劇場版『天元突破インフィニット・ストラトス』
グレン団VS宇宙刑事ギャバン
遂に、囚われの身となっていた烈を助け………
今まで脱獄者を出した事の無い鉄壁の監獄………
マクー監獄からの脱獄に成功したグレン団。
そのままマクー空間をも脱出し、IS学園へと帰還するのだった。
IS学園・港………
マクー空間から脱出したグレン団が出た場所は、IS学園の港だった。
「帰って来これたんだな………俺達」
「ああ………」
2度と戻れぬ覚悟を決めていただけに、思わず安堵の声を漏らす一夏と箒。
他のメンバー達も、安心した様に笑みを零し始める。
「大丈夫か?」
そんな中、神谷は烈に背を向けながらそう尋ねる。
「ああ………何故態々俺を助けに来た?」
それに答えながら、烈も神谷にそう問い質す。
「………礼を言う為だ」
「礼?」
「やっぱ覚えちゃいねえか………10年も前のクソガキの事なんてよぉ………よろしく勇気さんよ」
そう言いながら、神谷は烈の方を振り返る。
「やっぱり君は………あの時の」
すると烈は、その神谷を見ながらそう言う。
「! 覚えてたのか?」
「当たり前だろう。そうか………未来を掴み取ったんだな!」
烈はそう言って神谷に笑顔を向ける。
「…………」
神谷はまるで父親にでも向かい合っているかの様な気分で、烈と向かい合う。
「「「「「「「「「「…………」」」」」」」」」」
そんな神谷の姿を、一夏達は少し離れて、笑みを浮かべながら見守っていた。
すると………
「まだ終わりじゃないよ!!」
そう言う暗黒銀河女王の声が響き渡った!
「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」
神谷達が身構えると、ギャバンブートレグを隣に、背後に多数のクラッシャー達を率いて、暗黒銀河女王がマクー空間から姿を現す!!
「良い気になるのもそこまでだよ! お前達は必ず倒してやる!!」
独特なアクセントで、神谷達に向かってそう言い放つ暗黒銀河女王。
「しつけえ奴だぜ………アンタ、行けるか?」
そんな暗黒銀河女王を見て呆れる様に呟きながら、神谷は烈にそう問う。
「ああ。この程度の傷、何て事は無い!」
烈がそう言いながら、神谷の隣に立つと、グレン団の面々もそれに呼応する様に並び立つ。
「ヘッ………」
「フッ………」
そして、神谷と烈は、互いに握った拳をぶつけ合った。
「蒸着っ!!」
烈がそう叫んだかと思うと、その姿は銀色に輝くコンバットスーツに包まれた!!
「宇宙刑事! ギャバンッ!!」
連続でポーズを決めながら、宇宙刑事ギャバンはそう名乗りを挙げた!!
宇宙刑事ギャバンが、コンバットスーツを蒸着するタイムは、僅か0.05秒に過ぎない!
では、蒸着プロセスをもう一度見てみよう!
「蒸着っ!!」
烈がそう叫び、蒸着ポーズを取ると、それは直ちに地球衛星軌道上の亜空間内にいる超次元高速機ドルギランへと伝わる。
『了解! コンバットスーツ、電送シマス!』
そして、ドルギランより粒子状に分解されたコンバットスーツが烈へと電送される!
その粒子状となったコンバットスーツが、烈の体に吹き付けられる様にスーツを構成していき、蒸着は完了する。
もう1度言おう!
この一連動作………僅か0.05秒!!
「グレンラガン! スピンオンッ!!」
蒸着したギャバンに続く様に、神谷もコアドリルを握った右手を掲げてそう叫び、一夏達も待機状態のISやグラパールを構えたそう叫んだ!!
その次の瞬間には、神谷はグレンラガンとなり、一夏達はISを装着した状態となる!
「「「「「「「「「「無茶で無謀と笑われようと! 意地が支えのケンカ道! 壁があったら殴って壊す! 道が無ければ、この手で造る! 心のマグマが炎と燃える!」」」」」」」」」
「俺たちゃ無敵の!」
「「「「「「「「「グレン団!!」」」」」」」」」」
「俺を!」
「「「「「俺(私、わたくし、アタシ、僕)達を!!」」」」」」
「「「「「「「誰だと思っていやがるっ!!」」」」」」」
そして、何時もの決め台詞が決まる!
グレン団達が変身するタイムも、僅か0.1ミリ秒に過ぎない!!
「行くぜぇっ!!」
「「「「「「「「「「うおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーっ!!」
「チュウッ!!」
グレンラガンの掛け声で、一夏達とギャバンは、暗黒銀河女王の軍勢目掛けて突撃する。
銃を持ったクラッシャー達からの攻撃が見舞われるが、周囲で次々に火花が散るのも気にせず、突撃を続けた!!
「トロイデル! バーストォッ!!」
叫びと共に、ドリルと化していた右腕を地面に付き立てるグレンラガン!!
途端に、ドリルを突き刺した場所を中心に、大規模な地割れが発生!!
「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」
クラッシャー達が次々に飲み込まれて行った!!
「「「「「ギーッ!!」」」」」
だが、その地割れで隆起した岩盤の上から、新たなクラッシャー達がナイフを手に、技を出し終えたグレンラガンへと飛び掛かる!
「へっ!」
しかし、グレンラガンはそれを見ながら不敵に笑う。
その次の瞬間!!
何処からとも無く飛んで来たスペイザーが、体当たりでクラッシャー達を弾き飛ばす!!
「「「「「ギーッ!?」」」」」
「メルトシャワーッ!!」
シャルのそう言う叫びが木霊したかと思うと、弾き飛ばされて地面に転がったクラッシャー達に、スペイザーからメルトシャワーが放たれる。
「「「「「ギーッ!?」」」」」
強力な溶解液を浴びたクラッシャー達は、一瞬で溶けて無くなる。
「神谷っ!」
「ナイスだぜ、シャルッ!!」
と、グレンラガンとシャルが合流すると………
「「「「「「「「「「ギーッ!!」」」」」」」」」」
新たなクラッシャー達が現れ、2人を取り囲む。
「シャルッ!」
「分かってる! 背中は任せてっ!!」
するとグレンラガンとシャルは、互いに背中わせとなり、そう言い合うのだった。
「ゴッドスラッシュッ! タイフウウウウウゥゥゥゥゥゥーーーーーーーンッ!!」
全てを斬り裂く高速回転している竜巻を化した一夏が、クラッシャー達の中を駆け抜ける!!
「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」
クラッシャー達は次々に斬り裂かれ、怪しげな光を放って消滅する。
「「「「「「「「「「ギーッ!!」」」」」」」」」」
被害を受けていないクラッシャー達が、一旦一夏から距離を取って、手榴弾で攻撃しようと試みるが………
「させるかぁっ!!」
そう言う台詞と共に、箒が空中へ躍り出たかと思うと、
「ゲッタアアアアアアアアァァァァァァァァァーーーーーーーーーーッ! ビイイイイイイイイイィィィィィィィィィィーーーーーーーーーーームッ!!」
身体を高速回転させながら、ゲッタービームを跳び散らせる様に発射………『スパイラルゲッタービーム』を放つ!
「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」
スパイラルゲッタービームは、次々にクラッシャーに命中!
アッと言う間に、その場に居たクラッシャー達を片付けてしまう!
「良し、箒! 次だっ!!」
「分かっている!」
一夏と箒はそう言い合い、新たなクラッシャー達の中へと突っ込んで行くのだった。
「飛ばして行きますわよ!」
セシリアのその言葉を裏付けるかの様に、初っ端からISビットが召喚され、ビームライフルへ変形させたブルー・ティアーズを握る。
そして上空へと飛ぶと、クラッシャー達に制圧射撃の如くビームを浴びせる!
「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」
上空からの攻撃に反撃出来ず、一方的に蹂躙されていくクラッシャー達。
「「「「「ギーッ!!」」」」」
しかし、それを掻い潜ったクラッシャー達が、セシリアを強襲する。
「フフ………」
だが、セシリアは慌てる事無く、不敵な笑みを浮かべる。
その次の瞬間!!
「ハアアアァァァァァーーーーーーッ!!」
セシリアは両手でビームジャベリンを構え、その場で駒の様に高速回転した!!
「「「「「ギーッ!?」」」」」
その1撃で、強襲して来ていたクラッシャー達が全員宙に舞う。
「龍王炎符水っ!!」
そこで、鈴が放ったマグマ・ヴァサールが、空中に浮かび上がったクラッシャー達に巻き付く様に炸裂!
「「「「「ギーッ!?」」」」」
クラッシャー達は一瞬で消し炭と化す。
「鈴さん。仕上げは任せましたわ」
現れた鈴に向かってそう言うセシリア。
見れば、ISビットからの攻撃を逃れようとしていたクラッシャー達が、1箇所に集まっていた。
「OK! 任せない!! 龍虎王、移山法!!」
と、鈴はそう言い放つと、1枚の札を取り出す。
「神州霊山!!」
そして、その札を巨大化させ、目の前に浮かばせたかと思うと、
「移山召喚!!」
そう言い放ち、空へと舞い上げる。
すると、空中に赤い八卦図が浮かび上がり、其処から暗雲が広がる。
そしてその暗雲から、稲妻が迸ったかと思うと………
暗雲の中から巨大な岩山が出現する!!
「急々如律令!!」
そう言い放って、鈴が右手を下げた瞬間!!
岩山は、クラッシャー達目掛けて落下する!!
「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」
クラッシャー達は為す術も無く、押し潰されるのだった。
「ドリルプレッシャーパンチッ!!」
ラウラの叫びで、右腕パーツがロケット噴射で射出。
4つの刃状の突起が飛び出し、高速回転しながら次々にクラッシャー達を貫いて行く!!
「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」
「「「「「ギーッ!!」」」」」
当たらなかったクラッシャー達が、ラウラ目掛けてナイフを投擲するが………
「そんな物が効くかっ!!」
ナイフ如きではグレートマジンガーの装甲を貫けず、逆に砕け散る。
「「「「「ギーッ!!」」」」」
するとクラッシャー達は、バズーカを持ち出して来たが………
「…………」
そこへ、ローラーダッシュで突撃して来たフランが、バズーカを構えていたクラッシャーの1番端に居た奴に、ショルダータックルを喰らわせる!!
「ギーッ!?」
「「「「ギーッ!?」」」」
将棋倒しの様に一斉に倒されるクラッシャー達。
「!!」
そこでフランは、倒れて折り重なっていたクラッシャー達を、パイルバンカーで一気に貫いた!!
「「「「「ギーッ!?」」」」」
断末魔の悲鳴を挙げて、クラッシャー達は怪しげな光と共に消滅する。
「「「「「「「「「「ギーッ!!」」」」」」」」」」
そこで、機関銃を装備したクラッシャー達が、ラウラとフランに向かって弾幕を浴びせる。
「まだ居たか!!」
「片付ける………」
しかし、ラウラは装甲で意にも介さず、フランは左腕のシールドで防ぎながら、機関銃を持ったクラッシャー達に突撃するのだった。
「ええいっ!!」
蒼流旋を構えて、イグニッション・ブースト(瞬時加速)でクラッシャー達の中へと突撃する楯無。
「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」
ドリルの様に回転する槍・蒼流旋を構えての突撃に、クラッシャー達は次々に引き裂かれて宙に舞う。
「っととっ!?」
しかし、勢いを付け過ぎたのか、楯無は止まろうとしてよろける。
「「「「「「「「「「ギーッ!!」」」」」」」」」」
その隙を見逃さず、クラッシャー達は次々に手榴弾を投擲する!
「わっ!? ちょっ!? タイムタイムッ!!」
手榴弾の雨霰に、バタバタと逃げ回る楯無。
「「「「「「「「「「ギーッ!!」」」」」」」」」」
それを見たクラッシャー達は、更に連続で手榴弾を投擲して行く。
「ギーッ!!」
今、また1体のクラッシャーが、楯無に向かって手榴弾を投げつけようと振り被る。
その瞬間!!
1発の銃声と共に、クラッシャーが振り被っていた手榴弾が撃ち抜かれた!!
「!? ギーッ!?」
「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」
手榴弾が爆発すると、クラッシャーが消し飛び、更に周りに居たクラッシャー達の手榴弾にも誘爆が及び、次々に爆散する。
「…………」
その1発を放った人物………ヘヴィマシンガンを構えた簪が、物陰から姿を覗かせている。
「「「「「「「「「「ギーッ!!」」」」」」」」」」
残っていたクラッシャー達が、先程の襲撃の犯人を見つけると、すぐに狙いを其方に変え、またも次々に手榴弾を投擲し始める!
「…………」
簪はターレットレンズを回転させると、ローラーダッシュで駆け抜け始める。
至近距離で爆発が起こっても眉1つ動かさない。
そのままドンドンとクラッシャーの中へと斬り込んで行ったかと思うと………
「!!………」
右脚のターンピックを下ろし、左脚のローラーダッシュを使ってその場で高速回転しながらヘヴィマシンガンをフルオートで連射した!!
「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」
クラッシャー達は次々に銃弾を浴び、怪しげな光を放って消滅して行く。
「ナイス! 簪ちゃん!!」
楯無がそう言いながら、簪の傍に寄ろうとしたところ………
「!!………」
何と簪は、楯無にヘヴィマシンガンを向けた!!
「えっ!? ちょっ!? 簪ちゃん!?」
「…………」
楯無が慌てる中、簪は引き金を引き、ヘヴィマシンガンから弾丸が連射される。
「!?」
思わず楯無が硬直すると、弾丸は楯無の顔の横や脇の下、足の間を摺り抜けて背後へと向かい………
「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」
楯無に背後から襲い掛かろうとしていたクラッシャー達を撃ち抜いた!!
「………油断大敵」
簪はそう言うと、新たな敵の方へローラーダッシュで向かって行った。
「………一瞬本当に殺されるかと思っちゃった」
危うく(お察し下さい)しそうになりながら、楯無は簪の後を追って、新たな敵団へと向かう。
「「「「「「「「「「ギーッ!!」」」」」」」」」」
「蘭! ティトリー! せーので行くぞ!!」
「分かってるわよ、お兄!」
「任せて!!」
クラッシャーの大軍を前に、スパイラルボンバーを構えているグラパール・弾が、同じくスパイラルボンバーを構えているグラパール・蘭と、断空砲フォーメーションを取っているファイナルダンクーガ(ティトリー)に呼び掛ける。
「行くぜっ!!」
「ファイヤーッ!!」
「断空砲! フォーメーションッ!!」
そして、3人の一斉射撃が火を噴く!!
「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」
巨大な爆発が、クラッシャーの大軍を飲み込み、遥か上空まで立ち上る黒煙を挙げた!!
「「「「「「「「「「ギーッ!!」」」」」」」」」」
しかし尚も、新たなクラッシャーの軍勢が、倒れたクラッシャー達の死体を踏み越えてやって来る。
「まだ来るかっ!!」
「しつこいわねっ!!」
「やあああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーってやるニャッ!!
そこでグラパール・弾はグラパールブレードを、グラパール・蘭は両手にハンドガンを構え、ダンクーガは断空剣を握り、新たなクラッシャー達の軍勢へと突撃するのだった。
そして、ギャバンは………
「チュウッ!!」
両腕を水平に横に伸ばし、右足を膝まで上げると言う独特のポーズを取って跳躍し、港のコンテナの上に着地したかと思うと、そこに居たクラッシャー達を相手に大立ち回りを始める!
「ギーッ!!」
1体のクラッシャーが横薙ぎに振るって来た棍棒を、姿勢を低くしてかわしたかと思うと、そのまま後ろを振り向き、後ろにいたクラッシャーの拳を往なすと、カウンターのパンチでコンテナの上から叩き落とす!
「ギーッ!?」
「ギーッ!!」
「チュウッ!!」
そして、先程棍棒を振るって来たクラッシャーの顔面に裏拳を打ち込む!!
「ギーッ!?」
「ギーッ!!」
怯んだクラッシャーがまたもコンテナの上から落下すると、また別のクラッシャーが襲い掛かって来るが、ギャバンは腕を掴んで捕まえる。
「チュウッ!!」
そのまま、また顔面に裏拳を叩き込んだかと思うと、更に後頭部にも拳を振り下ろす!
「ギーッ!?」
その威力に、クラッシャーは空中で後方回転しながら、コンテナの上から落下する。
「チュウッ!!」
「ギーッ!!」
更にそのまま、まるで流れ作業であるかの様に、最後のクラッシャーの顔にハイキックを叩き込んで仕留める!
「チュウッ!!」
そこでギャバンは、クラッシャー達が乱雑している地上へと降り立つ。
「チュウゥッ!!」
「「ギーッ!?」」
襲い掛かって来たクラッシャーを往なしてカウンターパンチを喰らわせ、更にその勢いで右後方に居たクラッシャーにも拳を叩き込んだ!
「ムッ!?」
「「「「「「「「「「ギーッ!!」」」」」」」」」」
そしてそこで、クラッシャー達が前方に集まっているのを確認する。
「ディメンションボンバーッ!!」
するとギャバンは跳び上がり、両腕を前に突き出して突進!!
「「「「「「「「「「ギーッ!?」」」」」」」」」」
パンチと体当たりによって、クラッシャー達を一掃した!!
「チュウッ! トゥアッ!!」
着地を決めると、周りにいたクラッシャーの内、前方に居た連中をハイキックで、後ろの居た連中をその勢いを利用しての裏拳で纏めて倒す!!
「!!」
「ムウッ!?」
そこで、ギャバンブートレグが、ギャバン目掛けて飛び蹴りを繰り出して来る!!
「むうんっ!!」
ギャバンは、ブートレグの飛び蹴りに対し、正拳を繰り出す!!
ブートレグの飛び蹴りは、ギャバンのパンチによって相殺される!!
「むうっ!!」
「!!」
そのまま両者は至近距離で睨み合う。
そして、共に横移動を始めたかと思うと、港倉庫の壁をブチ破って、倉庫内部へと入り込んだ!!
「チュウッ!!」
「!!」
ブートレグのキックを防ぐと、反撃のパンチを繰り出すギャバンだが、ブートレグはギャバンのパンチを受け止める。
「!!」
「むっ!!」
今度がブートレグからパンチが繰り出されるが、ギャバンは素早く反らし、ブートレグがパンチを繰り出したのと逆の腕を捉える!
そして振り回す様にして位置を変えると、キックを浴びせ、そのまま投げ飛ばす!!
「!!」
そこでブートレグは、ブートレグブレードを出現させる。
「むんっ!!」
それに対抗する様に、ギャバンもレーザーブレードを出現させた!!
「トゥアッ!!」
「!!」
そのまま、ブートレグと激しい剣劇を展開するギャバン。
「むんっ!!」
と、一瞬の隙を付いて、ブートレグのブートレグブレードを抑え込むとクリンチの様に肉薄し、そのまま投げ飛ばす。
「!!」
投げ飛ばされたブートレグは、倉庫内に在った廃車に激突。
「!!」
それですぐに斬り掛かって来たギャバンにブートレグブレードを振ったが、ギャバンは跳躍してかわすと、廃車のボンネットの上に乗る。
「トアッ!!」
「!!」
そのまま素早く再度レーザーブレードを振るったが、ブートレグは防ぐ。
「!!」
反撃に繰り出されたブートレグの斬撃を、ギャバンは廃車の屋根の上を転がる様にしてかわす。
「!!」
そこでブートレグは廃車のボンネットの上に昇る。
「!!」
そのまま2度、3度を斬り合ったかと思うと、不意を付く様にギャバンの足元を狙った斬撃を繰り出す。
「むうっ!?」
咄嗟にジャンプしてかわすギャバンだが、着地が出来ずに廃車の屋根の上に倒れる。
「!!」
そのギャバン目掛けて、ブートレグは容赦無くブートレグブレードを振り下ろすが、ギャバンはレーザーブレードで受け止める。
「トウアッ!!」
そしてそのまま、ブートレグの頭に蹴りを叩き込む!!
「!?」
ブートレグは弾き飛ばされ、地面の上を転がる。
「チュウッ!!」
そして、立ち上がったところへギャバンが跳躍からのレーザーブレードの振り下ろしを見舞う!!
「!?」
真面に喰らい、アーマーから派手に火花を散らして後ずさるブートレグ。
「!!」
と、アーマーから白煙を上げながら、ブートレグはブートレグビームガンを左手に握って連射する。
「むうっ!!」
だが、ギャバンはビーム弾を全て、レーザーブレードで明後日の方向へ弾き飛ばす!!
弾き飛ばされたビーム弾が背後に着弾し、爆発が起こる中で、ギャバンは残心を取る。
「!!」
再びブートレグがブートレグブレードを振り被って斬り掛かるが、楽々と往なす。
そのまま互いに移動しながらの剣劇を展開する。
「チィエアッ!!」
「!?」
だが、度重なるダメージで、ブートレグの動きは鈍って来ており、ギャバンのレーザーブレードの斬撃が、2連続で決まる!
「レーザーブレードッ!!」
とそこで、ギャバンがレーザーブレードの刀身を手で撫でたかと思うと、バードニウムエネルギーが注入され、刀身が光り輝く!
それに呼応するかの様に、ギャバンの目も発光する!
その鋭い眼は、悪に対しての怒りを燃やしているかの様だった。
「!!」
と、ブートレグもそれに対抗するかの様に電飾部分を発光させ、ブートレグブレードにエネルギーを注入する。
「チュウッ!!」
「!!」
白銀に輝くレーザーブレードと、赤く鈍い光を放つブートレグブレードが、火花を散らしてぶつかり合う。
上段、下段と刃をぶつけ合ったかと思うと、ギャバンが突きを繰り出したが、ブートレグは回転しながら後退してかわす。
「トウアッ!!」
「!!」
再び互いに上段で刃をぶつけ合ったかと思うと、今度は互いに突きを繰り出し、両者の刃が互いの肩に接触!!
そのまま互いに刃を引いたかと思うと、火花が飛び散る!
「!!」
「むうんっ!!」
ブートレグの縦斬りを、レーザーブレードの刀身に手を当てての両手持ちで防ぐギャバン。
「チュウアッ!!」
「!?」
そのままブートレグブレードを弾くと、棍棒の様にブートレグの腹をレーザーブレードで叩く。
「むんっ!!」
遂に、ブートレグのブートレグブレードが弾き飛ばされて宙に舞った!!
「ティオァッ!!」
そこでギャバンは、レーザーブレードで突きを繰り出し、ブートレグの身体を貫く!!
「!?!?!」
「ただ能力を複製しただけのブートレグが、人間の心を持った俺に勝てるワケが無い!! チュウッ!!」
貫かれた場所から激しく火花を散らすブートレグにそう言い放ち、ギャバンはレーザーブレードを引き抜くと、駄目押しとばかりに逆袈裟で斬り上げる!!
「!?」
「ギャバン・ダイナミックッ!!」
そして、大上段に構えた最大出力のレーザーブレードを振り下ろす必殺技『ギャバン・ダイナミック』が繰り出された!!
「!?!?!?!?」
ブートレグは縦に真っ二つとなり、火花を散らしながら倒れ、そのまま大爆発する!!
その爆発を見ながら、残心を取って構えを解くギャバンだった。
つづく
新話、投稿させて頂きました。
マクー監獄を見事脱出したグレン団。
しかし、暗黒銀河女王が襲い掛かる。
遂に決戦の火蓋が切って落とされました。
先ずはギャバンがギャバンブートレグを撃破。
次回はグレン団と暗黒銀河女王の決戦。
長かった天元突破インフィニット・ストラトスもいよいよ完結となります。
では、ご意見・ご感想をお待ちしております。
新作『新サクラ大戦・光』の投稿日は
-
天元突破ISと同時
-
土曜午前7時
-
別の日時(後日再アンケート)