INFINITE・DESTROY   作:花蕾

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すいません。無理やりですが、どうぞ。
二時間クオリティです(キリッ


第4話

「というわけでこの町の仮面ライダーを探すぞ」

 

「え、どうやって」

 

零の突然の提案に一夏は疑問を発す。

 

「これを使うんだよ。こ、れ、を」

 

零が指指すのはパーソナルコンピューター。

 

その画面には掲示板サイトが写っている。

 

「は?」

 

「この町の仮面ライダーのことは大体調べた。怪人が現れたところに仮面ライダーも現れる。なら、怪人が現れる場所にくるだろ」

 

「でも、この前は来なかったぞ」

 

この前というのは、ポアロで起こった一件のことだ。

 

「ああ。おそらく、あの中に変身者がいたんだろ」

 

「なんで変身しなかったんだ?」

 

「仮面ライダーが誰か分かってしまえば、周りの人まで被害がいくからな。明かさないのは懸命な判断だ」

 

「ほー。お、兄貴。早速」

 

「…この情報は近所だな。いくぞ」

 

零と一夏が現場に到着すると、ドーパントと襲われていたであろう人、そして

 

「なんで、世良が、さらに、確か、あの子は灰原哀ちゃんだっけ。どうしてここに?」

 

そう世良と灰原がいた。

 

世良は腰に、二つちょうどガイアメモリがさせるドライバー『ダブルドライバー』をセットする。

 

さらに灰原の腰にもダブルドライバーが現れる。

 

「まさか」

 

「力、貸してもらうよ。哀ちゃん」

 

「ええ」

 

灰原は懐からガイアメモリを取り出し起動する。

 

『cyclone!』

 

ダブルドライバーの片方にサイクロンメモリが転移してくる。

 

今度は世良がメモリを起動する。

 

『accel!』

 

そして、世良もメモリをセットする。

 

「「変身」」

 

『サイクロンアクセル!』

 

世良と灰原は仮面ライダーWサイクロンアクセルに変身した。

 

もっとも、灰原は気を失ったように倒れたが。

 

「「さあ、罪すら振り切る!」」

 

2人の声が重なって聞こえる。

 

「兄貴、混ざる?」

 

「大丈夫だろ」

 

零と一夏は傍観することにした。

 

「遅い、遅い」

 

Wはドーパントに連続でパンチやキックを繰り出す。

 

「こいつ、そんなに強くないわね」

 

「そうだね。だったら、ちゃっちゃと決めちゃおうか」

 

1つの体から2人分の声。

 

何も知らなかったら誰もが気がおかしくなったのかと心配するだろう。

 

「何、ふざけたことを抜かしてやがる。俺はまだ負けてないぞぉ!」

 

ドーパントは怒声を上げながら立ち上がる。

 

「だから、すぐ終わるんだって」

 

Wはどこからか剣『エンジンブレード』を取り出し、ベルトからサイクロンメモリを抜き、剣にセットする。

 

『cyclone!maximumdrive!』

 

「うおっ。安定の高火力」

 

W自身も風を纏ったエンジンブレードに振り回されながらもドーパントを切り裂く。

 

メモリブレイクは完了し、ドーパントは普通の男の姿になった。

 

Wが変身を解除しようとすると、

 

「よう。こんにちはと言ったほうがいいか」

 

零が声をかける。

 

「き、君はい、一体?」

 

世良は焦ったように取り繕うが、

 

「お前らの変身するところはもう見てるから取り繕わなくていい」

 

「全部、見てた?」

 

「ああ」

 

「だったら、手伝いなさいよ」

 

灰原からの厳しいツッコミ。

 

「いや、大丈夫そうだったからな。下手に手を出して邪魔をしたくない」

 

「それもそうね」

 

ようやく、Wは変身を解き、灰原は立ち上がる。

 

「近くの喫茶店で話しましょうか」

 

◇◇◇

 

喫茶店でコーヒーを飲みながら灰原がいざ詳しい話をしようとすると

 

「長くなりそうだから結構だ」

 

「ええー」

 

「なんだ、聞いてほしいのか?」

 

「そういうわけじゃないけど…」

 

「ならいいだろ」

 

零がバッサリと切り捨てる。

 

そんな中、ふと一夏が口を開く。

 

「なんで、2人は仮面ライダーになったんだ?」

 

「さあね。でも、言えることは正義の為かな」

 

「ええ、そうね。最初はやる気はなかったのよ。でもね、嬉しかったのよ。こんな私でも人の為に何かできるってことが」

 

「こんな?」

 

一夏は灰原の言葉に疑問の声をあげる。

 

「忘れてちょうだい」

 

灰原のキッとした目が一夏を脅かす。

 

「わ、悪かった」

 

「まあ、悪気はなかったんだ。許してやってくれ」

 

「…しょうがないわね」

 

4人はそのまま談笑する。

 

そんな時に

 

「み〜つけた」

 

「ほう、お前が言った通りだったな」

 

怪しい2人の男性が声をかけてくる。

 

「あん?お前らは」

 

「門矢君、そいつ、この前のドーパント!」

 

世良が大声で伝える。

 

「へぇ。なんで、俺がここにいると?」

 

「匂いを辿ったんだよ。お前に負けた後ぐらいから急に色んなことができるようになったんだよ。これ、なんていったけ」

 

「ハイ、ドープ」

 

「そう、それ」

 

『zoo!』

 

「はあ」

 

『zero!アップグレード!』

 

男2人はドーパントに姿を変える。

 

その体からは前回より圧倒的な力を感じる。

 

「ちいっ。変身!」

 

《KAMENRIDE DECADE!》

 

零は変身し、ドーパントを喫茶店から外に出す。

 

「哀ちゃん、いくよ」

 

「でも、あの人は信用できるの?」

 

「信用できるさ」

 

「理由は?」

 

「ボクの勘さ」

 

「はあ。ま、同意見ね。彼がなんであろうと信用はできそうね」

 

「だろ」

 

「出し惜しみはなしでいくわよ」

 

「ということは」

 

「最初からエクストリームよ」

 

『cyclone!』

 

『accel!』

 

「「変身」」

 

『xtreme!』

 

世良と灰原の意識と体が融合し、究極のW『サイクロンアクセルエクストリーム』となった。

 

「仮面ライダーって称号には色々と込められてるんだな。俺だって、やってやる。この力を正義にしてみせる。変身!」

 

《KAMENRIDE DECADE!》

 

一夏も変身する。

 

「仮面ライダーが3にん?」

 

「壮観だろ」

 

「ほざけ。お前らなんか目じゃねぇ」

 

ズードーパントが前回よりも力強く突進してくる。

 

《FORMRIDE OOO SAGOHZO!》

 

《サ・ゴーゾ…サ・ゴーゾォッ!》

 

一夏は誰かの手を掴むために戦う『仮面ライダーオーズ』の形態の1つ、サゴーゾコンボになる。

 

「ふっ」

 

一夏は胸を叩き衝撃波を発生させるが、ズードーパントは止まることはなくそのまま一夏に突っ込んだ。

 

「…捕まえたぞ」

 

「は、離せ!」

 

「お前が強くなってるのは分かる。だったら搦め手を使わせてもらう。俺はまだ弱いからな」

 

一夏は衝撃波でズードーパントの突進のスピードを緩和していたのだ。

 

そのまま、ズードーパントを殴って吹っ飛ばした。

 

《KAMENRIDE BUILD!》

 

《鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イェーイ!》

 

《FORMRIDE BUILD OCTOPUS LIGHT!》

 

《稲妻テクニシャン!オクトパスライト!イェーイ!》

 

未来をそして新たなる世界すらビルドした創造のライダー『仮面ライダービルド』のオクトパスライトフォームに姿を変え、オクトパスハーフボディでズードーパントを捕まえる。

 

「ふっ」

 

そして、そのまま投げた。

 

「ぐふっ。て、テメェ何しやがる」

 

「投げただけだ」

 

「ふざけるな!」

 

また突進してきたので、ライトハーフボディの力でズードーパントの動きを止める。

 

「ま、眩しい」

 

動きが止まったところで一夏は

 

《KAMENRIDE DECADE!》

 

元の姿に戻った。

 

一夏がズードーパントと戦っている間

 

「おいおい。俺1人に2人か」

 

「3人の間違いだ」

 

零はライドブッカーで斬りかかるも、途端に力が抜ける。

 

「ちっ、面倒な」

 

『プリズムビッカー』

 

Wは冷静に剣と盾が合体しているプリズムビッカーを取り出した。

 

「そこの貴方、そのドーパントはアップグレードして触れたところ以外にも目視してもエネルギーを0にできるようになってるわ」

 

「なら、どうすれば」

 

「あいつの目を止めて。そしたら、ボク達が決める!」

 

「なるほど」

 

「何を企んでいるか、知らんが俺には無意味だぁ!」

 

「そいつはどうかな?」

 

《KAMENRAIDE MEIJI!》

 

宝石の原石を思わせる顔をして様々な魔法を使う『仮面ライダーメイジ』にカメンライドした。

 

《ATTACKRIDE LIGHT!》

 

魔方陣から光が発せられゼロドーパントは目を瞑る。

 

「ま、眩しい」

 

「今だ!」

 

『prism!maximumdrive!』

 

「「プリズムブレイク」」

 

Wはプリズムビッカーからプリズムソードを抜き、勢いよく切り裂く。

 

「ば、馬鹿な」

 

「プリズムのマキシマムドライブには他のメモリの能力を無効化できる」

 

「な、何!?」

 

「まあ、お前の対処法としては色々とあったんだがな」

 

零はクロックアップや高速化と書かれているカードを見ながら呟いた。

 

「それにそこ危ないぞ」

 

「何を言って、ぐわぁっ!」

 

ゼロドーパントに一夏が吹っ飛ばしたズードーパントが当たる。

 

「最後は全員でいくか」

 

「そうだね」

 

「最後くらいわね」

 

《FINALATTACKRIDE DE DE DE DECADE!》

 

『 xtreme!maximumdrive!』

 

《FINALATTACKRIDE DE DE DE DECADE!》

 

「はっ」

 

3人が同時にライダーキックをゼロドーパントとズードーパントに食らわせる。

 

「こ、こんなはずでは」

 

「お、俺の力が通用しないっていうのか!」

 

2体のドーパントは人間の姿に戻り、近くにはガイアメモリが壊れた状態で落ちていた。

 

◇◇◇

 

「もう行くのかい?」

 

「まあな。一夏も仮面ライダーってのを少しはわかっただろうしな」

 

ドーパントとの戦闘を終え、夕暮れ時になっていた。

 

「はあ。せっかく仲良くなれたのになぁ」

 

「そんなに落ち込まなくていいじゃない。いつかは会えるとでも思っておきなさい。死んだ訳じゃないんだから」

 

「それもそうだね」

 

「じゃあな。また会えるといいな。コナン君やらクラスの連中にはうまく言っておいてくれよ」

 

「それじゃあ。さよなら」

 

零と一夏は別れの挨拶をして次の世界へと旅立った。

 

ちなみに零のライドブッカーの中には新たなカードが入っていたとさ。




コナンじゃなくても良かった感が…
まあ、ただ単に私が世良さんと灰原さんが好きだからやっただけなので(それでもひどい)
次回もよろしくお願いします。

コラボ募集を行っています。
してもいいよという寛大な方は活動報告まで
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