ポケットモンスターMINOR   作:とある世界のハンター

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vsオニドリル 『コンボ』

 

 

 

 

〜24-25番道路〜

 

人語を喋るコラッタに出会ったレッドとマイ。助けてくれと頼まれた矢先、そのコラッタはオニドリルに連れ去られてしまったのだった。

コラッタを救出すべく、現在2人はオニドリルの後を追って走るのだった。

レッドはフシギダネ、ピカチュウ、ニョロゾを出しており、マイはネギとラフを出して追いかけている。

 

「まずはオニドリルの動きを止めなくちゃ!フシギダネ"はっぱカッター"!」

 

フシギダネの"はっぱカッター"が上空のオニドリル目掛けて飛んでいくが、簡単に避けられてしまった。

 

「アホか!そないな攻撃効かんちゅーねん!兄ちゃん覚えとき。飛行ポケモン相手なら、凍らすとか痺れさすとかして翼封じるんや。そないな草ポケモン役に立つかっちゅーの!」

 

「ネギ、ラフ連れて飛んで。」

 

コラッタがレッドに対して、トレーナーとしての授業をしている傍ら、マイはネギに指示を出す。

ネギはラフを背中に乗せて、上空のオニドリルを追いかけるように飛び上がる。ラフは落ちないように頭の草を器用に使って落ちないようにしている。

しかし、ネギのスピードではオニドリルには追いつけなかった。

 

「レッド、攻撃して。」

 

「わーってるよ!"れいとうビーム""でんじは"!」

 

"れいとうビーム"と"でんじは"がオニドリル目掛けて飛んでいくが、オニドリルはさらに上へと飛ぶことで回避、さらにコラッタに攻撃が命中してしまった。

 

「こっちに当ててどうすんやーっ!死にかけたやないかい!」

 

「ラフ"しびれごな"」

 

レッドがオニドリルの注意を引いているうちに、ネギがオニドリルの裏を取っていた。ラフの"しびれごな"がオニドリルの上から降り注ぎ、オニドリルは麻痺状態になる。

 

「おぉ!麻痺状態や!今がチャンスやチャンス!」

 

コラッタの叫び声と同時に、そんなこと言われなくとも分かっていると言わんばかりに2人は指示を出す。

 

「上から"みだれづき"で地面に落として」

 

「落ちてきたら"でんきショック"と"れいとうビーム"!」

 

ネギの"みだれづき"がオニドリルの背に1回、2回、3回命中した。そのままオニドリルは地面へと落ちていく。

ここでピカチュウとニョロゾが技を撃とうと構えるが、オニドリルも技を撃とうと構える。翼で首を隠すようにして、首をバネのように縮めるこの構えは━━━━━━━━

 

「なっ、アカン!"ドリルくちばし"やっ!!」

 

コラッタが叫ぶ。レッドは身構えるが、マイは逆。別の構えを取った。

 

「!マイ、まだ体力を減らしきれてねぇよ!捕まえらんねぇ!」

 

マイはモンスターボールを片手に投球モーションに入っていた。しかし、レッドの言う通り、あのオニドリルには未だダメージをあまり与えられていない。今ボールを投げても捕まえられないのだ。

しかし、マイは上げた足を地に付け踏ん張り、思い切りボールを投げる。

ボールはオニドリルへ真っ直ぐ飛んでいく。しかし、オニドリルはソレに気づかない。翼で顔が隠れているため、前しか見えてないためだ。ボールはオニドリルに当たり、オニドリルを包む。

1、2、と揺れたところでボールが破壊された。が、マイの狙いはソレではなかった。

 

「ラフ"ようかいえき"」

 

オニドリルの背後からラフが落ちてきた。ネギの背中から飛び降りたのだろう。"ようかいえき"がオニドリルの背中に当たりダメージを与える。怯んだところでネギがコラッタを奪い取った。

この隙にレッドはポケモン達に攻撃を指示。"れいとうビーム"と"でんきショック"がオニドリルにヒット。オニドリルは力尽きるように倒れ込んだ。

マイは再度ボールを投げる。1、2、3と揺れてオニドリルを捕獲する。

 

「捕獲、完了。」

 

 

 

 

 

 

 

〜岬の小屋〜

 

岬の小屋へとコラッタに連れてこられた2人は、コラッタに貰った指示通りに動いた。と言っても、コラッタがカプセルのような装置に入った後に、傍のレバーを下げるだけなのだが。

レバーを下げると装置から煙と共に人間が出てきた。

マイはこの人物を知っている。というか、コラッタと出会った時から誰かは予想ができていた。

 

「いやぁ〜助かった助かった。ワイはマサキ。改めてよろしくな。」

 

「俺はレッド。最強のトレーナー目指してんだ!」

 

「マイ。よろしく。」

 

そうかそうか、とマサキは頷く。そして助けて貰えた礼に、何でも相談にのると約束した。

レッドは大量に持っているモンスターボールについて相談した。これに対してマサキは自信満々にボールを受け取った。マサキの持っていた装置は、ポケモン転送マシンと言ってポケモンやアイテムを離れた場所に転送できる物らしい。

早速レッドはボールをマサキに預けた。

 

「うし、マイはなんか相談ないんか?」

 

「...特にない、かな?」

 

「そうかぁ...あ、そうだ。もし良かったらアレ貰ってくれ!」

 

「...アレ? 」

 

アレを渡したいと言って、マサキは小屋の奥へと潜り込んでいく。小屋の奥はガラクタで埋め尽くされているが、あったという声と共にマサキが戻ってきた。

 

「コレやコレ。新型の折りたたみ自転車!どーせ使わへんからあげるわ。場所はあんま取らへんし、旅が楽になるで。」

 

「ありがとう」

 

 

 

 

 

 

 

マイは礼を言ってレッドと共に小屋を後にした。レッドは徒歩でハナダシティまで戻って、海を見にクチバシティへと向かうらしい。

 

「マイはどうするんだ?」

 

「タマムシシティまで行って買い物...かな?」

 

マイは腰のモンスターボールから、一番新しいボールを持って中身を出す。

 

「...えと、今日から君はトリね。よろしくトリ。」

 

トリ、という安直な名前を付けられたオニドリルは豆鉄砲でも喰らっかのように口を、否、嘴を開けている。

 

「それじゃ、また。」

 

「おう、またな!」

 

レッドに別れを告げたマイはトリの背に乗り、方角を指示。そちらの方に飛んでいく。

 

目的地は、タマムシシティ。

 

 

 

 

 

 

 

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