ルビィ「・・・・」
午前0時。家で一人スクールアイドルの雑誌を読むルビィ。時計の針の進む音が大きく聞こえる。
aqoursが新PVを出してた事を思い出しより一層自分のスクールアイドル熱が強くなっていた。
ルビィ「ルビィも・・ダメダメ!」
雑誌を読んでいると最近、姉妹で爆発的な人気を誇るスクールアイドルが載っていた。
ルビィ「北海道の超新星『セイントスノー』・・。凄いなぁ、ルビィもお姉ちゃんとスクールアイドルを・・」
場面変わって勉強を終え眠りにつこうとするダイヤ。
今日、学校で鞠莉から衝撃的な話を聞いて布団で寝転がりながら右腕で目を覆い悩む。
ダイヤ『鞠莉さん!!』
鞠莉『どうしたのデースか?』
ダイヤ『あのメールはなんですの!?』
鞠莉『何って?書いてある通りデース!』
ダイヤ『そんな・・嘘でしょ・・?』
ダイヤ「何とかしないと・・このままでは・・」
第6話 黒澤姉妹
生徒会室でPVを視聴するダイまりとPVの感想を聞こうとaqours5人がドキドキしながら待機。
千歌『ヨハネ様のリトルデーモン1号、高海千歌です!一番元気な悪魔、かわいがってね!!』
鞠莉「わ~!Pretty blow on head!」
ダイヤ「pretty!?どこがですの!?こういう物は破廉恥と言うのですわ!」
梨子「いや、そういう衣装というか・・」
花丸「キャラというか・・」
善子「だから私はいいのって言ったのに!」
ダイヤ「そもそも、節度を持ってやってないですわ!こんな格好をさせて注目を浴びようだなんて・・」
千歌「ご、ごめんなさい・・」
ダイヤ「キャラが立ってないとか、個性がないと人気が出ないとか、そういう狙いでこんな事をするのは頂けませんわ!」
曜「でも、一応順位は上がったし!」
ダイヤ「そんなものは一瞬に決まってるでしょ!?試しに今、ランキング見てみればいいですわ!」
千歌「あっ・・!」
ダイヤ「本気で目指すのならどうすればいいか、もう一度考えることですね!」
千歌「は、はい・・」
鞠莉「ストーップ!あなた達にとても重大な事をお伝えします」
梨子「重大な事?」
部室に戻りPVの順位が下がりがっかりする千歌以外の4人。
千歌は鞠莉から聞かされた重大な事で頭が真っ白になっていた。
曜「失敗したなぁ・・ヨハネちゃんの策とてもいいと思ったけどなぁ」
梨子「確かに生徒会長の言う通りだわ。こんな事でμ'sになりたいなんて失礼だわ・・」
善子「いけないのは私よ」
花丸「善子ちゃん・・」
善子「ヨハネ可愛いとかずら丸可愛いとかで有頂天になってしまったわ・・」
善子「いけなかったのは堕天使。ごめんなさいね」
曜「ヨハネちゃんだけの責任じゃないよ!ね、そうだよね千歌ちゃん!千歌ちゃ・・」
千歌「廃校・・」
鞠莉『沼津の学校と合併して、浦の星女学院はなくなるかもしれません』
梨子『そんな!』
千歌『いつですか!?』
ダイヤ『それはまだ・・』
鞠莉『一応来年の入学希望者の数を見て、どうするか決めます』
曜「千歌ちゃん。らしくないよ!ほら、μ'sと同じだよ!廃校をスクールアイドルで救えるチャンスじゃん!!」
千歌「浦の星は東京と違って人が少ないんだよ。沼津の高校からわざわざ浦の星になんて来ないよ!!」
千歌「・・もっと、順位を上げないと。スクールアイドルで有名にならないと・・!」
曜「千歌ちゃん・・」
千歌「ごめん。今日は休むね。明日からしっかり練習するから!じゃあ!」
梨子「ち、千歌ちゃん!?」
千歌は走って部室に出る。浦の星が好き、なのにスクールアイドルランキングは4768位。
これでは絶対に廃校になる。
千歌「μ'sの様に・・穂乃果さんはどうやって音ノ木坂を救ったのかな?しかも、音ノ木坂の場合は近隣にUTXがあったにも関わらず廃校を阻止した・・」
千歌「うじうじしていても仕方ないよね・・。練習しないと!まずは体力を付けないと!」
部室では千歌を心配するメンバー。
千歌があの調子では練習に身が乗らず今日は各々がフリーに。
曜と善子はバスに乗って帰る。梨子と花丸は残って新しい曲の作詞、作曲の話に。
花丸「千歌さん、大丈夫かな・・」
梨子「廃校の事とスクールアイドルとしてなかなか順位が上がらない事。二つが合わさっちゃったから・・」
花丸「でも、順位が上がらないなんて今は気にしなくてもいいずら・・ですよね?」
梨子「そうね。すぐに上がる物じゃないのは分かってるわ。ただ廃校が・・」
花丸「丸は嬉しかったり。街の高校に通えて・・」
梨子「そうね。人それぞれ考えが違うから。・・で」
気付いてるよルビィちゃん。
ルビィ「ヒィッ!!」
部室をチラチラと覗き見していたルビィ。今日は部室が静かで気になっていた。
花丸「ルビィちゃん。どうしたずら?」
ルビィ「あ、あの・・千歌さん達は?」
梨子「皆帰ったわ。私達は作詞、作曲で話してたのよ」
ルビィ「そうですか・・」
梨子「ねぇ、ルビィちゃん。聞きたい事があるのだけど」
ルビィ「えっ?な、何ですか?」
梨子「理事長とあなたのお姉さんについてよ。それと、頼みが一つあるの」
ルビィ「えっ!?」
花丸「頼み?」
場面変わって淡島神社で走る千歌。疲れても意地で走る。
千歌「まだやれる・・まだ・・」
鞠莉の言葉を思い出し走る。
果南「無理なトレーニングは怪我に繋がる」
千歌「わっ!?か、果南ちゃん!」
後ろから来ていた千歌の左肩に優しく手を置く果南。
果南「今日は一人?」
千歌「果南ちゃん・・うぅ・・」
果南「どうしたの千歌!?」
千歌が泣きながら果南に抱きつく。果南は優しく頭を背をさする。
果南と千歌はダイビングショップに。果南が話を聞く。
果南「廃校か・・」
千歌「どうすればいいのか分からなくて・・廃校させたくないのにスクールアイドルのランキングも伸びないし・・」
果南「慌てる必要はないよ。大事なのはラブライブ本選で結果を残す事。その前に参加出来たらいいなと思う大会があるけどね」
千歌「参加したい大会?」
果南がスマホでとあるサイトを千歌に見せる。
果南「TOKYO IDOL WORLD。これに出れたらね」
千歌「どうやったら出られるの?」
果南「ランキングよりも未知なる可能性を秘めたスクールアイドルを中心に選ばれる。PVで面白いとかライブを生でみたいと思ったスクールアイドルが出られるかもしれないんだよね」
千歌「いくら何でも順位が低いaqoursじゃ・・」
果南「可能性は0じゃないよ。内浦みたいな田舎は注目されやすいからむしろ可能性は高いはず」
果南「その為にはもっと注目されるPVを作らないとね」
千歌「TOKYO IDOL WORLD・・」
果南「ん?電話?ちょっと待ってて」
千歌もTOKYO IDOL WORLDをスマホで調べる。どうやら夏休み中にある大会らしくTOKYO IDOL WORLDから注目され有名になったスクールアイドルもあるらしく暗い思いから一変、何とかして出場しようと気合いが入る。
果南「ごめん千歌。ちょっと、用事が出来て。だから・・」
千歌「ありがとう果南ちゃん!明日から学校行くんだよね?また練習見に来て教えてね!おじゃましました!」
果南「千歌・・。フフッ、その顔だよ。千歌は強い子だから大丈夫」
場面変わり梨子はルビィに聞いた事を思い出し家で作曲しつつもなかなか集中できずにいた。
ルビィ『お姉ちゃんだって本当は鞠莉さんと同じくらいスクールアイドルが好きです。でも、お姉ちゃんはスクールアイドルはやりません。鞠莉さんが戻って来たのも・・』
梨子「何となく分かってきた気がする・・最初に部室に来た時のあの荒れ具合。ただ散らかってるだけかと思ったけど・・」
梨子「それ以上にルビィちゃんはどうしてあんなにスクールアイドルが好きなのに・・。もし、生徒会長に禁じられているのなら・・だから」
梨子は一つの決心を固める。
曜「ふぅ・・ヨハネちゃんって意外と器用なんだね」
善子「曜もそこそこね。ま、天界で鍛えられしこの指使いにはまだまだ及ばないけど」
ようよしは衣装作りに。デザインは決まっており5人分作っていた。
曜「それにしても千歌ちゃん大丈夫かな・・」
善子「8回目」
曜「えっ?」
善子「そうそうへこたれないのでしょ?」
曜「あっ・・えへへ。ごめん。気になっちゃって・・」
善子「果南先輩が来るし休まないと思うけど?」
曜「だよね!あ、暗くなってきた」
善子「家近いし慌てなくてもいいでしょ」
曜「・・じゃあ、延長!!」
善子「全く曜は単純ね」
曜「ヨハネちゃんこそ単純じゃん」黒羽根プス!!
善子「堕天使ヨハネ降臨。堕天使に休暇などない」
曜「ほら」
場面変わり小原家のホテルでは鞠莉が部屋で電話で呼んだ人を待っていた。
鞠莉「来るなら来ると先に言ってよ。勝手に入ってくると家の者が激おこプンプン丸だよ!」
果南「千歌から聞いたよ。廃校になるってね」
鞠莉「千歌っち相当気にしてたものね。でも、廃校にはさせない!・・その為には果南の力が欲しいの!」
果南「・・本気?」
鞠莉「私は果南のストーカーだから」
ラブライブ!サンシャイン!!(Aパート終了)
朝早く千歌は部室にメンバーを呼びPVについて話し合っていた。
が、梨子は来れないとの事。
千歌「結局、μ'sがやったのはスクールアイドルとしてランキングに登録してラブライブに出て有名になって生徒を集めただけなんだ!」
千歌「でも、これはスクールアイドルが出来てまだ間もなかったから有名になれた。μ'sが解散してからのスクールアイドルはその時とは比べ物にならないくらい増えてる。だからμ'sの様には行かないんだよ!」
曜「おぉ、千歌ちゃんヤル気満々じゃん!」
善子「昨日、ちょっと徹夜しちゃったのよね・・・・ファ~。衣装作るの得意な人いないかしら」
花丸「じゃあ、どうすれば・・」
千歌「PVだよ」ズイ!!
花丸「ち、近いずら!」
千歌「TOKYO IDOL WORLD」
曜「えっ?」
千歌「無名でも東京でライブが出来るかもしれないんだ。果南ちゃんが言ってた」
千歌「もし、TOKYO IDOL WORLDに選ばれたなら一気に有名になれるチャンス。それに、PVで内浦の事をアピールしてTOKYO IDOL WORLDで結果を残せば入学希望者数も増えるかもしれない」
千歌「これしかないよ。いっぱい知恵を振り絞った!aqoursが輝くにはこれしかない!」
曜「千歌ちゃんが言うならその東京なんたら目指すよ」
花丸「もちろん丸はやるずら」
善子「どうせラブライブ出場するのなら東京に慣れないといけないし別にいいんじゃないの?」
千歌「ありがとう皆・・梨子ちゃんにも言わないとね」
梨子はその頃、校門前である人を待っていた。
そして、その人が見えてきた。
梨子「・・・・」
ルビィから聞きましたが何の用ですの?
梨子「待ってました。生徒会長・・いえ、ダイヤさん」
ダイヤ「部費や設備の事なら諦めて欲しいですわ。そもそも部室があるだけでも・・」
梨子「たぶらかさないで下さい。ルビィちゃんは本当はスクールアイドルをやりたいのですよね!?」
ダイヤ「何をいきなり!?あなたには関係な・・」
梨子「確かに関係ないです。私は千歌ちゃんの誘いがなければそもそもスクールアイドルすら分からずやらないままだったから」
梨子「でも、ルビィちゃんはスクールアイドルが大好きです。スマホにも鞄にもμ'sの小泉花陽さんのキーホルダーを付けてますし毎日私達を影から見ています」
ダイヤ「だから何なのです。ルビィがやらないと言ってるのならやらないのでしょう。私に聞かれてもどうしようもありませんわ」
梨子「それはダイヤさん。あなたと一緒にスクールアイドルをやりたいからなのでは?」
ダイヤ「・・・・」
梨子「ルビィちゃんはダイヤさんの事をいつも気にかけています。何かあればお姉ちゃんと・・」
梨子「それに鞠莉さんとも知り合いだったのを見る限り、果南さん達と同じスクールアイドル・・」
ダイヤ「あなたには関係ない!!!」
梨子「うっ・・」
ダイヤが大声で梨子に怒鳴る。これ以上は話すなと言わんばかり。
ダイヤ「ごめんなさい。怒鳴ってしまいまして。ルビィがスクールアイドルをやりたがってるのは分かっています。けれども、私はもちろんあなた方がそれを手助けしては意味がありません」
ダイヤ「あの子にはあの子なりに強い意思を持っています。私はルビィを待つのみ」
梨子「ダイヤさん・・」
ダイヤ「それにしても千歌さんでなくあなたがルビィの事を気にかけるのは意外でしたわ」
梨子「ルビィちゃんだって輝きたいって思っていると分かったので・・それに、鞄に付けてあるオシャレなキャラクターを見て思ったのです。かなり、手慣れてるって」
ダイヤ「鋭いですわね。ルビィはスクールアイドルをやるべく衣装作りを小さな頃から努力していたので」
梨子「私達のメンバーは善子ちゃんがそれなりに出来るけどもそれでも一人では・・」
ダイヤ「あなたも私もルビィには何も言わない事。あの子を信じて下さい」
梨子「分かりました。その・・朝早くからすみません」
ダイヤ「いえ、あなたこそルビィをそこまで思ってくれていたのに感謝します。廃校に関しては生徒会の私達も何とか阻止しますので」
梨子「はい・・ダイヤさんもその・・」
ダイヤ「あなたのその気持ちは嬉しく思いますわ。けど、気持ちだけ受け止めておきます。お互い頑張りましょ!」
ダイヤは学校に入る。梨子はルビィを信じる事に。
ルビィ「うわーん、寝過ごしたー。またお姉ちゃんに置いて行かれたよぉ~!!」
ルビィの寝床には花陽の寝そべりやグッズがある。
そして、部屋に飾られている写真にダイヤ、鞠莉、果南が衣装を着ながらにこやかにポーズを決めルビィは衣装こそ着ていないが3人と一緒に写っている。
その衣装がルビィの部屋にもあった。
ダイルビママ「別に急がなくても遅刻じゃないわよ」
ルビィ「でも、お姉ちゃんが・・」
ダイルビママ「ダイヤは用があって早く出ただけよ」
ルビィ「そうなんだ・・今日は花丸ちゃんも朝早いって言ってたしルビィ一人・・」
場面変わり授業が終わりPVに悩むようちかりこ。
千歌「意外と難しいんだなぁ。いい所を伝えるのって・・」
梨子「住めば都、住んでみないと分からない良さもたくさんあると思うし」
千歌「うん・・でも、学校がなくなったら、こういう毎日もなくなっちゃうんだよね」
梨子「そうね・・」
曜「じゃあやめる?」
ちかりこ「やめない!!」
曜「だよね!」
千歌「なくなっちゃだめなんだよ!私、この学校好きだから!」
曜「・・理事長やダイヤさんや果南ちゃんなら色々知ってるんじゃないかな?」
千歌「そうだね!先輩方が知恵を分けてくれたりして!」
梨子「待って!」
ようちか「ん?」
梨子「その、私達だけで探さない?手助け抜きでやりたいっていうか・・」
よく言ったね梨子
梨子「ひゃっ!」
千歌「果南ちゃん!ねぇ、内浦のいい所・・」
果南「いくら可愛い幼馴染みの頼みでも内浦の良さは自分達で探してほしくてね」
千歌「え~っ!果南ちゃんなら絶対助け舟出してくれるって思ってたのに~」
梨子「果南先輩はその・・スクールアイドルをやっていた時に東京に行ったのですか?」
果南「行ったよ」
曜「えっ!?」
千歌「嘘!?初耳・・」
果南「結果は散々だったけどね。皆レベルが高くて驚いちゃった」
千歌「果南ちゃんですら散々って・・」
曜「悪い意味で目立っちゃう様な・・」
果南「最初から不安に思ってどうするの?それよりも出場出来る様に頑張りなさい!」バチン!!
ようちか「あいった~!!」
背中に気合いの一発を叩かれるようちか。果南の力なのでそれは痛い・・。
果南「今日はPV作り中心なら私は帰るね。また、振り付けとかの練習するなら呼んで」
曜「はーい。ばいば~い」
千歌「あいてて・・果南ちゃん相変わらずパワフルだよもう~」
梨子「・・・・」
果南は帰りながら昔の事を思い出していた。
果南『東京のライブ?』
ダイヤ『何と、私達が選ばれたのですわ』
果南『へ~っ』
鞠莉『人がいっぱいいるの・・?』
ダイヤ『あ・た・り・ま・え!ですわ』
鞠莉『ノー!とてもスキャーッドです!』
果南『大丈夫だって。3人でライブすれば怖くないって』
が、本番は舞台に立つも歌えず・・。
果南「・・結果はあれで良かった。なのに・・」
果南「嫌いなさいよ・・私は最低な事したんだよ。鞠莉」
一年教室では花丸と善子が着替えて内浦全体を回りPVにすべく緊張しながらも平常心でいる。
ルビィ「ねぇ、花丸ちゃん。スクールアイドル活動楽しい?」
花丸「え?大変だけど楽しいずら」
ルビィ「そ、そうだよね」
善子「ずら丸急ぐわよ」
花丸「じゃ、行ってくるね」
善子「ルビィ」
ルビィ「善子ちゃん?」
善子「分かってると思うけど来年からは廃校するかもしれないししないかもしれない。けど、どちらにせよあんたのお姉さんは卒業する。いつまでもお姉さんには頼ったり甘えたり出来ないから。覚えておきなさい」
花丸「善子ちゃん先生みたいずら~」
善子「ヨハネ!まぁ、口煩い親のせいね。説教臭いの嫌いだけども」
よしまるは外に出ていく。ルビィは神妙な面持ちをしていたが一つ決心する。
ルビィ「卒業・・そうだよね」
場面変わりPV作りを喫茶店で話し合う5人。
曜「内浦のいい所?」
千歌「そう!東京と違って、外の人はこの街のこと知らないでしょ?だからまずこの街のいい所を伝えなきゃって」
曜「それでPVを?」
千歌「うん!μ'sもやってたみたいだし・・。これをネットで公開して、みんなに知ってもらうんだ」
花丸「知識の海ずら・・」
千歌「と言うわけで、一つよろしくっ!って、梨子ちゃんは?」
善子「・・こんなに小さくても怖がるの?」
梨子「大きさは関係ないわ!その牙!そんなので噛まれたら、死!」
善子「噛まないわよ!ね、ベルセポネー」
善子が犬を撫でており犬を近付けられると悲鳴を上げて奥へと隠れる梨子。
千歌「その子はワタちゃんっていうんだよ善子ちゃん」
善子「ヨハネ!・・ってそれ私のパフェ!」
曜「だって食べないんだもん」
善子「食べたお返し!」
曜「あ、私のケーキ!」
梨子「皆、PVの話をしないと!」
千歌「梨子ちゃん。隠れててちゃ説得力ないよ」
梨子「死にたくないからよ!」
花丸「はぁ~・・明日は朝が早いずら」
曜「えっ?何で?」
善子「あんた家がフェリーやってんのに知らないの?明日は海開きよ」
千歌「海開きかー・・・・」
場面変わり黒澤家に。ダイルビは海開きの為の準備を行っていた。
ダイヤ「深夜に出るのでくれぐれも足元に注意。それに海に近付きすぎない事」
ルビィ「・・・・」
ダイヤ「ルビィ、聞いてるの?」
ルビィ「お姉ちゃん・・私ね・・」
ダイヤ「どうしたの?」
ルビィは何かの覚悟を決めたのか強気の表情で面と面を向かい合っててダイヤへ言葉をぶつける。
ルビィ「ルビィね・・・・!!」
場面変わり午前3時にルビィが寝坊せずに起きる。ダイヤも起きており海開きの為に海水浴場に。
ダイヤ「さ、行きましょうか」
ルビィ「う、うん・・」
ダイルビが海水浴場に着くと鞠莉が手を振っていた。ダイルビは鞠莉のいる方へと向かう。
果南は黙々と作業に入っている。
鞠莉「久しぶりの海開きのワークでーす!」
ダイヤ「真夜中から元気ですわね・・」
鞠莉はルビィの表情を見て何かに気付く。
鞠莉「ルビィ。千歌っち達なら東側の海岸にいるよ」
ルビィ「鞠莉さん?」
鞠莉「マリーには分かるのでーす」
ダイヤ「・・そうですか。ルビィ、行きなさい」
ルビィ「えっ?で、でも・・」
ダイヤ「いつまでも私に甘えてはいけません。ルビィ、あなたがとても強い子なのは私が一番知っています」
鞠莉「それに千歌っち達がPVの事で悩んでるのをあなたが救ってあげれるチャンスよ。私達と直接スクールアイドルをやってた訳ではないけれどあなたなら内浦の良さが分かるはずよ」
ルビィ「お姉ちゃん・・鞠莉さん・・」
果南「衣装係の中心になれる人がいなくて困ってるしね」
ルビィ「果南さん・・」
鞠莉「じゃあ、久々にあれやるわよ。せーの!」
ダイかなまり「頑張ルビィ!!!」
ルビィ「・・ありがとう。ルビィ、行ってくる!」
ルビィが千歌達の元へと向かう。
ダイヤ「どうして鞠莉さんがルビィの気持ちに気付いたのですか?」
鞠莉「私もあったから」
ダイヤ「鞠莉さんも?」
鞠莉「転校したばっかりの時・・・・」
果南「作業戻るから」
果南はそそくさと作業に戻る。
鞠莉「フフッ、恥ずかしがらなくてもいいのに」
千歌「こっちの橋から海の方に向かって拾っていってね」
曜「ヨーソロー!」
花丸「波風が気持ちいいずら~」
善子「何涼んでんのよ!」
あ、あの・・!
曜「ん?」
梨子「あ、ルビィちゃん」
ルビィ「えっと・・海開きが終わったら話したい事があります。だから、その・・えっと・・うぅん!」
弱気になっていたが強い姿勢で千歌に視線を向ける。
ルビィ「海開きが終わったら海水浴場の階段前に来てください!それと・・」
曜「それと?」
ルビィ「この街や学校のいい所・・見れば分かると思います」
千歌「えっ?」
ルビィ「えいっと!」
ルビィが柵を乗り越え道路側から海水浴場を観ている。
千歌達も柵を乗り越え海水浴場を観る。
ルビィ「街中の人はもちろん学校の皆も」
梨子「ほ、本当だわ・・この街ってこんなに人が・・」
千歌「これだよ・・。この街や学校のいい所って・・!」
千歌「皆さん!私達、浦の星女学院でスクールアイドルをやっているaqoursです!私たちは学校を残す為に、ここに生徒をたくさん集めるために、皆さんに協力して欲しいことがあります!」
千歌が大きな声で皆に呼び掛ける。
気付いたと分かり喜ぶ鞠莉。
果南「ルビィのおかげかな」
鞠莉「・・でも、私にaqoursがPVで悩んでるって話を持ちかけたのは果南よね」
果南「別に・・あなたが盗み聞きしただけでしょ」
鞠莉「ふーっ・・ほんっと素直じゃないね!」
ダイヤ「ルビィ・・頑張ルビィ、ですわよ」
鞠莉「ダイヤ。分かってると思うけどルビィはあなたと一緒に・・」
ダイヤ「それは今は伏せておいて下さい」
ルビィ「皆さん!その・・お願いします!!私達は学校を残したいのです!」
統廃合を阻止するためのPVとして作成された曲『夢で夜空を照らしたい』。
スカイランタンで描かれるAQOURSの文字。
富士山、海が一望できる浦の星女学院の屋上でのライブ。そこにはルビィの姿も・・!
ライブの中で語られる。海開きが終わった後の階段前でのルビィの決意。
ルビィ『私、黒澤ルビィは怖がりで泣き虫で臆病者です。でも、スクールアイドルが大好きな気持ちは誰よりも持っています!だから、だから・・・・』
私をaqoursに入れてください!お願いします!!
頭を深々と下げるルビィ。千歌は笑顔で手を差し出す。
千歌『もちろんだよ。よろしくね!ルビィちゃん!』
ルビィ『・・あっ。うゆゆ・・』
ルビィ涙を流す。そして、千歌と強く握手。
梨子『ようこそ。aqoursへ。ルビィちゃん』
曜『ヨーコソロー!』
善子『変な改変しない!』
花丸『ルビィちゃん。待ってたずら』
ルビィ『花丸ちゃん・・皆・・!』
ライブが終わり屋上で富士山を見つめる6人。
千歌「心の中でずっと叫んでた。助けてって・・ここには何もないって」
千歌「でも違ったんだ!追いかけてみせるよ!ずっと、ずっと・・」
千歌「この場所から始めよう!できるんだ!」
屋上でのライブを影で見ていたダイまり。
鞠莉「ルビィ・・。良かったねダイヤ。やっと一歩踏み出せて」
ダイヤ「元々強い子なのであれくらいは普通ですわ」
鞠莉「・・で、ダイヤはどうするの?逃げてても解決しないよ」
ダイヤ「・・・・」
ルビィ「花陽ちゃん。ルビィも花陽ちゃんみたいに輝くよ!!」
続く
今回の変更点
①廃校を知った千歌はローテンション
②TOKYO IDOL WORLDの事を果南に聞かされる。
③ていたらくなPVは抜き
④ルビィは衣装係として小さな頃から鍛えていた。
⑤ルビィは3年組から凄く寵愛されている
⑥海開きにてルビィ加入!
曜「次回」千歌「TOKYO IDOL WORLD!!」
ルビィメインでここでルビィ加入!まずはかなり花陽がプッシュしたのは凛ばかりプッシュするのなら幼馴染みのかよちんも入れたっていいでしょ理論で。
絡みとしてはダイりこ りこまる ちかなん よしまるルビ ダイかなまりルビとかですね
くどいくらいに言ってますがメンバー一人一人が主人公、様々な組み合わせを見せるのを重点的にしております。
夢で夜空を照らしたい は個人的に2つの意味が込められています。1つは廃校阻止 2つは3年組が夜空みたいに暗く閉ざされていたルビィの夢を照らしたい です。
ルビィの本当の夢である「お姉ちゃんとスクールアイドルをしたい」は確かにまだ果たされていません。けれどもスクールアイドルに憧れaqoursに夢中になっていた。
強い子だと分かっているダイヤだけれどそれでも後一歩踏み出せない。だけど、善子の言葉、ダイかなまりの一押しからついにルビィはaqoursに加入しました。
自分の夢を照らした瞬間・・だけどもその照らされた光は完全には輝いてはいません。
それでもまずは一歩踏み出せた。そんなルビィの勇気と決意のお話です。