Aクラスの自己紹介を始めてから大分たち最後は次席の俺と首席の翔子のみになった。
俺はホワイトボードに名前を書き片手で思いっ切り
バンッ!
と叩き音を出す。
「去年のクラスメイトや友人には久しぶりで話したことのない奴は初めましてだ!俺の名前は結城和樹。今回は翔子に負けたが学年次席だ。スポーツにイタズラが大好きな餓鬼だと思ってる奴も昨年から・・・もしくはそれより前から知ってる奴は思ってるだろうが俺は何に対しても妥協はしない。まぁ恐らくは何故俺がこのクラスの次席になれたのかってことに疑問を抱く奴も多いだろうがそこは学力があったからだ。まぁそれは置いとくとして・・・今年も俺は・・・俺は去年作りあげたチームと共に各運動部に勝負を挑むつもりだから覚悟しとけよ。ちなみに挑戦状も受け付ける。
まぁ俺の言いたいことは今年も精一杯暴れるのでよろしく!」
と言うと後ろから翔子が
「・・・・・・和樹の自己紹介はいつも長い。」
と言って俺の前に立ち
「今回は和樹に勝てたから学年首席になった霧島翔子。」
と言っていて俺は思った。
翔子と初めてあったのは中1の時
あんな堅物が俺と雄二の影響を受けて・・・受け過ぎて
「私も和樹のスポーツチームの一員。昨年同様に全ての部活に勝ちます。
以上、首席からでした。」
遂にネジが飛んだようだ。
と思っていると高橋先生が
「この2人がトップというのは少し不安ではありますがいいでしょう。2人の学力は学年で間違いなくツートップです。確かに昨年は多くの運動部に勝負を挑み勝ち続けてきたようですがこれからもそうとは限りません。
Aクラスとは言わば風紀を護るものです。Aクラスの自覚を持って行動してもらいたいです。」
なんて事を!
と思いながらも席に戻ると優子が
「和樹。なんであの事を大々的に言っちゃうの。」
と聞いてきた。
そんなのは決まってる。
「この方が面白そうだろ。」
と言って笑ってみせると優子の顔が赤くなった。
と思っているとマナーモードの携帯にメールが来た。
from吉井明久
to結城和樹
今日は活動するの?
それと初日から欠席は流石に
と来た。
あいつは俺が欠席していると思っているのか?
それにその欠席したままの状態で活動するの?と来たか。
忘れていたよ。あいつは底なし沼以上に深いバカだった。
と思っていると今度さ雄二からメールが来た。
今日はどこを倒しに行くのかと。
「優子。今日は野球部だ。」
と一言言うと
「私は野球部のメンバーが苦手なんだけど?」
と返して来た。
確かにあそこには馬鹿でアホで変態が多いが
「優子。」
と真面目な顔で言うと
「あの馬鹿に俺たちに負けた後の猛練習と言う名の罰ゲームを与えたくないか?」
と聞くと
「のったわ。」
と返して来た。
そしてすぐに翔子にメールを送る。
すぐに
わかった。
ポジションは?
と聞いてきた。
そんなのは決まってる。