荒れ果てたアスファルト、穴だらけのコンクリートが目立つ廃墟が並ぶ都市の中にポツンと一つ、同ように半壊した研究所があった
そんな研究所の地下に一つのカプセルがあった。
辺りには何かの報告書だろうか?その報告書が散乱している。
カプセルはまだ動いているようだ。
そんな時、カプセルから人間味の無い機械音声がこう告げた。
「システムチェック・・・自己状況判断プログラム開始・・・」
「カプセル内の管理に異常なし、電圧正常・・・温度最適・・・」
AIは自己判断する。カプセルに異常が無いかどうか。
ここまでは異常がなかった。しかし・・・
「緊急事用発電機の燃料が減少中・・・計算中・・・残り3日で発電不可能・・・代行措置を模索中・・・・・」
「代行措置としてコールドスリープの解除を行い、
「覚醒プロトコルを開始・・・」
「排水及び蘇生措置開始・・・」
そして、AIは『彼』を目覚めさせる。
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(ん・・・ん?)
(寒い・・・体が動かない・・・)
(あぁ・・・あれかコールドスリープってやつか・・)
(確か・・現代じゃ治らないからコールドスリープで眠って、医学が発達するまで待つっていう話だったよな・・)
(コールドスリープでずっと氷付けになる可能性もあったらしいが生きてる)
(体の感覚も戻ってきたな)
(おー体も動くようになってきたな・・・)
と思っていたその時だった。
『被験体の意識レベル上昇を確認、カプセルを開放します』
『覚醒プロトコル完了』
カプセルの蓋のロックが外れ勝手に開いていく。
「や・・とで・・r・・た?」
(ずっと眠っていたせいか声が上手く出ない・・・)
(けど・・なんだ?この荒れようは?何故誰もいない。)
病院やそういう施設なら一人や二人位人が居てもおかしくない、だが誰もいない。まるで逃げたかのように
(とりあえず服を探そう、流石に寒い。)
(おっ、あれはロッカー・・か?)
(扉は開いてるみたいだし行きますかっと)
カプセルの縁に手をつき立ち上がろうとするが
グラッ(!?)
(ハハハまだ歩けないか・・這ってなら行けるか)
ズルズルと這ってロッカーらしき場所までいく
こうして『彼』は目覚めた。しかし気づくことはなかった。
カプセルが『被験体』と言ったこと
建物をボロボロにするような存在が居るかもしれない事
そして周りの書類にはこうかかれていた。
『
うーん・・・・素人
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