普通の高校生活を送るはずの僕がハーレム計画の一環で女子校に通うことになった!   作:南雲悠介

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111.「Internet education」

「玲さんお疲れ様、新しいマシンが部屋に導入されて作業効率が上がったよ、ありがとう。けれどすごいね、本当に寮のネットワークの設備を完璧にしちゃうなんて」

 

「なに、気にすることはないさ。私も前から寮のネット環境には不便さを感じていたからね、ちょうどいい機会だった。皆にもPCの使い方を教えることになって仕事が増えたのだけどそれは別問題。教えるのは嫌いではないから小鳥遊君みたいに一人であれこれできるレベルにまでなってくれるとありがたいんだけど」

 

 長時間の作業を終えて休憩している玲さんと話しているのだけど、彼女は各部屋のパソコンをネットに接続して個人の設定をカスタマイズまで終えたようだ。藤森さん達は僕らみたいにパソコンに馴染みがあるわけではないのだけれど、玲さんが一人ずつ基本的な事をティーチング──キーボード入力から教えるのは流石にパソコン専門学校先生みたいだなって感じるけど……。

 

 彼女が専用のチャットルームを開設してくれたおかげで僕たちは部屋にいてもPCを使ってウェブ上でやり取りができるようになったんだ。

 寮のネットワーク関連の設備は彼女が学園側に要請してからすぐに環境が整って他の女の子たちは玲さんに聞きながらパソコンの使い方を習っている。

 僕は昔からパソコンを使うのは得意だったから違和感なく使用することができるから問題ない。

 

 スマートフォンが普及してもやっぱりパソコンは便利だ。何よりウェブページを検索するのが楽でスマホの画面よりも視認性がいい──マウス操作に慣れている人はキーボードで色々な操作ができるのを知らない人が多い。

 僕はというと逆にこれまでマウスを使ってこなかったらキーボード操作が安定する。

 入力スピードも昔と比べると格段に進歩したのだけれど、玲さんと比較するとまだまだ遅い気がするんだ。

 そういえばレポート作成に利用しているノートパソコンは学園から貸与されているものなのだけど、これは僕がこの寮に入った時から部屋に

 彼女は文字の入力スピードが速いだけじゃなくて無数のインターネット上のページ検索して必要な情報を取り出すのに長けている。玲さんは最新のガジェット情報を常に頭に入れているようであれこれと、僕にも教えてくれるからその知識をの広さにただただ感心するばかりだ。

 

「本当にお疲れ様玲さん。僕も手伝えたら良かったんだけど、さすがに自分のパソコンの設定で手一杯だったから何もできずにごめん……」

「大丈夫だよ。小鳥遊君が多少はPCに関して知識があったのは助かったよ。この寮の子たちはあまり詳しくない子ばかりだからね、一から教えるとなると資料も作成しないといけないかな?」

 

「そうだね、一応学園側から貸与されているのはタブレット端末でパソコンとは違うから要領が掴めない子もいるんだよ。僕は昔からパソコンを使うことが多かったから、そんなに苦労せずに済んでいるけど、そういえば専用のチャットルームまで解説してくれたんだね、これからは部屋にいてみんなとネットでやり取りできるのはすごくありがたいよ」

「LIMEでいいような気もするのだけど、どうも私はスマホの操作よりもPCの方が快適に利用できるんだよ。長年使っているからもう生活の一部になっているからかもしれないが」

 玲さんは最新型のマシンを寮に導入するために神崎理事長に連絡を取っていた──学園側もガジェットを使いこなせる生徒を一人でも増やす為に玲さんの提案を受け入れてすぐに準備を進めてくれた。

 寮に導入するマシンのスペックからネットワーク環境設備の強化は学園側に交渉をして、玲さんが全部引き受けという条件を元に作業が進行、僕はそんな様子を見ながら部屋のノートパソコンのバックアップをUSBメモリーで処理していったん休憩を挟んでから藤森さん達のパソコンのフィーリング業務を請け負うのを玲さんから頼まれた。

 彼女一人に負担をかけるのを僕が気にしていたからあくまでもお願いレベルで玲さんの手助けをしようと考えたから。

 自分の部屋でパソコンに向かっている時間が増えてきた──寝不足にならないように深夜以降のやり取りはしないように皆で話し合ってから取り決めをする。

 僕はフリーの時間の時はなるべくチャットルームで皆と話すようにした。LIMEでもいいんだけど、スマホの通知に煩わしさを感じるからPCだとそれがないから気軽に使えるのがいい。

 窓から差す月明かりが机を照らしているけど、部屋の電気は点けずに窓辺に立つ。綺麗な満月に思いを馳せながら僕は夜空を見上げていた。

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