この話は前編になります。
後編を合わせてお読みください。
違うんです。
書きたい事書いてたら文字数が多くなったから削って削って。
そうしたら次内容が薄くなって納得いかなくなったから書き足したら増えすぎたので分けちゃったんです。
そんなことしてたら一週間経ってたんです。
これも全部スマブラSPが悪い。
はい。
前編始まります。
一言で気球とは言っても、実現するのは容易ではない。
そういった製造業に携わっていたのならば別だろうが、生憎と知っているのは原理だけ。
細かい部分はトライ&エラーの繰り返しになる。
繰り返しになるという事はそれだけ資金が必要になるという事だし、もし実際実行に移すとなれば人手だって必要になる。
それが昨日、香風と確認し合った内容。
彼女もそれに理解を示していたし、その為に必要な手段も理解していた。
「お待たせ致しました」
だからこそ、今こうして灯火と香風はこの街にある城の謁見の間に来ていた。
隣にはここまで案内してくれた恋とねねがいる。
(あれが………)
昨夜出会った華雄、張遼、そして今初めて会う董卓と賈駆。
知識と寸分たがわぬ姿だった。
「お初にお目にかかります。この度はこの様な場を設けていただき、ありがとうございます」
心のスイッチを切り替える。
現代の記憶を持っている身からすればこの程度は造作もない。
流石に国家のトップ達の相手をした記憶はないが、自分よりも上の人間に対する所作は弁えている。
そしてその知識から董卓という少女が一体どういう人柄かというのは理解しているが、“現実”がそうであるとは限らない。
シミュレーション仮説に生きるつもりはない。
例えその記憶がゲームのモノだとしても、今隣にいる少女達も、目の前にいる少女も自分と同じ人間。
見下すことなく、驕ることなく、自分は人であり、相手も人である。
その心を忘れず、礼を逸せずに─────
「………灯火、似合わない」
そうして─────灯火の通称“役人モード”は、天下の飛将軍である恋に斬り捨てられた。
場が静寂で満たされる。
それが微妙に沈痛であるのは、恐らく灯火だけである。
「恋? 似合わないとは言うけどね、初見なのだからこうして礼を尽くすのは必然だろう」
「………でも月、灯火の普段の話し方でも怒らない」
「恋は“私”を知っているし、董卓殿の事も知ってるから、そう言えるのだろうけど─────」
「あの………私は大丈夫ですよ? 霞さんやねねさん、華雄さんから貴方の事は聞きましたし」
困ったように笑う董卓と少し呆れている賈駆。
傍に控えている張遼や華雄の顔を見ても何やってるんだと言わんばかりの顔だった。
「………すみません。では改め、莫と申します」
「徐公明ともうします」
こうなってしまったら続けても意味はないだろう。
普通に知らない人に自己紹介をするような雰囲気で名を名乗る。
「私は董仲穎と言います」
「賈文和よ。………それにしても徐晃将軍が一緒にいるって聞いた時は驚いたわ」
「? シャン?」
「都の賊を討伐した徐公明。朝廷でもその話は出てたわよ。例の如く上の連中は対して興味を持ってなかったみたいだけど」
ふーん、と対して興味も無さそうに返事をする。
香風からしてみれば汚職塗れの上層部に覚えて貰おう等と微塵も考えていない。
「で。恋から聞いた時は半信半疑だったけど、その恋の師匠がまさか貴方だったなんてね、『聖人』サマ?」
「………『聖人』?」
話を振られた灯火だが、その内容に首を傾げる。
賈駆はそんな反応に察しがつき、横にいた香風は思い出した様な声を出した。
「お兄ちゃん、都に居た頃『聖人』って影で呼ばれてた。………お兄ちゃん、全然それに興味なかったから」
「………もしかしなくとも、あの『聖人』って俺の事だったのか」
うんうんと首を縦に振る香風を見て、だがやはりというか他人事のようにへー、と流す。
灯火としてはそんなつもりは一切なかったため、今になってその呼び名が自分だったと言われてもその程度の感覚である。
「徐晃将軍の話もですが、実はちょっぴり莫さんとお話したいと思ってたんです」
「………俺と?」
「はい。“長安に扱いづらい文官がいる”という噂話が最初でした。賂を受ける事なく、賂を要求することも無く、民に施しを与える役人………そう聞き及びました」
董卓のそんな言葉を聞いた灯火は思わず顰めっ面になった。
「………モノは言いようか。施しって………」
「戦時後であればともかく、平時で困窮している人たちに食を提供したり、私塾に通えない子達に教養を施したりされていた、というのは。ましてやそれが都の役人となると。朝廷でも噂は流れてきていましたよ」
「間違ってはいませんが、董卓殿が思われている様な高貴な人間ではありませんよ、俺は」
そう答えるも灯火の顔を見た董卓はくすくすと小さく笑っていた。
感謝の意を伝えられた事はあれど、こうして称賛された経験は少ないのだろう、と。
つまるところ『褒められ慣れていない』ということ。
董卓と隣にいた賈駆も、彼の言葉と表情からそう結論付けた。
仮にも上に立つ者とその軍師。その程度の看破は出来るものだ。
董卓自身賄賂を拒んでいる身。
その所為でいろいろと風当たりの強い状況が続いていた中で耳にした自分と同じ様な状況の文官。
最初はそんな人物がいる程度の認識だったが、『知だけで昇進を果たした』『無償で私塾を開いている』『無償で食事を配給している』などの噂を聞けば気に掛けるのは必然だった。
賈駆としては特に『魑魅魍魎の都で知だけで昇進を果たした』というのは少なからず驚きを覚えたものだ。
賂を数える事を生業としているのかと思いたくなるような連中が、その知を認めて昇進させたという事なのだから。
「そんな都でそれなりに噂になった二人が客将に、って二人から聞いた時は驚いたわ」
「………お伺いしますが、なぜ涼州に? お二人ならば涼州ではなくとも、他にも先はあったかと思われますが」
目の前にいる少女と男性。
二人の能力を考えれば田舎の涼州と言わず、都のすぐ東の苑州などいくつでも仕官先はあるだろう。
「いろいろあります。恋が董卓殿に付いている、ということもありますし、偶然とはいえ華雄殿や張遼殿とも出会った。此方側の考えもあったりと、そういう事が重なったため、こうしてここに」
「つまり必ずしもここに仕官したいワケじゃない?」
都を出たときはいずれどこかに仕官しないとなーという程度の考えしか持ってなかった。
だが本格的に香風の夢を叶えようとするのであれば、もう少しまとまったお金と人手が欲しい。
「気を悪くされたならば謝ります。ただ、どこでもいいという訳でもありません。俺も香風も、都の様な場所はゴメン被るということで出てきた訳ですから」
結果董卓の元で客将という立場ではあるが仕官しようとなった。
勿論董卓という人物が都の役人達と同じような人物ならこうはならなかっただろう。
「それじゃ少なくとも都で役人として働いていた二人から見て、この街は合格ってコト?」
「有体で言えば。まあ仮にそんな愚君だったら恋を引っ張ってでもこの街からおさらばしてましたよ」
肩をすくめて冗談染みた様にそう告げた。
まあ灯火にしてみればそんなことはないだろうと分かっていたので実際に行動するつもりは皆無だったが。
「……………恋、引っ張られる?」
くいくい、と隣で静かになっていた恋が灯火の袖を引っ張ってきた。
「仮定の話だよ。─────実際恋と綱引きしたら一瞬で負けるだろうけどさ」
「……………負けない」
「いやいや、やらないよ? 実際やったら俺が怪我するから」
「大丈夫…………灯火が怪我しそうになったら、受け止めるから」
「恋、さてはついさっきまで寝てたな? 難しい話してるとか思って寝てたな?」
「……………寝てない」
「俺の眼を見て言いなさい」
恋からすれば灯火が董卓軍に属する事は決定事項。
董卓なら問題なく了承の意を出すだろうというのは分かり切っているので、途中の細かい話は(恋にとって)不要なのである。
始まった恋と灯火のやり取り。
くすくすと笑う董卓と呆れながらも笑う賈駆。
「それで、月、詠。あの二人は結局どうするんや?」
笑う二人を見て結果を察した張遼が確認する。
董卓と賈駆も、これまでの会話や恋の灯火に対する態度を見て悪人ではないというのはわかった。
「賊討伐で名を馳せた徐公明、都の役人も務めた莫。私としては問題ないわよ。十分戦力になってくれるだろうし。月は?」
「私も詠ちゃんと同じだよ。恋さんともあれだけ仲がいいみたいだし、私ももう少しお話してみたい」
「なら、決まりね。─────月」
「うん。………徐公明さん、莫さん。貴方達二人を客将として迎えます。お二人のお力、どうかお貸しください」
この後董卓と賈駆、張遼と真名を交換し合った。
初めは驚いたものの理由と尋ねてみれば恋がそれほど慕っている人なら信用できるとのこと。
無論彼女達は彼女達でちゃんと見定めた上での事だったので、灯火も素直に受け入れて交換した。
─────そして。
「漸くこの時が来たな!」
闘気を纏った華雄が修練場に立っていた。
対面するは灯火。
「なんや偉い気合入っとんな、華雄」
「当たり前だ。武人として恋の師というのは無視できん!」
ああ、そういえばそれもあったなあと遠い目をする灯火。
この戦いが終わった後にでも吹聴しないようにお願いしなければいけない。
「ほんじゃ確認や。武器はそれぞれ持ってる武器。ただし華雄の方は念のため刃に布被せて誤って斬らん様に施してる。灯火はその腰の棒みたいなのでええな?」
「ああ」
「相手が行動不能になるか降参したらそこで終わり。また相手に致命傷を負わす事も当然無しや。わかってんな、華雄?」
「それくらい理解している。私とて武人なのだからな」
そんなやりとりを少し離れたところで観戦する香風達一行。
「ねえ、恋。実際灯火ってどれくらい強いの?」
前々から気になっていた事を尋ねる詠。
言っては悪いが灯火に霞や華雄、恋ほどの実力がある様には感じない。
無論詠は武人ではないため詳しい事はわからないが、少なくともあの棒みたいな武器では華雄の攻撃を受け続けるのは至難ではないだろうか、と。
仮にも董卓軍の武将である。
その猪っぷりには頭を痛めるが、武ならばそこら辺の賊程度はワケはない。
「……………灯火、かたな抜いてない」
「かたな? それって灯火の持ってる武器の事ですか? 恋さん」
「………うん」
視線は中央に立つ二人へ。
もう間もなく始まろうとしていた。
「じゃ、一本勝負。立ち合いはウチや。両者準備はええな?」
「ああ!」
華雄の力強い言葉と灯火の小さな頷き。
「始め!」
確認した霞の号令と同時に武器を携えて華雄は駆けた。
普通なら初めて相対する敵なのだから様子見をするという手もあるはずなのだが、この猪武将にそんな選択肢は無い。
そもそも華雄が昨日の灯火の問いに答えたのだって“今の恋に自分は敵わない”、“そんな恋より強い師などいたら、自分よりも強いということになる”、“そんなものは認めない”という三段階思考により『当たり前だ』という回答が出てきた。
それくらいの猪武者であり、負けず嫌いである。
斜に構えた大戦斧の有効範囲内に入った時点で武器を振り上げた。
対する相手は腰の武器の柄に手を添えたまま構えてもいない。
(この程度か!)
一番最初は何もできずにただ華雄にふっとばされる調練中の新兵を思い出した。
このまま振り下ろせばそれで終わり。
呆気ないものだと思って─────
「──────────あ?」
気が付いた時には、茶色の光景が広がっていた。
それは華雄が俯せで倒れたことによる景色なのだが、彼女自身がそれに気付くのに時間を要した。
「………審判。宣言」
「え、あ、ああ………。勝負、灯火の勝ち………」
何も呆然となっていたのは華雄だけではない。
恋を除く全員が今の光景に言葉を失っていた。
「………やっぱり、こうなった」
目の前の光景を見てなおいつも通りなのは恋だけである。
霞の宣言を聞いた灯火は倒れた華雄に手を差し伸べた。
「おい、大丈夫か。立てるか?」
「う………あ、ああ………」
ぐらついていた視界が収まり、灯火の手を取るも上手く足に力が入らない。
上体を起こすだけにとどまった。
見物していた恋や香風達も試合が終わったのを確認し駆け寄ってくる。
「ちょっと灯火。一瞬で華雄を倒しちゃったけど、何したの?」
「華雄の顎先に鞘の先を掠めた」
「掠めたって………それだけ?」
「それだけ」
やったことはそれだけである。
この説明を現代人が聞けば察する事ができるが、生憎とこの場では説明不足。
「それだけで華雄を倒したんか?」
霞自身、こう武器同士のぶつかり合いからお互いの力量を確認するものだと思っていた。
実際そんな光景は一度も無く、それどころか一瞬で華雄が地面に倒れてしまった。
「顎先に一撃を貰うと、その反動から人の脳が揺れるんだよ。それを“脳震盪”って言って、軽い眩暈やバランス………平衡感覚の麻痺を発生させる」
「………それは知らんかったわ。じゃああの一瞬でそれを華雄にやったっちゅう訳か」
さらりと言ってのける灯火に、内心震えが止まらなかった。
(ウチもまだまだや。恋の師っちゅうのは伊達じゃない、か。………世の中広いなあ!)
霞の眼を以てしても何をしたのかがはっきり捕えられなかった。
ましてや油断して大振りになった華雄では文字通り何が起きたかもわからなかっただろう。
「………やっぱり、やった」
「? 恋は見えたんか?」
「………うん。恋も、前にそれを受けた事ある」
「さよか………」
自分では捉えきれなかった攻撃を、目の前の少女は表情一つ変える事無く“見えた”と答えた。
それだけで力量の差というものが分かる。
「あの、灯火さんって文官………でしたよね?」
華雄を一瞬で倒してしまう光景をみた月が困惑気味に尋ねるが、灯火自身は遠い目をするしかない。
「ええ、文官です。………そもそもこの速さだって恋に追いつけ追い越せ精神で体得したものだったんですけどね」
実際迫ってくる華雄を見ても、灯火にしてみれば『見てからの攻撃余裕でした』状態だった。
前世と比べると信じられないくらいの身体能力の向上で、つい『俺ってこんなに頑張ったんだよ!』となるものである。
が、大陸最強がすぐ傍にいて日に日に攻撃速度を上げて鍛錬をしてくるのだから、灯火からしてみればトラウマ以外の何物でもない。
その所為で油断している華雄を一瞬で昏倒させれるぐらいの武はあるにも関わらず、一切誇示せず文官として過ごしていた次第だ。
「よし!次はウチと試合うで!華雄の様にはイカンからな!」
いくら速い攻撃と言えど、来ることがわかっているなら防ぐのは可能だ。
先ほどの華雄は初見と灯火の構え無しの様子からの油断、それらが重なって倒れた。
「ああ、まあ………そんな気はしてた」
「わかってるっちゅうなら話は早いな!構え!」
「………見間違いでなければ、本物に見えるんですが?」
「直前で止めるくらいウチは出来る。華雄はそこんところが心配やったから念のために布被せたけどな」
そもそも霞の武器の代わりとなる武器などない。これ一本で戦場を駆け抜けてきた。
ましてや自分の武と相手の武を比べる場において慣れていない武器を使うというのは考えにない。
「じゃ、詠!頼むわ!」
「まったく………、両者準備はいい?─────始め!」
詠の合図と共に両者戦闘態勢。
だがどちらもその場から動かず、霞は武器を構え、灯火は腰に手を添えたまま。
「どうした? そっちから来てええんやで?」
「─────」
霞の声に反応せず、腰を僅かに落とした灯火はその場から動かない。
見据えるは目の前に立つ女性の姿のみ。
余計な情報は全てシャットアウトし、自分の“世界”に入り込む。
(無反応かいな。………けど)
相も変わらず目の前に構える男から殺気というものは感じない。
華雄の様な荒々しい雰囲気も一切無い。
大よそ
果たしてそれは霞が感じ取る事が出来ない程弱いからか。
否、神速と謳われる霞こと張文遠が弱いハズは無く。
では相手が感じる事が出来ない程の弱者かと言えば、それも否。
弱者がいくら油断していたとはいえ、武将の華雄を一撃で倒す事は無い。
ならば残るは相手が自身の気を隠している事に他ならない。
(─────ええなあ。手合わせとは言え、ここまでゾクゾクするのは恋と試合うた時以来や)
口角が上がるのを自覚した。
華雄と比べれば自制が効くとはいえ、彼女もまた生粋の武人。
強者との立ち合いは望むところ。
自身の背丈よりも大きい偃月刀を構え、掛け声と共に地を蹴った。
「てえぇぇぇやあぁぁぁぁ!!!」
華雄とは違い、横に薙ぎ払う。
その得物の特性上、灯火の扱う武器よりもリーチは長く、このままでは霞の一方的な攻撃距離。
これには一溜りもないと咄嗟に身を屈め、薙ぎ払いを回避。
屈んだ灯火に追撃のチャンスと返す腕でもう一度─────
「─────っ!」
霞の腕も足もピタリと動きを止めていた。
いや、止まるしかなかった。
「………なんや、ただの木の棒や無かったんか。隠し武器とはようやるわ」
木刀と思っていたその内側から、銀色に輝く刃が霞の首横に添えられていた。
対する自分の腕はまだ振り抜いた腕を返した直後。
もしこのまま続けていたら霞が灯火を叩き潰すよりも早く首、ないし腕が切られているだろう。
「俺の勝ち………って事でいいか?」
「あー、せやな。今回はウチの負けや」
武器を下ろした霞と武器を引き、鞘へと戻す灯火。
今回の手合わせは灯火の勝ちということで収まった。
■
その頃、灯火達がいるこの街に三人の女性がやってきていた。
「着きましたね」
「ああ。長安からここまでは長かった」
「流石の風もヘトヘトです」
北西に位置するこの涼州。
五胡と呼ばれる蛮族達との争いが絶えない土地は、都が『田舎者』と呼ぶくらいには遠い。
「それで、どうしますか?」
「風は一旦宿に戻っておやすみしたいですねー」
「そうか。ならば稟、一緒に行くといい。私は本当にここに噂の『聖人』が来たのか、軽く調べてみよう」
「わかりました。では一旦分かれて行動しましょう。街中ですし、董卓軍もいる。賊に襲われる事もないでしょう」
ここに来る道中の村で徐晃将軍と『聖人』と思われる人物が立ち寄った事は聞いた。
その際この街に行くとも聞いた次第で、こうしてやってきた。
『聖人』が何の目的で都から涼州へ来たのかは不明だが、涼州となれば董卓軍がいるこの街か馬騰が盟主である西涼の方のどちらかだろう。
これがどこぞの辺境の村が目的地だったのであれば諦めるしかなかったが。
「さて、まずは酒屋にでも行くか。メンマもあればいいが」
無論情報収集はするのだろうが、早速横道にずれた趙雲であった。
沢山のコメント、お気に入り登録、評価ありがとうございます。
いくつかピックアップをば。
>蒼天買ってきます。
私は革命シリーズからの新参者なので楽しめました。
古くからプレイしている方も、新キャラ含めたシナリオとか新キャラとのやり取りとか楽しめていただければ、嬉しいですね。
>香風可愛い&恋可愛い
恋姫に興味を持ったきっかけが恋。プレイして一番愛着が湧いたのが香風。
つまり可愛いは大正義。
この小説は2枚看板で運営していきます。
>自分は愛紗オルタゲットです(^o^)v
(無言の課金一万円→愛紗オルタ2枚抜き)
( ・´ー・`)
次話に続きます。