妖怪の山は、美しい秋の季節に彩られていた。特に今日は雲一つない快晴で紅葉が始まったばかりで、
散歩には最高の日だろう。
-そんなことを考えながら、椛は一人こたつで、ぐうたらしていた。
「あ~、今日は晴れてるけど寒いな~、でも、せっかく紅葉が始まったんだから散歩にでも
いくか。」
そう思い、素早く着替えて、椛は外へ出た。外は、あたり一面赤く染まっていて、色づいていない
葉は、一枚もなかった。
「わ~!真っ赤だな!今年の春の桜より満開だ!こんなに一面真っ赤になったことはないぞ~!」
椛は、今年は違う景色で紅葉を見ようと、いつもと違う道に歩いて行った。
・・・・・。
二時間後・・・。
「・・・ど、どこだここーーーーー!!!」
椛は、もう、完全に道に迷ってしまった。
「あーもう、どうしようかな~、けっっっっこう長く歩いたから、どっから来たかもわからない。
もうこうなったら感覚で進むしかない!そうだ!そうしよう!きっとそれがいい!」
椛は、やけになって道なき道を進んだ。
「はぁ、疲れた~、あそこで休もう。」
そこにあったのは一つの立て札だった。
「あ~あ、疲れたぁ~、 ん?なんだこれ、・・・・。立て札?なんでこんなところに?
!文字が書いてある!読んでみよう・・・。」
ココカラサキニンゲンニハガイガショウジル。
スグニコノバカラタチサレ。
・・・・・。
「こっからあとは、消えてて読めないな。それよりこの、ガイガショウジルってなんだ?
というか自分、人間じゃないじゃん!そうじゃん!人間じゃないじゃん!
だったら進もう!・・・・何があるか知らないけど。」
椛は、先へ進み始めた。
しばらくして、椛は立ち止まった。
「なんだ・・・・あれ・・・」
椛が目にした物は、一つの古びた祠だった。
「見た感じホコラっぽいけど、なんでこんな山奥に・・?」
見るからに怪しい、と、椛は思ったが、
「ちょっと・・・、入ってみよう・・・。」
なぜか椛は、謎の祠へ向かった。
それはなぜか、そうそれは遠い昔の記憶・・・。
椛は、本が大好きだった。人の目を盗んで山を出て、人里の阿求のところの本を
借りて読むのが、いつもの日課だった。その借りた本の一冊。
その本の内容は、幻想郷の歴史、その一部に祠の説明があったのだ。
それも、今見た祠の外見と説明が一致する。
石を積んで組み立て、魔法陣で囲み、あたりは木が生い茂っている。
だから、椛は祠へ向かったのだ。
もしこの祠が、昔見た本の中の祠だったなら、
この祠は・・・、
「裏世界への入り口、裏狂門だ!」
こんにちは、こんばんは、おはようございます!そして、初めまして!
遠藤 瑠理椛 と申します!
このたびは、東方・裏幻想郷を読んでくださり、ありがとうございます!
1章はどうでしたか? 自分ではい感じにはできたんじゃないかなーとか思ってますが、
誤字・脱字とかあったら教えてください!すぐに直します!
面白かったと思ってくれたら、幸いです!
次回の2章も楽しみにしていてください!
遠藤 瑠理椛