HUNTERxHUNTER:オタク五人のオリ主旅団結成 作:夜美スタ
バカだった。私ったら本当にバカだった。三ヶ月何も起こらなかったからセーフだ〜とか思ってた過去の私を殴りたい。
そう私に思わせた出来事はちょうど『燃』の四大行を実践し始めてから三ヶ月経ったところだった。
その日、私は瞑想をし終わっていて寝るところだった。したら突然、涼しい風を肌で感じたのだ。それはあり得ない風だった。だって私の部屋に窓なんかないんだから。
気が付けば私のすぐ右にはゼノ爺様がいた。すぐさま鳥肌が立った。
原作キャラの餌食付けにもほどがあるでしょ、程って言うものが。
まったく。
「ほう、儂の殺気を感じ取れたとはのお。気配も消しておったのに。」
嘘つかないでくださいって。絶とか使っていたら私なんかが感じれるわけないでしょうに。
「天才だと聞いておったのじゃが、それも本当だったらしいのう。まさか生後六ヶ月で自覚を持つとはのう。」
これ、すっごくヤバイ展開になってるんじゃないか。
って言うか何しに来たんだろう、ゼノ爺様。
「と言うことでじゃ、お主がもう少し育ってからじゃが、尾行や潜入の技でも叩き込んでやるわい。」
こんなに早く願いが叶うとは。確かこの人、東ゴルトーに潜入したってキルアが言ってたっけ。サンキューオリ主補正。
…あ、もう居ない。いや、それとも絶を使っているのかな。もう考えるだけでめんどくさい。寝よう。
ゼノ爺様との遭遇から数日後、私はそろそろ自分の修行の方針を考えることにした。
私は女性。一般的に考えれば女性は男性より筋力は劣る。これは遺伝子上の事実だ。たとえ私が双子のカルトと同じ筋トレしたとしても、カルトの方が強くなるのは当然。(まあここで修行を重ねれば、そこらじゅうの脳筋には片手で勝てるだろうけど。)
その代わりに女性は男性より柔軟で、もっと痛みを耐えられる。それを私は修行の中心にすると決めた。優先順位的に言えばこう言う感じでしょう。
1)柔軟性・バランス
2)技術・コントロール・効率良さ
3)持久力・スピード
4)疼痛耐性・毒耐性
5)筋力
と言ったところかな。
柔軟性やバランスとかスピードと持久力は同時に鍛えれそうだから一緒にした。
技術・コントロール・効率良さ、それは最小限のエネルギー消費で最大限の効果をもたらす。そのためには人体を知り尽くし、全ての筋肉をコントロール出来るようにならなきゃいけない。目標といえばマチがヨークシン編でキルアを捕まえるために使ったあの技。胸を貫かれても出血すらせず、キルアの手が抜けなくなったあの筋肉コントロールの技。あれはすごい。それが目標だ。
小指やつま先で何時間立て続けられるバランス。足を頭の上に乗せられる柔軟性。一週間走り続けられる持久力や残像が何十人現れる程のスピード。リシンやシアン化物を水みたいに飲める毒耐性。あとは試しの門の」三ぐらいまで開けられるようになる。これを全て原作開始前、つまり私が10−11になる前までは達成しなきゃいけない。それに念の修行も加わる。
うん、ちょっと無理かも。
今回は短めです。最近投稿していなくてすみません。これからもよろしくお願いします!