ネオ要素とイビルジョー要素ってほとんどないんじゃないか……?(今更)
やはり、吐き戻す前の方が……
でもそうしたら、1話からほぼ全文書き直し……
ア゛ア゛ア゛ア゛
追記
えー、当作品よりも先に出てる幼馴染系の作品を発見してしまいました。
「あれ? コレ、作者パクr……オマージュした感じになってしまってる?」
そもそも2次創作の時点でパクr……オマージュなのは気にしてはいけない。
私達の乗る浮遊ブロックが自動で滑るように移動し始めた。
それは光で封鎖されていた白い通路を進んでいき、オルクス大迷宮で見た、あの最後の扉と同じ紋様が彫られた壁を超えて進んでいった。
くぐり抜けた壁の向こうには……
「やっほー、さっきぶり! ミレディちゃんだよ!」
ちっこくデフォルメされたミレディがいた。
「「……」」
「ほれ、みろ。こんなこったろうと思ったよ」
シアとユエ、絶句。
特になんかこう……良い感じのセリフを言ってたユエがヤバい。
「あれぇ? あれぇ? テンション低いよぉ~? もっと驚いてもいいんだよぉ~? あっ、それとも驚きすぎても言葉が出ないとか? だったら、ドッキリ大成功ぉ~だね☆」
そっとユエとシアに手頃な石を手渡す。
「テヘ、ペロ☆……え、ちょ! やめっ!」
ガッ! ゴッ! ズドッ!
とりあえずみんなで気がすむまでフルボッコにした。
ミレディ・ライセンは人類の敵、慈悲はない。
「いてててて……このボディは貧弱なんだから、気をつけて扱ってよね!」
ハジメは話を聞いていない。
ユエとシアはもう一度、手頃な石を振り上げた。
ミレディは大人しくなった。
ハジメはおもむろに近くにあった魔方陣を調べ始めた。
慌ててミレディが止めに入る。
「君ぃ~勝手にいじっちゃダメよぉ。ていうか、お仲間でしょ! 無視してないで止めようよぉ!」
そんな文句を言いながらミレディはハジメの背後に回り、石を振り上げている二人の悪鬼に対する盾にした。
「……ハジメどいて、そいつ殺せない」
「退いて下さい。ハジメさん。そいつは殺ります。今、ここで」
「まさか、そのネタをこのタイミングで聞くとは思わなかった。っていうかいい加減遊んでないでやる事やるぞ」
ハジメの背後で「そうだ、そうだ、真面目にやれぇ!」などとはやし立てたミレディはアイアンクローをされた。
ミシミシというか、メキメキという物が壊れる音がしている。
「このまま愉快なデザインになりたくなきゃ、さっさとお前の神代魔法をよこせ」
「あのぉ~、言動が完全に悪役だと気づいてッ『メキメキメキ』了解であります! 直ぐに渡すであります! だからストープ! これ以上は、ホントに壊れちゃう!」
壊れても……いいのよ?
あ、コイツまじで壊しかねないと理解したのか、ミレディは魔方陣を起動した。
4回ペカーッと光り、各々神代魔法を手に入れた。
「これは……やっぱり重力操作の魔法か」
「そうだよ~ん。ミレディちゃんの魔法は重力魔法。上手く使ってね…って言いたいところだけど、君とウサギちゃんは適性ないねぇ~もうびっくりするレベルでないね!」
重力魔法かー……ハウリアに使わせてみたいな。
「悪食ちゃんと金髪ちゃんは適性ばっちりだね。修練すれば十全に使いこなせるようになるよ……って、胸周りの重力を重くしても大きくはならないよ……? やめてよそんな顔で見るの」
ユエ……
「おい、ミレディ。さっさと攻略の証を渡せ。それから、お前が持っている便利そうなアーティファクト類と感応石みたいな珍しい鉱物類も全部よこせ」
「……君、セリフが完全に強盗と同じだからね? 自覚ある?」
ジト目(?)でそう言いながらも、おそらく宝物庫から証の指輪と鉱石を取り出した。
ハジメはそれを問答無用で自分の宝物庫に移し替える。
「おら、他にも持ってんだろ。ジャンプしてみろよ。ほらほら」
「んもー! これ以上は何も出ないわよぉ!」
チャリンチャリンと、いくつかの鉱石がこぼれ落ちた。
「本当か? 服に中にまだ持ってんだろ」
「きゃーっ!? セクハラー!!」
そういってハジメはミレディのスカートの中を漁り始めた。
誰がどう見ても、事案である。
「もー! コッチのスカートならいつでもウェルカムですのに!」
「お前のスカートからはアーティファクトも鉱物も出てこないだろ!」
「あんた最低だな!?」
その後宝物庫まで強だ……譲ってもらおうとしたハジメにキレたのか……
「はぁ~、初めての攻略者がこんなキワモノだなんて……もぅ、いいや。君達を強制的に外に出すからねぇ! 戻ってきちゃダメよぉ!」
ガコンッ!
「「「「!?」」」」
罠の作動音と共に四方の壁から大量の水が流し込まれ、まるで便所のように没シュートされた。
ハジメは置き土産に、手榴弾を投げていた。
「ひにゃああー!!」
そんな悲鳴が最後に聞こえた……気がした。
m9(^д^)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
没シュートされた私達は、気づけばどこかの川の中にいた。
近くを魚が泳いでいる。
その内の一匹が、いつの間にか必死に息を止めているシアの顔のすぐ横を並走ならぬ並泳していたのに気づいた。
何となし、その魚に視線を向けるシアと私。
目があった。
目があった魚はどこかふてぶてしさと無気力さを感じさせるそのおっさん顔の人面魚だった。
あの懐かしきシーマ○を彷彿とさせた。
なんだコレ、なんだコレ。
“何見てんだよ”
ブフォッ!?
いきなり舌打ち付きで直接頭に届いた念話に驚き、口から空気を吹き出してしまった。
ヤバっ! 溺れる……!
それでもなんとか同じように空気を吐き出し、溺れて白眼を向いているシアを掴む。
「どぅわぁあああーー!!」
「んっーーーー!!」
「……ッ!!」
「…………」
私達は岸の側に流されていた。
シアを抱えながら、なんとか岸にあがる。
ドリュッケンがあるせいで、かなり重い。
宝物庫? 多分今開けたら、水ごと流し込まれてたよ。
「ゲホッ、ガホッ、~~っ、ひでぇ目にあった。あいつ何時か絶対に破壊してやる。ユエ、音緒、シア。無事か?」
「ケホッケホッ……ん、大丈夫」
「ゲホッ、ゲホッ……シアがヤバイ。ハジメ、任せた」
大分飲んでしまった。
ヒュー、ヒューと、浅い呼吸しか出来ない。
なんとか胃の中の水を吐き戻している間に、ハジメがシアに人工呼吸をしていた。
目を覚ましたシアは発情したのか、ディープな方のアレをしながらハジメに襲いかかっていた。
やはり残念ウサギ筆頭、頭がとても残念だ。
「わっわっ、何!? 何ですか、この状況!? す、すごい……濡れ濡れで、あんなに絡みついて……は、激しい……お外なのに! ア、アブノーマルだわっ!」
あ、あの宿屋の娘だ。
その側には漢女がいる。
未だ、吸い付いてくるシアを、ハジメは体ごと持ち上げ、そしてシアのムッチリしたお尻を鷲掴みにして激しく揉みしだいた。
「あんっ!」
思わず喘ぐシア。
力が緩んだ一瞬の隙を逃さず、ハジメはペイッ! とシアを引き剥がすとそのまま泉に放り込んだ。
「うきゃぁああ!」
ドボンッ!
「ゆ、油断も隙もねぇ。蘇生直後に襲いかかるとか……流石に読めんわ」
アレが救命活動だと知っている私と違い、いきなりキスをしたと思っていそうな、目の光が消えたユエに事情を説明した。
その後漢女……クリスタベルさんにここがブルックの街から1日程度の距離にある泉だと聞いた。
彼女たちが乗ってきた馬車に相乗りさせてもらい、ブラックの街に行くことにした。
そういえば、1週間ぶりの日光だな……大迷宮は、一回入ると出れないのが普通なのかな?
そんなことを考えながら、ゆっくり歩く馬……ハジメの魔力駆動2輪と比べれば、大体ゆっくりだが……に揺られていた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
何のプロットも無しに書き始めた
・新川音緒
本作で突っ込んだオリヒドイン。天職は健啖家。元ネタは「トリコ」より「ネオ」と「モンスターハンター」より「イビルジョー」。
原作のない世界から(もしくは未読)の転生者で、特典は特になし。健啖家なのは
ハジメに惚れた経緯や家族間の話をいつか出来れば良いなと思ってる。
元々は黒髪黒目という普通の日本人だったが、魔物を喰ったことにより変色。まだらな深緑色の髪、赤黒い目になった。イビルジョーの体色と目の色のイメージ。
転移前には白崎香織と八重樫雫と一緒に、3大女神と呼ばれていた……が、隠すことのないオタク気質とハジメへの求愛行動のせいで、2人ほど人気はない。
伊勢神宮で出会った女性に一夫多妻去勢拳を習っていたり、割と転移前からファンタジーしてた。
大食い+幼馴染+毒舌(?)+転生者+ヤンデレ(にしたかった)属性
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新川音緒 17歳 女 レベル:???
天職:健啖家 職業 : 冒険者 ランク : 青
筋力:15100
体力:12720
耐性:13110
敏捷:14060
魔力:15010
魔耐:15010
技能:錬成[+精密錬成]・消化吸収[+魔力捕食][+無機捕食]・魔力操作[+魔力放射][+魔力圧縮][+遠隔操作][+属性変化]・胃酸強化・纏雷・氷結・毒物生成[+麻痺鱗粉][+神経支配]・天歩[+空力][+縮地][+豪脚][+瞬光]・風爪・夜目・遠見・気配感知[+特定感知]・魔力感知[+特定感知]・熱源感知[+特定感知]・気配遮断[+幻踏]・先読・環境適応[+状態異常耐性]・金剛[+白熱][+炸裂装甲]・豪腕・威圧・念話・追跡・高速魔力回復・魔力変換[+体力][+治癒力]・限界突破・生成魔法・重力魔法・言語理解
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*消化吸収
食べた物を文字通り吸収できる。
ステータスは上昇し、技能も増えるが、現状の数値が高ければ、大量摂取が必要。
魔力捕食と無機捕食は文字通り、魔力や無機物を食べられるようになる。モデルはネオとアナザを食べたグルメ細胞。
*属性変化
魔力そのものに属性を付与出来る。
ただ、より変換効率の良い槍を登場させてしまったため、おそらく使われることはないであろう死にスキル。
ヒュドラを食べて取得。
*氷結
纏雷と同類。
イメージとしては、ジョジョのホワイト・アルバム。
ただし空気を圧縮したりはしていない普通の氷なので、弾丸とか普通に貫通する。
多分死にスキル。
名前すらつけられない魔物を食べて取得。
*毒物生成
体内で毒を作れる。
麻痺鱗粉は原作様でハジメがサイクロプスに使ってたアレ。
神経支配はエセラウネより取得。
ただ、毒とか使うより殴った方が早いし、てこずるような強い相手は毒無効がデフォ。
死にスキル。
*環境適応
モデルはイビルジョーとグルメ細胞。
どんな環境でも、動作に支障をきたさない。
ただし、初めてで耐性がない場合は、適応するまで影響を受ける。
*白熱
金剛の派生技能。
熱されると金剛の強度が上がる。
タウル鉱石より取得。
*炸裂装甲
金剛の派生技能。
敵の攻撃に対し、魔力の爆破によるカウンターを行う。
発動後、10秒間金剛が使用できなくなるデメリットがある。
燃焼石より取得。
*7色の槍
ヒュドラの遺骨から作り出した一品……七品物?
それぞれ別の頭に関わる骨で作られており、生前の能力を使える。
あれ? 極光と回復、精神攻撃以外はハジメが作れたんじゃないか? と思っても、気にしてはいけない。
神代魔法適性(予定)
生成魔法:ほぼ無し
重力魔法:ユエに少し劣る程度
空間魔法:自分の転移が精一杯程度
再生魔法:最高値
魂魄魔法:それなり
昇華魔法:それなり
変成魔法:最高値
【前略、異世界でも続くストーカー被害】
転移翌日、ハジメの制服はなくなっていた。
1週間後、朝目覚めると、ハジメのステータスプレートは湿っていた。
ハジメは白崎香織から少しでも離れようと、訓練中に図書館に向かっても、どこからか感じる視線。
そしてオルクス大迷宮に入る前日、ハジメの部屋を訪ねた白崎香織を寝たふりをしてスルー……しようとしたのだが、鍵をかけていたはずなのに開く扉。
ハジメは怯えて震えながらも、息を殺して寝たふりをする。
白崎香織はガサゴソと何かをした後、バタンという音と共に外に出ていった。
そして翌日、オルクス大迷宮の中でトラップが発動。
ベヒモスのフロアに転移させられ、苦戦を強いられるクラスメイト。
(原作通り)ベヒモスを足止めした後、クラスメイトに撃墜されるハジメ。
そして奈落で豹変するハジメ。
技能“視線感知”により敵の居場所を把握しながら、ハジメは下へ下へと潜って行く。
そしてサイクロプスの門番を事前に砕くという残虐プレイの後、久々の人工物っぽい扉を開けた。
「誰……?」
次回「ハジメ、泣く」
【IFの方】
ハジメ以外には見えないらしいカメラを向けてくる怪物はいつも、白崎香織の側だと消えていた。
白崎香織の周囲とハジメが普段通ることのない道では現れない、謎の怪物。
少しでも監視から外れようと普段の道を外れ、いつかのように徘徊していたある日。
目の前で突然、車が停まった。
偶然かな? そう思いつつ立ち去ろうとすると、中から人が降りてきた。
この間とは違い、奇抜な髪と格好をしているが、なんとか先日のライターの人だとハジメにはわかった。
巻き込んでしまってすまないと突然謝られ、混乱するハジメに対し、事情を説明し始める彼。
それは常軌を逸したものだったが、それならあの激痛も怪物も説明が付いてしまう。
そして突然彼は自らのスタンドを使い、襲いかかってきた。
それは薄緑色の肌の、リザードマンのような姿をしていた。
振り下ろされた拳はコンクリートの地面を砕き、埋まっている。
もし躱せていなかったら……そう考えゾクッと背筋を凍らすハジメ。
「スタンドにはスタンドでしか干渉できない。さあ、自らのスタンドを出してみろ!」
「これが……僕のスタンド……!」
次回「ネタ切れなので打ち切り予定」