次席とテストと召喚獣   作:ニャン吉

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第5話

side吉井明久

今、僕達はスーパーに来ている。

皆が泊まるから夕食の買い物に4人で来ているとスーパーの中で手を繋いだ和樹と木下優子さんがいる。

なぜ同じチームなのにフルネームでさんを付けるのかと言うとたまにしか合わないからだ。

「雄二。あの二人が手を繋いでいるよ。どうしよう。」

「どうするか明久」

と言って話し合っていると秀吉が入ってきて

「辞めるのじゃ明久、雄二。あの二人の邪魔はわしがさせんぞ。」

と言って来た。

「何を言っているのさ秀吉。あれはFクラスとしては見逃せ無い大罪だよ。」

と言うとムッツリーニが

「・・・・・・写真は撮った。」

と言っている。

「ナイスムッツリーニ。月曜日にこれを使って和樹を裁判にかけよう。」

と言うと秀吉が

「だから辞めるのじゃ!あの二人の邪魔は辞めて欲しいのじゃ。」

と言っている。

理由は知っている。

昨年から秀吉が何度も言っているから。でも

「・・・・・・妬ましいものは妬ましい。」

「そうだよ。ムッツリーニの言う通りだよ。」

「そうだな。今日の試合であいつは盗塁をさせなかったから送球を当て損ねたしな。」

「だから待つのじゃ。あの二人の邪魔はせんで欲しいのじゃ。」

と秀吉は言っている。

「なんでさ。これは僕達が動かなくてもFクラスのメンバーに見つかれば異端審問会にかけられるよ?」

と僕も言ったけど

「あの二人は儂が守るのじゃ。」

とハッキリと言ったから

「わかったよ。僕達は何もしないよ。雄二もムッツリーニもそれでいいよね?」

「ああ。秀吉がここまで言うんだ。俺達は何もしねえ。」

「・・・女装写真1枚で手を打つ。」

「・・・理不尽なのじゃ」

 

 

side和樹

後ろからバカと秀吉の気配がするな。

まぁいいか。

「優子。何が食いたい?」

と俺が聞くと優子は

「和樹の得意なオムライスかな。」

「了解。」

そう言って俺と優子は食材を買いアパートへ戻った。

 

2人で並んで料理をしていると優子が突然

「なんかこれって新婚夫婦みたいね。」

と言い出した。

それを聞いて俺はビックリしてフライパンに指が触れてしまい火傷した。

「アッチ。」

「ちょっと大丈夫なの。」

と心配してくれるものの

「優子。」

「何よ。」

「息を吹き掛けるだけじゃあ火傷の治療にはならん。」

と言うと

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・わかってるわよ。」

とものすごく長い間が相手から否定したが

「ならどうする?」

と聞くとどこからがドライアイスを取り出して袋に入れていた俺の指に当てようとしてきた。

「待て優子!それは今度は低温火傷するから」

と言うと

「でも火傷って冷やすのがいいのよね?」

と言っている。

頭はいいけど天然な優子だった。

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