ちなみに私的にはSAINT SNOWも出来る限りは色んな組み合わせを見せられればと・・今回の話では善子は物凄く悔しがり後にSAIN TSNOWに絡むとどうなるのかという意味でも面白いかも・・?
盛り上がる会場。無理もなかった。最初にライブを始めたのがUTX高校だったのだから。ルビィも言っていた様に名門が一番手という事はそれほどまでに最近のスクールアイドルのレベルと質が上がっているのだ。
聖良「頑張ってください」
千歌「は、はぁ・・」
アキバレポーター「次は人気急上昇中のフレッシュなスクールアイドル、aqoursの出番です!」
梨子「千歌ちゃん!」
千歌「あっ・・うん!」
千歌達が舞台へと出ていく。
聖良「新aqoursさんのパフォーマンス、見せてもらいましょうか」
他のスクールアイドルもaqoursについて知っているのか注目している。
千歌達がライブを始めている時、浦の星では果南が授業を終えて窓から景色を眺めていた。
果南「千歌・・」
8話 涙
ライブが終わり東京タワーにいた千歌達。
街を眺めるルビまるは東京の街並みを双眼鏡で見回り驚いている。
梨子「この街、1300万人も人が住んでいるのよ」
ルビィ「そうなんだ・・」
梨子「って言われても、全然想像できないけどね」
曜「やっぱり、違うのかな?そういうところで暮らしていると」
花丸「どこまで行ってもビルずら。あれが富士山かな?ずら?」
善子「ふふふ・・最終呪詛プロジェクト、ルシファーを解放!」
善子「魔力2000万のリトルデーモンを、召喚!格好いい!」
曜「海流奥義!ハイパーぐるぐるサイクロ~ン!!」
善子「あんたライブ終えたのに元気ね・・ってうわわわ!やめなさーい!!」
ルビィ「善子ちゃんも元気だね」
善子「善子じゃなくて!ヨハネ!!こらー曜ー!!」
曜「更に回しちゃうぞ!」
花丸「ライブ終わったのにヨハネのままずら」
千歌は皆の分のアイスを買ったが悔しい思いもあった。それでも明るく振る舞う為、いつも通りのテンションで接する。
千歌「お待たせー!!おっ!なにこれすごい!キラキラしてる!」
梨子「千歌ちゃん・・」
千歌「それにこれもすっごいおいしいよ!皆で食べよう!!」
花丸「あっ・・うん・・」
千歌「はい!ルビィちゃんたちも!」
ルビィ「あ、ありがとう・・」
千歌「全力で頑張ったんだよ。私ね、今日のライブ今まで歌ってきた中で出来は一番良かったって思った」
千歌「声も出てたしミスも一番少なかったし。でも・・」
千歌「それに、周りはみんなラブライブ本戦に出場しているような人たちでしょ?入賞できなくて当たり前だよ」
曜「だけど・・ラブライブの決勝に出ようと思ったら、今日出ていた人たちくらいうまくないといけないってことでしょ?」
善子「あーフラフラ・・天への扉が見える見える。あー・・」
千歌「それはそうだけど・・。私ね、SAINT SNOWを見た時に思ったの。これがトップレベルのスクールアイドルなんだって。このくらいできなきゃだめなんだって・・」
千歌「なのに入賞すらしていなかった。あの人たちのレベルでも無理なんだって」
ルビィ「それはルビィもちょっと思った」
花丸「丸も・・」
善子「な、何言ってるのよ!あれはたまたまでしょ?天界が放った魔力によって・・」
ルビィ「何がたまたまなの!?」
花丸「何が魔力ずら!?」
善子「え?いや、そこまで怒鳴んなくても・・」
花丸「慰めるの下手ずら」
善子「な、何よ!?人が気を利かせてあげたのに!!」
花丸「今はそんな空気じゃないずら!!」
梨子「やめなさいあなた達!!!」
花丸「は、はいずら・・」
善子「うっ・・こ、こわひ・・・・」
千歌「そうだよ。今はそんなこと考えてもしょうがないよ。それよりさ、せっかくの東京だしみんなで楽しもうよ!」
と、満喫しようと思った時に電話が掛かってくる。
千歌「高海です。え、はい、まだ近くにいますけど・・」
場面変わり会場に。会場に向かっている時に千歌はSAINT SNOWのライブを思い出していた。
SAINT SNOWの曲『SELF CONTROL』と共に激しく熱いライブ。姉妹の息の合ったコンビネーション。あからさまにaqoursより仕上がりがよく完璧だった。
ルビィ「SAINT SNOW本当に凄かったですよね・・」
千歌「うん・・北海道では超新星のスクールアイドルなんだよね?」
ルビィ「鹿角聖良、鹿角理亞。姉妹のコンビネーションは一級品。北海道初のラブライブ優勝候補の一角って雑誌に書いてありましたから・・」
曜「それでも入賞出来ないなんて・・」
アキバレポーター「おーい!aqoursの皆さーん!こっちだよー!」
会場に戻るとアキバレポーターが手を振っていた。千歌達も小走りで駆け付けた。
アキバレポーター「ごめんなさいね。呼び戻しちゃって。これ渡し忘れていたからって思って・・」
千歌「なんだろう?」
善子「もしかして、ギャラ?」
曜「お高いんでしょ?」
花丸「二人共、いやしいずら!」
アキバレポーター「今回、お客さんの投票で入賞グループ決めたでしょ?その集計結果」
梨子「わざわざすいません」
アキバレポーター「正直どうしようかなってちょっと迷ったんだけど・・出場してもらったグループにはちゃんと渡すことにしてるから」
千歌「は、はぁ」
アキバレポーター「じゃ!」
アキバレポーターは何かを察するかの様に千歌達を後にし会場に戻る。
千歌「見る?」
曜「うん」
千歌「あ、上位入賞したグループだけじゃなくて、出場グループ全部の得票数が書いてある」
花丸「aqoursはどこずら?」
ルビィ「えっと・・UTXスクールアイドル部ってUTX高校のスクールアイドル?」
善子「そのまんまなグループ名ね・・」
ルビィ「1位・・やっぱりUTXはUTXのままで凄い」
梨子「あっ、SAINT SNOWよ」
千歌「9位か・・もう少しで入賞だったんだ」
花丸「aqoursは!?」
千歌「そうだったね!aqours・・aqoursと・・」
曜「あっ・・」
梨子「30位・・」
ルビィ「30組中、30位・・?」
善子「ビリってこと?」
花丸「わざわざ言わなくていいずら!」
曜「得票数はどのくらい?」
花丸「えっと、ゼロ・・・・」
梨子「そんな・・」
曜「私たちに入れた人、一人もいなかったってこと?」
梨子「千歌ちゃん・・」
お疲れ様でした
千歌「あ、SANIT SNOWさん・・」
聖良「素敵な歌でとてもいいパフォーマンスだったと思います」
千歌「・・・・」
聖良「ただ、もしμ'sのようにラブライブを目指しているのだとしたら、諦めたほうがいいかもしれません」
千歌「えっ!?」
聖良「それでは」
去り際に理亞が吐き捨てる!
理亞「バカにしないで!ラブライブは遊びじゃない!」
場面変わり電車で静岡に帰る千歌達。夕方になっており夕日が電車内で射す。
花丸「泣いてたね、あの子」
ルビィ「きっと悔しかったんだ。入賞できなくて・・」
ルビィ「ずら・・」
善子「だからって、ラブライブをバカにしないでなんて・・!うぅ・・」
善子の目から流れる物があった。曜がハンカチを取りだし善子に渡す。
千歌「でも、そう見えたのかも。私はよかったと思ったけどなぁ」
曜「千歌ちゃん?」
善子「絶対・・絶対!見返してやるんだから!!」
花丸「善子ちゃん・・」
善子「絶対に・・絶対に・・・・」グズッ
千歌「でも、精一杯やった!努力して頑張って、東京に呼ばれた!それだけですごいことだと思う!でしょ?」
梨子「それは・・」
千歌「だから、胸張っていいと思う!今の私たちの精一杯ができたんだから。へへ」
梨子「千歌ちゃんは悔しくないの?」
千歌「うん?」
梨子「・・悔しくないの?」
千歌「えっ・・?そ、それはちょっとは・・。でも満足だよ。みんなであそこに立てて、私は嬉しかった・・」
梨子「そう・・」
沼津に帰り安心する千歌達。ふー、と軽く深呼吸をするとよいつむトリオ達と浦の星の生徒達が期待を胸に待っていた。
千歌「ふぅ、戻ってきた」
花丸「やっとずらって言えるずら・・」
善子「ずっと言ってたじゃない!」
花丸「ずらーー!!」
よしみ「お帰りー!!」
千歌「みんな・・」
いつき「どうだった?東京は?」
千歌「あ、うん。すごかったよ!何かステージもキラキラしてて・・」
いつき「ちゃんと歌えた?緊張して間違ったりしなかった?」
千歌「うん、それは何とか・・ね」
梨子「そうね・・ダンスもミスもなかったし」
千歌「そうそう!今までで一番のパフォーマンスだったねってみんなで話していた所だったんだ」
むつ「何だ、心配して損した!」
よしみ「じゃじゃ、もしかして本気でラブライブ決勝狙えちゃうかもってこと?」
千歌「えっ・・」
いつき「そうだよね!東京のイベント呼ばれるくらいだもんね」
千歌「あ、そうだね・・だといいけど」
お帰りなさい
ルビィ「お姉ちゃん・・あ、う・・」
ルビィがダイヤに抱きついて泣きじゃくる。よしみ達から見ればルビィの性格上慣れない大都会が怖かったと思っている。
ダイヤ「よく頑張ったわね・・」
場面変わり桟橋の端で海を眺める果南。家の事情で千歌達に会えなかったがダイヤから千歌達の事を聞き店に戻ろうとした時・・。
果南「店で待っててって言ったでしょ?」
鞠莉「少しでも果南に早く会いたくてね。それで、どうする?これから」
果南「・・・・」
鞠莉「ダイヤから聞いたのでしょ?千歌っち達の事。私もよ」
ラブライブ!サンシャイン!!(Aパート終了)
ダイヤ「得票・・0ですか?」
千歌「はい・・」
ダイヤ「やっぱりそういうことになってしまったのですね。今のスクールアイドルの中では・・」
ダイヤ「先に言っておきますけど、あなた達は決してダメだったわけではないのです」
ダイヤ「スクールアイドルとして十分練習を積み、見てくれる人を楽しませるに足りるだけのパフォーマンスもしている」
ダイヤ「でも・・それだけではだめなのです。もう、それだけでは・・」
曜「どういうことです?」
ダイヤ「7236、何の数字か分かります?」
善子「ヨハネのリトル・・」
花丸「違うずら」
善子「ツッコミはやっ!」
ダイヤ「ふふ・・去年最終的にラブライブにエントリーした、スクールアイドルの数ですわ」
曜「第一回大会の十倍以上・・」
千歌「そんなに・・」
ダイヤ「スクールアイドルは確かに以前から人気がありました。しかし、ラブライブの大会の開催によって、それは爆発的なものになった」
ダイヤ「A-RISEとμ'sによって、その人気は揺るぎないものになり、秋葉ドームで決勝が行われるまでになった。そして、レベルの向上を生んだのですわ」
千歌「じゃあ・・」
ダイヤ「そう、あなたたちが誰にも支持されなかったのも、私たちが歌えなかったのも、仕方ないことなのです」
梨子「え?歌えなかった?」
曜「どういうこと?」
ルビィ「お、お姉ちゃ・・」
ダイヤ「もう、よいのですわ。・・二年前、すでに浦の星には統合になるかも、という噂がありましてね」
鞠莉『スクーアイドゥー?』
ダイヤ『そうですわ!学校廃校の危機から救うにはそれしかありませんの!』
果南『鞠莉スタイルいいし、一緒にやったら絶対注目浴びるって!』
鞠莉『SORRY、そういうの興味ないの』
果南『ふふ、ハグ!』
鞠莉『あっ!何するの!?』
果南『うんって言うまでハグする!』
鞠莉『離してよ!』
果南『だめ!』
鞠莉『もう!やめて!果南!』
果南『やめない~』
ダイヤ『ふふ、私も仲間に入れなさい!』
ダイヤ「あなた達と同じように最初こそは順調でした。けれど・・」
果南『その何が悪かったの?』
鞠莉『街の人も学校の人も、スクールアイドルだと応援してくれたじゃない?』
果南『ライブもうまくいったしね』
ダイヤ『それだけでは危機は救えませんわ。けれども、運が私達に傾いてるのですわ!』バッ
鞠莉『なにこのペーパー?・・東京?』
果南『へー、東京かぁ』
ダイヤ『へーじゃないですわ!私たちが東京に呼ばれたんですのよ!?』
鞠莉『ダイヤ、随分鼻息がVERY HARD』
ダイヤ『とと、とにかくチャンスですわ!このイベントで有名になればラブライブが一気に近づきますわ!!』
ダイヤ「でも、歌えなかったのですわ」
ダイヤ「ほかのグループのパフォーマンスのすごさと、巨大な会場の空気に圧倒され、何も歌えなかった・・」
ルビィ疲れたのかダイヤに膝枕され眠っている。ダイヤは優しくルビィの頭を撫でる。
ダイヤ「あなたたちは歌えだけで立派ですわ」
千歌「じゃあ、反対してたのは・・」
梨子「いつかこうなると思っていたから・・?」
ダイヤ『これは今までのスクールアイドルの努力と街の人たちの善意があっての成功ですわ、勘違いしないように』
果南「私がコーチとして教えた事が足らなかったのは認める。千歌達が傷付いたのなら謝る」
鞠莉「千歌っち達だけではダメなの。私は思うの。果南、あなたの力が必要だって!」
果南「それとこれとは別。私はあくまでもサポート。もう、スクールアイドルはやらないと決めてる」
鞠莉「千歌っち達はもう知ってる。私達がaqoursだったのを」
果南「・・SAINT SNOWの事も曜からメールが来たよ。まさか私達についても調べあげられてるなんてね」
鞠莉「言われっぱなしでいいの!?コケにされて千歌っち達がどれほど悔しい思いをしたか分かってるの?」
果南「知られているからやる理由なんてない。もう、私達は・・」
鞠莉「ねぇ、果南・・」
鞠莉がハグしようと両手を広げる。鞠莉の優しい表情。だが・・。
果南「・・千歌達6人で乗り越えるべきなんだよ・・」
果南はハグせず静かに店へと去る。鞠莉は涙を流すも諦めない気持ちが強い。
鞠莉「私は諦めない!必ず取り戻すの、あの時を!果南とダイヤと失ったあの時を!」
鞠莉「私にとって、宝だったあの時を・・」
千歌達はそれぞれ家に帰った。梨子は千歌の旅館の隣なのでそこで車に降ろしてもらっていた。
美渡「早くお風呂入っちゃいなよ!」
千歌「う、うん」
美渡「梨子さんも早く休んでね」
梨子「はい、ありがとうございます」
梨子は元気がない千歌を見て心配な表情に。
梨子「千歌ちゃん」
千歌「うん?」
梨子「大丈夫?」
千歌「大丈夫!大乗仏教!!少し考えてみるね。私がちゃんとしないと、みんな困っちゃうもんね」
花丸は本を読んでいたが疲れて眠ってしまう。
花丸「ずらぁ・・」
善子は生放送を撮り終えた後、スクールアイドルの雑誌でSAINT SNOWの紹介ページを見つけ宣言していた。
善子「絶対に・・あんた達なんかに負けないんだから!!くぅ・・・・」
善子はスマホを素早く手に取り電話を掛けた。
善子「もしもし曜。明日なんだけど・・」
ルビィは黙々と自分の部屋で練習。決してラブライブをナメていない。自分だって輝けるんだと強い気持ちを持っている。
ルビィ「ここでこう・・ひゃ!」
ベッドに倒れ花陽の寝そべりが自身を見ている様に見えた。
ルビィ「うぅ、花陽ちゃん・・・・」
ダイヤは果南と電話で会話している。
ダイヤ「ええ、話しましたわ。きちんと」
果南「そう・・」
ダイヤ「良かったんですわよね?これで・・」
果南「うん・・」
曜は後悔していた。千歌と果南と自身の小さな頃の写真を眺め困り顔に。
曜『千歌ちゃん、やめる?』
千歌『・・・・』
曜『やめる?スクールアイドル?』
曜「・・果南ちゃんにもそりゃ怒られるよ」
先程果南に電話をしてその事と朝練について話していた。
果南『やめるだなんて言うべきじゃないよ!千歌はどんなに辛い事があっても明るく振る舞うからね。曜、そのタイミングでやめるはダメ』
曜『うっ・・ごめんなさい』
果南『で、聞いたんだね。私達の事』
曜『うん・・ダイヤさんから全て』
果南『・・で、どうするの?やめる?』
曜『やめない!続ける』
果南『現実を知ったけど・・それでも?』
曜『もちろんだよ!』
果南『覚悟が出来てるなら・・もう、生半可な練習メニューにはしない。厳しくいくからね』
曜「・・悔やんでてもしょうがない!皆に言っておかなきゃ」
梨子は自分の部屋から千歌の部屋を眺めていた。心配で心配で仕方がない。
梨子「本当に大丈夫かしら千歌ちゃん・・」
梨子ママ「体、冷えるわよ」
梨子「うん・・」
聖良「理亞。早く寝るのですよ」
理亞「姉様。どうしてあの人に連絡先教えたの?」
聖良「高海さんの事ですか?」
理亞「ほうっておいたら良かったのにどうして?」
聖良「彼女のあの時の目を見ましたか?涙を流すくらい悔しいはずなのにメンバーを心配させまいと変わらない態度を取り続けていたのです」
聖良「そして、自分達に足りない物を教えてほしいと積極的に連絡先を求めてきたのです。困っている人は放っておけないので」
理亞「それでも、私達から見れば・・」
聖良「困った人は助ける。人として当然の事を行っただけです」
理亞「・・・・」
聖良(aqoursにあの3人がもしも加入するのならばラブライブに出てかなりの成績を残すかもしれません。一年時から東京に来れるほどの実力者でしたからね)
聖良「黒澤ダイヤ、松浦果南、小原鞠莉」
理亞「誰?」
聖良「覚えておいて損はないかもですよ」
理亞「・・・・?」
次の日の早朝。曇りがかった日。梨子は朝練の事もあり集合する時間より早く起き千歌の部屋を眺める。
梨子「ん?あっ・・千歌ちゃん・・?」
千歌がいない。自分より早く砂浜に向かったのかそれとも・・。不安に思い急いで砂浜に向かった梨子。
梨子「千歌ちゃん!千歌ちゃん!!」
砂浜にはいない。胸の鼓動が大きく焦る梨子をよそに海中から千歌が上がり海を眺めていた。
千歌「あれ、梨子ちゃん?」
梨子「ハァ、ハァ・・よ、良かったわ。一体何してたのよ!?」
千歌「えっ、あ、うん。何か見えないかなって・・」
梨子「え?」
千歌「ほら、梨子ちゃん海の音を探して潜ってたでしょ?だから私も何か見えないかなって」
梨子「ふふ・・それで見えたの?」
千歌「ううん、何も」
梨子「何も?」
千歌「うん!何も見えなかった」
千歌「でもね、だから思った、続けなきゃって!私、まだ何も見えてないんだって、先にあるものが何なのか」
千歌「このまま続けても、0なのか、それとも1になるのか、10になるのか・・」
千歌「ここでやめたら全部分からないままだって・・」
梨子「千歌ちゃん・・」
花丸「千歌ちゃん達もう来てるずら」
善子「負けてられないわね。私達も練習よ!」
曜「待って二人共」
ルビィ「今ルビィ達が入ったらダメだよ」
千歌「私続けるよ。スクールアイドル」
千歌「だってまだ0だもん!・・0だもん。0・・何だよ」
千歌「あれだけみんなで練習してみんなで歌を作って衣装も作ってPVも作って・・頑張って頑張って、みんなにいい歌聞いて欲しいって・・」
梨子「・・・・」
千歌「スクールアイドルとして輝きたいって・・うぅっ・・」
今まで我慢していた。けど、我慢の限界だった。涙を流す千歌・・。
千歌「なのに0だったんだよ!悔しいじゃん!!差がすごいあるとか、昔とは違うとか、そんなのどうでもいい!悔しい!やっぱり私悔しいんだよ!!」
梨子「・・良かった。やっと素直になれたね・・」
千歌「だって私が泣いたらみんな落ち込むでしょ?」
千歌「今まで頑張ってきたのに、せっかくスクールアイドルやってくれたのに、悲しくなっちゃうでしょ?だから、だから・・・・」
梨子「バカね・・みんな千歌ちゃんの為にスクールアイドルやってるんじゃないの。自分で決めたのよ」
曜「そのとーり!!」
善子「勘違いしないでよね」
花丸「悔しい思いは皆同じずら」
ルビィ「千歌さんは一人じゃないよ!!ルビィや皆がいる!」
梨子「ほら」ウインク
梨子「曜ちゃんも、ルビィちゃん、花丸ちゃんも、もちろん善子ちゃんも!」
千歌「でも・・」
梨子「だからいいの。千歌ちゃんは、感じたことを素直にぶつけて、声に出して!」
花丸「千歌ちゃん!!」
千歌「わ、花丸ちゃん。濡れるよ!」
花丸「丸は千歌ちゃんに本当に感謝してるずら」
千歌「花丸ちゃん・・」
ルビィ「ルビィ、ラブライブをナメてません。厳しい世界だって分かってます。だから・・だから!千歌さんや皆で輝きたいです!」
千歌「ルビィちゃん・・」
善子「聖なる雪・・堕天使の力があれば闇に簡単に染まるのよ。絶対にあいつらに勝つわよ」
千歌「善子ちゃん・・」
曜「そうそう果南ちゃんから大変厳しい練習メニューが送られてね・・ほら、これ」
善子「砂浜ランニング往復10周・・」
花丸「淡島神社の階段全力ダッシュ・・」
ルビィ「ピ、ピギィ・・」
梨子「や、や、やるしかないわよ。体力が足らなかったのも事実だから」
千歌「そうだよね。うん、そうだ!みんな一緒に行こう!一緒に・・」
千歌「今から0を100にするのは無理だと思う。でも、もしかしたら1にすることはできるかも・・」
千歌「だから諦めたくないし続けたいんだ・・スクールアイドルを!」
千歌、砂浜ランニングを始める。後に続く梨子達。
花丸「ち、千歌ちゃん!?」
善子「また、抜け駆け!?させないわよ~」
ルビィ「ルビィはラブライブが厳しいの知ってるもん。だから頑張ルビィ!」
曜「皆、やる気まんまんじゃん!よーし!!全速ぜんし~ん・・ヨーソロー!!!」
千歌(出来るんだ!輝けるんだ!今が新しいスタートなんだ!!)
場面変わって小原家。鞠莉がある覚悟を決めている。
鞠莉「・・知られているのなら逃げられないし逃げたくない。本当のaqoursは6人じゃない」
鞠莉「絶対に諦めない。浦の星を廃校になんてさせない」
続く
今回の変更点
①aqoursがセイントスノーより先にライブを行う
②善子が涙を流すほど理亞の発言を悔しがり負けないと誓う
③美渡未だに梨子にビビる(梨子さん)
④聖良は旧aqoursを知っており果南達の事も知っている。
⑤千歌が聖良の連絡先を知ったシーンを個人的な解釈で追加
千歌「次回」ダイかなまり「未熟DREAMER」
アニメでは急展開だった千歌が聖良の連絡先を知っているシーンを個人的に追加しました。
あれほど言われ実力を見せつけられ泣くほど悔しいはずなのに千歌はメンバーを心配させまいと変わらない態度で接する。その心の強さに惚れ込んで連絡先を教えたみたいな感じで。
そして、聖良は果南達旧aqoursを知っていてその実力を認めている。もし加入すればかなりの成績を残すかもしれないと・・