人類の脅威が蔓延るこの世界で   作:rou-te

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半年以上も展開を展開出来ずにいたので初投稿です。



前回までの3つのあらすじ


鴻上会長からの個人的な頼みで警視庁へと向かうコウ


おとなしく帰るところを止められ地下へと一人連れられ



警視庁地下にてコウを呼び出したのは本郷猛にそっくりの警視総監()だった




正直、戦闘シーンを書き起こせなかったので短めです。
何とか年内にはあげておきたかった。


奇縁/早すぎた邂逅

 

あの強烈な出会いのあと。

実際に会った経験が無いので記憶を頼りにするしかないけれど、それを信用するのであれば本郷猛に瓜二つの姿をした警視総監殿と個人的なものであるが━━━━交渉という名のやりとりで年の功というよりもどちらかといえば以前にそういった方面での仕事にでも従事していたかと思えるほどに慣れた様子で、こちらの考えていたよりも向こうが有利になるようやりこめられてしまった。

 

 

正確に表現するならば少し違うのだろうけれど2度目の生をこの世界で、また()()()()()()()()()()()という目標を掲げならがらも実際に生きていけるようになった時に必要であるところの様々な技能が足りていないのがこの件で明確になった。

……今回は互いの役職上での責任などを考えた結果、

正式な、言うなれば公的な交渉の場では無いとは言え明らかにあちらにやりこめられたこと━━━━━━━確かに今年を確実に生き抜くために一番必要なことは、限界まで体に戦いを染み込ませて、戦いなどから全くの無縁だった平和な日本の一市民から常在戦場の戦士程度には己を高めることではあるのだけれど━━━━━━━それでも自分は今のところ戦闘しか出来ない脳筋であることを強く自覚させられた。

いや、()()()()()()()()()()()()()()()()、のだろう。

テレパスによる相手の心を読むのは歴戦の勇士を想像させる実力により阻まれたものの、感情の揺れ幅などは超能力、超感覚、人とは違う五感で感じ取れたけれどそこからは悪意などのイヤな感じがしなかったので、心までは読ませられないがこちらに悪意などは無いことを態と垂れ流してくれていたのだろう。

全て分からせないまま自分達に都合の良い駒として利用出来るようにも騙せたのにも関わらず、にだ。

これは貸しを作られたと思っていた方が良いだろう。

 

しかしここはまだその相手が居る場所だ。

そこは上手く表面に出さないようにしつつも、少し、いや実はかなり落ち込みながらも上手いこと認めさせられた1つ目の契約である

「警支庁内に存在するこちらが把握出来ていない悪意ある異形のリストアップ」

を本格的やるのは凛や班長に相談して、打ち合わせてから後日、慎重にやろう。

 

 

 

 

 

あと、本当ならすぐにでも帰りたいところだけれど相手に一杯食わされた気分だし黙って素直に帰るのもなんか癪だ。

どうせなら………………うん?

アマゾンの強化された五感と超感覚はすぐに異常を知らせてくれる。

先程警視総監殿と対面することになった部屋が存在する、警察にとって世間というか、マスコミに出されたら困りそうな武器、重要そうな兵器がそれなりに管理されていそうな地下の区画に感じる。

ただいま絶賛勤務中な人々の中に混じった一粒の異物。

俺がまだまだ人間に程遠い存在(アマゾン)である証、と、人間になりえる可能性(アギトの力)がある証、は今も正常に機能しているようだった。

欲を言えば先の交渉中にもっと頑張ってほしかったところでもあるけれど……。

 

 

 

「まぁ………一応行った方が良いか。」

 

 

 

 

この階層からさほど離れていない、人間の気配がほぼない区画にある部屋から感じるその異物をとりあえず確認すべくひとりでにコウは歩みを早めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、コウがひとり出ていった部屋に残った警視総監へとコウの案内役を任されていた警官が歩み寄る。

 

 

 

「どうでしょうか彼は、いくら本郷さんが「大丈夫。」と言われていたとはいえもしも警察、いいえ人々の脅威になり得る悪性を少しでも持つというのであれば私が!!」

 

 

「ああいや。

待ちたまえ、早まらなくても良いよ。

そもそも僕が直接、視ているし何よりもあの、、あの本郷さんが僕らよりも先に彼のことを見て「大丈夫。」と、言っているんだよ?

君も昔本郷さんに助けられた1人であり、あの人を少しでも報いたいとの思いでここまで来たなら最後まで本郷さんを信じるのが筋じゃあないのかい?」

 

 

 

何より、と続ける。

 

 

 

「僕を前にして警戒を最大に上げていただろうというのが見て取れていたところから察したのだけれどね。

……彼にこれを直接言うのはかなり気が引けたから彼には言わなかったのと、もしも彼に言うならばまず間違いなく躍起になって否定してくるだろうけれども、僕がこれまで生きてきた内に出会った人たちの中でも彼は稀に見るほどの天然君だったよ。

……そうだね、歩く天然記念物と言っても過言じゃないかな。」

 

 

 

「……天然記念物?」

 

 

 

「そう……。

しかし天然だからこそ、時に秀才すら飛び越していく予想のつかない結果をもたらしてくる瞬発力を持っていることが多い。

それはそうとして………。」

 

 

 

 

 

 

 

何度か足元で()()()()()()()気がしたのだけれど、彼はそのことに自分で気づいているのだろうかねぇ?、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は移り、警視庁地下6階のとある一室。

区画自体が廃棄用に使われているのだろうか隣接された他の部屋にも人気が無く製造途中で放棄されたかのようにみえる武器や兵器が散乱している研究室。

さながら武器の墓場とも言えるような部屋に、つい先日未確認対策本部へ引き入れられた小沢澄子は前主任の男に呼び出されていた。

……気のせいか部屋に入った瞬間につん、とおよそ金属類が乱雑に置かれたはずのこの部屋からはかけはなれた鼻腔をくすぐるような香りがした気がする、香水などではないだろうが気づいたあとには鼻が慣れたのか香りを確かめられず全く見当がつかない。

などと余計なことを考えていた小澤の前で元主任の男が振り返って話し始めた。

 

 

 

 

 

「小沢さぁん、俺はなあ。

あんたが来るまでは主任として未確認生命体に対抗するための武器を開発してたんだよぉ。

なのによぉ、マサチューセッツ工科大学を早くに卒業した天才だかなんだか知らねえが、あんたが開発に来て俺は主任から外されちまった。

俺様手製のGeneration1を引っ提げて帰ればウチの会社でも幹部昇進出来る可能性があったかもしれねえのによぉ、もうそのチャンスはこぼれちまったんだよぉ。

あんたさえ来なければG1のデータを使って会社で俺達専用の装備が出来ただろうし、俺がそれを使ってあのクソ気に入らねえ未確認共もいけ好かねえ4号とか言う奴もまとめて灰にしてやったのによぉ。

だけどよぉ、もう手遅れなんだなぁ……。

俺が警視庁のお偉方に隠れてコツコツ作ってたG1は小沢ぁっ!!

お前がっ!!!

お前が主任に来たせいで完成間近のG1をこの地下施設の部屋に廃棄して、そのデータから新しく人間用に再設計しやがった!!!!

……G1を会社へ送るのを失敗した俺が幹部にのし上がるにはお前をぶっ殺してまた俺が主任に返り咲くしかねえんだよだからお前を殺してやるよおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

 

 

言いながら自身の放つ言葉に苛立ちを含ませ始め、とうとう最後にはそれまで溜まっていた鬱憤を放つがごとくヒステリックに叫び始める主任だった男は、その姿を人間からかけ離れた大きさの体を持つ灰色に近い白をした 異形の姿へと変化させた。

元々あった四肢は特に大きな変化は無いが上腕の根元からそれぞれ大きな触手が一本ずつ、腰の後ろや肩の辺りから中くらいの無数に生えている白い触手や、頭部のかさを着たような形から想像するにクラゲを思わせる出立ちをしている。

ヒステリックな叫びを続ける男は腕にある大きな触手を2本とも同時にしならせ、突然のことにまだ反応すら出来ない小澤の元へ殺到させる。

 

 

 

 

「……え?

あ、、、、、あ、、、、あ、あ、

ぁ、ぁ、ぁっ、。

…………いやああああああああああああああああああああああああああああっっっっっ!!!???」

 

 

 

一応小沢も警察官の端くれ、一般的な警察官が受ける数多の訓練や試験をクリアしているからこそ、今こうして警視庁内に立っているがそれはあくまでも一般の人間相手を想定した訓練、試験であり人知を超えた異形の訓練などは想定していない。

いや、特殊な訓練で体を鍛え続けて、人間を食い物にする化物を浄化するような特別な組織を兼任している人物であればそういった訓練も積んですぐにでも臨戦態勢へ移れたかもしれないが、小沢は当然ながらそういう世界の人間ではないため前者に同じくそんな想定などされようはずもなく。

しかも、初めて会った時から余り良い印象を持たなかったとはいえ主任の引き継ぎなどで仕事に対しては真摯な姿勢で向かっていたように見えていた前主任という知己の相手が、突然未確認とも明らかに違う系統のクラゲが人型になったような異形へと姿を変えて襲いかかって来るなど普通の人間であれば想像すら出来はずもなく

 

 

急に本性を現し襲い来る元主任を前にし、本能的に叫ぶことしか出来ずに身を縮こませる小澤の元へうねりながら2本の大きな触手が━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『 VIOLENT PUNISH 』

 

 

 

 

 

「━━━━━━━━━そうですね。

確かに貴方が今しがた言った通り、この部屋に誰もいなければそのまま小沢女史だけは殺せていたでしょうね。

……この部屋に()()()()()()()()()()、なんですけどね。」

 

 

 

襲い来る脅威を前にして腕で自身の体を抱き目を瞑った小沢にはその声だけが聞こえた。

明らかに()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

(………………っっ。

…………………………。

……………………………………。

………………………………………………。

 

……………何………も……来……な……………い?)

 

 

 

その声が聞こえてから数秒、予想していたような暴力、元主任が異形になる直前に叫んでいた「殺す」という言葉に繋がるような攻撃が来ないことに気づいた小沢はぎゅっと閉じていた目を恐る恐る薄くだが確実にゆっくりと開いた。

 

目を瞑る直前までに見た光景である襲いかかって来ていた元主任の異形は先程までの激昂の雰囲気は消え失せ、顔?の様な部分も俯いており腕はだらん、と脱力し垂れ下がっている。

全身の様子も同じようで足はしっかりと床を踏みしめているが明らかに様子が一変している。

殺すと叫んで小沢の元へ向かって来ていた触手も同じように床の上にてその動きを止めている。

……誰の声なのか、何者が来たのか、何が起きたのか、と先程までと様子を一変させた元主任の異形をまた急に襲いかかられてもすぐに逃走出来るよう警戒しつつ、何が起きたのか状況を把握しようとするも、先程の恐怖からかいつの間にか腰が抜けているのに気づき近くにあった棚へと未だ少し震える手をかけてしっかりと足に力を入れて立ち上がりかけ

 

 

 

 

 

 

ぐちゅり、ぐちゅり、ぐちゅり、ずぼっっっっ。

 

 

 

 

というスプラッター映像などでないとそうそう聞けない生の肉を抉り抜くかのような異音が部屋の中で鳴り響く。

それと同時に小沢の前にいた元主任の異形にも新しく変化が現れた。

小沢の前に力なく項垂れ静止して立っていた元主任の異形が、胸前あたりからゆっくりと血によって真紅に染まった白銀の腕が生えた。

その鮮烈な光景を目の当たりにした小沢は「ヒッ!?」と小さく声を出し、顔から血の気がサッと引いていき目に見えて青ざめていく……。

 

 

……と、元主任の背後から顔を覗せる様にして小沢の視界に更に現れた1人の、否、一体の異形。

……顔と腕しかしっかり見えないも元主任が本性を現すと共に変えた姿ともまた違うその姿。

…………世間ではここ半年ほどで一気に名前が挙がるようになったうえ、新聞だけでなくテレビやラジオ、果てはオカルト本や都市伝説としても取りざたになっている。

警察では知らぬものは無いと言えるうえ、特に小沢が主任として抜擢された対策本部の対未確認用の武器、兵器開発で先程元主任の男の話にも出ていたGeneration1、G1のモチーフとなったとある冒険男が変身したのと同じ姿を持つと予想されており、最初に発見された際の写真しかその情報が無いその存在は━━━━━━━━━━

 

 

 

「……、よ、、4号……?

いえ…………その腕、、、の形状…………と………………銀色は……、、14……ご、、う。」

 

 

 

 

余りにも現実離れ過ぎる出来事の連続。

そして怪物の胸を突き破って貫手が生えてくるという凄惨な光景を見せられた小沢。

自身の処理能力を超えた情報を受け止めてしまったからだろうか、彼女は最後にそれだけ呟くと同時にそのまま意識を手放した。

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

いやぁ、地下で唯一人外の気配。それもオルフェノクが纏う燃えカスみたいな臭さと薄く人間の香りが少し合わさったような匂いを辿って来てみればなんてこった。

直感が響いたから直帰せずにとりあえずしっかり確認しておこうとしてて本当に良かった。

まさか、来年のキーマンいやキーウーマンであるところの小沢澄子さんがこんな所で命の危機に陥っているとは……。

しかし、まぁ小沢さんと元主任オルフェノクが部屋に入った時点で、既に部屋の背景に溶け込みながら後ろに着いてたから本当は小沢さんに危険が及ぶ前に安全に処理するのも可能だったんだけれど。

 

 

 

「……自白剤にも使用される薬剤をモーフィングパワーで精製して空中散布する、なんてアドリブは簡単にやるもんじゃないな。

もっと安定して使えるようになってからじゃないと、もう少し範囲を広げてたら危うく小沢さんにまで効果を及ぼすところだったし。

けど、触れずに精神感応で記憶を読み取りやすくするならコレが1番早いから安全第一にしつつ野良フェノクとかで慣れる必要アリ、かな。」

 

 

 

あんまり昔までは記憶を読めなかったけど、この感じなら個人の暴走でしかないレベル、であってる筈……。

薔薇や羊とかに繋がってくれてたらもっと情報が美味しかったかもしれないだけに勿体ないとは思うのだけれど……。

しかし、G1の開発に元主任がいるとは……。

本来ならGシリーズは全部小沢さんの研究によるものだった筈だけれど、あるいはこれがライダー世界の統合によるイレギュラーってやつなのか、あるいは……。

取り敢えず読み取れたのを信じて言ってたこと以外は特にこれといってあの会社の情報すら持っていない程度の使徒再生オルフェノクっぽいし、この部屋も入る前に確認してみたけれど監視カメラとかが設置されてないようであるし。

 

 

 

「しかし、Gシリーズか。

ここにあるのは小沢さんが作ったそれと違ってオルフェノク用の恐らくオリジナルよりも更にピーキーな作りになってるはず。別に必要無……、

……いや、オリジナルG1ですら中身がアレだったとはいえ、しっかりとアギトやG3-Xに通用していたような気がするからそれより更に確実に性能が上ならば……。

とりあえずデータはオリジナルG1共々ほんの半世紀ぐらい借りることにして本体は先にするべきことをやってから、考えようかな。」

 

 

 

一応殺してから数分ぐらいなら放置しても大丈夫なのは以前会社の地下で処理したオルフェノクで確認済みであるけれど。

だからといって余裕がある訳ではないうえ、あんまりG1のことで悩んでそのまま灰にするにはもったいないし、丁度良く小沢さんも気を失ってくれたからここは責任持って最後まで

 

 

 

 

 

「いただきm

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━と、その時。

灰化するでもなく怪人態の姿のまま胸元を貫かれ確実に息絶えていた元主任のオルフェノクの元へと薄く輝く光の玉?にも見える物体が部屋の天井を物理的な干渉を受けていないかのように下りて、すっ、とオルフェノクの体へととけるようにして入っていった。

しかし、丁度オルフェノクに食らいつこうとしていたコウはそのことに全く気付けなかった。

 

 

 

 

 

 

バヂィィィィィィィィィィィィィィィィィイイイ!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

「ッッッッッッッ!?」

 

 

 

 

 

 

 

瞬間。

確実に死していたはずのオルフェノクの体の表面に()()()()()

比喩でもなんでもなく、目に見えて明らかに体に電流を纏っているかのように灰色だった生体装甲の表面を薄く赤熱させ、バチバチと電気が走っている。

電気は全身から迸り、段々と激しさを増していく。

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

……と、異変が起こっているオルフェノクを置いて直前までそのオルフェノクへ接触していたコウはというと━━━━━━━━━

 

 

 

 

(あばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば!!!!!!!)

 

 

 

 

 

直前に今まで一度も感じたことの無い自身の内側から直接魂へと呼びかけてくるような、生命の本能的なものとは根本的に違った感覚が走っていたのと、変身したままであったのが功を奏し、オルフェノクの体を介して自身へと電流が流れる直前に接触させていた部分を寸前のところではなし距離を置いていた。

しかし、寸前のところで避けるだけではオルフェノクの体の表面から迸る電流に捕まってしまっていた。

 

 

 

 

 

(痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!痛い痛い痛い、、、痛い、痛い……………………いた、、い?……痛い?

痛いだけで済むか?アマゾンが?野生(仁さん)養殖(悠さん)歩く感染源(千翼くん)のようにドライバーで変身出来ない駆除隊の人達が、常に装備していた電気を纏った武器、弾丸やらでも駆除されることもあったアマゾンの体が?()()()()()()()()()()……?)

 

 

 

 

 

違和感を感じる、否、違和感どころではない。

以前、この世界で目覚めてからしばらくまだアークルを掘り起こす前のある日、一日の終わり風呂上がりに髪を乾かそうとドライヤーを使うため何気なくプラグを刺そうとコンセントへと手を伸ばしたところ、突然手先が爆発したかのような衝撃が走った。

それだけは瞬間的に知覚出来たけれど、何が起きたかを把握した時にはコンセントから離れ反対側の壁に背を強かに打ち付けていた。

あの頃は、痛みなどにまだまだ慣れない一般人相応な感覚しか持たなかったので多少は過大に感じていただろうけれど、それでも今感じた痛み程度ではないのは断言出来るほどに痛みの次元が違っていた。

にも関わらず、今は人間だった頃の冬場、静電気が走った時より少し強い程度しか痛みを感じていない。

 

 

 

 

 

(なんだ?一体何が……、いやそれに今まで感じれていたアマゾンの感覚g

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『━━━()()()()()()()()()()()()。』

 

 

 

 

『人の子よ…………。いや、お前は……、、、アギト、か。

しかし、それにしてはその魂は……。』

 

 

 

 

『……なれど、完全には目覚めずとも、アギトは、

、アギト。』

 

 

 

 

『その身、おとなしく、死して塵と化せ。』

 

 

 

 

 

 

 

異常事態とそれから発生した自身の異常にパニックを起こさず瞬時に分析し始めていたコウの前に文字通りの意味で━━━━━━━━━━━━━━()使()()()()()()

 

 

 

 

 

 




本当はマラーク戦後まで書いてから投稿したかったのですが、戦闘シーンが湧いてこなかったので初邂逅までです。


なんで2000年代のクウガ編やってるはずなのに、マラークとの戦闘に入ろうとしているんですか

申し訳ありません。
流れに乗ったらオルフェノクの体にマラークがinしてました。
正直ライジングすら出来てないうえ、何故かアマゾンの感覚を失っている主人公じゃ普通に圧倒的不利なんですがコレどうやって倒せばよいんでしょうか?




○主人公

直感を信じてオルフェノクの匂いを辿って来てみればオルフェノクの男性警官に着いていく小沢さんを発見。
幸い通路で発見出来たことで先に小沢さんにテレパスを繋いで部屋へ先回り出来た。
表では描写がないだけで、一日のほとんどは凛と一緒(変身体vs生身♪編、体で覚えろモーフィングパワー♪編など)なので基礎的なものは叩き込んであるので、応用的なモーフィングパワーの使用が可能になってきた。


本人は気付かなかったが交渉中に影が動いていたらしい……。
アマゾンの体である筈なのに電流を受けても大してダメージがないようだが……。
大丈夫?変身出来ます?というか超越生命体を相手に出来ます?




○オルフェノクの人
世界観統合の関係で渋谷隕石の際に死亡し、オリジナルに覚醒して生前の誠実で真面目な性格がほんへよろしく力に呑まれる。
呑まれるがオリジナルにしては直接的な戦闘力が低かったので強化外骨格を作成することを決心する。
それから未確認生命体事件が起き始めて、本編で語ったように完成した所を主任となった小沢さんから「人間には運用出来ない。」と、廃棄されて555本編の怪人と同じく自身の衝動を抑えることなく小沢さんを殺害するつもりだった。


○オルフェノク変化体
コウが鷹山サンダーして死んでいた筈のオルフェノク態へ光の玉が入ったことで紫電を体表に纏わせながら再生し、体躯もオルフェノク態よりも人型に近くなる。
言葉を喋っているのか、脳内に直接なのかでこれからの難易度が劇的に変わる気がするが……。


○コウの影
???
今はコウから離れている。
そんなオルフェノクじゃないんですから、影が喋ったり影に人が写ったり、勝手に動き出したりするはずないじゃないですかヤダー。




それでは良いお年を。
本年もありがとうございました。
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