ラブライブ!サンシャイン!!IF一期+二期   作:銀河人

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3年生も加入!ようやく9人に。今回は合宿回。
色々なカプを見せていくのがこのIFストーリーの重点なのですがそれは必ずしもメンバー9人でなかったりします。


シャイ煮始めました

aqours「前回のラブライブサンシャイン!!」

 

鞠莉「aqoursの活動を複雑な気持ちで見ていた果南。果南は、aqoursにreturnを拒否したの」

 

ダイヤ「東京のイベントで果南さんは歌えなかったんじゃない、わざと歌わなかったんですの」

 

千歌「そこには果南ちゃんの本当の思いが・・」

 

果南「ハグ、しよう!」

 

鞠莉「こうしてaqoursはついにperfect nineとなったのです!」

 

 

10話 シャイ煮始めました

 

 

夜、梨子がスマホで千歌と作詞の件でやり取りしていた。が、その途中に・・。

 

 

梨子「・・コンクールから・・・・」

 

 

部室に集まっていた9人。

 

 

花丸「はぁ・・」

 

千歌「うぅ・・」

 

善子「あっ・・」

 

 

ちかよしまる「あついーー!!!」

 

花丸「ずらぁ・・」

 

善子「天の業火に闇の翼が・・」

 

ルビィ「その服やめたほうがいいんじゃ・・」

 

梨子「どうしたんですか?全員集めて」

 

曜「どうする?」

 

果南「うーん・・ここをこうとか?」

 

曜「なるほど・・・・」

 

 

ダイヤ「ふふふ・・さて!いよいよ今日から夏休み!」

 

鞠莉「summer vacationと言えば!?」

 

ダイヤ「はい!あなた!」

 

千歌「え?・・やっぱり海だよね?」

 

曜「はーい!夏休みはパパが帰ってくるんだ!」

 

花丸「丸はおばあちゃん家に・・」

 

善子「夏コミ!」

 

ダイヤ「うっ・・ぐぐっ。ぶっぶー!!ですわ!あなたたちそれでもスクールアイドルなのですか?」

 

ダイヤ「片腹痛い片腹痛いですわ!」

 

ちかよしまる「ごくり」

 

曜「だったら、なんだって言うんです?」

 

ダイヤ「いいですか?皆さん。夏といえば、はい、ルビィ!!」

 

ルビィ「多分・・ラブライブ!」

 

ダイヤ「さすが我が妹、かわいいでちゅね!よくできました!」

 

ルビィ「えへへ!」

 

善子「何この姉妹コント?」

 

曜「ダイヤさんはボケ担当だね」

 

ダイヤ「コント言うな!それにボケてはないですわ!」

 

ダイヤ「夏といえばラブライブ!その大会が開かれる季節なのです!」

 

ダイヤ「ラブライブ予選突破を目指して、aqoursはこの特訓を行います!これは、私が独自のルートで手に入れたμ'sの合宿のスケジュールですわ!」

 

ルビィ「すごいお姉ちゃん!」

 

千歌「遠泳10キロ!?」

 

花丸「ランニング15キロ!?」

 

善子「こんなの無理に決まってんじゃない・・暑さでボケてんじゃないの?」

 

果南「まっ、何とかなりそうね」

 

ちかよしまる「いぃ!?」

 

ダイヤ「熱いハートがあれば何でもできますわ!」

 

ルビィ「ふ、ふんば・・ルビィ・・」

 

曜「なんでこんなにやる気なの?」

 

鞠莉「ずっと我慢してただけに、今までの思いがシャイニーしたのかも」

 

ダイヤ「何をごちゃごちゃと!さっ!始めますわよ!」

 

曜「うっ・・あ、そう言えば千歌ちゃん、海の家の手伝いがあるって言ってなかった?」

 

千歌「あっ!そうだ!そうだよ!自治会で出してる海の家手伝うように言われてるのです!」

 

果南「あっ、私もだ。美渡先輩にこき使われちゃうなぁ」

 

ダイヤ「そんな!?特訓はどうするんですの?」

 

千歌「残念ながら、そのスケジュールでは・・」

 

曜「もちろん、サボりたいわけではなく・・」

 

鞠莉「ふふ!じゃあ、昼は全員で海の家手伝って、涼しいmorning and eveningに練習ってことにすればいいんじゃない?」

 

花丸「それ賛成ずら!」

 

ダイヤ「それでは練習時間は・・」

 

 

千歌「じゃ、夏休みだし、うちで合宿にしない?」

 

ダイヤ「合宿?」

 

花丸「本格的ずら~」

 

千歌「ほら!うち旅館でしょ?頼んで一部屋借りれば、みんな泊まれるし!」

 

曜「そっか!千歌ちゃん家なら、目の前が海だもんね!」

 

千歌「移動がない分早朝と夕方、時間取って練習できるもんね!」

 

花丸「でも、急にみんなで泊まりに行って大丈夫ずらか?」

 

千歌「何とかなるよ!じゃ決まり!」

 

千歌「それでは明日の朝4時、海の家に集合ということで」

 

ダイヤ「おお・・?」

 

鞠莉「オッケー!!果南もいいでしょ?」

 

果南「千歌の家に泊まるの久々だね。小さな頃は当たり前の様に泊まってたけど」

 

 

皆が和気藹々な中、千歌が元気のなさそうな顔をしている梨子に気付く。

 

 

千歌「梨子ちゃんどうかしたの?」

 

梨子「え!?ううん・・何でもない」

 

千歌「・・?」

 

 

夜、梨子は自宅のピアノに掛けられている譜面を見て悩ましい表情に。

 

ピアノコンクールからのメッセージが頭から離れない。

 

 

梨子「・・・・」

 

 

次の日、午前4時。海の家には・・。

 

 

花丸「誰もいないずら・・まさか、丸集合場所間違ったずらか!?」

 

 

 

 

あれ、花丸ちゃんだけ・・?

 

 

花丸「あ、梨子さん!おはようございます」

 

梨子「おはよう花丸ちゃん。皆起きてないのね」

 

花丸「朝早いのに慣れていない人が多いですね。丸は早起きが日課だから慣れてるずら」

 

梨子「偉いわね・・私も花丸ちゃんを見習わないと」 

 

 

花丸「・・・・」

梨子「・・・・」

 

 

二人は海を眺めている。が、誰も来る気配がない。

 

 

花丸「軽くランニングしますか?」

 

梨子「そうね。私達だけでも練習しないと」

 

 

二人のみの練習。結局早朝には誰も来ず・・。

 

 

千歌「やっほー!!」

 

曜「眩しい!!」

 

果南「よーし!!」

 

 

海に飛び込むようちか。果南はサーフィンをしていた。

 

 

千歌「あいた!」

 

鞠莉「シャイニー!」

 

曜「え~い!」

 

鞠莉「おっと!マリーに挑戦するとは・・ヨー、バトルでーす!!」

 

千歌「梨子ちゃーん!!」

 

ダイヤ「結局遊んでばっかりですわね・・」

 

花丸「朝4時に来たら梨子さんと丸以外誰もいなかったずら・・」

 

善子「曜が起こすっていったのにこなかったもん・・曜が悪いもん」

 

ダイヤ「ま、まあ・・練習は後からきちんとするとして。それより、手伝いは午後からって言ってましたわよね?確か」

 

ダイヤ「あ、はて!そのお店はどこですの?」キョロキョロ

 

花丸「現実を見るずら」

 

ダイヤ「うっ・・!」

 

 

海の家はボロ屋だった。ダイルビは共に辛い表情に。

 

 

ルビィ「ボロボロ・・お、お姉ちゃん」

 

ダイヤ「それに比べて隣は・・人が一杯・・」

 

花丸「都会ずら・・」

 

ダイヤ「だめですわ・・」

 

 

鞠莉「都会の軍門に降るのですか?」

 

ルビィ「鞠莉さん?」

 

鞠莉「私たちはラブライブの決勝を目指しているんでしょ?あんなチャラチャラした店に負けるわけにはいかないわ!」

 

ダイヤ「鞠莉さん・・あなたの言う通りですわ!」

 

千歌「えっ?」

 

鞠莉「てへぺろ」

 

 

海の家の広告板を改造しそのままちかりこに着させたダイヤ。

 

 

千歌「これなに?」

 

ダイヤ「それでこの海の家にお客を呼ぶのですわ!聞けば去年の売り上げで隣に負けたそうではありませんか?今年は私たちが救世主となるのです!」

 

梨子「救世主!?」

 

善子「どうしてあんなに熱くなってんの?」

 

果南「ちょっと昔いろいろあって・・」

 

ダイヤ「果南さん!さっ!果南さんはこのチラシを!商売もスクールアイドルも大切なのは宣伝!」

 

果南「は、はぁ・・」

 

ダイヤ「あなたのそのグラマラスな水着姿でお客を引き寄せるのですわ!ほかの砂利共では女の魅力に欠けますので!」

 

 

果南「何か顔が怖いんだけど・・後、鼻息荒い」

 

千歌「砂利ってなに?」

 

梨子「知らない方が・・いいと思う」

 

 

場面変わり海の家の中。

 

 

ダイヤ「そして鞠莉さん、曜さん、善子さん!」

 

善子「ヨハネ!」

 

ダイヤ「あなたたちには料理を担当してもらいますわ!」

 

善子「は、料理?」

 

ダイヤ「都会の方々に負けない料理でお客のハートを鷲掴みにするのですわ!」

 

曜「面白そうだね!」

 

善子「堕天使の腕の見せ所・・よ」

 

鞠莉「じゃ、Let's cooking!」

 

ようよしまり「おお!!!」

 

 

曜は得意気に焼きそばを作る。

よしまりは不気味な料理が作られている・・。

 

 

曜「ほい!おいしいヨキソバ!ヨーソロー!・・ん?」

 

善子「クククッ・・堕天使の涙、降臨!」

 

鞠莉「unbelievable・・shiny complete!」

 

曜「むむむ・・・・」

 

 

ダイヤ「さぁ!これで客がドバドバと!」

 

 

シーン・・・・

 

 

ダイヤ「なんでこないんですの!?」

 

よしみ「こんにちは」

 

ダイヤ「あ、はい!あら?」

 

いつき「ここが千歌たちが手伝ってる海の家?」

 

むつ「私ヨキソバ!」

 

曜「へい!ヨーソロー!」

 

千歌「みんなに連絡したらすぐ来てくれたよ!」

 

果南「最初からこうすればよかったんだね。ほんっとダイヤはおバカさん」

 

鞠莉「ほんっと!お・ば・さ・ん!」

 

ダイヤ「一文字抜けてますわ!」

 

 

ルビィ「ルビィ達も何かしないと・・」

 

 

店もある程度繁盛し夕暮れの砂浜で練習するメンバー。

 

 

果南「ふぅ・・さすがにお店の後だとちょっときついね。あっ?」

 

ダイヤ「うぅ・・こ、こんな特訓をμ'sはやっていたのですか?」

 

ルビィ「す、すごすぎる・・!」

 

梨子「次は体幹をきちんと鍛えないとよ・・」

 

善子「今こそ!無我に!」

 

千歌「果南ちゃんは平気なの!?」

 

果南「まぁ私は・・曜は掛け持ちなんだからこれくらいやれないとダメだよ」

 

曜「いや・・いくら何でもこれはオーバーワークだって」

 

鞠莉「ファイヤーハートがあれば・・!!」

 

花丸「こんなのむ、無理じゅらぁ・・」

 

鞠莉「ワオ!花丸、だいじょーぶ?」

 

花丸「み、みじゅを・・」

 

 

何とかやり遂げ夜。砂を落とす為、樽にくべられている水を浴びるメンバー。

 

 

ルビィ「ひぃ!ひゃっこい!」

 

曜「我慢して!まだ砂落ちてないよ」

 

ダイヤ「全く!お湯はないんですの?」

 

千歌「それにしてもμ'sってすごい特訓してたんだね!」

 

 

バシャン

 

 

善子「リトルデーモンね」

 

花丸「違うずら!」

 

果南「いつの間に潜ってたの・・」

 

 

美渡「あんたたち!ほかのお客さんもいるから、絶対うるさくしたらだめだからね!」

 

千歌「分かってる!」

 

美渡「言ったからね!!ぜーったいうるさくしたらダメだからね!!!うるさくしたら追い出すからね!!!」

 

果南「美渡先輩、声大きいですよ?」

 

美渡「うっ・・とにかく静かにしなさいよ」ヒッソリ

 

 

鞠莉「I'm hungry!ご飯まだ?」

 

千歌「それが・・」

 

 

海の家にはシャイ煮と堕天使の涙が大量に残っていた。

 

 

ルビまる「え!?」

 

千歌「美渡姉が余った食材は自分たちで処分しなさいって・・」

 

果南「そんなに余ったの?」

 

千歌「ヨキソバはほぼ売り切れたんだけど…シャイ煮と堕天使の涙、全く売れてなくて・・」

 

善子「どうしてなのよ。この絶品、何故分かってもらえないのかしら・・」

 

鞠莉「申し訳ないデース!」

 

ルビィ「それってどんな味がするんですか?」

 

果南「ちょっと興味あるね」

 

梨子「そうですね」

 

花丸「丸も食べてみたいずら!」

 

ダイヤ「いいですわ!食べてやろうではありませんか」

 

鞠莉「シャイ煮please!」

 

善子「堕天使の涙に溺れなさい!」

 

 

シャイ煮と堕天使の涙をオープン。メンバーの反応は困惑する者がほとんどだった。

 

 

よしまり「さ!召し上がれ!」

 

花丸「えっ・・い、いただきます・・うん?シャイ煮おいしい!」

 

梨子「でも一体、中に何が入ってるの?」

 

花丸「おかわりずら!」

 

鞠莉「ふっふっふ!シャイ煮は私が世界から集めたスッペシャルな食材で作った究極な料理デース!」

 

ダイヤ「で、一杯いくらするんですのこれ?」

 

鞠莉「さぁ?10万円くらいかなぁ?」

 

ルビィ「10、10万円!?」

 

千歌「高すぎるよ!」

 

鞠莉「え?そうかな?」

 

果南「これだから金持ちは・・」

 

ルビィ「次は堕天使の涙を・・んん!?」

 

ダイヤ「うん?ルビィ?」

 

ルビィ「ヒャー!!!!辛い辛い辛い!!!

 

ダイヤ「ちょっと!善子さん!これに一体何を入れたんですの!?」

 

善子「ヨハネ!タコの代わりに大量のタバスコで味付けした、これぞ!堕天使の涙!」

 

鞠莉「oh!strongly hot!」

 

ダイヤ「あなたは平気ですの?」

 

善子「うん?どうして?美味しいわよ?」

 

鞠莉「はい、ダイヤ、あ~ん」

 

ダイヤ「うっ・・・・」パクッ

 

ダイヤ「ピギャ~~!!」

 

曜「わざわざ激辛と分かり食べるとは・・」

 

善子「やっぱりあの姉妹コントやってるわ」

 

 

梨子「そう言えば歌詞は?」

 

千歌「うん、なかなかね・・」

 

曜「難産みたいだね!作曲は?」

 

梨子「いろいろ考えているけど、やっぱり歌詞のイメージもあるから」

 

鞠莉「んん?作曲ならば出来る限り手伝えまーす!リコピーよりは詳しくないかもだけど」

 

梨子「ありがとう鞠莉さん。けど、リコピーって・・」

 

千歌「いい歌にしないとね!」

 

梨子「うん!」

 

曜「千歌ちゃーん!ソース切れちゃった!」

 

善子「ずら丸も食べなさーい!」

 

花丸「まま、丸は遠慮するずら~!」

 

千歌「えへへ・・分かった!うちから取ってくるね!」

 

 

梨子「ちょっと私は外に出るわ」

 

 

梨子が外に出ると飲み物を飲みつつ辛さのあまり苦しむ黒澤姉妹がいた。

 

 

ダイヤ「ル、ルビィ・・大丈夫?」

 

ルビィ「お、お姉ちゃんこそ・・大丈夫?」

 

 

梨子「フフッ・・」

 

 

梨子はピアノコンクールのメールを消去した。

 

 

千歌が旅館に向かうと志満と梨子ママが玄関にて会話している。

 

 

志満「ピアノコンクール?」

 

梨子ママ「ええ、案内が来たらしいんだけど、あの子出るとも出ないとも言ってなくて・・」

 

志満「いいえ・・千歌からは何も聞いてないですけど・・」

 

千歌「・・・・?」

 

 

ラブライブ!サンシャイン!!(Aパート終わり)

 

 

ようよしりこルビダイまるは眠りについておりかなまりは旅館で一仕事終えた美渡、志満と新生aqoursの事で会話をしている。

 

千歌はスマホをいじりあるサイトを調べていた。

 

 

千歌「やっぱり・・この日って、ラブライブ予備予選と同じ日・・」

 

 

千歌が梨子のほっぺをぐにぐにして起こす。

 

 

千歌「梨子ちゃん梨子ちゃん梨子ちゃーん・・」

 

梨子「千歌ちゃん・・?面白がってませんか?」

 

 

二人は海岸で会話。旅館では・・。

 

 

美渡「まぁ、あんた達ならこのまま引き下がらないだろうって思ってたんだけどね」

 

志満「この前、千歌ちゃんが泣きながら帰ってきてね・・。果南ちゃんがバカだからって言って部屋にこもって泣いててね。果南ちゃんが何かしたのかと思って・・」

 

果南「す、すみません!!私の言った事が千歌にとって傷付く発言で・・」

 

鞠莉「可愛い幼馴染みをディフェンスしないとダメでしょ」

 

美渡「まぁ、仲直りしたからいいけどもさ。経験あるあんた達が帰ってきたんだし静岡大会くらい余裕でしょ?」

 

果南「・・レベルも以前より上がってますし」

 

鞠莉「私達も久々の復帰でブランクがあるのは隠せないので・・」

 

美渡「けど、未熟Dreamerだっけ?あの歌で一気に順位上がったじゃん。やっぱあんた達の力も錆び付いてないなって」

 

志満「ダイヤちゃんも今まで我慢していたのが爆発したのか今日は凄く気合入ってたしこれからが楽しみね」

 

鞠莉「千歌っちが回りを上手く引っ張ってるし今のaqoursは上を狙えまーす」

 

美渡「けど、いざ後輩達が何か悩んでたら助け舟出さなきゃダメだからね」

 

果南「それは分かってます。9人も入るという事はその分何かいざこざがある可能性が高いので」

 

志満「そろそろ夜も遅いし寝ましょうか」

 

果南「ですね。おやすみなさい。美渡先輩、志満姉さん」

 

鞠莉「グッドナイト!!」

 

 

志満「おやすみね」

 

美渡「おやすみ!」

 

 

 

海岸ではちかりこが会話している。

 

 

梨子「バレてたか・・」

 

千歌「・・・・」

 

梨子「心配しなくて大丈夫。ちゃんとラブライブに出るから」

 

千歌「え?」

 

梨子「確かに始めて知らせが届いた時はちょっと戸惑ったよ。チャンスがあったらもう一度って気持ちもあったし・・」

 

梨子「でも、合宿が始まって、みんなと一緒に過ごして、ここに越してきてからこの学校や、みんなや、スクールアイドルが・・自分の中でどんどん大きくなって・・」

 

梨子「みんなとのaqoursの活動が楽しくて、千歌ちゃんとの出会いも・・。自分に聞いたの、どっちが大切なのか・・」

 

梨子「すぐ答えは出た。今の私の居場所はここなんだって・・」

 

千歌「そっか・・」

 

梨子「今の私の目標は今までで一番の曲を作って、予選を突破すること!それだけ!」

 

梨子「うん、分かったわ!だから早く歌詞ください!」

 

千歌「ええ!?今言う、それ!」

 

梨子「当たり前!」

 

千歌「果南ちゃんと花丸ちゃんと一緒に考えてるけどそれでも大変だも~ん」

 

梨子「それじゃあ明日一緒に話しましょ」

 

千歌「うん!」

 

 

次の日、千歌の部屋で集まるちかまるかなりこ。

 

 

花丸「手伝いしなくても大丈夫ですかね?」

 

果南「ダイヤもいるし大丈夫だよ」

 

 

海の家で料理を渡そうとか苦戦する黒澤姉妹。

 

 

曜「はい!ヨキソバ!」

 

ルビィ「わっ・・お、お姉ちゃ・・」

 

ダイヤ「ル、ルビィ!ぶつか・・」

 

 

ルビィ「ピギィ!!」

ダイヤ「ピギャ!!」

 

 

曜「だ、大丈夫!?」

 

 

黒澤姉妹のドジッ娘ぶりが意外にも店で噂になり可愛がられていた。

 

 

梨子「大切なもの?それが歌詞のテーマ?」

 

花丸「そうずら!」

 

千歌「まだ出だしだけしか書けてないんだけど・・」

 

梨子「大切な・・もの?」

 

果南「梨子」

 

梨子「え!?」

 

果南「梨子も読んでみて、どう?」

 

梨子「あ、はい・・」

 

花丸「あ、作詞ずら」

 

梨子「フフ・・見る?」

 

ちかまる「見る見る!!」

 

 

果南「鞠莉も作曲に関してサポートしてるの?」

 

梨子「鞠莉さんは理事長の仕事もあって忙しくてあまり来れないですがたまに見にきてくれますよ」

 

果南「ならいいけど。梨子も身体には気を付けなよ。夜更かしは身体に影響が出ちゃうからね」

 

梨子「は、はい!」

 

 

今日はいつもより売り上げがよかった海の家。

 

夕方にははいつもの地獄のトレーニングが待っていた・・。

 

 

善子「だ、打倒・・暗黒聖雪・・!」

 

ダイヤ「このトレーニングを制し・・み、μ'sの様にさ、最高のスクールアイドルを・・・・」

 

 

曜「腹筋や腕立て伏せはお手のもの!」

 

果南「それじゃあ勝負する?勝ったら今日の皿洗いはなしで!」

 

曜「よーし!!」

 

 

千歌「り、梨子ちゃーん・・」

 

梨子「ち、ちょっと千歌ちゃ・・ヒギャ!!」

 

花丸「ずらぁ!?」

 

ルビィ「花丸ちゃ・・!」

 

鞠莉「デンジャラース!!」グルン

 

 

腕立て伏せで腕がパンパンで耐えられず千歌が梨子に倒れかかり、りこまるルビの順で倒れていく。

 

鞠莉は転がって回避!

 

 

トレーニングも終わり晩飯はまたも売れ残ったシャイ煮と堕天使の涙だった・・。

 

 

千歌「今日も売れなかったんだね・・」

 

鞠莉「今日は味付けを変えたのに・・」

 

善子「やはり人間には分からないのよ・・堕天使の涙の美味たる物を・・」

 

 

曜「できた!カレーにしてみました!船乗りカレー、withシャイ煮と、愉快な堕天使の涙たち!」

 

ルビィ「うっ・・ルビィ死んじゃうかも」

 

曜「じゃ、梨子ちゃんから召し上がれ!」

 

梨子「うっ・・・・ん?おいしい!すごい!こんな特技あったの!?」

 

鞠莉「う~んdelicious!!」

 

曜「パパから教わった船乗りカレーは何にでもあうんだ!」

 

ダイヤ「これなら明日は完売ですわ!」ニタリ

 

ルビィ「お姉ちゃん!?」

 

花丸「おかわりずら!」

 

善子「はやっ!!」

 

 

曜「千歌ちゃんどうしたの?何だかどうすれば?見たいな顔してるけど・・」

 

千歌「ううん、何でもないよ。ありがとう・・」

 

 

千歌の視線には梨子。曜は何かを察し寂しげな表情に。

 

 

果南「・・・・」

 

鞠莉「果南」

 

果南「分かってる」

 

 

晩飯を終え今度は千歌の部屋でダイヤのスクールアイドル講座に。

 

 

ダイヤ「では!これからはラブライブの歴史とレジェンドのスクールアイドルの講義を行いますわ!」

 

果南「今から?」

 

ルビィ「楽しみ!」

 

ダイヤ「大体ルビィ除くあなた方はスクールアイドルでありながら、ラブライブがなんたるかを知らなすぎですわ!」

 

ダイヤ「まずは、A-RISEの誕生から・・うん?鞠莉さん、聞こえてますか?おーいMs.鞠莉?」

 

 

鞠莉の目のシールがはがれ驚き気絶するダイヤ。

 

 

ルビィ「お、お姉ちゃん!?」

 

 

美渡がふすまから千歌達を鋭い視線で覗く。

 

 

果南「あ、これはまずい・・」

 

千歌「今日は!もう遅いから早く寝よう!」

 

曜「遅いって・・まだ9時だよ」

 

千歌「今日寝所は早く静かにしないと、旅館の神様に尻子玉抜かれるよ!」

 

曜「よ、ヨーソロー・・」

 

 

パタン

 

 

果南「私達も小さな頃うるさくして怒られちゃった事あったなぁ・・」

 

千歌「えへへ・・そうだったね」

 

 

午前4時、皆が寝静まる頃・・悪夢を見る物も。

 

 

ダイヤ「目が、目が・・」

 

ルビィ「うゅ・・お姉ちゃん・・」

 

千歌「梨子ちゃ~ん・・」グニグニ

 

 

千歌が昨日と同じ様にほっぺをぐにぐにして梨子を起こす。

 

 

梨子「うぅん・・な、なに?」

 

 

梨子を起こし二人で外に出たちかりこ。

 

それに気付き不安に駈られ起きる曜。

 

 

曜「千歌ちゃん・・」

 

 

 

 

 

不安?

 

だから早くスリープしたのよね

 

 

曜「果南ちゃん、鞠莉さん・・」

果南「ダイヤはぐっすり悪夢見てるしまぁいいかな」

 

ダイヤ「うぅ、悪魔・・」

 

善子「・・むにゃむにゃ。リトルデーモン・・堕天使ヨハネ・・・・」

 

鞠莉「お~ナイトメア!」

 

 

曜「いや、その・・」

 

果南「何か悩んでたら助けないとね」

 

鞠莉「先輩としての役目の一つで~す」

 

 

曜「・・気付いてたの?」

 

果南「長い付き合いだから分かるよ」

 

鞠莉「千歌っちをリコピーに取られて、ちょっぴり嫉妬fireーーが燃え上がってたんじゃないの?」

 

曜「え、そんな事・・」

 

果南「ここだとあれだし海岸で話そっか」

 

 

その頃、ちかりこは自転車で浦の星に。

 

 

千歌「一つお願いがあるの!」

 

梨子「こんな夜中にどこ行くの?」

 

千歌「いいからいいから」

 

 

浦の星に着き音楽室に。

 

 

千歌「考えてみたら、聞いてみたことなかったなって・・。ここだったら思い切り引いても大丈夫だから!」

 

千歌「梨子ちゃんが自分で考えて、悩んで、一生懸命気持ち込めて作った曲でしょ?

聴いて見たくて!」

 

梨子「でも・・」

 

千歌「お願い!少しだけでいいから・・」

 

梨子「そんなにいい曲じゃないよ・・」

 

 

梨子がピアノを弾く。その時間帯と同じ時間にようかなまりが海岸に。

 

 

鞠莉「ぶっちゃけtalk!する場ですよ、ここは!」

 

曜「鞠莉さん・・」

 

果南「話して。千歌にも梨子にも話せないでしょ?」

 

曜「果南ちゃん。・・私ね、昔から千歌ちゃんと一緒に何かやりたいなって、ずっと思ってたけど・・」

 

 

曜「そのうち中学生になって水泳部になって・・。だから、千歌ちゃんが一緒にスクールアイドルやりたいって言ってくれた時は、すごく嬉しくて!これでやっと一緒にできるって思って・・」

 

曜「でも、すぐに梨子ちゃんが入って、千歌ちゃんと二人で歌作って・・気づいたら、みんなも一緒になってて・・」

 

曜「それで思ったの、千歌ちゃん・・もしかして私と二人は嫌だったのかなって・・」

 

鞠莉「Why?なぜ?」

 

果南「千歌がそんな事思う訳ないよ」

 

曜「私でも全然そんなことないんだけど・・何か要領いいって思われることが多くて・・

だから、そういう子と一緒にってやりにくいのかなって・・」

 

鞠莉「曜が要領いい?ギャグ?」

 

曜「ギャグじゃないですよ!」

 

果南「いや、要領よくないじゃん・・この前も振り付けの紙忘れてたし」

 

曜「あ、いや・・そんな事もあるし・・」

 

鞠莉「曜は千歌っちのことが大好きなのでしょ?はっきりその要件を千歌っちにいうのよ。これもギャグっぽいけども」

 

果南「とにかく、本音でぶつけなよ!考えすぎなんだよ曜は。ほら、頭空っぽにしてみなって」

 

曜「は、はぁ・・」

 

鞠莉「大好きな友達に本音を言わずに二年間も無駄にしてしまった私や果南が言うんだから間違いありません!」

 

曜「・・・・!!」

 

果南「大丈夫。曜、あなたは一人じゃない」

 

鞠莉「私達がいま~す!」

 

 

場面変わり演奏が終わり防波堤で話すちかりこ。

 

 

千歌「いい曲だね!」

 

梨子「千歌ちゃん・・」

 

千歌「すっごくいい曲だよ!梨子ちゃんがいっぱい詰まった・・。だから梨子ちゃんにはピアノコンクール出て欲しい!」

 

梨子「え?どうしてそれを?」

 

千歌「梨子ちゃんのお母さんと志満姉が話してたの」

 

千歌「こんなこと言うの変だよね。めちゃくちゃだよね?スクールアイドルに誘ったのは私なのに・・」

 

千歌「梨子ちゃん、aqoursのほうが大切って言ってくれたのに・・」

 

梨子「私が一緒じゃ・・いや?」

 

千歌「違うよ!一緒がいいに決まってるよ!

思い出したの!最初に梨子ちゃん誘った時のこと・・」

 

千歌「あの時私思ってた。スクールアイドルを一緒に続けて梨子ちゃんの中の何かが変わってまたピアノに前向きに取り組めたら素晴らしいなって!素敵だなって!」

 

千歌「この街や学校やみんなが大切なのも分かるよ!私も同じだもん!でもね、梨子ちゃんにとってピアノは、同じくらい大切なものだったんじゃないの?」

 

千歌「その気持に、答え渡してあげて・・。私待ってるから!どこにも行かないって!ここでみんなと一緒に待ってるって約束するから・・だから・・!」

 

梨子「ほんっと、変な人・・」

 

千歌「梨子ちゃん・・」

 

梨子「大好き・・」

 

 

続く

 

 

 

 

今回の変更点

 

 

①果南が美渡先輩、志満姉さんと呼んでいる

 

 

②4時に来たのは花丸だけでなく梨子も来た

 

 

③堕天使の涙をダイヤも食べ姉妹コント

 

 

④千歌、梨子が夜、海岸で話すシーンに果南、鞠莉が美渡、志満と会話するシーンを入れた(美渡の後輩達が悩んでたら助け舟を出す、の発言から曜の悩みを救うのに一役買う)

 

 

⑤歌詞作成には花丸もいる

 

 

⑥千歌が梨子を見ていて曜が何かを察するシーンで果南、鞠莉が曜の表情を見て気付く

 

 

⑦夜に再度千歌、梨子が起きて浦の星に行くシーンで曜がそれに気付き不安になった所を果南、鞠莉がその悩みにのる(鞠莉がダイヤの講座で寝ていたのは早起きする為でもある)

 

 

 

曜「次回」善子「予備予選突破へ!」

 




今回の絡みはちかりこ、ようかなまり、りこまる、みとかな 辺りですね。

個人的には美渡、志満の浦の星卒業生の設定を生かしても良かったのではないかなと思います。

こちらでは果南が「美渡先輩」「志満姉さん」と呼んでいる様に千歌との幼馴染みなら知らないはずがないと思いますし。

そして、本編であったおたまを持ちながらちかりこが仲良く会話してるのを一人不安げになる曜にかなまりが気付く展開。

次の話は曜中心になりはしますがここで曜の為に動くのがこちらでは曜と序盤でぶつかり合っていた方です。
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