コードギアス~陽炎たる影~   作:三戦立ち

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勝手な設定ですが紅蓮の左腕に装着しているグレネードランチャーはアキラとカレンが勝手に着けた設定にしました。(ちなみに紅蓮の整備が悪いわけではありません。2人が操縦してカレンの癖に合わせようと武器の設置。機体の調整でピーキーなるということです)


第8話

-トウキョウ租界 総督府-

「安永署長!貴様らは一体何やってるのだ!」

エリア11総督、コーネリア・リ・ブリタニアの怒声が部屋に響きわたった。

『何をと申しますと?』

安永は他人事のような態度にいた。

「人身売買、そして此度のリフレイン。すべてお前達治安警察が裏で手を引いてたではないか!黒の騎士団の映像がネットを通してエリア11に出回ってるのだぞ!」

『ほぉ では総督はあの黒の騎士団の映像を信じているということですか?』

「そうではない!だが黒の騎士団や他の反乱分子共に隙を与えるようなことをするなと言っているのだ。最近貴様らのよくない噂をこちらでも耳にするのだが」

『何をおっしゃいますか。そんな根も葉もない噂、我々治安警察は総督の手を煩わせないよう租界、ゲットーの治安にを守っているのです。』

(何が守るだ。イレブンの成り上がりが)

『総督はテロリストの制圧にトウホクへ向かうとお聞きしました。その間我々治安警察が租界を守ってみせます。副総督がまた何かがあれば総督が安心してトウホクへ行けませんので』

コーネリアの隣にいる副総督ユーフェミア・リ・ブリタニアは先日巻き込まれたホテルジャック事件を思い出し苦い表情を浮かべた。

「貴様、副総督になんてことを!」

「ダールトン」

コーネリア率いる軍の将軍ダールトンは声をあげたが、コーネリアが手で制した。

「そこまで言うのであれば何かあるというのだな?」

「はい、我々におまかせを」」

コーネリアはテレビ電話を切った。

「姫様、イレブン達にゲットーや租界の治安をまかせてよろしいのですか?」

「言うなダールトン。いいわけなかろう。しかし署長は皇帝陛下の推薦で本国から派遣された者だ。そして租界、ゲットーの治安を彼らに任せるように言われているのだ。」

「治安警察の幹部の人事に皇帝陛下が関わってるとはどういうことですか?」

「・・・それは私が聞きたいよ。」

(父上は何故あのイレブンを)

数ヶ月前ブリタニア本国に来たあの井ノ本 寛司率いる謎のイレブンの集団。父であるシャルル皇帝は大切な客人と本国へ招いたのだ。そして全員を貴族し井ノ本にはある島を譲渡したらしい。

(あの井ノ本という方は父上とどんな関係が?)

ユーフェミアも井ノ本達に寛大な扱いをする父に疑問を持っていた。その時部屋の扉からノックの音がした。「姫様、ギルフォードです。」

「ギルフォードか入れ」

入ってきたのはコーネリア親衛隊隊長で彼女の騎士であるギルフォードであった。

「姫様、井ノ本達のことですが」

「潜入させた工作員から連絡があったのか?」

コーネリアは井ノ本達のことを極秘裏に調べていたのだ。最近、井ノ本はある部隊を創設させブリタニア軍から増員を募っていた。コーネリアはその中にスパイとして部下を潜入させていた。

「それが・・」

「?どうしたのだ?」

「・・訓練中の事故死を遂げたそうです。戻ってきた者は1人だけです。」

「事故死?それと戻ってきたとはどういうことだ?」

「それが戻ってきた者も大怪我を負ってまるで何か怯えておりあれでは復帰は難しいでしょう。」

「ギルフォード、工作員は全員お前の推薦で選んだと聞くが?」

「あぁダールトン、全員我らと引けをとらない技術をもった騎士達だ。それが訓練で死ぬとはありえないのだ。もっと詳細を知りたがったが向こうは事故だと言って取り合ってくれないんだ。」

「あの井ノ本は一体何を・・・?」

コーネリアの問いに誰も答えることはできなかった。イレブンでありながら皇帝からの歓迎。そして正体不明の部隊。井ノ本 寛司への疑問は膨らむばかりであった。

 

 

-深夜 某倉庫-

黒の騎士団のメンバーが所持してる倉庫へ集まっていた。支援してもらってるキョウトから支援物資が届いたのだ。

倉庫には無頼数機と今までのKMFとは形が違う赤いKMFが並んであった。

「戦力倍増だな。俺達それだけ期待されているってことだよな。」

「あぁ俺達本当にやれるかもな」

団員達の士気が向上していた。

「これか純日本製のKMF紅蓮弐式か。」

「すげぇな キョウトのお偉いさん達も俺達のことを認めてくれたってことか」

扇達は紅蓮の前に立っていた。このKMFに目が引いたのは指の一本一本が鋭利な爪状になっている巨大な右手だ。

「皆、浮かれているな」

ゼロとアキラが現れた。

「ゼロ、アキラ?何故あなたがここに?」

「私がここへ呼んだのだ。KMFの整備は彼が適任だからな」

黒の騎士団ではないアキラはここへ行くつもりはなかったのだがゼロから呼ばれてきたのだ。

「我々黒の騎士団も各あるレジスタンス組織として認められたがこれは飽くまでも試験に過ぎない。」

「でもそう思ってくれるだけでもすごいことです。」

ゼロがカレンに紅蓮のキーを渡した。

「君が紅蓮に乗れ」

「私がですか?」

「そうだ。流崎 アキラを除いてKMFの操縦に優れているのは君1人だ。君がエースパイロットだ。私は指揮官。戦闘での切り札が君だけだ。それに君には戦う理由があるはずだ。」

「・・・はい!」

カレンは母を思い出し力強く答えた。

「紅月、このKMFの調整を行う。付き合え。それとゼロ、どこか誰にも見つからない広い場所あるか?」

「すぐ隣に空き倉庫があるそこで試験運転するがいい流崎」

「そうさせてもらう。紅月来い」

「う、うん」

 

-空き倉庫-

「まず俺が操縦してみる」

「うん、わかった。」

アキラは紅蓮を起動させコックピットのハッチを閉め紅蓮の頭部が現れた。

コックピットはグラスコックピットになっており前方壁面の装甲板そのものが液晶ディスプレイを兼ねた特殊防弾ガラスになっている。

シートはオートバイのようにまたがる姿勢になった。

(コックピットの中は少し窮屈だな。)

無頼に乗っていたアキラには乗り心地はよくなかった。

アキラは紅蓮を走らせた。倉庫の中を1週、逆走時々変則的な走りをした。

「どうだった?」

アキラはカレンの前で紅蓮を止めた。

「乗り心地以外は問題ない。あとはパイロットが慣れるだけだな。乗ってみろ」

「わかった」

その後アキラが乗った無頼の攻撃を避けたりと紅蓮の動きを確認した。

「紅月、何か気になるところはあるか?」

「少し右腕が重いのかな?機体が少し右寄りになってしまう。」

「やはりこの右腕がネックだな」

「輻射波動機構だっけ?強力な武器みたいだけど」

「こいつは右腕以外は突出してした武装はない。左腕に武器をつけてバランスをよくしよう。幸い支援物資に武器もあるからな」

「でも勝手にいじっていいのかな?」

「こいつに乗るのは誰だ?」

「え?私だけど」

「そうだ。お前の命をあずける機体だ。お前の乗りやすい機体に調整するのは当たり前だ。」

「私が乗りやすい機体に?」

「そうだ。だから手伝え。今日はあまり眠れないぞ。」

「うん」

2人はアジトに戻り作業に取り掛かった。2人で話し合った結果左腕にはグレネードランチャーを内蔵させることにした。アキラはカレンの意見を聞きながら彼女に合った調整を行った。

「その・・ありがとうねアキラ。」

作業中にカレンは手を止めアキラにお礼を言った。

「・・・なんだ突然?」

「私の機体なのにあなたがほとんど調整してくれじゃない。私は手伝いしかできてないのに、だからお礼が言いたくて」

カレンの言葉に耳を傾けながらもアキラは作業を続けた。

「あなたが修理した無頼すごい動きがよくなったのよ。だからあなたが整備を買って出た時なんか任せても大丈夫だなって思ったし。それに紅蓮あたってるとき楽しそうにしてたし」

「楽しそうに?俺が?」

「えぇ そんな顔をしてたよ。まるでおもちゃで遊んでる子供みたいに」

カレンは少し揶揄うような口調で話した。アキラは難しい顔をし、工具を置き立ち上がった。

「アキラ?」

「寝る。お前も寝ろ。」

アキラはアジトへと入っていった。

(もしかして怒った?いや照れ隠し?あいつにもあぁいうところあるんだな。)

カレンは少しアキラの意外な一面を見ることができ少し嬉しかった。

(私も寝ようかな。明日学校が休みだけど生徒会の集まりもあるし)

カレンもアジトに入っていった。

 

 

「あぁもうなんでこんな日に!」

カレンの大きな声でアキラは目を覚ました。

「どうした?」

「あぁアキラごめん起こしちゃったね。私今日学校に行くんだけど寝坊しちゃって」

「間に合わないのか?」

「いや今日は授業があるわけじゃないけど生徒会の集まりがあって」

「・・・・俺が送ってやる。」

「え?いいの?」

「あぁだから乗れ」

アキラはライダースーツに着替え、バイクにまたがりカレンにヘルメットを渡した。

「じゃあお言葉に甘えて」

カレンはアキラの後ろに乗った。

カレンを乗せたアキラはバイクをだした。

バイクのスピードで流れる景色を見ながらふとカレンはアキラの背中を見た。

(バイク乗るってことはバイク好きなのかな?何か好きなものってあるのかな?色々聞きたいけどこの前の発作で聞けずじまいだったから。)

「・・・い・・・おい!紅月!」

「えっ?あぁご、ごめん。何?」

考え事をしていた為アキラの呼びかけにカレンは聞いていなかったのだ。

「学校はどこだ?」

「あぁそこ右曲がって暫くしたら案内板があるからそこに従って」

アキラは右に曲がりカレンの言った案内板を見つけそれに従い進んでいった。すると広大な敷地の中に校舎らしき建物があちこちに点在していた。

「ここか?」

「そう。ありがとうね。時間は・・・まだ大丈夫みたいね。」

バイクを降りたカレンは、跳ね上がった癖っ毛の赤い髪をストレートに整髪した。

「それじゃありがとう。」

慌ててカレンは校門へ走っていった。アキラも帰ろうとバイクを動かそうとしたが地面に何か光っているものを見つけた。どうやらカレンが慌てたせいで携帯を落としてしまったようだ。

彼女が帰ってから渡してもいいのだがまだ彼女に追いつくはずだと思いアキラは校門をくぐりバイクを駐輪場へと運んだ。

(確かあいつはここを通ったはず)

アキラはカレンの姿を追って学校のまわりを散策したがこの広大な敷地の中カレンらしき人影は見当たらなかった。

(どこにいったあいつは)

彼女がアジトに来たら渡そうと元のところへ帰ろうとした時

「どなたですか?」

女性の声がした。

アキラは振り返るとそこには車椅子の少女とそれを引いている使用人らしき女性1人がいた。

使用人の女性は思わず身構えを構えてしまった。

「咲世子さん、誰かいるのですか?」

車椅子の少女が咲世子という使用人に尋ねた。

(俺が見えない?目が見えないのか?)

「ナナリー様、この学校の生徒ではない方がいらっしゃいます。どなたですか?場合なら警察を呼びますよ!」

「違う!俺はこう・・カレン・シュタットフェルトの知り合いの者だ。彼女に渡す物があるから来た。彼女はどこだ?」

カレンの名前を言おうとしたが日本の姓を言うのはまずいと思いシュタットフェルトと言ったのだ。

「カレンさんの知り合いの方?でしたら今、クラブハウスにいるはずです。」

「そのクラブハウスはどこだ?」

「ではついて来てください。」

「ナナリー様よろしいのですか?」

咲世子はこの男があやしく見えた。この男が振り向いた時、自分達に向けた視線、殺気が身体を覆っているようであった。

反対にアキラも咲世子が身構えを見て思わず銃を取ろうとした。実際、今銃は持っていないがアキラはこの女は何かあると感じ銃を取る動作を起こしてしまった。

「クラブハウスにはお兄様達がいるので大丈夫です。」

「わかりました。ではついて来てください。」

アキラはナナリーという車椅子の少女と一緒にある建物の中に入っていった。

「あの・・カレンさんとはどういったご関係で?」

ナナリーはアキラに聞いてみた。

「・・・ただの知り合いだ。」

「昔からの友達ですか?そういえばあなたのお名前は?」

アキラはナナリーの質問を鬱陶しく感じ無視した。ナナリーはいつまでも答えが返ってこないので戸惑いはじめ咲世子に小声で尋ねた。

「あの・・咲世子さん。彼何かあったのですか?」

「いえ、質問に答えてないだけです。おそらく喋りたくはなかったのではないかと」

「そ、そうですか。」

3人はある部屋の入口にたどり着いた。

「ここにいます。どうぞ」

咲世子がドアを開けた。

「あれ?ナナちゃんどうしたの・・ってお客さん?」

「シャーリーさん、こんにちは。この方はカレンさんのお知り合いです。」

「なになに、カレンの友達?」

金髪の女性がアキラに興味を持ち寄ってきた。

「お、友達?カレンの?」

部屋の中に1人いた男もやってきた。

「はい、ミレイさん。カレンさんに渡す物があるとここへ来たのです。」

「そうカレンは今ルルーシュと職員室に行ってるからもうすぐ戻るわ。」

「ならあんたがこれを渡してくれ。俺は帰る。」

アキラはミレイに携帯を渡し部屋を出ようとしたが、ミレイが入口の前に立ち塞がった。

「せっかく来たんだし彼女に直接渡したら。それにあなたに二三聞きたいことあるし」

ミレイは不敵な笑みを浮かべた。

「そうそう。せっかく来たんだしゆっくりして」

シャーリーはアキラの手を引っ張り椅子に座らせた。

後ろで眼鏡を掛けた少女がチラチラとこちらを見ていた。アキラと目を合わせた瞬間彼女は目を逸らしパソコンの操作をはじめた。

「あぁあの子はニーナ。ちょっと人見知りでね。でもいい子だ。」リヴァルはニーナのほうを見て言った。

「ん~カレンの知り合いね~」ミレイはアキラの顔をジロジロと見ていた。

「黒で短髪、見た目は細見っぽいけど結構筋肉もありそうね。それと切れ長の目?」

アキラはミレイを睨みつけた。

「ご、ごめん。悪い意味で言ったわけじゃないから。それにしてもカレンにこういう人がいるなんてね。」

ミレイは笑ってごまかした。

「そうですね~まさかあのカレンお嬢様に男の影があるとはこれはビッグニュースだ。」

リヴァルも不敵な笑みを浮かべてこちらを見ていた。

「それで聞きたいことがあるんだけど!」

シャーリーがすごい剣幕でよってきた。

「カレンとはどんな関係?いつからの付き合い?」

(なんだこいつらは?)

カレンが落とした携帯を渡しに来たはずがいつの間にかこの3人に捕まってしまった。いつまでもここにいるわけにはいかずアキラは強引にでもこの部屋を出ようとした時、部屋のドアが開いた。

「会長、今戻りまし・・・ってアキッ!・・なんであなたが?」

カレンはここいるはずがないアキラがいて驚いた。

(流崎 アキラ!? なぜこの男がここに?)

一緒に戻ってきたルルーシュも驚きの表情を浮かべた。

「ナナリーも一体どうしたんだ?彼は?」

「お兄さま、それが・・・」

ナナリーはルルーシュにここまでの経緯を話した。

「そういうことか咲世子さん。ナナリーは俺が見るからもう戻っていいですよ。」

「わかりました。では」

咲世子は部屋を出た。

「えっと・・ありがとう。わざわざ届けに来てくれて。」

アキラはカレンに携帯を渡し席を立とうとした。

「まぁまぁもう少しゆっくりして」

ミレイはアキラの肩を掴み無理矢理椅子に座らせた。

「か、会長彼も用事があって・・」

「それにしてもカレンなんで言わなかったの」

「え?ど、どういう事ですか?」

「またまた~っで彼とはいつから付き合ってるの?」

「なっ!?ち、違います!彼はただの友達です!」

カレンは真っ赤な顔をして否定した。

「ふ~んただの友達ね」

ミレイは満面の笑みを浮かべていた。

「だ、だから違いますって」

「なら、彼に聞いてみようかな・・ってあれ?そういえばあなたの名前は?」

シャーリーは名前を聞いていなかったことを思い出した。

「カレンの事ばかり話していたから忘れていたわね。私はミレイ。あなたは?」

アキラは自分の名前を言おうとしたが自分は日本人の名前だ。ここで言えばイレブンだと怪しく思われ友達と言われたカレンにも疑いの目が向けられる。アキラは言葉に詰まった。

ミレイ達もいつまでも答えようとしないアキラを不思議そうに見ていた。

ふとアキラは部屋の片隅に置かれていたダンボールに明記されている会社を見た。

-Vartla company- バートラー商会

「・・・バートラー・・・ライ・バートラー」

「へぇライっていうんだ。私、シャーリー・フェネット」

「俺はリヴァル・カルデモンド。」

「・・・・ニーナ・アインシュタインです。・・・」

「ルルーシュ・ランペルージだ。そして妹のナナリーだ。」

「ナナリーです。」

ナナリーは右手を差し出した。アキラも右手を差し出し握手をした瞬間ナナリーが突然握手をした右手をすぐに振りほどいた。

「ナナリー?」

ルルーシュは何かに怯えるような表情を浮かべるナナリーの表情を見てどうしたのかと思った。

「す、すみません。ちょっちょっと寒気がして」

「ライ、気分を悪くしてすまない。」

「ホントはもう1人いるんだけど仕事で今いないのよ。」

「ライ君はどこの学校に通ってるの?いくつ?」

学校に通っていないアキラはこの質問には答えられなかった。

「シャーリー、ちょっとその質問は・・・」

「もしかして悪いこと聞いた?ごめん。」

カレンが割って入ってきたおかげでその場をしのげた。

「ごめん、ライはちょっと用事があるから帰らないといけないの。」

「そうなの?残念もっと聞きたいことがあったのにな」

「じゃあ行こうかアキっ・・ライ」

「あぁ」

アキラとカレンは部屋を出た。

「会長、俺もナナリーを送りに行きます。」

ルルーシュもナナリーの車椅子を押して部屋をでた。

ルルーシュは部屋を出た直後車椅子を止めた。

「ナナリーいけないじゃないか。あんな態度をとって」

「ごめんなさい、お兄様でも・・」

「何かあったのか?」

「お兄様、ライって方はどんな人ですか?」

「どんなって別に普通だけど」

「本当ですか?なぜだか分からないですがあの人と握手したら何か寒気がしてこ、怖いのです。」

「だからといってあんなことをしたら向こうも困るだろ。今度は気をつけろよ。」

「はい、気をつけます。お兄様」

(ナナリーは目が見えないかわりにこういうものには俺達より敏感だ。おそらく軍育ちの流崎から出る殺気にナナリーが気づいたのだろう)

 

「ごめんね。迷惑かけちゃて」

カレンはアキラを校門前まで送った。

「終わったらアジトに来い。まだ紅蓮の調整は終わってない。」

「う、うん。わかった。」

アキラはバイクを発進させて学校を出た。

アキラを見送ったカレンは教室へ戻った。

 

「ライくんは帰った?」

「はい、すみません。悪い人じゃないんですけど少し人見知りで」

「でも二ーナとはちょっと違うわね。なんか悪いこと聞いたかな私達?彼すごく困った顔してたから」

ミレイはアキラが殆ど喋らず、自分達の質問にも嫌そうな顔をしていたため自分達がアキラに聞いてはいけないこてを言ったのではないかて思ったのだ。

「いえ、彼はただ・・・!」

(そうだ!折角だから)

カレンはあることを思い付いた。

「会長!」

「え?な、何?」

「実はお願いが・・・」




原作のナリタ戦はまだしばらく先のことにしました。

ちなみにアキラが使った偽名はロスカラの主人公のライ。そして・・・あとはわかりますよね(笑)
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