ソードアート・オンライン〜空と大地〜   作:クラッカーV

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体術を学ぼう

タカside

 

よお、俺はタカだ。突然だが俺達は今、ある問題に直面している

 

………あん?突然すぎてわからねぇだと?わがまま言うんじゃありませんっ

 

「…………なんでだよ、タカ。なんでこんな争いをしなきゃならないんだよ!」

 

俺と向かい合っているダイチが悲しそうな声で叫ぶ

 

「っ………仕方ねえんだよ………。こうするしか、ねえんだよ!!」

 

俺は剣を抜いてダイチに構えながら言った

 

「……………本当に、やるつもりなんだな」

 

ダイチはメイスを構える

 

ああ………そうだよ

 

「俺達には…………もう戦いしか残されてねえんだ……!」

 

「やめてください二人とも!こんな………こんなのってないですよ!」

 

「そうだ、やめろこんなの!こんな戦い、不毛だ!!」

 

止めないでくれシリカ、キリト!

 

「……………行くぜダイチ」

 

「………………来い!」

 

「「おおおおおおおおおおおお!!!」」

 

俺達は走り出した、そして互いに武器を振りかぶる

 

「「おおおおおおお!!……………最初はグー!!ジャンケンポンッ!!」」

 

そして俺達は地面に武器を突き刺してジャンケンを始めた

 

「「へ?」」

 

「「あいこでしょっ!あいこでしょっ!あいこでしょっ!あいこでしょっ!」」

 

くっ………!さすがダイチ………!だてに17年間一緒にいるわけじゃねえな!!

 

「「あいこでしょっ!」」

 

グー→俺 ダイチ←パー

 

なん…………だと!?

 

「勝ったぁぁぁぁぁ!!」

 

「くっそ負けたぁぁぁぁぁ!!」

 

くそっ!読み違えたか!!

 

「「いやいや待て待て待てぇぇぇぇ!!」」

 

あん?どうしたシリカ、キリト。騒がしいぞ

 

「いやいや、俺達思いっきり戦いで決着つけると思ってたんですけど!?」

 

「何言ってんだよ。素晴らしい戦いだったじゃねえか、なあダイチ」

 

「ああ、タカもなかなかやるようになったな」

 

いやいやそれほどでも

 

「なかなかやるようになったってなに!?ジャンケンてその場の運だから!!」

 

「知らねえのかキリト、ジャンケンってのは古来ローマに伝わる伝統のある戦いで、相手の思考を読むことで勝利を勝ち取るというものなんだぜ」

 

「マジで!?そんな伝統が「ねえよ」クソ野郎!!」

 

やれやれ、早とちりがすぎるぞキリト

 

「キリト、タカといちいち取り合ってたらスタミナ切れるぜ?タカと疲れず話しができるのは俺くらいなんだから」

 

失礼だなこの野郎

 

「てかそもそも、スキルを取るだけで俺とタカが戦闘開始するなんてあり得ねえよ」

 

そうそう

 

あっ、スキルってのは体術のことね。なんかエクストラスキルなんだってよ

 

キリトと一緒に二層にやって来た時に、なんか忍者みたいな二人に追いかけられてるアルゴがいたんだよ。それをキリトがヒーローの如く助けに行ったわけ

 

え?俺達?なんかフラグが建つっぽかったから一人で行かせろってダイチが

 

まあ後でアルゴにグッジョブされたけどさ。んで、キリトが助けたお礼に体術っていうスキルを習得できる場所を教えてもらったってわけよ

 

スキルスロットが増えてたからちょうどいいなって

 

「そりゃあまあそうだろうけど………」

 

んで、内容聞いてみたらビックリ、岩を腕で破壊しろっつう内容らしいのよ。めんどくさいから俺はパスっつったんだけど…………

 

「ダイチがやろうって言うから…………仕方なくジャンケン」

 

「お前が言いだしたんだろ」

 

そうだけどさぁ……………

 

「やれやれ、しゃあないから早いとこ受けましょうか、クエスト。そうだ、シリカはどうすんの?」

 

「私は遠慮しときます………もうスキルスロット埋めましたし」

 

「へぇ?何入れたんだ?」

 

気になる気になる♪

 

「料理スキルを」

 

ん?料理?なんで?

 

「なぜにまた料理スキル?」

 

「な、なんでもいいじゃないですかっ」

 

わたわたしながら言うシリカ、なんでもいいなんてそんな………ついにシリカも反抗期に!?

 

「ほら、早く受けようぜタカ。キリト待ってる」

 

「む、おうそうだな。ちょっと待っとけよシリカ」

 

「はい」

 

ダイチに呼ばれてクエストを受けるために近くにある家の中に入る俺達

 

「うわぁぁぁ!?」

 

!?キリトの声だ!

 

「どうしたキリト!?」

 

「何があった!?」

 

俺達は急いでキリトの声がする方へ向かう

 

「タ、タカ……ダイチ………」

 

キリトはゆっくりと俺達の方へと振り向く

 

その顔の頬には三本の線…………が…………ブフォw!

 

「……………く………ぷ………く、ブハァw!」

 

「「あっはははははははww!!」」

 

キ、キリト………!キリトの頬がwwキ、キリえもんになってるよww

 

「あっはははww!ひぃっはははははww!!」

 

「あはwあっはははw!キリ、キリえもw」

 

「えぇ〜い!笑うな!!」

 

無理だよ!無理無理!!笑わずにはいられないww!

 

「ま、またなんでそんなことになってんだよww」

 

「クエスト受けたらやられたんだよ!」

 

あっはははw!…………ん?クエスト?

 

ってことはまさか……………

 

「む?お主達も修行に来た者か、ではお主達にも修行の印を………」

 

NPCの爺さんが筆を取り出して…………まさかぁ!?

 

シュビッ!シュビッ!

 

「「のわぁぁぁ!?」」

 

か、顔に何か違和感がっ!

 

ダ、ダイチはどうなって…………

 

「ダ、ダイチ………その顔…………」

 

「タカ……お前こそその顔…………」

 

俺達は顔を見合わせる

 

「「………………………ブファww!」」

 

そして一緒に噴き出した

 

「「あはははははははははww!」」

 

「お、お前ww歌舞伎w歌舞伎ってw!」

 

「お、お前こそwwそれピ○チュウw?もしかしてピ○チュウw?」

 

マジで!?俺ピ○チュウ?

 

やべぇ、なにこれ面白いww

 

「岩を割るまでそのペイントは取れぬぞ」

 

あっはははw…………マジで!?

 

「早く割りに行くぞダイチ!さすがにずっとピ○チュウは駄目だわ!苦しいわ!」

 

「俺もさすがにずっと歌舞伎はきつい!」

 

「あ、待てよ二人共!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うおおおおおおおおおおお!!!」

 

ズガンッ!ズガンッ!ズガンッ!ズガンッ!

 

「おらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

ドガッ!ドガッ!ドガッ!ズガァン!

 

「せらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

ドガッ!ズガッ!ドガガッ!ズガガガァン!

 

……………俺達は岩をひたすら殴り続けた

 

「ふぁぁぁ………眠たい」

 

シリカはそれを横でずっと見ていた

 

「「「割れねぇぇぇぇぇ!!」」」

 

俺達が岩を割るのに三日はかかったという………

 

タカside out

 

 




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