aqours「前回のラブライブ!サンシャイン!!」
千歌「今年中の廃校はなくなり浦の星記念祭を開くことになった!」
梨子「私達はその記念祭でテーマを公表することに」
果南「テーマを考えつつ大会に向けてそれぞれ衣装作り、振り付け、作詞作りと役目をこなしていく」
ダイヤ「けれども私達が記念祭の手伝いを何もしない訳にはいきませんわ」
曜「だから私達もある程度作業がきりのいい段階まで進んだら記念祭のお手伝いに入る!」
善子「それは浦の星の愛と言ってもよかろう!ヨハネは仕方なしだけどもね」
花丸「仕方なしとかいっても積極的に手伝いに入る善子ちゃんやマル達」
鞠莉「内浦の皆の暖かみを改めて知りつつ皆の働きもあり記念祭を無事開催することが出来ました」
ルビィ「そして、皆の前で公表した私達のテーマは・・!」
aqours「私達の輝き!!!!!!!!!」
教室で千歌はTOKYO SCHOOL IDOL WORLDの紙をじっくり見ていた。
過去票数が0で最下位だったaqours。0から1の本格的なスタートはここから始まったといっても過言ではない。
曜「忘れ物ない?」
千歌「大丈夫!」
曜「素敵な記念祭だったね」
千歌「うん。だから全力で出来る事は全部やって挑まなきゃね!」
教室を出ると梨子が待っていた。
千歌「梨子ちゃん」
梨子「そうだね!この時の為に、すっごく練習したんだもん」
そして、果南達6人も待っていた。
ダイヤ「確かに。毎日朝も早くから、夜も遅く暗くなっても」
ルビィ「ルビィ達、精一杯練習したんだもんね!」
果南「それでも、みんな一度もさぼらなかった」
鞠莉「ちょっとした衝突はあったけどもね」
善子「ちょっと・・ね。ま、いいわ!よくぞここまできた我がリトルデーモン達よ!褒めてつかわす」
花丸「・・始まるんだ。aqoursのこの9人での最後の・・」
メンバーは学校の校門前で浦の星を眺める。
学校の思い、aqoursの思い、内浦の思い、全てをぶつける。
もう、迷いはない。後は全てをやり遂げるのみ
aqours「行ってきます!!!!!!!!!」
一礼し走り出す千歌。ラブライブ!本選で輝きをつかむ為に・・!!
12話 光の道
東京駅でメンバーは話し合う。
ライブは明日。それまで時間はある。
曜「これからどうする?」
善子「本番は明日だし」
ルビィ「千歌ちゃん。皆で行きたいとこあるんだけど・・」
ダイヤ「私もルビィと同じで皆さんで行きたい場所があります」
千歌「うん。私もきっと同じだよ。じゃあ、とりあえず挨拶にいこっか!」
ルビィ「うん!」
そういうと神田大明神に。階段を走って行く。
千歌、曜、果南、鞠莉、ダイヤ、ルビィ、善子、梨子、花丸の順についた。
曜「ヤッホー!!果南ちゃんに勝ったー!!」
果南「その前に私達千歌に負けてるよ・・」
善子「まさかルビィに負けるなんて・・」
花丸「相変わらず急な階段ずら・・」
ルビィ「でも、前来た時に比べたら楽じゃなかった?」
梨子「ここでセイントスノーさんと初めて会ったのよね」
千歌「そうだったね」
曜「そうそう!理亞ちゃんがアクロバティックに私達を飛び越えてさ!」
鞠莉「・・飛び越えるってパフォーマンスに取り入れるつもりだったのかしら?」
果南「今となってはわからないね」
ダイヤ「さぁ、早く願いますわよ」
メンバー全員が祈る9人。
梨子「会場の全員に思いが届きますように・・」
曜「全力を出し切れますように!」
ルビィ「緊張しませんように」
花丸「ずらって言いませんように・・」
善子「全てのリトルデーモンに喜びを!」
ダイヤ「浦の星と内浦、皆の思いを・・」
果南「届けられるような歌が歌えますように」
鞠莉「明日のステージが最高のものになりますように」
千歌「皆が最高のパフォーマンスでやり遂げられます様に!」
祈り終え絵馬を見ているとルビィが何かに気付く。
ルビィ「うわー!!」
千歌「何?」
ルビィ「これ!」
千歌「わー・・!」
花丸「ずら~!」
ダイヤ「浦の星の皆様と・・」
果南「内浦の皆と・・」
千歌「こんなに・・」
梨子「私達には一言も言わないで・・」
鞠莉「やっぱりこの学校のスチューデントは皆クールでーす!」
曜「千歌ちゃん!!これって・・」
他校の絵馬も沢山あった。浦の星やAqoursだけではない。ここで多くのスクールアイドルや応援する人達が願いを込めていたのだ。
ルビィ「こんなにもスクールアイドルが、ここで祈願していったんだ・・」
果南「・・・・」
鞠莉「どうしたの果南?あっ・・・」
ダイヤ「このグループは私達と同じ静岡の・・・・」
果南が見ていたのは同じ静岡のスクールアイドルグループの絵馬だった。
選ばれたグループのみがアキバドームへ本選へと進める。
思いが叶わなかったグループだってあるのだ。
果南「私達は静岡の代表。静岡のスクールアイドル皆の分も背負ってる」
果南「だから恥ずかしいパフォーマンスなんて出来ないよ。私達が喜んだ分、涙を流したスクールアイドルがいるんだから」
ルビィ「涙を流した・・・・」
ルビィはこの時、理亞の泣いていた姿を思い出す。
一瞬のミスが全てを水の泡にする。ヘマなんて出来ないと強気な顔に。
善子「気持ちは分かるけど誰かさんの様に背負い込みすぎないようにね」チラッ
鞠莉「ん~?よっちゃん生意気でーす!!」ワシワシ
善子「ギニャ~!!!」
千歌「フフフ。そうだ!」
梨子「千歌ちゃん?」
曜「どうしたの?」
千歌「果南ちゃん、鞠莉ちゃん、ダイヤさん」
ダイヤ「はい?」
果南「どうしたの?」
鞠莉「what?」
善子「ゴージャスデーモン・・恐るべし・・・」
千歌「・・・・」ゴニョゴニョ
果南「フムフム」
ダイまり「・・・・」
場面代わり旅館前
ダイヤ「まさか、千歌さんからそれを言われるとは思いませんでしたわ」
千歌「二手に別れたり各メンバーの苦手克服を分けたのって3年生だったからね」
千歌「だから今度は私が決めたいかなって!私ってダイヤさんとあまり話したことないから」
ダイヤ「そうなのかしら?」
千歌「うん。きっとそうだよ」
ダイヤ「自由行動とはいえ少々特殊ですけども、メンバー間の関係を更に深めるという意味では有意義なことですわね」
千歌「けど、どうして私とダイヤさんで・・」
千歌「お留守番なの!?」
ダイヤ「と、東京は人も沢山いますからいつ物を盗まれてもおかしくないですから!」
千歌「本当は迷子になるの怖がってるんでしょ~?」
ダイヤ「そんな訳!千歌さんとだと迷子になるかもだなんて決して思っておりません!!」
千歌「それならさっき梨子ちゃんとルビィちゃんと一緒に行けば良かったじゃーん!」
アクセサリーショップ
ルビィ「ふわー・・サファイアのアクセサリー、キレイだなー・・」
梨子「フフフ。ルビィちゃんって宝石が好きなのね」
ルビィ「うん!キレイなのはもちろん色んな色の宝石が輝いてるのをみるとこっちも目がキラキラしちゃうんだ」
梨子「私とルビィちゃんは同じ9月生まれ。誕生石も同じサファイアね」
ルビィ「ルビィと梨子ちゃんって2日しか誕生日違わないもんね。どうせなら一緒だったら良かったなー」
梨子「フフ。あ、後ね。サファイアには青色以外にもイエロー、パープル、ピンク、グリーンとかもあるらしいわね」
ルビィ「そうなんだよ。だから、ルビィと梨子ちゃんはこれだね!」
ルビィが手に取ったのはピンクサファイアカラーのキーホルダーだった。
梨子「そうね。あ、私が買うわ」
ルビィ「うぅん。言い出したのはルビィだもん。だからルビィが買う」
梨子「じゃあお互い一つずつ買おうね」
ルビィ「うん!」
バッティングセンター
花丸「うぅ・・こんなの当たらないよー。それに・・ずらー!!」
曜「こらー!怖がらない!!」
花丸「マルには無理があるよ~!!」
曜「体が泳いでる!しっかりがっしり堂々と打席に立つ!」
花丸「しっかりがっしり堂々と・・・・」
勇気を振り絞ってフルスイングするも空振り。
曜「目瞑ってるよ!」
花丸「マルには出来ないずら・・」
曜「しょうがないなー」
花丸「あっ・・・・」
曜が手取り足取り花丸に教える。
花丸は曜に触れられドキドキしていた。
曜「ここで振る!!」
花丸「えいっ!!」
カキン
曜「当たった当たった!この調子だよ」ニッコリ
花丸「・・・・」ドキドキ
堕天使ショップ
鞠莉「フォーリン・エンジェル・マリー降臨!」
善子「ふっ、ゴージャスデーモン小原鞠莉。少しは様になってるではないか」
鞠莉「オーホッホッホ。いつまでその様な口を叩けるかしらね。堕天使よっちゃん」
善子「・・一応ヨハネよ」
果南「で、まだ何か買い物するの?」
よしまり「「フッフッフッフ・・・・」」
果南「な、何?」
鞠莉「二人掛かりなら!」
善子「パワフルデーモンに勝てる!」
果南「何す・・やめ!アハハ!アハハハハ!!」
鞠莉「マリーズコチョコ~チョ!!」
善子「堕天使のフィンガー!!やめてほしくば果南、あんたも堕ちなさい」
果南「くっ・・誰が堕天使なんかに」
すっかり堕ち堕天使のコスプレに。
果南「・・・・」
鞠莉「オー!可愛いじゃないの」
善子「なかなかだがしかし、恥じらいがある様ではまだまだだな!」
果南「そう・・・・もういいよね」
鞠莉「ストーップ!次はこれ!」
善子「これもよ!」
次々とグッズを出され困惑する果南。
果南「ちょっと・・それはやりすぎだってさー!!」
夜になりTOKYO SCHOOL IDOL WORLDでも泊まった旅館で今度は3年生も含め泊まることに。
花丸「この饅頭は・・はわっ!?」
鞠莉「うーん!グレート!」
ルビィ「修学旅行みたいで楽しいね」
梨子「確か前にここでライブに参加した時も、こんな感じだったよね」
千歌「うん。注目されて、いけるんじゃないかって思って・・でも実際は・・」
ボフッ!!
千歌「ほへ~・・」
枕が千歌の顔面にヒット。
曜「うわー!花丸ちゃん、こっわ~い」
花丸「マルは何もしてな・・ズギャ-!!」
鞠莉「咄嗟にかわすとはやるじゃない花丸!」
善子「ズギャ-て。・・おっと!当たらないわ・・グヘッ!!」
ダイヤ「まさか、私が何もしないとでも思いましたか?」
善子「やったわねブラックデーモン!手段は選ばん!!」
ルビィ「ピギィ!!」
ダイヤ「なっ!?ルビィを盾に・・!」
梨子「そうはさせないわ!」
ボフッ!!
善子「むぐっ・・リリーブラスターか・・」
ルビィ「梨子ちゃーん!!」ギュッ!!
梨子「大丈夫よ。私が守ってあげる」
ダイヤ「ルビィ!?」
果南「取られちゃったねー」
ダイヤ「梨子さん。覚悟なさい!!」
鞠莉「ちかっちはいつまで倒れてるの?スタンダーップ!!」
千歌「よっと・・曜ちゃーん!」
曜「おっ!やるかやるかー!?フハハハハー!!」
善子「一端は共闘戦線といくぞ海神よ!」
果南「さーて誰から狩ろうかな・・!」
千歌「どんどん楽しんじゃうぞー!!」
枕投げ後、外に出ていた2年メンバー
曜「ふぅ・・えらいめにあった」
千歌「曜ちゃんが悪いんだよ?」
曜「アハハ!そうだね」
梨子「春とはいえ、まだまだ冷えるね」
曜「行きたかった?音ノ木坂」
梨子「うぅん。でも、今だから確かめたい事や気持ちもあるんだけどね」
千歌「じゃあさ、明日は会場集合にしてみんな自由行動にしない?」
曜「それ良い!!」
千歌「本番前、一人になって自分を見つめ直す。私もそうしたいの」
ラブライブ!サンシャイン!!(Aパート終わり)
次の日の朝。メンバーはそれぞれ散らばる。
それぞれ夜で各メンバーで話した事を思い出しつつ・・。
花丸は本屋で本を立ち読み。
ダイヤは再度神田大明神で祈る。
就寝前にベランダ前で・・。
花丸「・・・・」
ダイヤ「いよいよ明日ですわね」
花丸「ダイヤちゃん・・」
ダイヤ「手間暇をかけて作った歌。それを会場で披露する」
ダイヤ「けれどもそこまで辿り着くのに本当に苦労しました」
花丸「うん。色々あったずら」
ダイヤ「私も最初は千歌さんのスクールアイドル活動には反対していました」
ダイヤ「けれども諦めずどうしてもやりたいという熱意と体育館で多くの人を集めたという事実に段々と認めざるを得なくなり・・」
花丸「マルもスクールアイドルなんてできっこないって思ってたの。でも、千歌ちゃんに・・」
千歌『やってみたい!それだけあれば誰だって出来る』
花丸「って言われて・・」
ダイヤ「ほんと千歌さんは人を引き込む力を強く持っていますわね」
花丸「そうだよね」
ダイヤ「さて、私達もそろそろ寝ましょう。しっかり寝て明日は最高のパフォーマンスを魅せますわよ!花丸ちゃん」
花丸「うん。ダイヤちゃん!」
スクールアイドルショップ店を眺めるルビィ。
橋で風景を眺める鞠莉。
温泉上がりで二人で・・。
鞠莉「ねぇルビィ」
ルビィ「何?鞠莉ちゃん」
鞠莉「もしもよ。もしもだけど私が留学せずに果南やダイヤとスクールアイドルを続けてあなたも加入したとしてここまで来れたかしら?」
ルビィ「えっ?それは、その・・」
鞠莉「フフ。検討もつかないわね。だって今のaqoursの方が楽しくて頼もしいもの」
ルビィ「果南ちゃんがリーダーだと不安だったの?」
鞠莉「ノーノー。今のaqoursでも果南がリーダーならきっと大丈夫よ。でもね、ルビィもマリーも困った時に助けてくれたのは2年生のあの子達だったじゃないの」
ルビィ「梨子ちゃんがルビィの事でお姉ちゃんに直談判したらしくて・・」
鞠莉「私は勝ちに拘りすぎた時に曜に救われた。そして・・」
ルビィ「千歌ちゃんがそんな皆を引っ張っている・・」
鞠莉「けど、ちかっちだって一人じゃ出来ないの」
ルビィ「・・aqoursって皆が支え合って輝いてるんだね」
鞠莉「ええ、だからこのグループは最高なのよ・・」
鞠莉とは違う橋で風景を眺める善子。
音ノ木坂の校門前で足を止める梨子。
皆が寝静まる中・・。
善子「リリー、リリー」ヒソヒソ
梨子「どうしたの善子ちゃん?リリー言わない」ヒソヒソ
善子「・・明日、大丈夫よね?」ヒソヒソ
梨子「私は大丈夫よ。aqoursをどのグループよりも輝かせる自信があるわ」ヒソヒソ
善子「そ、そう・・・・」ヒソヒソ
梨子「・・堕天使ヨハネ。手を出しなさい」ヒソヒソ
善子「リリー?」ヒソヒソ
梨子「リリー・マインド・ブレイブ!!」
善子「ふぇっ!?」
梨子「フッフッフ・・あなたの手には今、勇気の心が刻まれた。これで明日のライブは臆することなく輝き飛翔も出来るであろう」
善子「リリー・・」
梨子「何てね。私、大魔女になれてるのかしら?」ヒソヒソ
善子「フッ・・リリーは元から恐るべき大魔女よ!!!いい加減気付きなさい!!!」
梨子「フフッ。ありがとうね。でも、リリー言わない。それと静かになさい」ヒソヒソ
梨子は音ノ木坂を後にする。
海を眺める果南。
千歌と曜はスクールアイドルとして全てが始まった秋葉原の街並みにいた。
朝、3人はホテルの外で・・。
千歌「いよいよだね」
曜「うん」
果南「千歌、曜」
千歌「ん?」
果南は千歌と曜をハグする。
果南「本当にありがとうね」
曜「果南ちゃん・・」
果南「諦めていた夢。それをこうして叶えられる段階にまで来た」
果南「しかも、私達だけでなく可愛い幼馴染み二人と一緒にだなんて・・夢の様だよ」
千歌「夢じゃないよ」
曜「これは現実であります!」
果南「そうだね。夢なんかじゃない!」
千歌「果南ちゃんと曜ちゃんが考えた振り付けと・・」
曜「ルビィちゃん、ダイヤちゃん、ヨハネちゃんが作った衣装と・・」
果南「梨子と鞠莉が作った作曲、千歌、花丸が作った作詞で・・」
曜「こらこらー!作詞は果南ちゃんも関わってたじゃんか!」
果南「フフ。そうだったね」
千歌「フフッ、アハハ」
ようちかなん「アハハハハ!!!」
ようちかは走る。走り付いた先はUTX高校のモニターだった。
千歌「見つかるかな。私があの時見つけたいと思った輝き・・」
曜「きっと見つかるよ。もうすぐあと少しで、必ず!」
千歌「私達、勝てるよね?」
曜「絶対、ぜーったい勝てる!!それに、やっと一緒に出来た事だもん・・」
千歌「あ、梨子ちゃん!」
曜「ピアノ弾けた?」
梨子「うぅん。音ノ木坂には行っただけよ」
梨子「だって今の私は浦の星の生徒だもの」
千歌「そっか・・」
曜「梨子ちゃんも勝ちたいよね?」
梨子「うん!私、自分が選んだ道が間違ってなかったって、心の底から思えた」
梨子「辛くてピアノから逃げた私を救ってくれた千歌ちゃん達との出会いこそが奇跡だったんだって・・」
梨子「だから勝ちたい。この道で良かったって証明したい!今を精一杯で、全力で、心からスクールアイドルをやりたい!!」
曜「千歌ちゃんはもちろん・・」
千歌「うん!全力で勝ちたい!勝って輝きを見つけてみせる!」
曜「その紙・・」
千歌「0を1にして一歩一歩進んできてそのままでいいんだよね。普通で怪獣で今があるんだよね!」
紙が飛ぶ
千歌「ありがとう。バイバイ」
曜「もう、大丈夫!」
梨子「いこっか」
千歌「うん!」
3年生も会場へと向かう。
果南「絵馬に何て書いてきたの?」
ダイヤ「それは内緒ですわ。でも、私が書いた事は現実になるんですわよ」
鞠莉「そういえば、私が転校するって話が出た時も書いてたでしょ。ずっと一緒って。ウフフ」
ダイヤ「ほらご覧なさい!」
果南「そうかな・・もうすぐバラバラになるのに」
鞠莉「一緒だよ。だって、この空は繋がってるよ。どんなに遠くてもずっと、ずっといつでも!」
ダイヤ「姿が見えなくても」
鞠莉「さぁ、行きましょ!」
1年生も会場へと向かっていた。
善子「ずら丸。ちょっと話したいことがあるの!ルビィも!」
ルビィ「えっ!?」
善子「契約です。ライブが終わり、学校が統廃合になってもヨハネとの契約は・・」
花丸「心配しなくても、マルと善子ちゃんとルビィちゃんの契約は絶対ずら」
善子「何よ!人の台詞勝手に!」
花丸「ありがと!」
ルビィ「感謝すルビィ!」
善子「待ちなさーい!」
アキバレポーター「いよいよ本日、ファイナルを迎えるラブライブ!どのグループの頭上に栄冠が輝くのかー!!」
アキバドームについた9人。
9人の目に迷いはない。ドーム内に入ろうとした時だった。
聖良「ついに始まりますね」
千歌「聖良さん、理亞ちゃん」
聖良「今のあなた方をみてわかります。やれる事を全てやってきたと」
果南「練習メニューありがとうね。凄く力になったよ」
鞠莉「恩は必ず返しまーす。優勝というプレゼントでね」
聖良「練習メニューが力になれて良かったです。優勝というプレゼントも期待してます」
ダイヤ「私達はセイントスノーの分も背負ってライブに出ます。見ていてください」
聖良「はい。しっかり目に焼き付けます!」
理亞「下手なパフォーマンスしたら許さないからね!」
善子「ふん!最強最高の堕天使ヨハネとリトルデーモン達の魔術をみせてやるわよ!!」
花丸「持てる力を出し尽くすって言ってるずら」
理亞「言ったからには出し尽くしなさいよ!ルビィ」
ルビィ「理亞ちゃん」
理亞「私信じてるから。あなた達なら頂点をつかめるって」
ルビィ「頂点・・!」
曜「皆、行こう!!」
梨子「内浦の皆も応援に来てるわよ!」
千歌「行ってきます!」
聖良「行ってらっしゃい」
ルビィ「それじゃあ行ってくるね」
理亞「ええ。頑張りなさい」
aqoursは会場へと向かう。自分達から通り過ぎるメンバーに理亞の瞳が真開く。
理亞「あっ・・・・」
どんどん離れていく9人。
彼女達はアキバドームでライブができる権利を得た。
でも、自分達は負けた。あの失敗で姉様のラブライブまでも・・・・。
理亞の瞳にはaqoursの姿のみが映された。それ以外は見えていない。離れていくaqoursの背が大きく見える。
理亞「・・・・」
聖良「理亞。私達も行きますよ。同じ北海道のSuger Wingさんも応援しないといけませんからね」
聖良「・・理亞?」
理亞「ね、姉様・・・・その、私があの時・・」
聖良「・・・・」
聖良は理亞を抱き締める。
理亞「姉様・・・・」
聖良「優勝した時以外で涙は流さない。そう約束しましたよね?」
理亞「・・・・」
聖良「これが私達とaqoursの差です。この悔しい気持ちを絶対に忘れてはいけません。分かりましたね?」
理亞「分かってる・・!」
聖良「では、行きましょう」
理亞「うん・・!」
厳しい口調ながらその目は優しかった。セイントスノーも観客として会場へ入る。
aqoursは衣装に着替え出番を待つ。
善子「ねぇ、あれUTXよね?メンバー変わってない?」
花丸「ほんとずら・・」
ルビィ「UTX高校は選ばれたスクールアイドルのみがラブライブの大会に出られる制度だからね。だから逆に選ばれた子達がラブライブに出るとなると・・」
花丸「大会に出る事すらダメなんて・・」
善子「正に地獄の登竜門ね!!」
ダイヤ「お静かに。もうすぐ出番ですわ」
鞠莉「うずうずする。早くライブやりたいでーす!」
果南「皆でやり切るよ。全てを出し尽くすんだよ」
曜「私達ってどの位走ってどこまで来てどこまで続くのかな?」
梨子「分からないわ。でも、あの時と今思っている事全てがあってここに辿り着けたんだと思うの」
千歌「よーし!!じゃあ雲の上だって空を飛んでるみたいだって、思いっきり楽しんではじけよう!!そして優勝しよう!!!」
アキバレポーター「次は静岡代表aqoursの登場だーー!!!」
千歌「私達の輝きと証を見つけに!さぁ行くよ!!」
千歌「0から1へ!1からその先へ!」
aqours「aqours!サーンシャインー!!!!!!!!!」
aqoursがついに舞台に!
観客には内浦の人達が大勢いた。
WATER BLUE NEW WORLDの曲が流れ浦の星の生徒や内浦の人々がライブまでに何をやっていたのかが場面場面が映される。
内浦の人達はバスに乗り千歌ママを筆頭に応援の仕方を教えている。
よいつむトリオが生徒を集め体育館でサイリウムを振る指導を行っている。
そして、今現在のアキバドームにはそんな皆が誰よりも応援していた。
セイントスノーも応援している。セイントスノーだけじゃなく東京の街並みのモニターからもaqoursのライブは注目の的となっている。
千歌達が夏に出会った音ノ木坂の子もネットでaqoursをみていた。
そして、千歌達より後に控える他のスクールアイドルも控え室にあるモニターでaqoursに注目が集まっており完成度の高さに茫然と立ち尽くす者も。
3人いるUTXのスクールアイドルもaqoursのパフォーマンスをみて余裕な態度があっという間に消えてしまっていた。
曲が終えると大歓声が上がりそのまま会場は真っ暗に。
千歌達のパフォーマンスは会場内を一番最高のボルテージの渦に巻き込んだのだった。
続く
今回の変更点
①神田大明神に行きたいと最初に言ったのはルビィ
②セイントスノーは神田大明神には来ておらずアキバドーム会場前で登場(その際、自身から離れていくaqoursと理亞は今の自分とaqoursの差を現すイメージにしています)
③神田大明神に行った後、メンバーが千歌の提案により自由行動だけどもメンバー間でそれぞれ散らばる(ちかダイ、ようまる、りこルビ、よしまりかな)
④千歌がメンバーに勝ちたい思いを聞くシーンをカットし変わりにメンバー間でそれぞれメンバーやaqoursや明日への思いを話す回想に(ダイまる、ルビまり、よしりこ、ようちかなん)
⑤よいつむ達や内浦の人達はWATER BLUE NEW WORLDのライブ中においてそれぞれ行動を起こしていた事を映像で出している展開に
aqours「次回」「輝きの先へ」
今回も大幅改変です。勝ちたいという思いは既に千歌達にあるのでセイントスノーはそれを聞きません。ある意味今回は多少露骨だったかなと私も思います。絡みが少なかったダイちか、ようまるを出したという意味では。ただし二期であった果南やダイヤが作業や練習でメンバーを分けたり等したのを後に今度は千歌達が提案するという展開は最初から出すつもりにしていました。3年生がいなくなったら次の3年生は千歌達なのでこれから引っ張っていくと共に成長していっている描写を想像して・・