東方世界郷 ~異世界からの転生者~   作:常闇 狭間

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特訓と戦闘と都市そして・・・神様!?

転生してから何をするのか月乃と考えた結果、一緒に特訓をすることにした。

ちなみに、神様から手紙が来て読むと、今の世界の人々は妖怪を見ると殺してくる

そうだ。なので、月乃に人の姿での戦闘になれてもらうことにした。また、この世界

には、程度の能力というものがあるらしい。雰囲気からして月乃が

「満月と新月に力が上昇する程度の能力」といったところか。そして俺が

「次元を司る程度の能力」だ。・・・程度の域を越えている。

 

「まず、特訓からだが、この世界と人間は普通霊力と呼ばれるものを使用する。

 ということで瞑想から始める!いいな!」

「りょーかい!!」

 

こうして、俺と月乃の特訓が始まった。霊力の他に、自分達の能力についても

練習していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特訓をしてどれくらい経ったのだろうか?数えていないがもう200年は経った

気がする。たしか、最初の15年は霊力強化や能力の練習。次に50年は主に魔法。

後は月乃と戦闘といったところか。この頃何時にも増して月乃がなついた。

ちなみに今は適当に散歩をしているところだ。

 

「キャアアアアアアアアア!!」

「なんだ!?」

 

突然女性の叫び声が聞こえてきた。どうやらただ事ではなさそうだ。

 

「少し急ぐぞ!月乃!」

「わかったよ。旦那様。」

 

月乃、何度でも言うが俺はお前の旦那ではない。それは置いといて

声の聞こえた所に行くと女性と護衛らしき人が妖怪に襲われていた。

数は見ただけで二十といったところか。中級妖怪が二体と。

 

「さてと、行くか。月乃、援護は任せた。」

「はーい、後ろの守りは任せて~。」

 

俺は妖怪の中に走った。走り抜けざまに四体ほど切り捨てた。それが戦闘の

合図だった。そこからは早かった。およそ三秒で妖怪は全滅していた。

 

「ナイスフォローだったぞ、月乃。」

「へへへー、あとで撫でてよ!」

「分かった分かった。それよりも、あんたら大丈夫か?」

 

俺は銀髪の女性に聞いた。見た感じは大丈夫だが、もしかしたらということが

あるかもしれないからな。女性は驚いていたがしばらくすると話してくれた。

 

「助けてくれて有難う。私は八意 ××。言いにくいなら永琳でいいわ。」

「永琳か。俺は黒咲 東。よろしくな。」

「私は月乃っていうんだ。よろしくね。」

「月乃に東・・・ね。よろしく。お礼に都市に案内したいんだけどいいかしら?」

「ん?都市に?別に良いけど。」

 

こうして、俺と月乃な都市に行くことになった。永琳は都市のなかでもお偉いさんらしく、

位は高いらしい。都市のものと殆どは永琳が設計したそうだ。

 

「ここが都市と呼ばれるところよ。」

「ここが都市か。ずいぶん大きいな。」

「ほんとだねぇ。こういうとこがあったなんて知らなかったよ。」

 

本当にスゴいと思う。何か浮いている乗り物やとても高い建物など、俺の世界ではなかった

建物や物がたくさんあった。

 

「永琳様!お帰りなさい!そちらの方は?」

「ただいま。この二人は私と護衛が妖怪に襲われたときに助けてくれたのよ。」

「そうでしたか。それは有難うございます。それにしても、永琳様がやられるほど強い相手

 なのですか?」

「そうね、下の上と中の中っていうところかしら。ただ、多勢に無勢でね。それをこの二人が

 倒すのだからスゴいわよ。この二人を助けてくれたお礼に都市に案内したいんだけど良いか しら?」

 

いや、確かにスゴいけど、あれは元々強いのに重ねて200年特訓したからなんだがな。

なんて言えない。

 

「わかりました。けれども少し体の検査をしますね。ここに手を当てて下さい。」

 

言われた通りに俺と月乃は手を当てた。すると機械音がした。

 

『黒咲 東、人間。月乃、妖怪?』

 

この結果を見たであろう門番が顔色を変えて月乃を確保した。

 

「おい!!月乃に何をするつもりだ!?」

「妖怪かあやしいからすこし確認するだけですよ。安心してください、酷いことはしないの  で。」

「東・・・。」

「分かった「え!?東!?」ただし、破ったら・・・ヤルゾ?」

 

俺は脅しを含めて門番に殺気を向けた。いや、殺気と言っても1%も出してないがな。

 

「わ、わかりました。それでは失礼します。」

 

不安げな月乃に安心させるように頭を撫でた。月乃は魔物であっせ妖怪ではない。

妖怪と魔物は根本的に違う。魔物は生物、まぁ、身近に言うなら動物だ。

妖怪は恐怖から生まれたものだ。

 

「すまない永琳。案内の続きを頼めるか?」

「ええ、月乃は大丈夫なの?」

「大丈夫だ。妖怪ではないからな。それに、月乃に酷いことをしたら殺すと脅したからな。」

「そう。まずは月読命様のところへ案内するわ。無礼を働かないようにね。この都市で一番偉 いから。」

「分かった。が、月読命様というやつが月乃に何もしなければ・・・な。」

 

そして、俺と永琳は一番高い建物に到着した。どうやらここに月読命様がいるらしい。エレベーター

と言われるものに乗って一番上まできた。

 

「失礼します!紹介したい方がいるので連れてきました。」

「永琳か?入れ。」

 

声からして女性か?一番偉いと言われてるから男性かと。あ、永琳がいるやん。それに、  かかあ天下っていう言葉もあるしな。

 

「そちらの男性か?」

「初めまして、黒咲 東と申します!」

 

チラッと永琳を見ると笑っていた。

 

「別に敬語じゃなくていいぞ。その方が楽なのでな。」

「分かった。月読命って呼んでいいか?」

「いいぞ。それで、薬草は取れたのか?」

「いえ、途中で妖怪に襲われまして、そこで東に助けられたのです。」

「そうか。有難う、東。礼を言う。それで、質問なのだが、お前は私たちの敵か?」

 

敵か?・・・ねぇ。今の所は味方というところかな?

 

「今はあなたたちの味方だが。」

「どういうことだ?」

「そうだな、俺が敵対することは、俺の仲間、月乃と俺に危害を加えたときくらいか。」

「分かった。それならよい。ここに住んでくれてもいいぞ。」

「その前に、月乃は無事で解放してくれるんだな?」

「もちろんだ。約束しよう。それで、ここに住むに当たって問題は家なのだが、永琳の

 とこで良いか?」

 

へ?いや、住むのはいいが、むしろありがたいが永琳の家?いやいや、女性の家に男性は

いけないだろ。

 

「いいわよ。」

「いやいや、良くないだろ?それに、仕事も見つかってないし、」

「軍に入ればよい。妖怪を倒せるなら大歓迎だ。」

 

そのあとも色々抗議したがって、この流れ一話でも(メタい)したような・・・。とりあえず

結局永琳の家で俺と月乃は暮らすことになった。ちはみに、軍には明日から行くことになった。

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