HUNTERxHUNTER:オタク五人のオリ主旅団結成 作:夜美スタ
(その頃の裕翔)
気が付けば俺の視界はゴミだらけ。
右を見てもゴミ。左を見てもゴミ。下を見ても…うげっ!
死んでる…人が!
いや、落ち着け。本物じゃないだろう。いくらゴミ捨て場でもそれは流石にないだろう。
だってゴミ捨て場だよ?想像力全く無し。こんなの絶対捨てようとしたら近所の人に見つかってしまうというハメのやつ。きっと只の演技の小道具とかだろう。壊れて捨てられちゃったのかな?可哀想に。
って言うか何で俺はこんなゴミの海のど真ん中に居るんだ?
俺は先程までハルヒ、美夜、イリカと相太と一緒にコミコンに行ってきた。確か…千葉にあったコミコンは…何らかの理由で危なかったからやめようとハルヒと相太が言ってたんだけど美夜がやけに頑固で最終的に皆んなで行くことになった。
そして数時間ぐらい楽しんだ俺たちは折角だから観光スポットを見回ったり、景色を眺めながら歩いていた。
そしたら突然美夜は倒れるし、耳の鼓膜が千切れるような凄い音がするし、振り向けば目の前は真っ黒。いや、ちょっと濃いめのグレーだったっけ。
まあそこんとこはどうでも良いとして…
そうそう、気が付けば俺はゴミの海のど真ん中に居たという訳。
息を吸ってー深呼吸。
ぶはぁー
うん、全然落ち着けない。
だってゴミだよ。ゴミ。清潔無さに程がある。俺の知らない内に世界が滅んで俺が最後の人間設定とかはありえねえし。
そう呟きながら歩き始めた俺はついにそこらへんに転がっている鉄板に足を思いっきりぶつけて地面にチューした。
こんな衛生上にどう見てもヤバすぎる地面に、だ。
情けねえ、マジで。涙ぐみながら俺はそう思った。ようやく精神的に疲れ果てた俺はそのまま寝てしまった。
流星街。
ハンターハンターの世界の有りと有らゆるゴミが捨てられる場所。そこの住民は捨てられた物を全て受け入れ廃棄物を再利用して暮らしている。その上流星街で生まれた人間は社会的な情報を一切持っていない。
つまり正式上には存在しない。
そしてA金賞金首の幻影旅団の大半のメンバーはこの流星街の出身者である。
そんな街に今まで衣食住に一切問題なかったプチブルジョワの少年和山裕翔は神様の気まぐれに送られてしまったのだ。
地面にキスしている状態で発見された裕翔は早速住民達に街の中心へと運ばれた。
目が覚めた俺はすぐさまに立ち上がった。
目の前には六畳ぐらいの広さのスペースが見えた。柄など一切なく床は冷たいコンクリート。
ヤバイ。心拍数が上がりまくってる。兎に角無防備な状態はダメだ。そう思いながら俺は部屋の片隅へと震える足で行き、壁に背中を向けてしゃがんだ。
もうどうすれば良いのか分からない。誰に頼って良いのかもわからない。きっと自分で何とかしなきゃいけない。
檻の中ではなくベッドに置かれていたからきっと、誰だか知らないが害意はないと思う。だがそんな状況はいつまでも続くわけじゃない。
さっさと此処から出て、武器でも見つけて、情報を得なきゃ。
そう覚悟をした俺は立ち上がったが、同時にノックが聞こえた。
「!…あ、はい」
つい反応的に返事してしまった俺は、心の準備が出来ずに扉が開いたのだ。
扉の向こう側に立っていたのは茶髪の中年の男だった。左目はナイフの刺し傷のような傷跡があったけど、それ以外特徴はなかった。すっごい忘れ易そうな顔だ。
「おっ!起きたか!」と男性は明るい笑顔を貼り付けて俺に言う。
「早速だが…」と男は返事させてくれないまま続けた。
「君は何であんな所にいたんだい?あそこは長老達が立ち入り禁止って言っていた所だぞ。」
はっ? 立ち入り禁止?そんなの聞いてねえし。突然気が付いたらそこに居ました〜って通じるかな。
って言うか長老?なにそれ。まさか俺、ど田舎の民族集団にでも見つけられたの?
「長老?」と俺は尋ねて見た。どうかど田舎の民族集団ではありませんように。俺、インターネット無かったらきっと生きていけないし。
「流星街を統治している人達だ。…君、まさか捨て子?」
ワッツ? こいつ今なんて言った?
流星街…ありえねえ。嘘だと誰か言ってくれ、マジで。
それは嘘ではないのだ。
幻影旅団超苦手の和山裕翔は幻影旅団出身地である流星街へと送られてしまった。
和山裕翔オワタ。
これ神様絶対トロールだろう。
(カルラ)
…………うん、裕翔君はちょっと不安だ。さっさと修行してみんなに会えるようにならなきゃ。折角あの伝説ゾル家に生まれたんだから。
いや〜流星街とはなんとテンプレ。流石オタク神様、平凡人生なんてオリキャラには認めませんね。
ええっと美夜は自分がカルラであることを認めているため、今後はカルラでいる。
ついでに自白しなきゃいけないことがあります。作者は日本語下手目な英語派帰国子女です。なので間違えとかあったら是非教えて下さい。