コードギアス~陽炎たる影~   作:三戦立ち

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自分の知識の勘違いで前話を少し改稿しました。
本当小説書くのは難しいですね。


第3話

-治安警察 黒の騎士団対策本部-

「KMF1機やられたか。」

「そうです署長。白兵戦における対KMF戦でコックピットを狙うことは我々『陽炎』で訓練しました。おそらく流崎の可能性は十分ありえます。」

「うむ・・・ではなぜ流崎はここに?」

「日本開放戦線のスパイとして送り込まれた?」

「藤浪、それも十分ありえる。日本開放戦線に保護され罪を帳消しにしてもらうかわりに情報提供、そしてスパイ活動で働いているのかもしれない。」

「どちらにせよ。奴をこのままにいておく訳にはいきませんな。」

「あぁ 早く捕まえの裏に誰がいるのか突き止めなければいけない。」

 

 

-???-

「では明日の深夜1時予定通り計画を実行する。」

ここは黒の騎士団のアジト。ゼロ並びに黒の騎士団のメンバーが明日の計画の最終打ち合わせを行っていた。最近はブリタニア軍の汚職などの摘発など自分達黒の騎士団がテロではなく弱者の味方として世間にアピールをしていた。今回治安警察がゲットーにいる日本人を捕らえ海外に売る人身売買を組織ぐるみで行っている情報が入りそこを摘発する計画なのだ。

「そういえばゼロ、治安警察で思い出したのだが」サブリーダーの扇要(おうぎ かなめ)が口を開いた。

「扇、どうしたのだ?」

「最近、治安警察と揉め事を起こした男がいたらしい。」

「何?まさか我々の中に?」

「聞いてみたけどよぉ、そんな奴はこの中にはいなかったみたいだぜ。」玉城真一郎(たまき しんいちろう)周りのみんなを見て答えた。

「治安警察の奴らが躍起になって探しいるそうだぜ。」

(なら今治安警察の奴らはその男に集中していることか)

この騒ぎを利用しようとゼロ=ルルーシュは考えた。

「治安警察がその男を探しているならこちらの計画が実行しやすいということだ。問題なく実行に移す。」

 

 

翌日 夜

-シンジュクゲットー-

「よし、例の男を発見しだい報告、逮捕しろ。いいか油断するなあの男は元『陽炎』だ。油断するな。」

「了解」

治安警察達が一斉に捜索を開始した。ゲットーにいる日本人を捕まえアキラの居所を聞き出した。中には暴行を加え聞き出そうとする者もいた。

「旦那ちょっと話が」

治安警察の1人が帽子を深くかぶったある男に声を掛けられた。

「何だ?」

「旦那達が探している男がどこにいるか知ってるんですよ。」

「なんだと、どこだ?」

「実はあのビルに」

「ビル?」

隊員は男が指差したビルを見ようとした時、後ろから強い衝撃が首筋を襲った。

「がっ!?」

「各隊、報告を」

「各隊未だ発見してないようです。」

「柴田隊長、今日は収穫はないようです。」

「うむ・・・」

(奴はイレブンだ。租界では目立つ、やはりここにいるはずだ。)

「柴田隊長」

1人の隊員が柴田に近づいた。

「報告したいことが」

「何だ?」

「実は・・」

隊員がさらに柴田に近づき懐から拳銃をちかつかせた。

「!?」

「声を出すな」

「俺のいうことを聞け、いいか・・」

 

「おい、私は先に本部に戻る。お前達は引き続き捜索を続けてくれ」

「了解」

柴田と1人隊員が装甲車でその場を離れた。

 

 

柴田達を乗せた装甲車はゲットーを出たところで止めた。

「久しぶりですね。柴田隊長。覚えていますか?」

「やはり、お前は流崎!」

「余計なことはするな。死にたくなければ大人しくしてろ。」

アキラは拳銃を突きつけて柴田は動けなかった。

「俺をどうするつもりだ?」

「あんたには聞きたいことがある。あの作戦のことだ。内容を聞かされない作戦、そして味方からの裏切り、あれは何の作戦だったんだ?言え!」

「ま、待て!わかった。会わせたい人がいる。彼に会えばわかる。」

「・・・わかった。案内しろ。」

柴田は装甲車を動かした。

 

-某工場倉庫-

「よし、もうすぐ時間だ。みんな準備しろ。」

扇達、黒の騎士団は標的の工場の倉庫を監視していた。今回襲撃する場所で人身売買の取引が行われるらしい。ゼロから連絡がきた。

「扇、見張りはいなくなった。いつでもいいぞ。」

「よし、わかったゼロ。カレンもいいな?」

「はい、いつでも」赤色の無頼に乗るパイロット紅月カレン(こうづき かれん)が答えた。

今までテロリストとして見られた自分達が最近はこうした活動で黒の騎士団は正義の味方と呼ばれ支持されるようになった。正直悪い気分ではない。今回も人身売買という人を物みたいに扱う治安警察それもその署長が自分達と同じ日本人みたいだ。同じ日本人として許せなかった。カレンは無頼を起動させようとした。

(よし、あとは現場を襲えば・・・)

ルルーシュは見張りの隊員をギアスでここを離れさせ扇達が来るのを待ったがその時、治安警察の装甲車がやってきた。

(何?この時間は誰も来ないはずだ。何故?)

「扇!誰か来た。」

「何だって!みんなちょっと待て」

ルルーシュは扇のところへ戻った。

「ゼロ、どういうことだよ?」

「玉城うるさいぞ」

「でもよ扇」

「わかってる。少し様子を見よう」

(くっ、こんなところで足止めを喰らうとは)

ルルーシュは仮面の下で下唇を噛んだ。

 

 

「ここだ。」

「ここに作戦の責任者がいるんだな。」

アキラと柴田は工場の倉庫へきた。

「少し、待て」

柴田は倉庫の入口をノックをした。

「誰だ?」

「私だ。柴田だ。」

「柴田隊長?」

「用事があってきた。開けてくれ」

「・・・わかりました。少しお待ちを」

しばらくして扉が開いた。

「柴田隊長どうぞ」

 

-黒の騎士団-

「扇、どうだ?」

「ゼロ、2人が中に入っていったようだ。どうやら治安警察の者らしい。どうする?」

(たった2人か・・こちらの情報がバレたならわざわざ来て伝えるわけがない。漏洩はない。支障はないはず)

「問題ない。計画を実行する。全員突入せよ!」

 

倉庫に入ったアキラの目に入ったものは独房に入れられてすすり泣いている女、子供、男がいた。

「誰か助けてくれ!」「まだ死にたくない」

「ここは?」

「ここは我々が人身売買の取引を行っている場所だ。女どもは慰めものにしたり、男、子供は強制労働又は臓器売買で売られるんだ。」

同じ日本人が日本人を物のように扱う。この異様な光景は『陽炎』でも見たことがあり、この時の俺はこの光景には慣れてしまいなんとも思わなくなってしまっていた。

 

アキラはある1室の前にきた。

「ここだ。」

柴田がドアを開けると2人の男性が立っていた。

「あなたは安永 忠道大尉、藤浪 義辰少尉。なぜあなた達が?」

「久しぶりだな。流崎 アキラ曹長待ってたよ。」

「待ってた?」

柴田は隠し持ってた銃を出しアキラに突きつけた。

「お前が俺を襲うのはわかっていたのさ。まんまとおびき出したわけだ。」

「お前がどういう行動パターンを起こすか『陽炎』の訓練、作戦でわかっていたからな。」

藤浪も銃を取り出した。

「さて、我々もお前に用があってここへ来てもらったからな。」

安永が机の椅子に座った。

「お前は誰に頼まれてゲットーにいる?日本開放戦線か?それとも黒の騎士団か?」

「・・・・・」

アキラは周りを見たが銃弾を避ける場所は見当たらない。応戦しようにもおそらく向こうの方が早いはずだ。

「別に答えなくてもいい。どうせお前はここで死ぬ。」

その時突如倉庫の入口が爆発をした。

「何だ?」3人が爆発に気を取られている隙にアキラは部屋を出た。

「アキラ!追え!絶対に逃がすな!」

 

「く、黒の騎士団だ!」

突如来た黒の騎士団に売人達は驚いた。

「よし、カレン前に出ろ!」

「わかりました。ゼロ」

カレンが乗る無頼が弾除けとしてゼロ達の前に出た。

「よしみんな、相手をよく狙って撃て。間違っても独房にいる日本人には当てるな」

「わかってるよ。扇」

玉城達がライフルで応戦する。

 

「あれは黒の騎士団」

「署長、流崎は黒の騎士団の一員だったのでは?」

「藤浪、そうかもしれんな。とにかく応戦しろ!KMFも出しても構わん!」

 

『みんな、少しさがって』

カレンは独房を破壊し中にいる日本人を開放した。

「あれはゼロ。」

「私達の味方」

捕まっていた日本人がゼロを見て歓声を上げた。

(これで日本人からの支持が上がる。)

「さぁ早く出るんだ。」

 

奥からKMF2機出てきた。

「ナイトポリス?」

カレンはナイトポリスの銃撃を避けライフルで応戦し直撃させた。

もう1機はナイフで接近したがカレンはスタントンファで防御しスタントンファで相手の胸部に叩き込んだ。

「ええい、何やっているんだ。」

「署長、ここはもうダメです。裏から逃げましょう。」

「くそう」

(もう出てこない?)

カレンは敵が沈黙したと思い一息ついた。

「後ろ狙われているぞ!」

外から叫び声がした。

「え?」

カレンの無頼は旋回し隠れているナイトポリスを確認した。ナイトポリスからの攻撃を受け肩部を損傷したがカレンは落ち着いて敵を狙い撃ち落とした。

「ふぅ ありがとう」

カレンは声の主の姿を見たがその姿は治安警察の格好をしていた。

「治安警察・・?」

アキラはこの騒ぎに紛れて逃げようとしたがナイトポリスが赤い無頼を狙っているのを見て思わず叫んでしまった。我ながら似合わない事をしたと思いアキラは倉庫を出ようとしたが

「てめぇ、動くんじゃねぇ」

黒の騎士団の1人、玉城がライフルを突きつけた。

「このブリキ野郎の犬が覚悟しやがれ!」

「待て!俺は違う!」

「その格好で何言ってやがる」

その時、玉城の後ろを狙う治安警察が見えた。

「!」

アキラは拳銃を上げた。撃たれると思った玉城は思わずアキラを狙ったがアキラは玉城の後ろを撃った。玉城は後ろを見ると撃たれた治安警察が倒れていた。

「お前・・・」

「これで敵じゃないとわかっただろ。」

「玉城離れろ!」

扇達が玉城が撃たれると思いアキラに銃口を向けたが

「待った、扇!コイツは違う。」

「違う?」

「あぁ、コイツは俺を助けてくれたんだ。」

「だがこの男、治安警察の制服を着てるぞ。」

「えっと・・それはおれもよく・・・」

「玉城、どうかしたの?」

カレンが無頼から降りてきてやってきた。

(パイロットは女だったのか)

男だけの『陽炎』にいたのでアキラは女のパイロットは珍しく見えた。

「どうかしかのか?」

全身をマントで包みマスクを被った人間が出てきた。

「ゼロ、実は」

(この男がゼロ)

噂で聞いたゼロ。姿だけを見るとかなり怪しく見えた。

(だがこれだけのメンバーを指揮をしているとなると何か持っているのだろうな)

 

「ほう、では彼に助けられたということか」

「あぁ、そうだ。おかげで助かったぜ。」

「私はゼロ。私の仲間を助けてくれたことに礼を言う。」

「誤解が解けたようなら俺はこれで」

「待ってくれ。君は敵じゃないのは分かったが治安警察の格好をしてここで何をしていたのか聞かせてもらいないかな。」

「・・・・・」

「答えられないのか、なら」

ゼロはアキラに銃を突きつけた。

「誤解は解けたのじゃないのか?」

「誤解は解けた。だが疑惑は残ったままだ。君が治安警察のスパイかもしれないからな。」

「今度はお前達が俺をスパイ呼ばわりか」

周りを見ると黒の騎士団に囲われていた。

(抵抗は無駄か・・・)

「わかった。話をする。」

「では我々と一緒に来てもらおう」

アキラは周りから銃を突きつけられたままついて行った。

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