前回のラブライブ!サンシャイン!!ヨーソロー!
曜「ラブライブに出るべくトレーニングに励む私達。そんな時、果南ちゃんがあるノートを持っていてダイヤちゃんや鞠莉ちゃんがそのノートに描かれているフォーメーションをするべきと持ち掛ける」
曜「花丸ちゃんやヨハネちゃんやルビィちゃんもそのフォーメーションをやりたいと同意し私達もまたラブライブに出るのならばとやりたいと告げた」
花丸「果南ちゃんは最初こそ戸惑いを見せたが千歌ちゃんの強い決意に押されやる事に」
花丸「練習はとても厳しく鞠莉ちゃんの理事長権限で晩遅くまで体育館で猛練習をした」
曜「千歌ちゃんはセンターなので大技を決めなければならなくそれを覚えるのに一苦労。けれども、私達は奇跡の波を起こすべく最後まで諦めなかった」
曜「そして、本番。3年生のみの旧aquorsがTOKYO SCHOOL IDOL WORLDで披露する予定だった『MIRACLE WAVE』を今度は私達9人で!」
花丸「千歌ちゃんの渾身の大技が見事に決まった!丸達はライブで大成功を遂げたのだった!」
アキバレポーター「それでは皆さん!ラブライブファイナリストの発表です!」
会場がざわめきステージに立つスクールアイドル達もざわめく。
ついに結果が発表される。
鞠莉「決勝に進めるのは3グループ・・」
ルビィ「お願い・・!!」
目を瞑り強く祈るルビィと花丸。
鞠莉と一緒に見守る強気な瞳の果南。
腕を組み冷静に結果を待つダイヤと善子。
私達なら大丈夫だと信じ結果をただ待つ千歌、曜、梨子。
アキバレポーター「上位3組はこのグループです!!」
大きなモニターに映し出される1位~3位のスクールアイドルグループ。
aqoursは見事1位に!!
千歌「やった・・!やったよ!!」
曜「千歌ちゃーん!!」
梨子「えぇ!私達またあの舞台に立てるのよ!!」
花丸「ルビィちゃん!!」
ルビィ「花丸ちゃん!!」
ルビまる共に抱き合う。
ダイヤ「また1位通過ですわ!」
善子「ダイヤ!」
ダイヤ「はい!」
ダイよしハイタッチ。
鞠莉「果南!!」
果南「・・・・!!」
果南は会場からの大勢のAqoursコールに驚く。
鞠莉「果南?」
果南「あ、いや、次も頑張らないとね」
曜「よーし!皆、行くよー!!」
曜「全速ぜんしーん・・」
ヨーソロー!!!!!!!!!
曜「からの敬礼!」
7話 浦の星女学院
無事1位で大会を終えセントラルパークで寛ぐ千歌達。
花丸「緊張で何も喉が通らなかったずら」
ルビィ「ルビィは今も足が震えてる・・」
善子「全く、前のラブライブでも全国行ったんだから自信持ちなさいよ」
ダイヤ「もう一度あの舞台に・・」
鞠莉「えぇ。今度こそ必ず・・!」
梨子「いい曲を作って・・」
曜「ダンスももっともっと元気にしよう!」
千歌「み、見て!この視聴回数!!」
メンバーがセントラルパークのモニターに釘付けに。
映されていたのはaqoursのMIRACLE WAVEの映像。
視聴回数は50000を越える数値であった。
梨子「本当・・こんなに沢山の人が・・」
果南「これだけの人が見て、私達を応援してくれた」
果南「aqoursは今や静岡で一番のスクールアイドルグループ。本選に出られなかった他の静岡のスクールアイドルに恥をかかせないよう最高のパフォーマンスを魅せないとならないよ」
ルビィ「aqoursが・・」
花丸「静岡で一番の・・」
善子「スクールアイドル・・」
千歌「あっ!入学希望者はどう!?」
鞠莉「今現在88人・・。残り時間的には・・」
曜「鞠莉ちゃんのお父さんに言われてる期限って、今夜だよね?」
ダイヤ「大丈夫。まだ時間はありますわ。学校に行けば正確な数は分かりますわよね?」
千歌「よし!帰ろう!!」
午後20時。9人は理事長室に。
鞠莉「ちょっと待って・・」
鞠莉がノートパソコンで現状況を調べる。
果南「どう?」
鞠莉「・・89人ね」
曜「一人しか増えてないなんて・・」
善子「まさか、天界の邪魔が!」
ルビまる「・・・・」
果南「あと4時間しかないよ?」
千歌「aqoursの再生数は?」
ルビィ「ずっと増え続けてる」
ダイヤ「ではやはり・・」
鞠莉「パパに電話してくる」
鞠莉は電話しに理事長室から離れる。
一時間程経過したが鞠莉は戻ってこない。
曜「遅いね。鞠莉ちゃん」
果南「向こうは早朝だからね。なかなか電話が繋がらないのかもしれないし・・」
ガチャ
鞠莉「ウエイティングだったね」
千歌「お父さんと話せた?」
鞠莉「うん。話した。決勝に進んで再生数凄いことになってるって」
梨子「それで!」
ダイヤ「何とか明日の朝まで伸ばしてもらいましたわ。ただ、日本時間で朝の5時。そこまでに100人に達しなければ、募集ページは停止すると」
果南「最後通告って事ね。でも、3時間なのが8時間に伸びた」
午後21時。理事長の台の下にルビィがパソコンを持ち左右によしまるが見守る。
ルビィ「あ!今一人増えた!」
花丸「あと、10人ずら!」
梨子「やっぱり!私達を見た人が興味を持ってくれたのよ」
曜「このまま増えてくれれば・・あっ」
善子「ちょっ、どこ行くのよ!?」
千歌「駅前!浦の星をお願いしますって皆にお願いして、それから・・」
曜「今からじゃ無理だよ!」
梨子「準備してる間に朝になるわよ」
千歌「じゃあ今からライブやろう!それをネットで・・」
千歌がドアを開けて出ようとしたが果南が千歌の背から抱き締めた。
果南「落ち着いて千歌。大丈夫、大丈夫だから」
千歌「でも、何もしないなんて・・!」
果南「私達だけじゃない。美渡先輩や志満姉さん、それに内浦の皆も浦の星を廃校させないように行動したのだから」
梨子「果南さんの言う通りよ。信じるしかないわ」
曜「信じヨーソロー!!」
千歌「そうだよね、私達もあれだけの人に見てもらえたんだもん。大丈夫だよね・・」
ダイヤ「さぁ、そうとなったら皆さん帰宅して下さい」
花丸「帰るの?」
善子「何か一人でいるとイライラしそう・・」
曜「落ち着かないよね気になって・・」
ダイヤ以外の8人が静まる。
ダイヤ「仕方ないですわね!」
千歌「いてもいいの!?」
ダイヤ「皆さんの家の許可と、理事長の許可があれば・・」
曜「じゃあ、いてもいいの!?」
鞠莉「もちろん!皆で見守ろう!」
ルビィ「あ、また一人増えた!!」
これで91人で残り9人。
午後21時40分。
ルビィ「増えないね」
善子「そりゃそう簡単には増えないわよ」
花丸「パソコンがおかしいとか?」
鞠莉「壊れてないよ」
ダイヤ「例え町がきれいで人が優しくてもわざわざここまで通おうとは思わない」
ダイヤ「これが現実なのですわ。これだけの人が浦の星の名前を知っても、わざわざここまで通おうとは思わない」
深刻な表情な一年組。
そんな時、お腹の鳴る音が・・。
梨子「そそ、そういえば、お、お昼食べた後何も食べてないわね!」
善子「魔女も空腹か」
曜「よーし!買い出し行こう!」
千歌「私もお腹空いちゃった。私達で行こう!」
梨子「そうね」
二年組が買い出しにいき一年組、三年組が残る。
場面変わり二年組はコンビニで買い出しを終え学校へと戻っていた。
曜「満月かー・・」
梨子「どうしたの?」
曜「いや、ね。ヨハネちゃんをaqoursに誘った時もこんな夜で満月だったんだ」
曜「千歌ちゃんがスクールアイドルを始めて私も千歌ちゃんがやるならと始めて・・」
梨子「私も千歌ちゃんに最初は強引だったけど強い熱意からスクールアイドルをやる事になったわ」
梨子「あの時は私がスクールアイドルをするなんて思いもよらなかった。地味な私にスクールアイドルだなんて・・」
千歌「梨子ちゃんは地味なんかじゃないよ」
梨子「千歌ちゃん・・」
千歌「梨子ちゃんと鞠莉ちゃんがいるから一つの作曲が出来てそこから曜ちゃんや果南ちゃんが振り付けを作る」
千歌「ダイヤさん、ルビィちゃん、善子ちゃんが衣装を作って・・」
千歌「私と花丸ちゃんが歌詞を書く」
千歌「一人一人がそれぞれの作業をして一つの曲が出来上がる。一人でも欠けたらそれはaqoursじゃないって思う」
梨子「・・でも、3年生が卒業したらaqoursはどうなるの?」
千歌「それは・・」
梨子「果南さんに卒業した後のaqoursはどうするのかって聞かれて・・」
梨子「私は今は答えられないって返したけどいつか必ず来ることだから・・」
千歌「・・・・」
梨子「千歌ちゃんはどうしたいの?3年生がいなくなってもスクールアイドル続けるの?」
千歌「それは・・」
曜「お化けだー!!!」
ちかりこ「えっ!?」
曜「早く逃げないと呪われちゃうよー!!」
梨子「ち、ちょっと待ってよー!!」
千歌「わわ!一人にしないでよー!!」
大急ぎで学校まで走る3人。
学校に着いた頃にはちかりこは息を上げていた。
千歌「ハァ、ハァ・・もう、お化けなんかいないじゃんか」
曜「アハハ!もう22時過ぎてて補導されちゃうからね」
梨子「な、なるほどね・・」
曜「早く行こう。ヨハネちゃん達お腹空かせてるよ!」
千歌「ねぇ、曜ちゃんは続けたい?」
曜「・・・・」
曜は振り向かずに千歌に返答する。
曜「私、そんな先の事まで考えてないよ」
曜「今はこの9人でラブライブで一番になって学校を救いたい」
曜「その事はまだ頭空っぽにしておきたい。今回のラブライブが終わった頃には千歌ちゃんも梨子ちゃんも答え出てるんじゃないかな?」
梨子「そういうものなのかしら・・?」
曜「そういうものだよ!!じゃあ、おっさきー!」
千歌「アハハ、曜ちゃんは元気だね・・」
ガチャ
曜「おまたせー!!どう!?」
花丸「あ、曜ちゃん。おかえり」
果南は眠っていてダイヤが膝枕をしていた。
ダイヤ「ほんと、昔から変わってませんわ」
曜「アハハ。わかるわかる。突然寝ちゃう時あるんだよね果南ちゃんって」
善子「ライブ本番で大事な幼馴染みが技を決めて安堵したのでしょ」
曜「そうだね・・」
千歌「それで今応募は!?」
ルビィ「93人。残り7人・・」
梨子「あれ?鞠莉さんは?」
ダイヤ「鞠莉さんは屋上に行きましたわ」
花丸「落ち着けなくてナイトスカイを見に行くって言ってたずら」
曜「そうなんだ。暖かいコーヒー買ってきたのに冷めちゃうし・・」
千歌「私が渡しに行ってくるね」
梨子「千歌ちゃん?」
曜「暗いから気を付けてねー!」
千歌は鞠莉がいる屋上に行く。
ラブライブ!サンシャイン!!(Aパート終わり)
鞠莉は一人屋上で満月を眺めていた。
小さな時の事を思い出しながら、果南やダイヤと共に過ごした日々を思い出しながら・・・・。
スマホで応募数を調べるも変わらない。
鞠莉「22時。残り7人・・」
変わらない応募数に落ち込んでいた時。
千歌「鞠莉ちゃーん!!」
鞠莉「千歌っち」
千歌「はい。コーヒー買ってきたよ。早く飲まないと冷めちゃうよ」
鞠莉「オー、センキューね!」
千歌はオレンジジュース、鞠莉は高いコーヒーを開ける。
ちかまり「カンパーイ!!」
千歌「鞠莉ちゃんってほんとコーヒー好きだよね」
鞠莉「コーヒーは人生と同じ味でーす」
千歌「私はコーヒー苦手」
鞠莉「そうなの?もったいない」
ちかまりは夜空を眺める。満月が二人を照らす。
千歌「綺麗な月だね」
鞠莉「マリーもずっと見ていて思ってた事でーす。この屋上から観られる夜景はビューティフォー!!」
千歌「・・・・」
鞠莉「千歌っち?」
千歌「内浦の皆も浦の星をなくしたくないって動いてるんだよ。こんなに支持されてるのにどうして・・」
鞠莉「理想と現実は合わないものなの」
千歌「分かってはいるけど・・」
鞠莉「突き付けられた現実をどう受け止めるのか。ただ諦めるのか、それとも足掻くのか」
鞠莉「私達は後者。やれる限りは皆やってみせた。足掻いてみせた」
鞠莉「それでもダメなものはダメかもしれない。報われない事だってあるの」
千歌「そんな・・・・」
鞠莉「けど、ここまで足掻けたのは千歌っち達がスクールアイドルを最後まで諦めなかったからよ」
千歌「えっ?」
鞠莉「ダイヤも最初は反対し私も理不尽な条件を付けて千歌っち達のスクールアイドルを妨げた」
鞠莉「それでも千歌っち達は仲間を集めそして、私達旧aqoursまでも捲き込んだ」
理事長室ではルビィがいかにも眠そうに頭をカクンカクンとしていた。
善子、曜、梨子の3人はわちゃわちゃと謎の遊びをしている。
花丸はルビィの変わりにパソコンを持ちダイヤは果南がスヤスヤと寝ているのをみて少し微笑みながら頭を撫でていた。
鞠莉「奇跡なのよ、この状況。この今が。千歌っち達がいなかったら今頃どうなっていたのか・・」
千歌「鞠莉ちゃん・・」
鞠莉「・・また一人増えたわ。これで残り6人」
千歌「後6人・・!」
鞠莉「千歌っち。ありがとうね。私達を誘ってくれて」
千歌「こちらこそだよ。果南ちゃんや鞠莉ちゃんやダイヤさんの3年生はとっても頼りになるよ!!」
鞠莉「フフ。先輩らしい所はきちんと見せないとならないもの!さぁ、ちょっと冷えてきたし戻りましょうか」
千歌「そうだね」
理事長室に戻り午前0時。
かなルビは寝ている。
ルビィは梨子が膝枕をし寝かせていた。
花丸がパソコンを持ち花丸の横側には曜と善子がパソコンを凝視していた。
花丸「残り3人・・」
善子「97人でもダメなの?」
鞠莉「100人以上でなければダメなのは変わりない。そこはどうやっても変えられない」
ダイヤ「私達はむしろ特別に期限をいただいただけでも感謝する立場。それでも100人募集がなければ浦の星が廃校となるのも致し方ないでしょう」
善子「ま、まぁ向こうの学校には向こうの学校の良さがある訳で・・」
梨子「向こうの学校には中学時代の友達とかいるんじゃなかったの?」
善子「リ、リトルデーモンにしてしまうまでよ!!」
花丸「楽しみしてるずらー」ファーッ
善子「曜!あんたも海神の使い魔としてしっかり仲間集めなさいよ。リリーも魔女のしもべを集めなさい」
曜「ヨハネちゃん以上に集めちゃうよ!なんせ向こうには知り合いもいるからね」
梨子「えっ、私も!?」ハワワ
千歌「浦の星が残ったら新しい1年生からリトルデーモンを増やさないとね」
善子「それは・・そうね」
花丸「一人増えたずら!!」
曜の携帯が鳴る。
曜「ん?こんな時間に?・・えっ!?」
善子「何よ?」
曜「知り合いの妹が浦の星に応募したって!!」
梨子「それじゃあ今の一人は!」
曜「きっとそうだよ!」
千歌「後二人・・!」
しかし、時間は刻一刻と迫る。
午前2時。
花丸「・・・・」スヤスヤ
曜「うぅーむ・・」
花丸はそのまま寝てしまい曜がパソコンを持つ。
善子が倒れかかった花丸を肩から支える。
ダイヤ「流石にこの時間帯では・・」
千歌「分からない。分からないよまだ!」
梨子「千歌ちゃん・・」
鞠莉は一人理事長室の窓から景色を眺める。
午前3時。
曜「むにゃむにゃ・・」
善子「全く・・あれほど起きるって意気込んでたのに」
右肩に花丸、左肩に曜を支えパソコンを見守る善子。
梨子「千歌ちゃん・・無理しなくても」
千歌「大丈夫・・大丈夫大丈夫・・!」
千歌は意地になって眠らない様に身体を動かす。
ダイヤもウトウトしている。
鞠莉は何も言わず理事長室のコーヒーを作り飲んでいた。
午前4時。
善子「・・漆黒の闇を我が身に纏わせ・・」
ようよしまるは仲良く寝ていた。
梨子も眠り千歌も結局理事長室の椅子に座り眠ってしまった。
起きているのはダイまりのみに。
千歌の横にパソコンが置かれていた。
鞠莉「無理しなくていいのに」
ダイヤ「この学校の行く末が掛かっているのに眠れませんわ」
鞠莉「そうね」
ダイヤ「鞠莉さんは卒業したらどうするおつもりですか?」
鞠莉「一端は向こうの国に帰るつもりよ」
ダイヤ「お母様に会いにですか?」
鞠莉「それもあるけどまずは気分転換。お仕事だらけで向こうでエンジョイしたいのよね」
ダイヤ「フフ。鞠莉さんらしいですわね」
鞠莉「ダイヤは大学いくのよね」
ダイヤ「えぇ。ここから離れてしまいますが卒業後は戻る予定ですわ」
鞠莉「ダイヤはそういうとこはしっかりしてるよね」
ダイヤ「そ、そういうとことはどういう事ですか!?」
鞠莉「ジョークでーす!」
ダイヤ「また変なジョークを・・」
午前4時30分
鞠莉「所で卒業後の生徒会長決めてるの?」
ダイヤ「生徒会長に推薦したい方ならいらっしゃいますわ」
鞠莉「誰なの?」
ダイヤ「それは教えられませんわ」
鞠莉「ケチね」
ダイヤ「ケチで結構」
果南「・・・・」ギュッ!!
寝ている果南が膝枕をしているダイヤの背中に手をつけ顔から強く抱きつくようにして寝ていた。
ダイヤ「ち、ちょっと果南さん!!何してるのですか!?」
鞠莉「あらあら、果南にこんな甘えん坊な所があるなんて新発見でーす!」
そして、運命の午前5時・・・・
鞠莉「ど、どうかしら・・」
ダイヤ「早く見たらどうですの?」
鞠莉「実のこというとさっきまで怖くて見れなかったのよ・・正直ね」
ダイヤ「だったら私が・・」
鞠莉「ウェイト!携帯でも見ないで。今から見るから」
鞠莉はおそるおそる横側にし見えない様にしていたパソコンで応募者数を見る。
鞠莉「こ、これは・・」
ダイヤ「ど、どうですの!?」
鞠莉「シャ、シャ・・・・!!!」スゥーッ!!!!
シャイニーー!!!!!!
ルビィ「ピギィ!!」
花丸「じゅらぁー!!」
善子「あ、悪魔の咆哮が!!」
メンバー全員が起きる。
曜「どうしたの鞠莉ちゃん!?」
梨子「どうなったの!?」
鞠莉「どうもこうも!でーす!!」
鞠莉がパソコンをクルリと回しメンバー全員にパソコンを見せる。
応募者数は・・・・!
千歌「ひゃ、ひゃ・・」
101人!!!
曜「やった・・これで浦の星は・・!」
梨子「統廃合しない・・!!」
千歌「夢じゃないんだよね・・」
果南「夢なんかじゃないよ。足掻きに足掻いた結果だよ」
千歌「・・・・!!」グズッ
鞠莉「千歌っち」
千歌「鞠莉ちゃん!!」
千歌はわんわん泣いて鞠莉とハグ。
ダイヤ「私達だけでなく浦の星を愛する皆様のおかげでもある事を忘れてはなりませんよ」
ダイヤは後ろ向きでメンバーに語る。
瞳から少し溢れていた涙を見せたくないからなのもあった。
ルビィ「お姉ちゃーーん!!」
ダイヤ「ルビィ・・うぅ・・ 」
ルビィがダイヤの背中から抱き締める。
我慢していた涙が頬をつたる。
曜「梨子ちゃーん!」
梨子「よ、曜ちゃん!」
曜が梨子に飛び付いてハグ。
梨子も負けじと曜を強くハグする。
梨子「ウフフ」
曜「アハハ」
二人は涙を流しながらも笑顔。
善子「まだ私達にはラブライブ制覇が残ってるのよ!」
花丸「善子ちゃん・・」
善子「ヨハネ!ってずら丸!?」
花丸は静かに善子に抱きつく。
善子「泣かないわよ。堕天使は簡単に涙なんか・・・・涙・・なんか」
それでも、我慢できずに善子は涙を流す。
千歌「果南ちゃん!!」
千歌は果南にもハグ。
果南「ありがとうね千歌」
千歌「私じゃないよ。皆のおかげだよ」
果南「ほんと謙遜する所は変わりないね。でも、そういう所が大好きだよ千歌」
千歌はハグを終えるとグランドまで駆けていく。
メンバー全員も千歌に付いていった。
外は朝陽が射し千歌が大声を上げる。
千歌「おーい!浦の星はいい学校だよーー!!!!」
曜「おーい!絶対後悔させないぞーー!!!!」
果南「皆良い子ばっかだぞーーー!!!!」
梨子「私がー保証するー!!!!」
千歌「へへっ、保証されちゃった」
梨子「私の保証は間違いないわよ」
鞠莉「良かった・・ほんとに・・ん?」
安堵した鞠莉だが携帯が鳴る。
鞠莉「パパ。応募者数100人いったよ。だから、浦の星は・・え?」
場面変わり次の日の学校。
鞠莉が体育館の舞台で演説する。
鞠莉「浦の星女学院は無事応募者数が101人となり統廃合はなくなりました」
それを聞いて盛り上がる生徒達。が?
鞠莉「ただし、それは今年までの話です。来年も応募者数が100を越えなければ統廃合となります」
千歌「えっ・・?」
鞠莉「つまり、この学校の良さを来年からは更にアピールしなければなりません」
鞠莉の話が終わり教室へ戻った千歌。
千歌「学校の良さをアピールか・・」
梨子「千歌ちゃん。次、移動教室よ」
曜「早く行こ!」
千歌「あ、う、うん」
むつ「千歌ー!いよいよ決勝だね!ラブライブ!」
いつき「このまま優勝までぶっちぎっちゃってよ!」
千歌「優勝・・!!」
よしみ「またいい曲聴かせてね!」
むつ「またアキバドームだよね。思いっきり動き回るの皆に見えるように」
いつき「私達も声が届くように大声出して・・!」
梨子「千歌ちゃん?」
千歌「そうだよ・・。それしかないよね。それしか!!」ガタッ!!
曜「千歌ちゃん!?」
むつ「もう、ビックリしたじゃん!」
千歌「曜ちゃん!梨子ちゃん!」
曜「うん。分かってる!」
梨子「優勝、でしょ?」
千歌「それが私達に出来る事だからね」
3年教室
鞠莉「はぁ・・・・」
果南「理事長と生徒ってのは大変だね」
鞠莉「私が望んだ事だからね」
ダイヤ「それよりも鞠莉さん。本当に千歌さんにあの話をするのですか?」
鞠莉「えぇ。悔しいけど今の私達には足りないものが彼女達にはありそうだからね」
果南「そうなのかな?」
鞠莉「それに彼女達の実力を全国大会以外で間近で見れるチャンス。それに、ラブライブは・・遊びじゃないというのもあながち本当の事だから」
かなダイ「・・・・」
部活動になり今日は屋上に集まるメンバー。
練習も終え夕暮れになっていた。
ダイヤ「学校が統合しないのはいいのですがラブライブは待ってくれませんわ」
果南「今日から気持ちを新たに頑張ろうか」
千歌「うん!」
曜「ヨーソロー!」
鞠莉「あの、千歌っち」
千歌「どうしたの鞠莉ちゃん?」
鞠莉「お願い事があるんだけど・・」
千歌「お願い事?」
鞠莉が千歌に耳打ちする。驚く表情をする千歌だがすぐに了承した。
千歌「いいよ。聖良さんに言っとくね。でも、あの・・」
鞠莉「お金は私が出すから心配しないで」
曜「なになに?お金」
善子「ゴージャスデーモンのパワー発揮ね」
鞠莉「オフコース!」ワシワシ
善子「うぎゃ!!」
花丸「マルは何もしてないずらー!!」
梨子「というかパワー発揮は認めちゃっていいのかしら・・」
鞠莉「マリー持参で行くからノープログレム。北海道大会見に行くわよ」
ルビィ「北海道ってまさか・・!」
善子「まさか、暗黒聖雪の領地に踏み込もうっての!?」
鞠莉「動画だけでは足りない。私達に足りないものを彼女達は持ってると思うの」
果南「鞠莉、何か焦ってない?」
鞠莉「そう?」
ダイヤ「北海道大会は三日後ですわね」
善子「敵の領地に踏み入れるなんて・・」
ルビィ「善子ちゃん怖がってる?」
善子「ビビってないわよ別に。私達が観戦すると分かってあっちがビビってしくじると思ってるくらいよ!」
果南「それは困るよ。セイントスノーには出場してもらわないと。今度こそ私達が・・!」
鞠莉「決まりね。それでは三日後の朝に飛行機で行くわよ」
千歌「北海道かー・・寒いんだろうなー」
ルビィ「ルビィ北海道行くの楽しみ!」
千歌「そうだね!」
曜「きちんと北海道の事調べないとね!なまらうんめー料理食べないとね!!」
花丸「セイントスノーの二人の北海道弁は聞いてみたいかも」
梨子「・・・・」
梨子は妄想する。
聖良[何しにきたべ?]
理亞[ラブライブは遊びじゃないべさ!]
梨子「ぷっ・・」
千歌「梨子ちゃん?」
梨子「あ、いや、その・・」
おーーい!!!
ダイヤ「あれは・・!」
鞠莉「どうしたのダイヤ?」
ダイヤ「皆様ですわ!」
千歌「わーーっ!!」
むつ達を中心にペンライトでaqoursのAの文字が描かれていた。
むつ達もまた自分達に出来ることをすると決めていたのだ。
むつ「私達も全力で応援するよー!!」
いつき「私達だって出来ることをするから!」
よしみ「aqoursと共に浦の星女学院の名前を!」
千歌「皆・・!!」
果南「より一層負けられなくなったね」
千歌「うん。ぶっちぎりで優勝する!浦の星は本当に凄いんだって証明してみせる!」
千歌「これから先、どうなるかなんて分からないけど・・」
千歌「皆の強い思いがある!浦の星の皆の、内浦の皆の思いが!!」
千歌「だから私達だって最高に輝けるんだ!最高に駆け抜けていけるんだ!」
千歌「行こう!!皆で輝こう!!」
曜「あー!じっとしてられない!皆走りに行こっ!!」
果南「ほら、行くよ!」
花丸「マルもずらか!?」
ルビィ「ちょっと、待ってよー!」
鞠莉「待てませーん!!」
ダイヤ「さぁ、ヨハネさんも!」
善子「ダ、ダイヤ!引っ張らなくったって!あんた達も早く来なさいよー!」
梨子「千歌ちゃん」
千歌「梨子ちゃん。私は皆の様に何かある訳じゃないと思う。でもね、皆と同じ様に輝けるって思ってるんだ」
梨子「そんな事ないわ。千歌ちゃんがいたから今があるのよ」
梨子「むつちゃん達だってそう。千歌ちゃんがいなかったらaqoursはここまで大きなグループにならなかったのよ」
千歌「・・そう、なのかな」
梨子「そうなの!さぁ、私達も行きましょう!!」
梨子から千歌の手を引っ張っていく。
今までの梨子にはなかった積極的な所に驚く千歌だがにこやかになる。
梨子(ついに普通じゃない、本当の怪獣になっちゃうのかも。千歌ちゃんは・・!)
千歌「よーし!!皆で輝くよーー!!」
続く
今回の変更点
①前のラブライブで全国出場している為、aqoursのファンは増えている
②aqoursは今や静岡一のスクールアイドルと果南が断言する
③千歌が駅前まで出て行こうとして止めたのは果南
④買い出しは2年組
⑤果南は既に寝ている、鞠莉は屋上に一人いたりと動きが色々ある
⑥千歌が屋上にいる鞠莉に買ってきたコーヒーを渡す(ちかまり絡み)
⑦101人の応募者数で統廃合ならず?
⑧鞠莉が北海道に行く提案を出す
花丸「次回」ルビィ「目標」
統廃合ならず!?な展開です。そもそも、浦の星の設定は「廃校が決まってる」なのでアニメでの廃校自体は決まってない設定は改変してるのですよね。だったらいっその事アニメ時空ではこうなった、みたいな変更も面白いのではと。アニメ時空とG′s時空はキャラの設定などが違う事はよくありますので。何というかアニメサンシャインは色々暗く重いので報われてほしい思いもありました