INFINITE・DESTROY   作:花蕾

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今回からはSOURさんの『仮面ライダークライム~旅をする男~』とコラボです。
しかしながら、最後にしか仮面ライダークライムは出てません。
今回のメインはオリキャラ登場です。


第8話

『この本によれば、転生者である織斑秋十により、正史とは異なる未来になり破壊者ディケイドの力を得た織斑一夏、いや、門矢一夏。彼は黒き破壊者の力をもつ門矢零と共に世界と世界を股にかける。今回の世界はどうやら前回より危ないようで。門矢零はその世界で昔の知り合いに出会う。さらに、規格外の人物にも出会う。おっと、皆さんにはまだ先の話、でしたね』

 

◇◇◇

 

「世界名画コレクション?」

 

「そう。これ、言ってみたいんだよね。俺の世界にある絵もあるんだけどさ、一気には見れないからさ」

 

「じゃ、行くか」

 

「うん、兄貴」

 

新たな世界に来て2日が経った。

 

その間、特に何もなく、零達は自身がこの世界でやらなければならないことがわかっていなかった。

 

「見たことある作品もあるな」

 

「おお、スゲー。これ、全部億超える絵画ばっかだよ、兄貴」

 

零達が絵画を見ていくと奥のほうに人だかりがあまりない部屋が。

 

「なんで、あの部屋には人がいないんだ」

 

「たしか、あの部屋には最後の戦いっていう絵があるはずなんだけど。たしか、億超えて、さらに兆超えて、京にまで値段が上がった作品だったな」

 

「高すぎるでしょ」

 

零達は足を進める。

 

「これが」

 

「ああ。最後の戦い」

 

「背中に龍。カッコいいじゃん」

 

「小学生か、お前は。しかし、こいつが構えているドライバー。似たようなのを見たことがあるような気が…」

 

「それにしても、威圧感あるね。絵画の世界にいるわけでもないのに肌がピリピリする」

 

「それほどのものだから、価値が高いんだろうよ」

 

2人がその部屋から出ようとすると

 

「痛っ」

 

「す、すいませんッス」

 

零が人にぶつかってしまう。

 

顔を上げると

 

「げ」

 

「久しぶりッスねぇ、零くん。不動さんもいるッスから話聞かせてもらうッスよ」

 

「えっと、二人はお知り合いで」

 

「ご近所さんだった人」

 

「幼馴染ッスね」

 

零は幼馴染に引き摺られ、一夏はそれを追いかけていった。

 

◇◇◇

 

「どこで何していたッスか!」

 

「騒ぐな、うるさい。俺は旅していただけだ。そういうお前らこそ、なんでこの世界にいる?」

 

「たまたまだよ。たまたま」

 

零が二人の女性と話していると

 

「で、そっちが」

 

「一夏だ。門矢一夏だ。俺の弟」

 

「マジか。似てないぞ」

 

「そりゃ、義理だからな」

 

「ほぉ〜。お前が拾うとか珍しいな」

 

「一夏、このッスって言いまくっていて、とある部分が貧しいやつが風間伸奈。こっちの豪快で身長が高いのが不動明菜。二人とも俺の知り合いだ」

 

「はあ。門矢一夏です。よろしくお願いします」

 

「おっ、礼儀正しいじゃねぇか。不動明菜だ、よろしく」

 

「どっかの誰かさんとは大違いッスね。風間伸奈ッス。こちらこそ、よろしくッス」

 

伸奈と零は視線で牽制し合う。

 

明菜はバクバクと皿にのっている料理を食べていく。

 

一夏はアワアワしながらその様子を見るしかなかった。

 

一方、零達が座っている席の死角では…

 

コナンの世界でガイアメモリ強化アダプターをゼロドーパントに手渡した謎の人物がいた。

 

「門矢零。あなたを必ず殺します。この世界で。変身」

 

《ライダータイム!仮面ライダーアクジ!》

 

《ジカンギレール!カタナ!》

 

複眼にはRIDERと書かれている仮面ライダーアクジに変身した。

 

アクジが手をかざすと、オーロラカーテンが現れる。

 

そこからリュウガ、ダークカブト、武神鎧武、ゲンムが出てくる。

 

「さて、始めましょうか」

 

四人のダークライダーは零達がいる席に向かって走り出す。

 

「なっ、こいつらは」

 

「ダークライダー共か!」

 

「とりあえず、切り抜けるぞ」

 

零はダークカブトを、一夏はゲンムを、伸奈はリュウガを、明菜は武神鎧武をというふうに分担する。

 

「ダークカブトか。クロックアップさえ気をつければいいか。変身」

 

《KAMENRIDE DECADE!》

 

「お、おう。奇抜なデザインで。ぶっちゃけ、あの状況、どうすれば良かったのか分からなかったからありがたかったぜ。変身」

 

《KAMENRIDE DECADE!》

 

「まだ、あいつには聞きたいことがあるッスからさっさと終わらせるッス」

 

《ハリケーンニンジャ!》

 

「変身ッス」

 

《マキマキ!竜巻!ハリケーンニンジャ!》

 

伸奈は忍者のゲームがモチーフのライダー『仮面ライダー風魔』に変身した。

 

「食後にはちょうどいいな。変身」

 

《グラトニーフォーム!》

 

正史には登場しない未知のライダー『仮面ライダー冥王』がここに君臨した。

 

正史で一番近いライダーは電王といったところだろう。

 

しかし、仮面ライダー冥王は電王以上のフォーム数を持ち、何より不吉な感じだった。

 

「さてと、門矢零。あなたがダークカブトを倒した隙をついて殺しましょう。それが一番確実ですから」

 

アクジは妖しく笑う。

 

それは誰にも聞かれていないはずだった。

 

「感動の再会を邪魔してやることがそんなみみっちいことかよ」

 

「っ!誰だ!」

 

「俺か。俺は」

 

《KAMENRIDE CLIMB!》

 

「仮面ライダークライム。ただの旅人だ」

 




次回から本格的に朧くんを零達に絡ませます。
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