あるサイヤ人の少女の物語   作:黒木氏

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22.彼女が願いを試す話

 フリーザの宇宙船の近くにて。

 

 戻ってきたナッツ達が見たものは、地面に置かれた7つのドラゴンボール。そしてクリリンとナメック星人の子供が、感慨深げにそれを見つめている。その子供を、少女は最長老の家で見た覚えがあった。

 

「あなた、確かデンデって言ったわね」

「はい。最長老様に命じられて来ました。願いを叶えるには、ナメック語で伝えなければなりませんので」

「そういう仕組みだったのね……」

 

 つまり力ずくでボールを奪っても、ナメック星人に認められなければ、願いは叶わないという事だ。よくできていると、ナッツは思った。

 

 痛めつけて無理矢理従わせれば、という考えが浮かんだが、フリーザが願いを叶えられなかったという事は、殺されたナメック星人達は、誰1人として秘密を話さなかったという事だろう。普通なら1人くらい、フリーザに味方する者が出そうなものだけれど。

 

(何でも願いを叶える道具がすぐ傍にあるのに、水と陽の光だけで満足して生きてる、欲の無い人達だものね)

 

 ツーノ長老と村人達の事を思い出し、ナッツの顔に笑みが浮かぶ。戦闘民族であるサイヤ人とは全くかけ離れた彼らの在り方を、少女はしかし、好ましく思っていた。

 

(あの人達は、バラバラになって隠れるって話だったわね。無事だと良いんだけど)

 

 そう簡単に見つかりはしないだろうけど、フリーザは願いが叶わないと知ったら、腹いせにこの星を壊しかねない。それを防ぐためにも、やはり父様が不老不死を得た後で、フリーザと戦う必要があるだろう。

 

 少女の中で、怒りと恐怖と高揚がない交ぜになって、先程とはまるで違った、獣が牙を剥くような、獰猛な笑みを見せる。

 

(見てなさい、フリーザ。今日がお前の最後の日よ。倒すのは父様だけど、私だって、一撃くらい入れてやるんだから!)

 

 今の私が変身すれば、戦闘力は20万を超える。たとえフリーザが相手でも、全くの足手纏いにはならないはずだ。拳を握り締める少女の頭に、父親が優しく手を置いた。

 

「父様……?」

「あまり無理はするんじゃないぞ。フリーザの奴を殺せても、お前が死んでは意味が無いからな」

「……わかりました、父様!」

 

 頭を撫でる父親に、猫のように甘えながら、娘は嬉しそうに微笑んだ。その手の温もりが心地良くて、敵意に強張っていた心が、解きほぐされていくようだった。

 

 ふとナッツが視線を感じ、振り返ると、見ていた悟飯が慌てて目を逸らした。気になった事を、少女は尋ねてみる。

 

「そういえば悟飯、カカロットは大丈夫だったの?」

 

 ギニュー隊長に身体を乗っ取られて、仕方なかったとはいえ、瀕死になるまで痛めつけてしまった事が、今さらながらに心配だった。

 

「うん。酷い怪我だったけど、30分もすれば治るってベジータさんが言ってた。あのメディカルマシーンって、溺れたりしないよね……?」

 

 父親を案ずるその気持ちは、とても良く理解できたから、心細そうな少年を安心させるように、ナッツは優しく笑って見せた。

 

「ちゃんと呼吸器も付いてたでしょう? 私も何度も使ってるし、最新型だから大丈夫よ」

 

 そこで少女は、クリリンと共に願いを叶えようとしているデンデを見て、ツーノ長老の村で助けた子供を思い出し、ある事に気付いた。

 

(……もしかして、カカロットをデンデに治してもらえばいいんじゃないかしら?)

 

 その方が、メディカルマシーンよりも遥かに早い。ナメック星人の治癒能力の事は、父様も知っているはずだったが、今は願いを叶える事が、優先ということだろう。

 

 そしてクリリンに促されたデンデが、呪文めいたナメック語を叫ぶ。

 

 

「タッカラプト、ポッポルンガ、プピリットパロ!!!」

 

 

 言葉が終わると同時に、7つのボールが眩い光を放ち始める。そして同時に、夜の無いはずのナメック星の空が闇に包まれる。

 

「な、何なのこれ……!?」

「地球のドラゴンボールと同じだ……!」

 

 異様な現象に戸惑うナッツの前で、輝きはさらに強さを増していき、そして7つのボールから、凄まじいものが飛び出した。

 

 その場の全員が、呆然とそれを見上げていた。50メートル以上の長く輝く緑色の巨体は蛇のようでありながら、魚類のようなヒレを備え、身体の上部はひときわ大きく、筋肉質な両腕と何本もの角を生やし、牙を持つ龍が、恐ろしげな風貌ながら、どこか超然とした様子で、彼らを見下ろしていた。

 

 あたりは真っ暗だというのに、光の柱のようなその輝きは、太陽よりも眩しく、全てを照らし出していた。

 

 

『ドラゴンボールを7個揃えし者よ。さあ、願いを言うがいい。どんな願いも可能な限り、3つだけ叶えてやろう』

 

 

 よく響くその神秘的な声と風貌に、少女が黒い瞳を輝かせ、感嘆の声を上げる。

 

「これが、ドラゴンボールの龍……!」

 

 大猿になった自分の、優に3倍はあるだろうか。こんな巨大な生き物を見たのは初めてだった。そしてこの龍は、これから母様を生き返らせてくれるかもしれないのだ。それを思うと、その厳つい顔付きも、どこか愛嬌があるように見えた。

 

「で、でかい……これがナメック星の神龍か!」

「ナメック語では、ポルンガと言います。夢の神という意味です」

 

 未だ驚きから覚めない様子のクリリン達に、少女は言った。

 

「まず、私から願いを言っても良いかしら?」

「そ、そうだな。急がないと、フリーザが来るかもしれないし」

 

 気遣うような口調で、少年が声を掛ける。

 

「ナッツ、君のお母さん……生き返ると良いね」

「うん。ありがとう、悟飯」

 

 期待し過ぎてもいけないと、頭では判っていながら、少女の声は弾んでいた。

 

「ではナッツさん、願いをどうぞ」

 

 彼女はポルンガを見上げ、祈るように、自らの願いを口にした。

 

 

「私の母様を、病気の無い元気な身体で生き返らせて欲しいの」

 

 

 デンデがナメック語で、同じ言葉を繰り返す。少女と父親が固唾を飲んで見守る中、ポルンガが言った。

 

 

『それはできない』

 

 

「!? ど、どうしてよ!?」 

「……どういう事だ?」

 

 取り乱す少女と比べて、父親は一見落ち着いているようだったが、声色に落胆と怒りを滲ませていた。

 

『そのサイヤ人の寿命は既に尽きている。自然に死んだ者を生き返らせる事はできない』

 

 フリーザに送り込まれた激戦区の惑星で、彼女の母親は一人最後まで戦い続け、残り少ない寿命を使い切って死んでいた。

 

 震えるナッツの身体を、父親が後ろから強く抱きしめた。その温もりを感じながらも、少女は涙が出そうになるのを、必死に堪えていた。

 

(死んだ人間を生き返らせる事ができるのに、自然死が駄目ってどういう事よ……)

 

 ナッツはふと、自分の手が、別の温もりに包まれるのを感じた。見ると悟飯が心配そうな顔で、こちらの手を握っていた。

 

「ナッツ……大丈夫?」

 

 少女はその気遣いを嬉しく思うと同時に、年下のこの少年に、みっともない所は見せられないと思った。目元を拭って、口元を笑みの形にしてみせる。

 

「いいの。そこまで期待してはいなかったから。母様は元々長くは生きられなかったらしいし、サイヤ人らしく、最期は戦って死んだんだから、そのまま休ませてあげるべきなのよ」

 

 娘はそこで、自分を抱き締める父親の顔を見上げる。

 

「そうですよね、父様?」

「……ああ、そうだな」

 

 娘の前でみっともない姿を見せるわけにはいかないと、父親は必死に、悲しさを押し殺して応えた。

 

 

 それから間もなく、心を落ち着かせたナッツが言った。  

 

「じゃあ私の分の願いは、約束どおり、あなた達にあげるわ」

「ありがとな。まあ、オレ達の願いも一つしかないんだけどさ」

 

 礼を言いながら、クリリンは感慨深そうに、少女の顔を見つめていた。

 

「? ……どうしたの?」

「いや、何でも無いさ」

 

 ナメック星に来た当初は、まさかあの恐ろしいフリーザ達を出し抜いて願いを叶えられるなんて、思ってもみなかった。この子とベジータの協力がなければ、おそらく不可能だっただろう。

 

 天津飯達が死んだのも、元々はサイヤ人達のせいだけれど、クリリンの中で、彼らに対するわかだまりは、薄れつつあった。ポルンガを見上げて、願いを口にする。

 

 

「サイヤ人に殺された地球の人達を生き返らせて欲しい」

 

 

 デンデが通訳するも、再びポルンガは拒絶する。

 

『駄目だ。一つの願いで生き返れるのは一人だけだ』

 

 ここに来てまさかの制限に、クリリンは色めきだって叫ぶ。

 

「こいつ本場の神龍だってのに、さっきからケチだな!!」

「そうよそうよ! 何でも叶えてくれるんじゃなかったの!」

 

 騒ぐクリリンとナッツに、ポルンガは超然とした口調で言った。

 

『可能な限り、と最初に言ったはずだ。私の力では、その願いは叶えられない』

「むう……」

 

 少女は頬を膨らませる。確かに言った事に矛盾はないけれど。あと願いはいちいちナメック語に通訳させる癖に、流暢に普通の言葉を話すポルンガに、何だか腹が立つ思いだった。

 

 まあ確かに、この場にフリーザが乱入してきて「このフリーザを不老不死にしろーー!!!」とか叫んでそれが叶えられたら大変だから、通訳が必要というのは判るのだけど。

 

「あの、早くしなければ、最長老様の寿命が……」

「ど、どうしよう……!」

 

 焦った様子で悟飯が呟く。ピッコロさん達は4人なのに、願いは2つしかない。その時、少年の心に、懐かしい声が響いた。

 

(聞こえるか、悟飯!)

 

「こ、この声は、ピッコロさん!? ど、どこに!?」

 

 同じく声が聞こえたクリリンと共に、少年は周囲を見渡すも、その姿は見当たらない。

 

(界王を通じて、お前達の心に話し掛けている。いいか、よく聞け……)

 

 ピッコロは彼らに、2つの願いの使い方を伝える。1つ目はピッコロを生き返らせる事。それで同時に神が蘇れば地球のドラゴンボールも復活し、二度死んでいるチャオズ以外の者は生き返る事ができる。

 

 そして2つ目は、ピッコロをナメック星に移動させる事。同族であるナメック星人達を殺したフリーザへ、修行した力で一矢報いてやりたいとピッコロは訴える。

 

 生まれた時から地球で一人だったピッコロにとって、故郷であるナメック星を荒らし、仲間達を殺したフリーザの行為は、到底許せるものではなかった。

 

 フリーザの脅威を知る悟飯とクリリンは、無謀だとは思いつつも、ピッコロの意思を尊重して承諾する。

 

 その間、声が聞こえていないナッツと父親とデンデは、怪訝そうに、顔を見合わせていた。

 

「ねえ悟飯。さっきから、一体誰と話しているの?」

「ピッコロさんだよ。願いで皆が生き返る方法を思いついたって、教えてくれてるんだ」

 

 嬉しそうな少年の言葉に、少女はますます混乱してしまう。

 

「ど、どういう事? その人は地球で死んだでしょう?」 

「あの世で修業してて、界王って人を通じて話してるんだって」

「あ、あの世ですって……!? 死んだ人間が、そこから話を……!?」

 

 ナッツにとって、その概念は衝撃的なものだった。話を聞いていたベジータも、驚きに目を見開いている。死んだ人間は、いなくなるのが常識だ。それが別の世界にいて、話す事までできるだなんて!

 

 少女は悟飯の両肩を掴み、真っ直ぐに彼を見つめて、期待に満ちた声で言った。

 

「じゃあ、母様もそこにいるんでしょう!? お願い、私にも話をさせて!!」

 

 それが叶うのなら、何でもするからと、すがりついて叫ぶ少女。その心に、知らない声が響く。

 

(サイヤ人の娘よ、わしは北の銀河の界王だ。お主の望みを叶えてやる事はできん)

「どうしてよ!?」

 

 血を吐くような叫びに、彼は淡々と応えた。

 

(お主の母親は他のサイヤ人達と共に、地獄で罪を償っておる。生前善い行いをしてきた者ならば、一時的に現世との交流が認められる場合もあるが、地獄に落ちた人間に、そのような温情が与えられる事は無い)

 

 仮にこれが、これまで何度も悪の手から地球を救ってきた、孫悟空の頼みなら。特例に特例を重ねた上で、地獄にいる両親と会う事が許されるかもしれなかったが。幾つもの惑星を滅ぼし、罪を重ねてきた悪人のナッツでは、この先どんな善行を行おうと、それが認められる可能性は無い。

 

 少女はしばし俯いて、やがて絞り出すように言った。

 

「……母様のいる地獄って所。私や父様も、死んだ後は、そこに行けるのよね?」

(それは間違いないだろう)

 

 界王はその言葉を、悪人に判決を下すような気持ちで伝えたのだが、当の少女の表情が見る間に明るくなったのを見て、思わず戸惑ってしまう。

 

「良かった……!!」

 

 つまりいつかは必ず母様に会えるのだ。それも父様と一緒に。もちろん当分死ぬつもりなんて無いけれど、一度は諦めていただけに、いっそう嬉しくなってしまった。

 

 幸せそうに微笑むナッツを、界王は変な子を見る目で見ていた。

 

(……この娘、地獄行きが罰にならんのではないか?)

 

 とはいえ、悪人を天国に送るわけにもいかない。死んだ人間が押し寄せるあの世の業務は年中無休で忙しく、こんな理由でいちいち特別扱いしている余裕などないだろう。

 

 そしてクリリン達が願いを叶えている横で、娘は父親に朗報を伝えた。

 

「父様!! 母様は地獄にいて、私達も死んだ後でまた会えるそうです!!」

「!! ……そうか」

 

 どこか辛そうに、父親は呟いた。その反応を疑問に思った娘が理由を尋ねようとした瞬間、ナッツは信じがたい戦闘力の持ち主が、急接近する気配を感じていた。

 

「こ、この嫌な気配は……!」

「フリーザだ……近づいてくる!」

 

 いずれ相対すると、覚悟はしていたものの、少女と悟飯は、身体が震えるのを抑えられなかった。同じく恐怖に駆られたクリリンが叫ぶ。

 

「最後は、ベジータが不老不死でいいんだな!?」

「あ、ああ……そうだな……」

「……いいんですか?」

 

 躊躇うようなベジータの様子に、デンデは戸惑ってしまう。そしてナッツは、その理由に思い至った。

 

(不老不死になったら、父様は地獄に行けなくなる……!)

 

 今の父親の気持ちが、娘には痛いほど理解できた。フリーザは必ず倒さねばならない。けど父様だって、母様に会いたいはずなのに。いっそ私が代わりに不老不死に、そんな事を一瞬考えてしまうも、それではきっと、父様と母様が気に病んでしまうだろうし、自分も嫌だった。

 

 わずかな残り時間の中で、ナッツは必死になって考える。

 

「そうだわ! ねえ、ドラゴンボールって、一度しか使えないの?」

「地球のドラゴンボールは、1年経てばまた使えるけど……」

「じゃあ、フリーザを倒した後、またドラゴンボールで不老不死を取り消してもらえばいいのよ!」

「そ、そうか!」

 

 ベジータは思わず目を見開き、そして迷いの消えた顔で叫ぶ。

 

「よし、このオレを不老不死にしてくれ!!」

「は、はい!」

 

 デンデが願いを口にしようとした、その瞬間。ポルンガの姿が掻き消えた。

 

 空が明るさを取り戻し、ドラゴンボールのような大きさと形の石が、次々に地面に落ちてくる。

 

 それが何を意味するのか、誰もが理解できていたが、それでも少女が口を開く。

 

「こ、これは……どういう事……?」

「ドラゴンボールをお作りになった最長老様が、寿命で亡くなられて……」

「じゃ、じゃあ父様の不老不死はどうなるのよ!?」

 

 悲痛に満ちた少女の声。父親はあまりの事態に、声も出せずに呆然としている。

 

 そして全員がその禍々しい気配を感じ、驚きと共に目を向けた。高い丘の上から、宇宙の帝王が、怒りに満ちた顔で彼らを見下ろしていた。

 

 

「ふ、フリーザ……!」

 

 注目の中、彼は地面に降り立ち、石と化したドラゴンボールに目を向けた。そして不老不死になり、宇宙を永遠に支配するという彼の野望が、もはや叶わない事を理解した。

 

「ゆ、ゆるさん……」

 

 フリーザの身体が、込み上げる怒りで震え出す。失態を犯した部下を殺す時ですら、常に余裕を見せていた彼が、今この時、本気の怒りを表に出していた。

 

 くだらない時間稼ぎをしたあのナメック星人、そしてサイヤ人に地球人。大した戦闘力も持たないと見下していた下等生物共に、まんまと出し抜かれた怒りで、感情のままに絶叫する。

 

 

「絶対に許さんぞ虫ケラども!!! じわじわと嬲り殺しにしてくれる!!!」

 

 

 動かなければ死ぬ、恐怖に固まっていた全員が、生物としての本能でその場を飛び離れ、戦闘態勢を取った。震えながら、デンデも後ずさって距離を取る。

 

「一匹たりとも逃さんぞ!! 覚悟しろ!!」

 

 その場の全員を睨みながら、激情と共にフリーザの戦闘力が、更に大きく跳ね上がる。

 

「そ、そんな……」

「これほどの化け物だったなんて……」

 

 強大すぎるフリーザの気に圧倒され、悟飯とクリリンが身を竦ませる。頼みの綱の不老不死は叶わず、悟空の治療もまだ時間が掛かる。 

 

 絶望的な状況を前に、同じく身体を震わせながらも、それでもナッツは気丈に叫ぶ。

 

 

「それは……こっちの台詞よ!! フリーザ、今日こそ母様の仇を取らせてもらうわ!!」

 

 

 戦闘力で敵わない事など、判り切っていたが、それでも引くわけにはいかなかった。母親を殺されたあの日の冷たい怒りの炎が、少女を突き動かしていた。

 

 そして娘を守るように、父親がその前に立つ。

 

「よく言ったぞ、ナッツ。そうだ、借り物の不老不死なんかに、頼ろうとしていたオレが間違いだった……!!」

「父様!!」

 

 堂々としたその背中に、娘は安堵を感じた。そして積年の恨みを込めて、父親が宣言する。

 

 

「フリーザ、貴様はオレ達の手で倒してやる!!!」

 

 

「ほう……?」

 

 そんな親子の姿を見て、フリーザはどこか面白そうに声を漏らした。




 とうとうフリーザ戦が始まります。ここが彼女の物語の山場ですので、精一杯頑張っていきたいと思います。
 更新は遅れるかもしれませんが、気長にお待ちくださいませ。
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