天元突破インフィニット・ストラトス   作:宇宙刑事ブルーノア

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チャプター5

劇場版『天元突破インフィニット・ストラトス』

 

グレン団VS宇宙刑事ギャバン

 

 

 

 

 

 

 

 

ギャバンを助ける為………

 

マクー空間内に存在する宇宙最悪の刑務所『マクー監獄』へと突入した神谷達グレン団。

 

如何にか見張りをかわしながら、内部へと潜入したが………

 

牢獄エリアで騒ぎを起こしてしまい、発見されてしまう。

 

止むを得ず………

 

グレン団は潜入から、強行突破へと作戦を切り替えるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクー空間・マクー監獄内………

 

牢獄エリア………

 

「オリャアッ!!」

 

「ギーッ!?」

 

クラッシャーの1人にヤクザキックを叩き込むグレンラガン。

 

ヤクザキックで蹴り飛ばされたクラッシャーは、他のクラッシャー数体を巻き添えにして倒れると、怪しげな光に包まれて消滅する。

 

「秘剣! 流れ十文字っ!!」

 

「ギーッ!?」

 

流れる様な動きで、敵を素早く十文字に斬り付ける一夏。

 

「ソオオオオオオォォォォォォォーーーーーーーードッ! ランサアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーッ!!」

 

「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」

 

箒は無数の刃だけの刀を射出し、次々にクラッシャーを斬り裂く。

 

「そこぉっ!!」

 

「!?………」

 

セシリアは、正確な射撃で、クラッシャー達に次々とヘッドショットを決める。

 

「百邪斬断! 万精駆滅! 急々如律令!!」

 

「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」

 

爆雷符をばら撒き、次々にクラッシャーを爆発させて行く鈴。

 

「反重力ストームッ!!」

 

「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」

 

胸部から発射した虹色の光線でクラッシャー達を空中に巻き上げたかと思うと、床へと叩き落とすシャル。

 

「グレートタイフーンッ!!」

 

「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」

 

ラウラは、口に装着されたスリット入りのマスクから強烈な風を巻き起こし、クラッシャー達を次々に壁に叩きつけて行く。

 

「「「「「「「「「「ギーッ!!」」」」」」」」」」

 

しかし、クラッシャー達は次から次へと現れ、途切れる様子が無い。

 

「クソッ! また出やがった!!」

 

「コレじゃキリが無いですよ!!」

 

クラッシャーの1人にネックブリーガーを掛けているグラパール・弾と、ハンドガンを連射しているグラパール・蘭がそう声を挙げる。

 

「仕方ない………此処は私達が食い止めるわ!!」

 

「皆は先に行ってギャバンさんを!!」

 

楯無が蒼流旋でクラッシャーを引き裂き、ダンクーガ(ティトリー)がその重厚な拳でクラッシャーを粉砕しながらそう言い放つ。

 

「おう! 任せたぞ!!」

 

「すみません! 頼みます!!」

 

グレンラガンと一夏がそう言うと、箒、セシリア、鈴、シャル、ラウラと共に、先へと進んで行く。

 

「「「「「「「「「「ギーッ!!」」」」」」」」」」

 

当然クラッシャー達が行かせまいと追い縋るが………

 

「バルカンセレクター!」

 

「喰らえっ!!」

 

簪とフランが弾幕を張り、前進を阻止する。

 

「ココから先は通さないよ」

 

残ったメンバーの先頭に立ち、楯無は居並ぶクラッシャー達を見ながらそう言い放つのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクー監獄内・頂上部………

 

「煩いと思ったら………ネズミが紛れ込んだ様だねぇ」

 

暗黒銀河女王が、グレンラガン達の姿をモニターに映しながらそう呟く。

 

「ブートレグ! マクー都市を発生させるんだよ!!」

 

と、暗黒銀河女王がギャバンブートレグにそう命じたかと思うと、ギャバンブートレグの目が発光する。

 

「馬鹿な………何故アイツ等が………」

 

そして烈は、グレン団の面々が危険を冒してまでマクー監獄へやって来た事に驚いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクー監獄・頂上部へ続く階段………

 

壁沿いに螺旋状に作られている階段をドンドン昇って行くグレンラガン達。

 

するとその途中に、扉の様な物が現れた。

 

「あ? 小細工しやがって! オラァッ!!」

 

躊躇無くその扉を蹴破り、先へと進もうとするグレンラガン。

 

しかし、扉を潜ると、そこはIS学園のアリーナだった。

 

「!? 何っ!?」

 

「此処は!? 学園のアリーナ!?」

 

「一体如何なっている!?」

 

マクー監獄から突然IS学園のアリーナへと飛ばされ、グレンラガン達は困惑する。

 

更に、潜った筈の扉も、何時の間にか消えていた。

 

「妙だぞ? GPSで位置が確認出来ない?」

 

と、目の前に状況分析画面を展開していたラウラがそう報告する。

 

「って事は、まだマクー空間内って事か?」

 

「敵は空間を操っているのでしょうか?」

 

「まあ、敵のホームグランドですもんね。それぐらい出来てもおかしくないわ」

 

一夏、セシリア、鈴がそう言っていると………

 

突然アリーナ内に霧が立ち込めて来た!!

 

「!? 何だっ!?」

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

身構えるグレンラガン達。

 

と、その霧の中、地面を這う様にして突っ込んで来る物体が現れる!!

 

「!? 何か居るぞ!!」

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

箒がそう声を挙げた瞬間、グレンラガン達はその地を這って来た物体に跳ね飛ばされる。

 

「うおわっ!?」

 

「おわっ!?」

 

「キャアッ!?」

 

グレンラガン達が地面に転がる中、地を這っていた存在は霧の中へと消える。

 

「チキショウッ! 何処行きやがった!?」

 

立ち上がったグレンラガンがその姿を探す。

 

すると、その背後から再び地を這って謎の存在が現れる。

 

「! 神谷! 後ろっ!! ハンドビームッ!!」

 

その時、気付いたシャルが割って入り、謎の存在に向かってハンドビームを浴びせる。

 

シュアアアアアアアァァァァァァァーーーーーーーーーッ!!

 

ハンドビームを喰らった謎の存在………宇宙犯罪組織マクーのベム怪獣『シャコモンスター』が咆哮と共に立ち上がり、その姿を露わにする。

 

「!? 貴様か!! ネーブルミサイルッ!!」

 

シャコモンスターの存在を確認したラウラが、ネーブルミサイルを放つ。

 

しかし、間に別の影が割って入り、手に持っていた盾で、ネーブルミサイルを防いだ。

 

「!? 何っ!?」

 

「フハハハハハハハッ!!」

 

その影………宇宙犯罪組織マクーの獣星人『ダブルマン・ゾンビ』は、高笑いを挙げながら、右手の蛮刀の様な剣を構える。

 

「クッ! まだ居たの!!」

 

鈴がそう声を挙げ、龍王破斬剣を握ったが………

 

「ショワァッ!!」

 

そう言う奇声が聞こえて来たかと思うと、龍王破斬剣に蛇の形をした鞭が巻き付く。

 

「!?」

 

「ショワァッ!!」

 

驚く鈴が、鞭の先を見やると、アリーナの客席に立つドクジャモンスターを確認する。

 

「トゥアアアアアアッ!!」

 

「!? コッチにも!?」

 

更にセシリアにも、左手に棘の生えた盾、右手に時計の針の様な形状の刃をした剣を持ったダブルマン・スペクタルが襲い掛かる!

 

「野郎っ!!」

 

相手をしようと、右腕をドリルに変えるグレンラガンだったが………

 

「神谷! アンタは先に行きなさい!!」

 

「この場は私達が引き受けます!!」

 

ドクジャモンスターと戦う鈴と、ダブルマン・スペクタルと戦っているセシリアがそう言って来た。

 

「!? 何っ!?」

 

「お前は早く、ギャバンを助けに行けっ! 今のお前の使命はそれだろうが!!」

 

ラウラも、シャコモンスターとダブルマン・ゾンビを同時に相手にしながらそう言い放つ。

 

「! 分かったっ! 頼んだぜ!!」

 

「皆! 気を付けるんだぞ!!」

 

グレンラガンはその場をセシリア、鈴、ラウラに任せると、一夏、箒、シャルと共に更に先を目指すのだった。

 

「! 神谷! アレッ!!」

 

するとシャルが、前方にこの空間へ突入した際に潜った扉と同じ物を発見する。

 

「よおしっ! おりゃああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!!」

 

グレンラガンが勢い良くその扉を蹴破ると、彼等は再びマクー監獄内の上へと続く階段へと出た!

 

「行くぞっ!!」

 

「「「おうっ(うんっ)!!」」」

 

再び階段を上り始め、頂上部を目指すグレンラガン達。

 

すると再び、階段の途中に例の扉が待ち構えていた。

 

「またか! オラァッ!!」

 

勢い良くその扉を蹴り飛ばし、内部へ突入する。

 

すると、一同の目の前には、波が押し寄せる砂浜が広がった。

 

「!? 今度は海かよ!?」

 

と一夏がそう声を挙げた瞬間、グレンラガン達の周りで火花を伴った爆発が起こる!

 

「!? うあぁっ!?」

 

「おうわっ!?」

 

「「!?」」

 

一瞬怯みながらも周辺を確認すると………

 

「「「ヌゥアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーッ!!」」」

 

ダブルマンとベム怪獣が合体した怪人・ダブルモンスターが3体居り、グレンラガン達を取り囲んでいた!

 

「! 囲まれた!!」

 

「構わねえっ! 突破するぞ!!」

 

グレンラガンはそう言うと、3体居たダブルモンスターの内、『サイダブラー』に向かって突撃する!!

 

「ヌゥアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーッ!!」

 

サイダブラーは右手に盾、左手に蛮刀を持って迎え撃つ。

 

「燃える男のぉ! 火の車キイイイイイイイィィィィィィィィーーーーーーーーーックッ!!」

 

そのサイダブラー目掛けて、燃える男の火の車キックを繰り出すグレンラガン。

 

「ヌゥアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーッ!!」

 

しかし、サイダブラーは右手の盾で受け止め、弾き飛ばしてしまう。

 

「!? おうわっ!?」

 

弾き飛ばされたグレンラガンが砂浜を転がる。

 

「アニキ!」

 

「神谷!!」

 

「しっかりしろっ!!」

 

慌てて一夏達が駆け寄り、助け起こす。

 

「ヌゥアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーッ!!」

 

すると、今度は『バファローダブラー』が、その一夏達に向かって両手を向ける様に構える。

 

途端に、グレンラガン達の周辺で、またも火花を伴った爆発が起こる!!

 

「「「うおわぁっ!?」」」

 

「キャアアッ!?」

 

吹っ飛ばされて、砂浜の上を転がるグレンラガン達。

 

「ヌゥアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーッ!!」

 

そこへまた別のダブラー、『アナホリダブラー』が飛び掛かって来る。

 

「! チイッ!! オオリャアッ!!」

 

グレンラガンは咄嗟に、その飛び掛かって来たアナホリダブラーを巴投げで投げ飛ばす!!

 

「ヌゥアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーッ!? ヌゥアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーッ!!」

 

「「ヌゥアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーッ!!」」

 

投げ飛ばされて砂浜の上を転がったアナホリダブラーが立ち上がると、サイダブラーとバファローダブラーが集結し、3体のダブラーが並び立つ。

 

それに対抗する様に、グレンラガン達も並び立つが………

 

「! 神谷! あそこ!!」

 

「ん?」

 

そこでシャルが、並び立っているダブラー達の奥の方………

 

波の打ち付ける岩場の上に扉を発見する。

 

「アレは!」

 

「次の扉だ!!」

 

「「ヌゥアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーッ!!」」

 

一夏と箒がそう声を挙げると、サイダブラーとバファローダブラーが行かせはしないと突進して来る!

 

「! おりゃあっ!!」

 

「むんっ!!」

 

すると、一夏がサイダブラー、箒がバファローダブラーに組み付き、動きを封じた!!

 

「アニキッ! 早く先へっ!!」

 

「行け、神谷! 今この場で先へ進まなければならんのはお前だ!!」

 

サイダブラーとバファローダブラーを押さえながら、一夏と箒がそう言い放つ。

 

「ああ!!」

 

「ヌゥアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーッ!!」

 

グレンラガンは短くそう返すと扉に向かい出したが、そうはさせないとアナホリダブラーが突っ込んで来る。

 

「トリャアッ!!」

 

「!?」

 

しかし、グレンラガンはアナホリダブラーの眼前で跳躍!!

 

そのままアナホリダブラーを踏み台にし、トビダマを吹かして一気に扉へ向かう。

 

「!! ヌゥアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーッ!!」

 

そうはさせないとアナホリダブラーが跳躍し、グレンラガンの足を掴もうとしたが………

 

「ダイザーパンチッ!!」

 

「!? ヌゥアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーッ!?」

 

シャルが放ったロケットパンチにより、砂浜に叩き落とされる!!

 

「神谷! 頼んだよぉっ!!」

 

「おおっ! ドリャアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーッ!!」

 

シャルに返事を返すと、グレンラガンは右腕をドリルに変え、一気に扉をブチ破った!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マクー監獄内・頂上部………

 

「オリャアッ!!」

 

頂上部のエリアへと繋がる扉をブチ破り、グレンラガンが姿を現す!!

 

「へへっ、やっと着いたぜ」

 

「グレンラガン………」

 

不敵に笑いながらそう言うグレンラガンと、そのグレンラガンを驚きの目で見ている烈。

 

「此処まで来るとは、大した坊やじゃないかい」

 

と、暗黒銀河女王がグレンラガンに向かってそう言い放つ。

 

「当然だ! 俺を誰だと思ってやがるっ!! 史上初の脱獄………見せてやるぜ!!」

 

胸のグレンブーメランを右手に握り、暗黒銀河女王に向かってそう言い放つグレンラガン。

 

「相変わらず威勢が良いねぇ。けど、それもココまでだよ! ブートレグ!!」

 

「!!」

 

暗黒銀河女王がギャバンブートレグに呼び掛けると、ギャバンブートレグは中2階から跳躍し、グレンラガンの前に降り立つ。

 

そのカメラアイにグレンラガンを捉えるギャバンブートレグ。

 

「行くぜっ! 超銀河ドリラッシュッ!!」

 

と、グレンラガンはギャバンブートレグに向かって先制攻撃だと言わんばかりに、全身に出現させたドリルをミサイルの様に飛ばす!

 

だが、ギャバンブートレグはブレードを取り出すと、飛んで来たドリルミサイルを全て弾きとしてしまう!!

 

「おりゃあああっ!!」

 

しかし、そんな事は予測済みだったのか、グレンラガンは間髪入れず、右手に握っていたグレンブーメランで斬り掛かる!!

 

ギャバンブートレグのブレードと、グレンラガンのグレンブーメランが幾度もぶつかり合って火花を散らし、激しい剣劇を展開する!!

 

「おりゃあっ!!」

 

と、一瞬の隙を衝く様に、左腕からドリルを発射するグレンラガン。

 

「!!」

 

だが、ギャバンブートレグは恐るべき反応速度で回避する。

 

「チイッ!!」

 

一旦後退するグレンラガンに追い縋るギャバンブートレグ。

 

「トリャアッ!!」

 

と、グレンラガンはギャバンブートレグのブレードを錐揉み回転する様にかわしたかと思うと、位置を逆転させる。

 

「デスレーザーッ!!」

 

そして、至近距離からボディの顔の目からのレーザーを浴びせる!!

 

「!?」

 

身体中から火花を散らし、ギャバンブートレグの動きが止まる。

 

「おっしっ!!」

 

すぐにギャバンを助けようとしたグレンラガンだが………

 

「まだだ!!」

 

「!?」

 

ギャバンの叫びにギャバンブートレグの方を振り返ると、ギャバンブートレグは赤い光の玉となってグレンラガンを弾き飛ばす!

 

「おうわっ!?」

 

弾き飛ばされたグレンラガンが床に転がると、ギャバンブートレグは再び姿を現す。

 

「チイッ! やるじゃねえかっ!!」

 

しかし、グレンラガンは怯まず、再びギャバンブートレグへと立ち向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チャプター6へ続く




新話、投稿させて頂きました。

強行突破に切り替えたグレン団。
しかし、次々と現れる敵を相手に、グレン団はグレンラガンを行かせて足止めに出る。
その甲斐あってギャバンの元へ辿り着いたグレンラガンだったが、その前にギャバンぶブートレグが立ちはだかる………

では、ご意見・ご感想をお待ちしております。

新作『新サクラ大戦・光』の投稿日は

  • 天元突破ISと同時
  • 土曜午前7時
  • 別の日時(後日再アンケート)
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