映画、まだ見れてません。
『この本によれば、転生者である織斑秋十により、正史とは異なる未来になり破壊者ディケイドの力を得た門矢一夏。彼は黒き破壊者の力をもつ門矢零と共に世界と世界を股にかける。相対する門矢零と希月悠真。2人の破壊者の戦いの末、彼らは…おっと、皆さんには、まだ先の世界、でしたね』
◇◇◇
金属的な音を夜の街に響かせながら、2人の破壊者は戦う。
「はあ。この姿じゃ、埒があかない」
《KAMENRIDE PSYGA!》
零は天空の帝王『仮面ライダーサイガ』にカメンライドし、
《ATTACKRIDE FLYINGATTACKER!》
フライングアタッカーを出現させ飛び上がる。
「なら、こちらもだ」
《KAMENRIDE BLADE!》
《FORMRIDE BLADE JACK!》
アンデットと戦い最後は自身までアンデットになった悲劇のライダー『仮面ライダーブレイド』のジャックフォームにカメンライドした。
背中に翼を広げ、零に接近する。
「Let's game begin!」
「お前の遊戯に付き合うつもりはない」
零はフライングアタッカーから発砲、悠真は避けつつライドブッカーを銃にして撃った。
零も当然のように避ける。
それが何度か続くと、
「ちっ。空中戦でも差がないか」
《KAMENRIDE SORCERER!》
零は黄金の魔法使い『仮面ライダーソーサラー』になり、さらにバックルにカードを入れる。
《ATTACKRIDE EXPLOSION!》
突如出現した火球は悠真の意表を突きヒットした。
「さて、これでジ・エンドだ」
《FINALATTACKRIDE SO SO SO SORCERER!》
零の足元に魔方陣が現れ、そのエネルギーを足に纏わせる。
「これで終わりなわけないだろ」
《FINALATTACKRIDE DE DE DE DECADE!》
悠真もカードを挿入し、零と同時にライダーキックを放つ。
2人のキックはほぼ同火力で、どちらにも大ダメージが入る。
零はダークディケイドの姿に戻ってしまった。
「まずいな」
「さて、次はこいつだ」
悠真はライドブッカーから何枚かカードを出し、その中から1枚を選ぶ。
《KAMENRIDE GHOST!》
《レッツゴー!覚悟!ゴ ゴ ゴ ゴースト!》
《ガンガンセイバー!》
英雄の力を使い人々の想いを未来に繋いだ『仮面ライダーゴースト』にカメンライドし、零に斬りかかる。
零はライドブッカーで応戦するが、ゴーストのユラユラとした動きに対応しきれない。
悠真がついにガンガンセイバーで零を斬った。
続いて2撃目を入れようとすると、零が悠真の腕に蹴りを入れガンガンセイバーを落としてしまう。
零はその隙に攻撃を加えようとするが、悠真が手でそれを抑える。
その時に、悠真はゴーストにカメンライドしていたのが原因で零の記憶を読み取った。
「成る程な。こちらの不手際か」
「ん?」
「何、お前達が転生者ではないことが分かっただけだ」
「成る程、大体わかった」
零と悠真は変身を解除する。
「それじゃあな」
悠真がオーロラカーテンを発生させその場を去ろうとすると、零が呼び止める。
「おいおい、いきなり攻撃してきて帰るなんて話が良すぎやしないか」
「はあ、しょうがない。この世界、ハイスクールD×Dの世界の主人公である兵藤一誠は転生者だ。俺はそいつを殺すためにこの世界に来ている。これでいいだろ」
零はその話を聞き、しばらく考えると
「おい、取り引きをしようぜ」
「ほう」
「そちらに出すのは俺がこの世界の兵藤一誠以外の転生者の情報、こちらが要求するのはこの世界限定でお前と俺と一夏でチームを組む。どうだ」
「面白い。いいだろう」
悠真は承諾し、零と悠真の同盟関係ができた。
◇◇◇
2人の同盟が結ばれ、零は一夏の元に
「よあ、一夏」
「あ、終わったのか」
「まあな」
そこで零は神妙な顔をして
「一夏、お前は人を殺せるか」
そう、零はこの世界で希月悠真と出会いやるべきことを完全に理解していた。
一夏は破壊者であるディケイドの力を持っているとはいえ、元々はただの中学生。
普通に考えて人を殺せるはずがない。
しかし、
「ああ。…………出来るよ」
「っ!」
一夏の言葉に零は驚きを隠せない。
「これを手にしてから、よくわからない夢を見るんだ」
「夢?」
一夏はマゼンタのバックルを弄りながら語る。
「その中の一つでさ、こいつが出てくる物語でね」
一夏が手にするのは緑色のライダーのカード。
「なるほどな」
「喰われる前に…喰う!」
「ふっ。じゃあ行くぞ」
零がオーロラカーテンを発生させる。
「え、それ、自分で出せるの!」
「特訓すればな。便利だぞ、これ。時間旅行までできるしな」
そう言いながら、2人はオーロラカーテンに入っていた。
それを抜けると、学園のような場所に来ていた。
「遅かったな。もう、始まっているぞ」
「律儀に待ってたんだな、お前」
「で、兵藤一誠以外の転生者は?」
「匙元士郎に、ヴァーリ・ルシファーの2人だ。ちょうどだな」
「兄貴、え、どういう?」
一夏はハテナマークを浮かべる。
「こいつと同盟関係結んだ。それだけだ」
「オーケー、わかった」
「そろそろ行くぞ」
3人はバックルを巻き、カードを手にし、挿入する。
「変身」
「アマゾン!」
零はいつも通りの掛け声を出しながら、一夏はいつもと違うがより力がこもった声をだし、悠真は無言でバックルを操作する。
《KAMENRIDE HIBIKI!》
《KAMENRIDE GEIZ!》
《KAMENRIDE AMAZONOMEGA!》
《ライダータイム!仮面ライダーゲイツ!》
《エボリュ・エ・エボリューション!!》
悠真は音撃を使い魑魅魍魎と戦う鬼『仮面ライダー響鬼』に、零は2068年から来たライドウォッチを使って戦う未来のライダー『仮面ライダーゲイツ』に、一夏は養殖のアマゾンでありながら人間とアマゾン両方を守ろうとした『仮面ライダーアマゾンオメガ』になった。
「狩りの時間だ」
次話でおそらくこのコラボも終わると思います。