SAOを書きたくて書いちゃいました!
ーーー二○二二年 十一月四日 金曜日
「ほら!何してんだよダイチ!急げ、間に合わねえぞ!」
「ちょ、ちょっと待てよタカ!まだ二日前だぞ!?」
「バッカお前、二日前でも大分人が並んでると思うぞ!」
「マジかよ!?いっそげー!!」
「SAOが俺達を待っている!!」
二人の少年が夕日を背に走っている
まず彼らの紹介といこう
「もーいーくつ寝ーるーとーSーAーOー♪」
この少年、名前は竜ヶ峰 空《りゅうがみね たか》、十七歳。
"空"と書いて"たか"と読む珍しい名前だ
顔立ちは良く髪は肩より少し上に切りそろえられており、
頭の上の方に癖っ毛がある
服装は白いラインのある黒いパーカー、
それにジャージの下のズボンをはいている
「ははっ!なんだよその歌!
それにずっと並ぶんだから寝れねえだろ?」
こちらの少年、名前は竜ヶ崎 大地《りゅうがざき だいち》、十七歳。
タカの唯一無二の親友である
こちらも顔立ちは良く、髪は短くて少し上に逆立っている、
服装は青いラインの入ったパーカーにジーンズをはいている
「ははっ!そうだな。そんくらい楽しみってことだ!」
「だな!」
そして二人は走って商店街を駆け抜けていく
「はぁっ………はぁっ………なあ、ダイチ」
「はぁっ………、なんだ?タカ」
走りながらタカはダイチに問いかける
「はぁっ………なんで、俺達、自転車で来なかったんだ?」
「はぁっ………はぁっ…………………今更かよ!?」
止まって驚きの声をあげるダイチ
「うん、今更だけど」
「お前が走って行こうって言ったんだろ!?」
「マジで!?」
「馬鹿野郎!」
「ごめん!」
そう言ってまた走り出す二人、
すると横から声をかけられる
「タカー、ダイチー。そんなに急いでどこに行くんだー?」
八百屋のおっちゃんだ
「今からゲーム買いに行くんだよぉ、おっちゃん!」
「タカが馬鹿だから走ってんの!」
「おぉ、あのSAOとか言うゲームか、頑張れよぉ」
「「ありがとー!」」
八百屋のおっちゃんに手を振って先へ進む二人
「おー、もうそんな日か、頑張れー!
絶対ゲットしてこいよー!」
「頑張れー!」
「ファイトー!!」
「後でおにぎり持って行ってあげるからねー!」
「「ありがとー!」」
二人はこの商店街のちょっとした人気者だった
「…………なんかマラソンランナーみたいだな」
「…………そだな。ゲーム買いに行くだけなのにな」
ゲームショップ近く
「うっわ〜、大分人並んでるぜ」
タカとダイチは列の最後尾へと並んで談笑していた
「しっかしこの状況があと二日か……」
「こういう時は、
キーンググリムゾン!!」
「お前、そんなんで時が飛ぶわけねえだろ?」
二日後
「飛んだよ!」
「何言ってんだダイチ?ちゃんと二日待ったじゃねえか」
「え?なに?おかしいの俺だけ?」
「はっはー、馬鹿だなぁ、ダイチは。この馬鹿!」
「やかましい!」
『ただいまから開店です!お客様、押さないよう列を保ったままお入りください!』
店の方から拡声器で店員が呼びかけている
「お!ついにこの時がやってきたぜ!行くぞダイチ!!」
「待て待て、ちゃんと並べって言われたろ?」
「ちぇ〜、しゃあねえなぁ」
飛び出しそうなタカをダイチが掴んで止めた
タカが唇を尖らせていると後ろから声がかかる
「はっはっはっ!やっぱ楽しみだよなぁ、少年達よ!」
「ん?おじさんだれ?ああ、あとちなみに俺は竜ヶ峰 空。
空って書いてタカって読むからね」
「俺は竜ヶ崎 大智。こいつの親友。んで、おじさんだれ?」
「おじさんって………俺はこう見えて二十代だ!」
「「嘘ぉ!!?」」
「あ!てめぇら嘘っつったな!ひっでぇー!」
信じられない、という顔を浮かべる二人、
男の顔は二十代にしては少し老けていてしかもむさ苦しい無精髭ときた。初見で二十代だと見破るのは難しいだろう
「てか俺達も名乗ったんだし名乗ってくれよ」
「あ、ああすまねえ。俺は壷井 遼太郎ってんだ。
ネトゲ仲間と一緒に買いに来てんのさ」
「へぇ〜そうなんだ」
「買えたらいいな」
三人は談笑しながら時が過ぎるのを待った
「おっ、お前達の順番みたいだぞ」
「ん?ホントだ!おぉ、まだ結構残ってんじゃん!多分遼太郎達も全員買えるぜ!」
「おし!早速買おうぜタカ!」
何時の間にか遼太郎と呼び捨てにするまで仲良くなっていた三人、タカとダイチは順番が来ると颯爽と駆け出しSAOを手に取りレジへと持っていく
「「よっしゃ買えたー!!」」
「俺達も全員買えたぜ、よぉしお前ら!早速各自家に帰ってログインするぞぉ!!」
『おおぉぉぉ!!』
遼太郎の掛け声にネトゲ仲間全員が雄叫びをあげる
遼太郎はタカとダイチの方へ向き別れの挨拶をした
「あばよタカ、ダイチ。SAO内で会えたらパーティでも組もうぜ!」
「ああ、遼太郎も帰り道通報されんなよ!」
「ストーカーだと間違われないようにな〜!」
「んなわけあるか!!」
『あっははははははは!!』
笑いが巻き起こった
タカとダイチは遼太郎達と別れ家へと向かって走る。
その途中、ふいに声をかけられた
「ダイチ〜!タカ〜!そんなに急いでどうしたの?」
「お?なんだ由香里か。タカ、ちょいとストップ」
ダイチがタカの襟首を持って止めた
「ぐえっ!首閉まる!」
「はやくやりたいのはわかるが由香里を無視はいけないぞ」
「由香里?…………おお!由香里!おいっす!」
「気付いてなかったのか………」
「あ、あははは」
彼女は海原 由香里《うなばらゆかり》。
髪は背中まで伸ばしている。顔はだいたい上の中。いわゆる美少女である。そして由香里はこの二人の幼馴染である
「それで。そんなに急いでどうしたの?」
「今から帰ってゲームするんだ!SAO、知らない?」
「ああ〜、あの今話題のゲーム?私は興味無いかな」
「もったいねぇー」
「別にいいじゃん。あ、買い物あるんだった。それじゃあね二人共!」
そう言って由香里は二人が来た方向へと走って行った
「よっしゃ帰るぞ!」
「おう!」
そして二人もダッシュで家に帰った
「たっだいま〜!」
「ただいま〜!」
家をドアを開け入る二人
「わ〜、兄ちゃんお帰りー!」
「兄ちゃん遊んで〜!」
奥から子供達がぞろぞろと出て来た
「ごめんな〜兄ちゃん達は今からゲームするんだ」
「遊ぶのはその後な。あ、あとお前ら。この前俺達がゲームしてたらコンセント外して消したりしてたけど、あんなことやったらお仕置きだからな〜?」
『は〜い!』
「よし、いい返事だ!」
「タカ、ダイチ。帰ってたの?」
「今帰ったよ、正美さん」
奥から一人の女性が出てくる
「俺達今からゲームするから、数時間の間だけど子供達の相手は正美さんだけになるけど。大丈夫?」
「ええ、大丈夫よ。何時も貴方達が面倒見てくれてるから、それくらいどうってことないわ」
「んなもん当たり前のことじゃん。俺達は正美さんに拾われて…………この孤児院で育ったんだから」
「そうだよ。でも、来年俺達が十八歳になったら「ダイチ」
ダイチの言葉をタカが途中で遮る
「そんな先のこと考えんなよ。楽しい今だけを考えようぜ!」
「…………ああ、そうだな」
「それじゃ正美さん!よろしくね!くれぐれも子供達にコンセント抜きにこさせないようお願いね!」
「ふふ、わかったわ。楽しんできてね」
「わかった!」
タカとダイチは二回へ上がりベットへ寝転がって横に置いてあるヘルメットのようなゲーム機、もといナーヴギアにSAOを入れ頭に装着する
「行くぞ、タカ」
「ああ、いっせーのーで!」
「「リンク・スタート!!」」
二人はまだ知らなかった。この先に、とんでもないことが待ち受けていることを…………
どうでしたかね?ちょっとクラインとオリキャラを出してみるということにしてみました!
これからの展開、楽しみにしといてください!
それではまた次回!感想待ってます!
あ、あとクラッカーVのもう一作、"英雄に憧れる問題児が来るそうですよ?"もぜひ読んでください!