果南『私、スクールアイドル・・止めようと思う』
鞠莉『なんで?まだ引きずっているの?東京で歌えなかったぐらいで・・』
果南『鞠莉、留学の話が来てるんでしょ?行くべきだよ!』
鞠莉『どうして?冗談はやめて!前にも言ったでしょ?その話は断ったって!!』
果南『鞠莉は私達とは違う。無理をしてスクールアイドルをやってたのなら本当に申し訳なく思ってる』
鞠莉『無理なんてしてないわよ!!・・ダイヤはどう思ってるのよ!?今日は先に帰ったけれど』
果南『ダイヤも同じ意見。aqoursは今日で解散』
鞠莉『やめてよそんなの・・私は・・私は!!!』
9話 未熟DREAMER
千歌の旅館でくつろぐ6人。
果南が与えた厳しい練習メニューで皆がへとへと。善子に至ってはセイントスノーの事もあって休憩時間でも練習を休まず行っていたので疲れのあまり眠っており曜が膝枕をしている。
善子「スースー・・・・」
曜「すっかり眠っちゃって・・可愛いな」ナデナデ
ルビィ「夏祭り・・」
花丸「屋台も出るずら」
曜「人もいっぱい!」
梨子「それより、シイタケちゃん本当に散歩でいないわよね?」
曜「千歌ちゃん、夏祭りどうするの?」
千歌はカウンターで寝そべる。千歌も疲れていた。
千歌「どうするって?」
曜「沼津の花火大会って言ったらここらへんじゃ一番のイベントだし、そこからオファーが来てるんだよ」
花丸「aqoursを知ってもらうには一番ずらね」
ルビィ「大会の事を思えば今は練習優先がいいかと・・」
梨子「私もそれがいいと思うけど・・千歌ちゃんはどうかしら?」
千歌「私は出たいかな」
曜「そっか!そうだよね!」
梨子「千歌ちゃん・・!」
千歌「今の私たちの全力を見てもらう。それでだめだったらまた頑張る!それを繰り返すしかないんじゃないかな?」
曜「ヨーソロー!賛成であります!」
善子「むにゃ・・よーそろー・・」
ルビィ「それも名案です!皆で頑張ルビィ!」
花丸「ずら!」
梨子「変わったね、千歌ちゃん」
千歌「うん!ん?鞠莉さんから?・・・・えぇっ!?」
梨子「どうしたの千歌ちゃん?」
千歌「大変だよ!!鞠莉さんから・・」
千歌がスマホを皆に見せると驚き一斉にスマホに詰め寄る。
善子「いたっ・・な、何なのよ?」
ようりこルビまる「えぇぇーー!!??」
次の日の朝早くに淡島神社の階段を上るちかなん。
千歌が果南を呼んだ。
果南「私達の事?」
千歌「うん。果南ちゃんが歌えないなんて事ないと思ってね」
果南「いや、本当に歌えなかっただけだよ。千歌達は歌えて踊れたから偉いよ。可愛い幼馴染みの活躍は私も嬉しくなっちゃう」
千歌「本当に歌えなかったの?果南ちゃん達・・aqoursは」
果南「フフ・・まさか私達の時のaqoursを知ってる人がいるなんてね。とにかく歌えなかっただけ。こう見えて怖がりだからね私」
果南は空を見上げる。どこか切ない表情をしており千歌は悔しかったのだろうなと察し押し黙る。
果南「じゃあ下りようか。バス乗り遅れるよ!」
千歌「あっ、待ってよ~!」
学校が終わり浜辺で練習するも千歌はどうしても果南が歌えないなんて事はないと思い悩み顔。
梨子「どうしたの?」
千歌「果南ちゃん、どうしてスクールアイドルやめちゃったのかなって?」
善子「生徒会長が言ってたでしょ?東京のイベントで歌えなかったからだって」
千歌「でも、それで止めちゃうような性格じゃないと思う」
曜「30!っと!フーッ・・きついねぇ・・」
千歌「小さい頃はいつも一緒に遊んでて・・」
果南『怖くないって千歌!ここでやめたら後悔するよ!』
千歌『うぅ・・』
曜『がんばって千歌ちゃん!』
果南『絶対できるから!さっ!』
梨子「そうだったのね・・」
ルビィ「・・・・」
善子「まさか、天界の眷属が憑依!?」
千歌「もう少しスクールアイドルやっていた頃の事が分かればいいんだけどな・・」
曜「果南ちゃんに聞いたら聞いたでまた軽く流されちゃうよね・・」
善子「ルビィ。あんた生徒会長から何か聞いてないの?小耳に挟んだとか?」
曜「ずっと一緒に家にいるんだよね?何かあるはず!」
ルビィ「えっ、あ・・うっ・・」
善子「教えなさいよ」
ルビィ「ピギィ!!!!」
善子「堕天使奥義、堕天流拘縛!」
梨子「やめなさい!!」
善子「あっ・・はい・・・・」
梨子「ルビィちゃんだって過去のaqoursの話をするのは辛いはずよ・・。私達が詮索するのはよしましょう」
千歌「そうだね。よーし練習練習!!」
曜「ヨーソロー!」
花丸「千歌ちゃん待ってずら~!」
善子「またあんた達は抜け駆けして!待ちなさーい!!」
ルビィ「あ、あの・・」
梨子「いいのよルビィちゃん。昔のaqoursと今のaqoursは違うのだから。私達は私達でラブライブを目指す。それだけの事じゃないの」
ルビィ「・・ルビィが聞いたのは東京のライブがうまく行かなかったって話しくらいです」
梨子「えっ?」
ルビィ「それからスクールアイドルの話はほとんどしなくなっちゃったので・・」
梨子「・・そうだったの。ダイヤさんと話した時はルビィちゃんは小さな頃から衣裳を作れるって自慢してたけども」
ルビィ「ただ、私の家にお姉ちゃんと鞠莉さんが来ていた時に・・」
ダイヤ『逃げてるわけじゃありませんわ!だから。果南さんのことを逃げたなんて言わないで』
鞠莉『・・・・』
ルビィ「って・・」
梨子「逃げたわけじゃないね・・。あ、早く行かないと!」
ルビィ「は、はい!!」
曜「梨子ちゃん達遅いね」
善子「暗黒聖雪姉妹に勝つにはこのパワフルデーモン提案の地獄のデザートロードをひたすら駆けなければならない・・」
花丸「千歌ちゃん。明日から本当に・・」
千歌「うん・・」
千歌はどうしても果南が気になり次の日の早朝でメンバーで果南の早朝ランニングをバレずに追い掛ける事に。
果南「よっと・・」
花丸「まだ眠いずら・・」
善子「毎日こんな朝早く起きてるの?」
ルビィ「お姉ちゃんも果南さんに呼び出されてよく走ってました」
梨子「それより、こんな大人数で尾行したらバレるわ!バラけないの?」
曜「皆でいた方が楽しいじゃん。・・しっかし早いね」
果南はどんどんペースを上げていく。
千歌「このまま追い掛けていたら私達がへばっちゃう。最後は神社の階段を上るはずだから先回りしよう・・」
善子「もうかなり走ってるわ」
花丸「丸・・もうだめずら・・」
ルビィ「花丸ちゃん!?」
曜「でも何か気持ち良さそうだね!私も走りたくなって来た」
梨子「えっ・・」
花丸「かか、勘弁じゅら~・・」
千歌の思惑通り最後は淡島神社の階段を上る。千歌達は先回りしていた。
そして、果南は神社にたどり着き華麗にステップを踏む。
千歌「綺麗・・あっ・・」
拍手する鞠莉。鞠莉もどうやら朝練をしていた様だ。
鞠莉「やっぱり果南はスクゥアイドルやるべきよ」
果南「何であなたがここにいるのよ?それに練習着まで着て何のつもり?」
鞠莉「・・戻る事にしたのよ」
果南「戻る?」
鞠莉「千歌っち達と共にラブライブ優勝を目指す!留学しても私はトレーニングは欠かさなかったのよね」
鞠莉「果南、あなたもトレーニングを怠らずやっていたのは私と同じじゃないの?私の知っている果南は、どんな失敗をしても、笑顔で次に向かって走りだしていた、成功をするまで諦めなかった」
果南「・・卒業まであと1年もないんだよ」
鞠莉「それだけあれば十分!それに、今は後輩もいる」
果南「だったら、千歌たちに任せればいい」
鞠莉「果南・・」
果南「それよりどうして戻ってきたの?私は、戻ってきてほしくなかった」
鞠莉「・・相変わらず果南は頑固・・」
果南「もうやめて!!」
果南「もう、あなたの顔は見たくない。出来れば千歌達ともスクールアイドルをやってほしくない」
鞠莉「うっ・・」
私は歓迎だよ
果南「千歌!?」
鞠莉「千歌っち!?」
千歌「果南ちゃんの時のaqoursは果南ちゃん、ダイヤさん、鞠莉さんの一年生3人で東京に行ったんだよね?それって凄いよ」
千歌「だから経験を知る鞠莉さんの加入は大きいよ。だから足引っ張るなんてないと思うしむしろ私達と一緒にスクールアイドルやってほしかったくらい」
鞠莉「千歌っち・・」
果南「皆来てるのね。お団子見えてる」
善子「ギクッ!!」
千歌「皆出てきてよ」
千歌含む6人が集まり鞠莉が千歌につき7人に。
果南「本気?」
鞠莉「えぇ。後は果南とダイヤが加入してくれたら新生aqoursの誕生よ」
果南「・・勝手にすればいい。けど、私はやらない。絶対にね」
果南が去ろうとした時、千歌は後ろを振り向かず果南に言葉を送る。
千歌「本当に臆病なんだね果南ちゃんって」
果南「・・・・」
果南の足が止まり千歌は続ける。
千歌「やめたら後悔するって昔私に言ったことがあるよね?今一番後悔してるのは果南ちゃん自身だよ」
千歌「スクールアイドルをしてほしいとは言わない。でも、鞠莉さんが戻ってきたのに顔も見たくないって・・それはいけないよ」
果南「私には私の事情があるから。千歌には関係ないでしょ?」
千歌「あるよ。鞠莉さんはもうaqoursの一員だから。顔も見たくないなんて言われたら誰だって傷付くよ。少なくとも私が言われたら泣いちゃう」
果南「・・・・」
果南は黙って階段を下り去っていった。
千歌はギュッと拳を強く作り怒っている。鞠莉が千歌の肩に優しく手を置きなだめる。
鞠莉「私は大丈夫よ。ありがとうね千歌っち」
千歌「・・・・」
花丸「千歌ちゃん相当怒ってるズラ・・」
ルビィ「怖い・・・・」
場面変わり二年教室。昼休みになりメンバーが集まっていた。
曜「果南ちゃんどうして鞠莉さんにあんなに冷たいのかな?」
ルビィ「きっと留学から浦の星に戻ってきたからかと・・」
花丸「でも、可哀想ずら・・」
梨子「けど、千歌ちゃんも千歌ちゃんよ。果南先輩にあそこまでよく言えたわね・・」
千歌「別に怖くないよ。ただ、鞠莉さんに顔も見たくないなんて言ったのが許せなかった」
千歌「鞠莉さんがあんなに大切な友達だと思ってるのに!留学したのに帰ってきてまで果南ちゃんやダイヤさんに会いたかったんだよ!!」
善子「けど、二人から見れば将来を顧みずに戻ってきたとも捕らえれるわよ」
千歌「それでも大好きな二人の為に・・!」
曜「ヨハネちゃんの考えも否定できないよ。私も千歌ちゃんと同じで果南ちゃんが歌えないなんて事ないと思うから」
千歌「でも・・・・」
その頃、3年教室では鞠莉が果南にスクールアイドルの衣裳を見せ付け果南に何としても入部させようとする。
が、果南はスクールアイドルはしないとその衣裳を窓から投げてしまう。
梨子「ん?あれは・・」
曜「くんくん・・制服~!」
ちかりこ「だめー!!」
善子「あんた犬?」
花丸「これって、スクールアイドルの・・」
ルビィ「この衣裳は・・!!」
3年教室ではかなまりがもみくちゃに。激しい争いにダイヤも必死に止めにかかる。
果南「離して!離せって言ってるの!」
鞠莉「いいって言うまで離さない!強情も大概にしておきなさい!」
鞠莉「たった一度失敗したくらいでいつまでもnegativeに!!」
果南「うるさい!いつまでもはどっち?もう二年前の話だよ!」
果南「大体今更スクールアイドルなんて!私たち、もう三年生なんだよ!」
ダイヤ「二人ともおやめなさい!みんな見てますわよ!!」
鞠莉「ダイヤもそう思うでしょ?」
ダイヤ「やめなさい!いくら粘っても果南さんは再びスクールアイドルを始めることはありませんわ!」
鞠莉「どうして!?あの時の失敗はそんなに引きずる事なの?千歌っちたちだって、再スタートを切ろうとしてるのになんで!?」
果南「千歌とは違う!!」
ダイヤ「どうすれば・・あの時以来の大喧嘩ですわ・・・・」
曜「千歌ちゃん!危ないって!」
善子「激しいバトル・・!3年教室の決闘の終わりのゴングはいつ鳴るのか!!」
花丸「善子ちゃんはそういうのも好きなのずら?」
果南「鞠莉にはほかにもやるべきことがたくさんあるでしょ!!」ガシャン
鞠莉「やるべき事?いっぱいあるわよ!!あなたとダイヤとまたスクゥアイドルする事をね!!」ガシャン
机を倒すほどの大喧嘩にダイヤ含む3年生、曜達も怖がっていた(善子のみプロレス観戦気分)が千歌はどんどん取っ組み合うかなまりに近付く。
果南「千歌!?」
鞠莉「千歌っち?」
千歌「いい加減に・・しろーー!!!」
かなまり「!?」
千歌「もう!いつまでもずっとずっとずっと争ってないでちゃんと話しなさい!!」
果南「千歌には関係ないでしょ?」
千歌「あるって言ってるじゃん!!」
ダイヤ「・・・・」
千歌「ダイヤさんも!鞠莉さんも!三人揃って、放課後部室に来てください!いいですね!」
ダイかなまり「はい・・」
梨子「千歌ちゃんすごい」
ルビィ「三年生に向かって・・」
ラブライブ!サンシャイン!!(Aパート)
放課後三年生は千歌の言う通りに部室に来たのだった。
果南「だから、東京のイベントで歌えなくて・・」
千歌「その話はダイヤさんから聞いた。けど、それで諦めるような果南ちゃんじゃないでしょ?」
鞠莉「そうそう!千歌っちの言う通りよ!だから何度も言ってるのに」
千歌「何か事情があるんだよね!ね?」
果南「そんなものないよ!さっき言った通り、私が歌えなかっただけ」
千歌「あーー!!いらいらする~!!」
鞠莉「その気持ちよーーく分かるよ!ほんっと腹立つよね、こいつ!」
果南「勝手に千歌と鞠莉がいらいらしているだけでしょ!?」
ルビィ「でも、この前踊っていたような・・」
果南「うっ・・」
鞠莉「おお!赤くなってる!」
果南「うるさい!」
鞠莉「やっぱり未練あるんでしょ?」
果南「未練なんてない!とにかく私はもう嫌になったの!スクールアイドルは絶対にやらない!」
鞠莉「待ちなさいよ!」
果南「待たない!」
鞠莉「もう、ぶん殴ってや・・」
曜「ダメだって鞠莉さん!」
梨子「落ち着いてください!」
ようりこに抑えられる鞠莉。千歌はダイヤなら何か知ってるかもと聞き出す。
千歌「全く・・!ダイヤさん!」
ダイヤ「うっ・・」
千歌「何か知ってますよね?」
ダイヤ「えっ!?私は何も・・」
花丸「じゃあ、どうしてさっき果南さんの肩を持ったず・・ですか?」
ダイヤ「そ、それは・・逃げ・・」
千歌「善子ちゃん!」
善子「ヨハネだってば!」
ダイヤ「ピギャ!!!!」
ルビィ「お姉ちゃん・・」
花丸「さすが姉妹ずら・・」
場面変わり黒澤家にはようりこよしまるルビダイまりの7人。千歌はいない。
善子「全く。一番知りたがってたのに何で学校に残ったのよ」
曜「誰かに聞くより自分で解決したいからかも・・」
千歌は学校に残る。他の生徒より授業の遅れがあった果南は放課後の言い合い後、先生に頼んで勉強しておりそれが終わるのを待っていた。
千歌「・・・・」
果南『千歌には関係ないでしょ?』
千歌「はぁ・・」
溜め息をつく千歌。雨が大降りになり学校の入り口で雨が当たらない様に待っているとようやく来た。
果南「千歌!?」
千歌「果南ちゃん」
果南「何度も言ってるじゃん。歌えなかったって・・」
千歌「・・歌わなかった」
梨子「わざと?」
ダイヤ「そう。東京のイベントで果南さんは歌えなかったんじゃない。わざと歌わなかったんですの」
鞠莉「どうして?」
善子「まさか、闇の魔術・・」
ダイヤ「あなたのためですわ」
鞠莉「私の?」
千歌「私の知り合いに果南ちゃんのあの時のライブを見た人がいるんだけどね」
果南「そうなんだ」
千歌「あの時の果南ちゃんの表情は舞台が怖くて歌えないんじゃなくて何か理由があって悔しくても我慢して歌わなかったんじゃないかって」
果南「それは決め付けてるだけじゃ・・」
千歌「・・怪我してたんだよね鞠莉さん」
果南「!?」
ダイヤ「覚えていませんか?あの日、鞠莉さんが怪我をしていたでしょ?」
ダイヤ『大丈夫ですの?』
鞠莉『全然!果南、やるわよ!果南?』
鞠莉「そんな・・私はそんなことして欲しいなんて一言も・・」
ダイヤ「あのまま進めていたらどうなっていたと思うんですの!?怪我だけでなく、事故になってもおかしくなかった」
鞠莉「でも・・」
花丸「だから逃げてるわけじゃないって・・」
曜「でも、その後は?」
梨子「・・怪我が治ったら続けても良かったんじゃ」
鞠莉「そうよ!花火大会に向けて、新しい曲作って、ダンスも衣装も完璧にして、なのに・・」
ダイヤ「心配していたのですわ。あなた、留学や転校の話しがあるたびに全部断っていたでしょ?」
鞠莉「そんなの当たり前でしょ!?」
千歌「その人は鞠莉さんが果南ちゃん達の見えない所で凄く足を痛がっていたのを見たんだって。それで、果南ちゃんが歌わなかったって」
千歌「私が言う筋合いはないと思うよ。けど、鞠莉さんはその全てを投げ捨てでも果南ちゃんとダイヤさんとでaqoursでやり遂げたかった。なのに、それをあんなに冷たくあしらうって・・」
果南「仕方ないじゃん!鞠莉は私達とは違う!!生きてる世界観が違いすぎるんだよ・・」
千歌「それで顔も見たくないって・・」
果南「鞠莉は私達なんかといたらいけない。もっと大きな夢を果たさないとならない」
果南「鞠莉がスクールアイドルに興味を持たせたのは私だから。その責任を私が取らないといけない」
ダイヤ「果南さんは思っていたのですわ。このままでは、自分たちのせいで鞠莉さんから未来のいろんな可能性が奪われてしまうのではないかって・・。そんな時・・」
担任の先生『本当に断るの?ご両親も先方もぜひっておっしゃってるの。もし向こうで卒業すれば大学の推薦だって』
鞠莉『いいんです!私、スクールアイドルを始めたんです!学校を救うために・・』
梨子「まさか、それで・・」
鞠莉「バカ・・・・!」
ダイヤ「鞠莉さん!?どこへ行くんですの!
?」
鞠莉は何も言わず出ていく。雨が大降りでも関係なく走る。
果南「分かったよね?鞠莉はスクールアイドルをやるべきじゃないって」
千歌「・・・・」
果南「廃校阻止?やり直したい?そんな事まだ考えてたのって思ったよ。だから冷たい態度を取った。でも、演技なんかじゃない」
千歌「・・・・!!」
果南「全ては鞠莉の為に。ちっぽけな思い出作りの為に犠牲になる物が大きすぎる。寂しいよ本当は。でも、仕方ない」
果南「仕方ないんだよ!!鞠莉の将来の為に・・私は・・私は間違ってなんか!」
バチン!!!!
ダイヤ「果南さんはずっと鞠莉さんを見てきたのですわ」
ダイヤ「鞠莉さんの立場も、鞠莉さんの気持ちも、そして、鞠莉さんの将来も誰よりも考えている・・」
曜「でも、あんな言い方はないんじゃ・・」
ダイヤ「果南さんはちゃんと伝えていましたわ。鞠莉さんが気づかなかっただけ・・」
果南『離れ離れになってもさ、私は鞠莉のこと、忘れないよ』
鞠莉『果南・・』
鞠莉「・・・・!!」
鞠莉は走る。途中転ぶもそれでも立ち上がり走る。
千歌「最低だよ・・」
果南「あ・・・・」
千歌「最低だよ!!そんな責任の取り方!!!」
千歌「果南ちゃんにとってはちっぽけな思い出なのかもしれないよ!!でも、鞠莉さんにとっては違う!」
千歌「鞠莉さんにとっては一番大切な思い出なんだよ!!大好きな人達と一緒に歌って踊る。将来の事だってもちろんあるだろうけど!」
千歌「けど、そんな責任の取り方はない!鞠莉さんを傷付けてるだけだよ!!」
果南「ち、千歌・・」
千歌「果南ちゃんなら分かるはずだよ・・・・だって誰よりも優しくて頼りになるもん・・私はそんな果南ちゃんが大好き・・だから・・・・誰かを傷付けて自分も傷付くのはやめてよ・・・・」
千歌は涙を流しながら帰る。
果南は呆然としていたがふと頭の中で昔の事を思い出しスクールアイドル部の部室に向かっていった。
果南「・・・・」
果南『部室も何とか手に入れたし本格的にスタートだね』
鞠莉『果南もダイヤも張り切りすぎよ』
ダイヤ『そりゃ張り切りますわよ!学校を救い日本一のスクールアイドルへの伝説の第一歩ですわぁ!!!』
果南『ダイヤ、すんごい鼻息荒いよ』
ダイヤ『う・・・・』
果南「ここから始まって・・」
鞠莉『ごめん。私がステップ間違ったせいで・・』
果南『気にしなくていいって』
ダイヤ『誰だって初めは上手くいかないものですわ』
鞠莉『やっぱり私がいたら足引っ張っちゃうわ・・』
果南『じゃあやめる?』
ダイヤ『果南さん!?』
果南『私の知ってる鞠莉は簡単にへこたれない。いざって時の鞠莉の強さ知ってるから』
鞠莉『果南・・』
果南『3人でaqoursを輝かせるのが私の夢。だから鞠莉、ダイヤ、私。一人でも欠けたらダメなんだよ。だから・・』
ダイヤ『鞠莉さん』
鞠莉『果南、ダイヤ・・うぅ・・』
果南『泣かないの。あんまり泣いたらハグしちゃうぞ』
果南「絆を深めあって・・」
鞠莉『やめてよそんなの・・私は・・私は!!!』
果南『もう、aqoursは終わり。だから、どれもいらない』
鞠莉『な、何を!?』
果南『これもこれもこれもこれも全部いらない!!』
鞠莉『やめて果南!!』
果南『こんな物があるから鞠莉は留学できない。鞠莉の障害になる物は全部いらない!!』
鞠莉『私にとっては必要な物よ!やめなさい!!』
果南『邪魔しないで!!鞠莉の障害になった物は全部・・』
鞠莉『障害なんかじゃない!私の宝なのよ!スクールアイドルは・・aqoursは!!』
果南「・・喧嘩して・・・・部室も荒れたまま、そのままで・・」
バカ・・
果南「!?」
鞠莉「・・どうして言ってくれなかったの?
思ってることちゃんと話して。果南が私のことを思うように、私も果南のこと考えているんだから!」
鞠莉「将来なんか今はどうでもいいの!留学?まったく興味なかった、当たり前じゃない?」
鞠莉「だって、果南が歌えなかったんだよ。放っておけるはずない!」
果南「鞠莉・・」
鞠莉「私が・・私が果南を思う気持ちを甘く見ないで!!」
果南「・・・・」
鞠莉「何か言い返しなさいよ!もう、逃がさないんだから」
果南「何が逃がさないんだから、よ。私だってしぶとい鞠莉にいい加減頭に来てる!こっち来なさい」
鞠莉「えぇ・・ぶん殴ってやるんだから!!」
怒りの鞠莉が早歩きで果南に近づいた時、果南が両手を広げる。
ダイヤ『み、見つかったら怒られますわ!』
果南『平気だよ!』
鞠莉『ん?あなたは?』
果南『は、ハグ』
鞠莉『え?』
果南「ハグ、しよう!」
鞠莉「か、果南・・!」
鞠莉も果南も大粒の涙を流しハグする。
果南も決心してaqoursに加入すると連絡が来た曜。
曜「ダイヤさんって本当に二人が好きなんですね!果南ちゃんも加入するって連絡が来ました!」
善子「ホントに!?」
花丸「今のaqoursと果南さんのaqoursが一つに・・」
ダイヤ「そうですか・・。二人を頼みましたわよ。ああ見えて、二人とも繊細ですから」
梨子「それじゃ、生徒会長・・いえ、ダイヤさんもいてくれないと!」
ダイヤ「え?わ、私は生徒会長ですわよ!とてもそんな時間は・・」
曜「それなら大丈夫!鞠莉さんと果南ちゃんと、あと千歌ちゃん含む6人もいるので!」
ダイヤ「ルビィ!?」
ルビィ「親愛なるお姉ちゃん!ようこそアクアへ!えへへ!」
ダイヤ「ルビィ・・・・」
ルビィが作った衣裳をもらいダイヤも加入。
場面変わり夏祭りでのライブは9人に。
『未熟DREAMER』が歌われる!
ライブ中に流れる回想・・・・。
果南加入の次の日。神社で千歌と果南二人で楽しく話していた。
千歌『エヘヘ。果南ちゃんがスクールアイドルするって曜ちゃんから電話来たとき凄く嬉しかった!』
果南『千歌。意地はってごめん。もう、私迷わないよ』
千歌『うんうん!果南ちゃんらしさが戻ってきた・・』
果南『それに可愛い幼馴染み二人を放っておいておけないしね。けど、練習は厳しくなるよー』
千歌『えっ・・ア、ハハハ。お手柔らかにお願いします』
千歌ともすっかり仲直り。鞠莉とも仲直りし本来の関係に戻った。
ライブが終わり舞台裏でライブが大成功し最高の気分の9人。
果南「ふふ・・久々のライブ。やっぱり楽しいよ」
ルビィ「夢の様です・・お姉ちゃんと果南さんと鞠莉さんとライブが出来るなんて!」
鞠莉「ルビィにも辛い思いさせたからね。でも、これからは毎日enjoyよ!!」
善子「フフフ・・暗黒界への扉がまた開かれる・・もはや誰にも止められやしない・・」
ダイヤ「そうですわ・・私達がいる限り止められやしないのですわ!オーホッホッホ!」
花丸「ダイヤさん。意外とノリがいいずら!」
梨子「よかったわ・・こうして寄りが戻ってしかも・・」
曜「aqoursに加入・・いや、復帰したし!」
千歌「うん。ここにいる皆となら輝ける。絶対に輝けるよ!!」
北海道では・・。
理亞「aqoursがランキング上位に・・しかも、3人加入・・まさか姉様が言ってた・・!?」
聖良「待ってましたよ・・aqoursの3人方」
続く
今回の変更点
①鞠莉がダイヤ、果南より先に加入する
②果南と鞠莉の神社での会話シーンで千歌が出て隠れていた5人も姿を見せる
③3年教室でのかなまりの言い合いがガチな乱闘騒ぎに
④黒澤家にaqoursが揃うシーンで千歌は学校で果南を待っていた。
⑤果南にビンタしたのは千歌
⑥部室が当初荒れていたのはかなまりが大喧嘩をしたが為に
⑦ダイかなまりの加入を待っていた聖良
果南「次回」鞠莉「シャイ煮」ダイヤ「始めました」
まさかのビンタが千歌に。幼馴染み設定を強く押していきたいので。こちらでは曜の「やめる?」の口癖は果南が影響しています。
曜も千歌同様果南との幼馴染み要素を強く押しておりようかな要素も多めです。