INFINITE・DESTROY   作:花蕾

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展開は適当

キャラ改変あり

今回はやけで書いてるから許して


第14話

『この本によれば、転生者である織斑秋十により、正史とは異なる未来になり破壊者ディケイドの力を得た門矢一夏。彼は黒き破壊者の力をもつ門矢零と共に世界と世界を股にかけていた。ついに二人の破壊者は門矢一夏の生まれの世界、ISの世界に戻る。門矢一夏の幼馴染、凰鈴音がIS学園に転校してくる。そして、クラス代表戦、元兄の織斑秋十は凰鈴音と戦うことになる…。おっと、皆さんにはまだ先の話、でしたね』

 

◇◇◇

 

「この時期に転校生ですか?」

 

「ええ、まあ」

 

零と真耶は職員室でコーヒーを啜りながら一枚の書類を見る。

 

「でも、まあこんな時期に」

 

「なんか、トラブルがあったみたいですよ。でもこの子すごいですね。中国の代表候補生ですよ!」

 

「この学校には大量にいますけどね」

 

「ハハ、そうですね」

 

キーンコーンカーン!

 

鐘がなり真耶は授業の授業を始める。

 

「では、私はこれで」

 

「ええ。では放課後にでも」

 

零はそのまま職員室に、真耶は授業のため教室に向かったのだった。

 

◇◇◇

 

「よー、兄貴…」

 

放課後になり零の目の前に現れたのはくたびれた一夏だった。

 

「どうした?」

 

「いや、さあ、転校生来たじゃん」

 

今朝話していた話題そのものだ。彼女が一夏の関係者なわけ

 

「幼馴染なんだ」

 

バリバリ関係者でした。

 

「でさ、そこはいいんだよ。問題はねぇ」

 

一夏は言いにくそうに口籠る。

 

「どうした?」

 

「クソ野郎が喧嘩売った」

 

「は?」

 

一夏が詳しく話すとこうらしい。

 

①一夏の幼馴染、凰鈴音は2組のはずなのに1組を訪問。理由は一夏に会いに来た

 

②心配したと泣かれる

 

ここまでは普通だ。だが、

 

③織斑秋十が鈴音に絡む

 

…意味が分からない

 

理由はそんなクズ野郎と喋らないほうがいい、だそうだ。

 

鈴が聞き返すと、曰く一夏はズルをして自分に勝った、曰く俺に譲ったのもそのズルがバレないためらしい。

 

馬鹿らしすぎる。あの試合は元国家代表の真耶に、世界最強の織斑千冬がいたのだ。反則したらすぐバレる。

 

④鈴音、激怒。言い争いに発展

 

⑤クラスマッチで決闘だ

 

…頭が痛いです。秋十の実力的には一回戦で負ける。自身の機体の特性を考えず、がむしゃらに刀を振りまくるだけのは流石にアホだ。さらにあの一夏やセシリアと戦った後、自主訓練など一度もしていない。

 

よく、喧嘩を売ったものだ。

 

凰鈴音、彼女は一言で言うなら天才だ。

 

何しろ、IS適正A、ISに乗り始めてから国家代表候補生になるまで約4日。国家代表になるのも秒読みと言われている。

 

「馬鹿だろ、そいつ…」

 

◇◇◇

 

クラス代表戦当日

 

『それでは両者、試合を開始してください』

 

開始の合図がなり鈴音は秋十に一気に接近する。持っている青龍刀で切り裂く。秋十は対応できず、SEが大きく削れる。

 

隣の千冬先生を見れば、手を当てて唸り声を上げている。

 

「あの馬鹿…」

 

「ま、まーまー千冬さん。落ち着いて落ち着いて」

 

真耶がサポートに入ったので零は試合のほうに集中する。

 

秋十は衝撃砲で動きが制限され衝撃砲が届かないよう接近しても、中華武術が飛んでくる。これは詰みだろう。

 

誰もがそう思った時、

 

ズドオオオオンッ!!!

 

と大きな音が響き渡り、シールドを突破した謎のISが現れた。

 

「チッ。織斑先生、教師部隊は」

 

「無理だ!扉と連絡系統がロックされている」

 

最悪の状況である。謎のISの実力が未知数である以上、下手に動けない。

 

鈴音と謎のISと交戦し、ギリギリSEが残っていた秋十は見せ場だと喜んで戦場に飛び出していった。

 

「邪魔よ!!」

 

鈴音の青龍刀と謎のISのビーム砲で秋十は吹き飛ばされた。

 

「グワァァァァァ!!!お、俺はオリ主なのに、なんで…」

 

秋十は意識を失い、地面に倒れこんだ。

 

「こいつ、おかしいわね。生気を感じない。まさか!!」

 

鈴音は侵入してきたISが無人機だと気付き始めた。理由が生気がないとかいう基地外じみた理由だが。

人が乗ってないなら好き勝手していいと普段の鬱憤を晴らすべく鈴音は無人機ISにラッシュを加える。

 

戦いの状況を見る限り、鈴音が勝ちそうだ。思っていた程の強さではなく安心だ。

 

と、零が思ったがその時だった。

 

『violence!』

 

機械的な音声、いやガイアウェスパーが鳴り響きどこからか飛んできたガイアメモリがISに突き刺さり入っていく。

 

謎のISの姿が変化し、右手は鉄球のように全身はゴーレムのようになった。

 

変わったのは姿だけでなく攻撃力、素早さ、防御力、全てが上がっていた。

 

さっきまで通ってた鈴音の攻撃もあまりダメージがないように見える。

 

「こりゃ、まずいぞ、織斑先生、他の専用機持ちは」

 

「オルコットは多対一では不利だ。門矢のほうは…いや、行けるか」

 

千冬がもたらした案はこうだ。一夏を戦闘に参加させ鈴音と共に攻撃させる。薄い部分が見つかれば上空からセシリアに狙撃させる。

 

その案に決まり、一夏とセシリアは準備を始める。

 

「さてと、やりますか。変身」

 

《ISRIDE DECADE!》

 

一夏はISを展開、バイオレンスISドーパーント(以下VIS)と戦っている鈴音の元に向かった。

 

《ATTACKRIDE BREST!》

 

「っ!一夏ぁ!?」

 

「鈴、ついてこい」

 

一夏はそのまま、VISに近接戦を仕掛ける。その動きは鈴音から見ても相当の腕前、いやひたしたら鈴音を超えるかもしれない。

 

鈴音は一夏の動きに即座に合わせ、龍砲の狙いを即座に定め一夏を援護する。

 

パーフェクトな連携。VISは翻弄され、攻撃も防御もできない。

 

しばらくすると

 

「頭の天辺!セシリア!」

 

「はいですわ!」

 

一夏が弱点を見つけ、セシリアが狙い撃った。VISは撃ち抜かれ動きを停止させる。

 

これで騒動の幕が降りた。ちなみに秋十はこの戦いで左腕を骨折。全治はISによる回復力のバックアップも含めて二週間らしい。

 

◇◇◇

 

「ガイアメモリを投げたのはテメェだな」

 

零は目の前の蝙蝠のような姿をした、この世界にいるはずのないもの『ナイトローグ』を睨みつける。

 

「その通りです」

 

ノイズがかった声であっさりと肯定する。

 

「なんのつもりだ?」

 

「それにつきましては、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒会室で」

 

「はあ?」

 

◇◇◇

 

ナイトローグ、布仏虚は紅茶を差し出す。零はそれをぐびぐび飲みながらこう言う。

 

「まさか、生徒会がファウストになっているとはな」

 

「…ファウスト?」

 

目の前の生徒会長、更識楯無が首を傾げている。

 

信じられないかもしれないが、生徒会のメンツ、全員が仮面ライダーやそれに準じたものなのだ。

 

会長『更識楯無』ブラッドスターク、仮面ライダーエボル

 

副会長『布仏虚』ナイトローグ、仮面ライダーマッドローグ

 

書記『布仏本音』仮面ライダーキルバス

 

庶務『更識簪』仮面ライダーローグ

 

 

こうして見るとどう考えてもビルドの世界のファウストである。楯無の身体の中にエボルトがいないことは確認済みである。

 

「で、なんでガイアメモリを使ったんだ?」

 

「その前に説明させてもらうわ。わたし達がこの力を手に入れた理由」

 

あ、カットで。

 

「なるほどな。くそ神から俺がちゃんとしてるか見るために」

 

「ええ、そうね」

 

沈黙が続いて後、

 

「あなたに聞きたいことがあるわ」

 

「なんなりと、お嬢様」

 

楯無に戯けたように零は返す。

 

「織斑秋十をあなた達、ディケイドは破壊するつもりですか?」

 

「…さあな。一夏次第…いや、織斑秋十の行動次第だな。このままだと破壊一直線だけどな」

 

「織斑秋十が破壊された場合、この世界に修正力が働き、一夏くんがディケイドの力を手にしなかった世界線に戻るはずです。あなた方の旅の記憶が彼から消えるのですよ」

 

「一夏自身の選択だ。俺は口出ししない」

 

「まあ、わたし達はそれを逃れられるんですけどね」

 

「は?」

 

零は思わず、紅茶をこぼしてしまう。

 

「私達が受けた依頼はあなたを試す以外にあなたのサポートをすること」

 

「いらん」

 

即答である。

 

「そうは言ってもねぇ。決まったことですし。秋十くんを破壊しなくても私達はついていきますし」

 

「この世界での役割があるだろ。お前たちには」

 

「私達がこの世界から出て行けば世界は代役を用意します。何千、何万、何億とあるうちの並行世界から同じ私を引っ張ってきます。そういう契約なんですよ」

 

「ほう」

 

零は頬杖をついてじっと楯無を見る。前情報ではふざけたやつだったが、今の感じではくそまじめだ。今の状況を千冬が見たら気持ち悪いと言うだろう。

 

「なんで、またそんな依頼を?」

 

「疲れたのよ。更識にいる老害の相手、国からの無茶な命令、転生者の対処。もう疲れたのよ」

 

楯無からドヨーンとした空気が漂う。

 

「だからついていくわね」

 

「…はあ、勝手にしろ」

 

よく分からなかった零はそう答えるしかなかった。




生徒会メンバー大好き。よし、仮面ライダーにしよう→頭可笑しい

ハザードレベル
楯無 5.8
虚 5.0
本音 4.3
簪 4.5


次回は箒転入編+コラボ回(コラボしながら本編も進めます)
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