原初の大妖ルーミアの旅   作:小鳥

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地獄編Ⅱ

三柱で無間の闇を作り上げた後、ついでだから地獄観光でもしながら親交を深めたわ、みんな私の魅力にメロメロだったわね、ふふ嬉しいわ。

 

大体こんな感じだったわね‥‥‥

 

 

 

 

 

 

「中々酷い事するじゃない‥‥‥私の闇にそんなもの混ぜるなんて」

 

「いやー、まぁ‥‥‥その、あれだ、仕方がなかったんだよ、単一属性の神では手に余るし、力技で保存するにも限度があるし」

 

それにしても、勝手に地上の全穢れを纏めて全部放り込むなんてね、ちょっと酷いんじゃないかしら。

 

「言ってくれれば協力はしたわよ‥‥‥仮にも荒闇大妖之神を名乗っているぐらいだし、穢れの処理ぐらい引き受けてあげるのに‥‥‥」

 

「おお、そうか!そうか!引き受けてくれるか!いやー流石だな、よっ!世界一!」

 

間髪入れずにこのセリフ、どうやら調教が必要な様ね‥‥‥ふふふ

 

「本ッ当しばいてやろうかしら?」

 

「まあまあ落ち着いて‥‥‥世界を秩序へと導く為の偉大な功績者となって貰えませんか?」

 

偉大な功績者‥‥‥なんて素敵な響き何でしょう、ああ素敵///

 

「なら仕方無いわね、私は世界の偉大な功績者よみんな崇めなさい!」

 

「「ははぁー(ちょろい‥‥‥)」」

 

ふふ、最悪の気分だったけど今は最高の気分だわ、体が心なしか軽いわ!

 

「さて、折角氷床地獄(コキュートス)にいるのだし、上の地獄の観光でもしない?」

 

折角だしね、地獄観光でもしたいのよ。暇だし

 

「上の地獄‥‥‥というと次の階層は悪魔の国、悪鬼羅刹が蔓延る最悪の国、穢れの塊の様な場所でしたね」

 

そして私の配下でもある、悪魔達の楽園、人によって極楽は地獄に地獄は極楽に成り替わるのよ‥‥‥‥様は本人次第って事

 

「俺が作ったんだがな‥‥‥地獄は罪を洗う場所ではなくひたすら苦しめる為の場所だからな当然だ」

 

「私達を苦しめる地獄を作るとしたらどんなのに成るのかしらね?」

 

本当に疑問だわ、これだけ好き勝手に動いてたら他の人間や妖怪ならとっくに地獄に送られてるのにね、

 

私はのうのうと生きてるわ、理不尽なものよね、ほんと。

 

「今がお前にとっての地獄だろ、暇そうだし」

 

「暇は神をも殺す‥‥‥ああなんと恐ろしい」

 

‥‥‥‥そういうものかしらね、まぁ別にどうでもいいわ

 

「どうでもいいわ別に‥‥‥それよりそろそろ氷床地獄(コキュートス)を出るわよ」

 

「おや早い、そんなに速度でていましたね?」

 

「地球八個分の大きさだからな‥‥‥でも俺等相当な速度で移動してんだぜ?」

 

「景色が変わらないと気が付かないものですね‥‥‥」

 

「私も宇宙を移動する時にたまに小惑星辺りにぶつかるけど触れただけで粉々になるような速度が出てるのに主観だと大した速度に感じないのよね」

 

「環境破壊は止めてくれ‥‥‥仕事が増える」

 

「考えておくわ」

 

 

 

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