人差し指と中指を合わせて伸ばした状態の右手を米神の辺りに当て、シュッと振る。

 

「此方ギャバン。“例の一団”を逮捕しました」

 

そして、拘束を解こうと藻掻く神谷達を尻目に、何処かへとそう通信を送るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後………

 

IS学園へ急ぎ向かう影が在った。

 

「急いで!早く!」

 

「分かってますよ!!」

 

「一夏さん!」

 

「神谷!!」

 

「皆! 無事で居て!!」

 

「…………」

 

楯無・弾・蘭・ティトリー・フラン・簪の面々である。

 

神谷達が、レディー・ミレニアムの壊滅任務に向かっていた間、日本での報復テロを警戒して居残っていたのだ。

 

予想通り、作戦が開始されると日本国内で報復テロが行われようとしたが、彼女達の活躍によって阻止された。

 

しかし、帰還中の神谷達が“謎の敵に襲撃されている”と言う報告を聞き、現在大慌てでIS学園へと引き返している。

 

「見えた! 学園だ!!」

 

と、グラパール・弾が漸くIS学園を視認し、そう声を挙げる。

 

「!? 何アレッ!?」

 

その次の瞬間には、ファイナルダンクーガ(ティトリー)が声を挙げる。

 

何故なら、校舎の影から巨大な円盤………『超次元高速機 ドルギラン』が浮上し始めたからだ。

 

「!? アレは!?」

 

「「「!?」」」

 

楯無が驚きの声を挙げ、他の一同も思わず足を止めてしまった瞬間!

 

ドルギランは、IS学園に背を向ける様にして何処かへと飛び去ってしまう。

 

「い、今のは、ひょっとして………?」

 

「そんな………遅かったの!?」

 

「…………」

 

グラパール・蘭とフランが動揺し、簪は無言のままドルギランが飛び去った方向を見遣るのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チャプター2へ続く




新話、投稿させて頂きました。

遂に始まった劇場版。
ゴーカイジャーVSギャバンをベースに、宇宙刑事ギャバンが登場。
原作通りとは言え、グレン団を圧倒する強さを見せます。
若干思い出補正も入ってるのは内緒(笑)
果たして逮捕されてしまった神谷達の運命は?

では、ご意見・ご感想をお待ちしております。

新作『新サクラ大戦・光』の投稿日は

  • 天元突破ISと同時
  • 土曜午前7時
  • 別の日時(後日再アンケート)
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