ハイスクールD×D 神器使いは静かに暮らしたい   作:ベロリンガRX

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A「お前ジョジョ読んでないのにSS書いてんのかよ!たまげたなぁ」
俺「すいません!許してください!なんでもしますから!」
A「ん?今なんでもするって言ったよね?じゃあこれ読めよ」
つ ジョジョ
俺「ありがてぇ………ありがてぇ………」

と、言う感じでジョジョは現在29巻から40巻まで読み終えました。
次回投稿するときには多分4部読み終えてるんじゃあなかろうか


第七話

ふと、目が覚めた。後頭部からジンジンと鈍器で殴られたような痛みがする。中途半端に眠ってしまったせいで、まだ意識が曖昧だ。目を開けると、いわゆる『知らない天井』というやつが眼前に現れた。

 

「ここは………どこだ……僕は、確か……」

 

今の自分の状況を把握しようと寝ぼけている頭で思い出そうとしていたその時。

 

ガッシャァァァァァァン!!

 

とてつもなく大きな地響きと破砕音が目覚ましの代わりとなり、僕の意識は覚醒した。

 

「……アーシアッ!!」

 

僕はすぐに飛び起きる。どうやら牢屋に閉じ込められているようだが、この程度なら爆破するまでもないッ!

 

「キラークイーン!!鉄格子をぶち壊せッ!!」

 

ドバババババババッ!!

 

キラークイーンのラッシュで鉄格子を突き破り、音のした方向に向かう。

 

「早くッ!もっと早くッ!!アーシアの元へ向かわねばッ!!」

 

僕は全速力で崩れかけている道を駆け抜ける。途中で天井が落ちてきたりしたが、全てキラークイーンで叩き落とした。そして走り続けること1分と28秒。大広間のような場所にオカルト研究部メンバーとボロボロの堕天使の姿があった。どうやら、決着はついたようだ。そして、それは恐らく、アーシアがどういう結末を迎えたのかという事も暗示していた。

 

「イッセーくん!私を助けて!この悪魔が私を殺そうとしているの!私、あなたのことが大好きよ!愛してる!だから、一緒にこの悪魔を倒しましょう!」

 

堕天使が命乞いをしている。なんとも無様な姿だ。みっともなくて反吐が出る。

 

「……グッバイ。俺の初恋。部長、もう限界っス……頼みます……」

 

イッセーが堕天使に死刑宣告を言い渡す。堕天使は表情を凍らせる。だが、ちょっと温すぎるんじゃあないか一誠よォ?ええ?

 

「わたしのかわいい下僕に言い寄るな。消しとべ」

「ちょっと待ってもらってもいいかな?」

「ッ!吉良、お前……」

「やあ、一誠。すまなかったな、あんだけ得意げに言ってたくせに役にたてなくて……」

「そんなことはどうでもいいわ。ヨシカゲ、あなたどういうつもり?まさか、この堕天使を助けようっていうんじゃないでしょうね?」

「……君たち、『DEATH NOTE』って漫画を見たことはあるかい?あれの主人公……夜神月って言うんだけどね……世界の平和の為に悪人を皆殺しにしようって考えちゃう奴なんだよ……殺すってことは、悪だ。だけど、理由のない殺戮じゃあなく、自分が必要悪になろうとしているんだ……つまり、何が言いたいのかというと……『たとえ悪人でも、その悪事にはちゃんとした理由があるかもしれない』『ひょっとしたら本当は仕方なく罪を犯したかわいそうな奴なのかもしれない』ということだよ……」

「つまり……まだ弁解の余地があるかもっていうのかよお前!コイツは!アーシアを殺したんだぞ!友達を殺されといて許せるのかよお前は!?」

「それはこれからコイツに直接聞いてみるさ……良かったな堕天使。ひょっとしたら、生き残れるかもしれないぞ」

「ッ!!たっ助けて!!もうこの際誰だっていい!なんだっていいから!お願い!私を助けて!」

「……ああ、そういえば、こんなことも思い出してしまったよ。『ピンクダークの少年』って漫画を書いてる岸辺露伴先生が言ってた言葉なんだけどさ……『悪役は悪役で有るべくしてこそ価値がある。そこに同情する理由など必要ない』ってね……僕もその意見には大いに賛成だよ」

 

再び堕天使の顔が真っ青に染まる。しかし、“タダでは殺してやらん”

 

「僕の名は『吉良吉影』年齢17歳。自宅は駒王学園近くの別荘地帯にあり………異性との交際はしていない………」

「駒王学園に通う高校二年生で一人暮らし。毎日遅くとも夜八時には帰宅する」

「一般的に不良と呼ばれる奴らではなくタバコは吸わないし酒も正月のお神酒を一口だけ」

「夜11時には床につき必ず8時間は睡眠をとるようにしている………」

「寝る前に暖かいミルクを飲み、20分ほどのストレッチで体をほぐしてから床につくとほとんど朝まで熟睡さ………」

 

堕天使の顔が恐怖と困惑で更に歪む。どんな生物だろうと『未知』というものは『恐怖』になる。ということか……

 

「な……なにを話してるのよ!?……アナタ?」

「僕は常に『心の平穏』を願って生きてる人間ということを説明しているのだよ……」

「『勝ち負け』にこだわったり頭を抱えるような『トラブル』とか夜もねむれない『敵』をつくらない……というのが」

「僕の社会に対する姿勢であり、それが自分の幸福であるということを知っている……」

「もっとも、戦ったとしても僕は誰にも負けんがね……」

 

ザッと一歩堕天使に歩み寄る。堕天使は寄った分だけ後ろに下がる。

 

「つまり、堕天使くん……君は僕の睡眠を妨げる『トラブル』であり『敵』というわけさ」

「ヒッ……ヒイッ!」

「さらに言えば、僕の平穏は『僕一人では成し得ない事』だ。その平穏には『友』が、『アーシア・アルジェント』が必要だったわけだ。だからこそ、僕は今、トサカに来てるんだ……」

 

ブオンッ!

 

背後にキラークイーンを出現させる。堕天使は目を見開き、まるでこの世の終わりのような顔をしている。もっとも、今まさにこの女の世界は終わる訳だがね……

 

「一分間だ」

「なっ何!?何なのよ!?」

「一分間。これからお前をキラークイーンで殴り続ける。そしてその後にお前の体を爆弾にして吹き飛ばしてやる。お前みたいなクソカスに平穏を乱された僕の怒りを思い知れッ!!」

 

堕天使が逃げ出そうと足をバタつかせるがもう遅いッ!脱走不可能よッ!!

 

「やれッ!!キラークイーンッ!!!」

 

ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!

ドグシャアッ!!!

 

宣言通り1分ジャスト。堕天使は見るに耐えない姿に変わっていた。

 

「随分と醜くなってしまったな。これは申し訳ないことをした。お詫びに、君が二度と人の目に触れないように木っ端微塵に消し飛ばしてやるッ!!」

「キラークイーン!第一の爆弾ッ!!」

 

カチッ

 

ドグオオオオオン!!

 

最後に断末魔の叫びすらあげることは出来ずに、堕天使は跡形もなく消滅した。

 

 

 

 

 

 

 

「さて、僕のワガママに付き合わせてしまって悪かったね」

「気にするなって……俺だって吉良と立場が同じだったら多分部長を止めてでも殴ってたと思うし…」

「そうか、じゃあ気にしない事にするよ」

 

僕が一誠たちと話していると、堕天使がさっきまで居た場所に淡い緑色の光が浮かんでいる。

 

「これは……アーシアの神器か」

「そうみたいね……それじゃあ、これはアーシア・アルジェントさんに返しましょうか」

「で、でも、アーシアはもう……」

「……おい、一誠。お前は『何』だ?」

「え?何って……」

「お前は『元人間の転生悪魔』だろう……つまりはそういうことだ」

「あ……そうか!」

「正直、元シスターの彼女には結構酷な運命だが、このまま死ぬよりはマシだ。それに部長殿は元々そのつもりだったのだろう?」

「あら、バレてたの?まあ隠してた訳でもないけれどね。この子には『僧侶』の駒を使うわ」

 

リアスはアーシアの遺体の胸に『僧侶』の駒を置き、詠唱をはじめる。リアスの体が紅い魔力に覆われていき、駒がそれに呼応するように紅く光り、アーシアの胸に沈む。そして『僧侶』の駒は完全にアーシアの体に入り込んだ。

 

「あれ?」

 

アーシアの声だ。ついさっきまで死んでいた僕の友人。その彼女が再び目を覚ました。

 

「悪魔を回復させるその子の力が欲しかったからこそ、私は転生させたわ。ふふふ、イッセー、ヨシカゲ、あとはあなたたちが守っておあげなさい。友達なんだし、イッセーは先輩悪魔なのだから」

「フフフ……今まで君に付き合わされて散々な目にしか合わなかったが……今回ばかりは、礼を言ってもいいかもしれないな……」

 

アーシアが上半身を起こし、きょろきょろと周りを見回し、一誠の姿を捉えた。ふむ、これ以上ここに居るのは無粋かもしれないな。

 

「先に帰る。明日の部活は休むから、また今度な」

 

 

 

 

 

 

 

翌日の朝のHR。僕の教室はいつも以上に賑わっていた。いつもならちょっとばかり勘弁願いたいところだが、今回は特別に水に流してやるとしよう。

 

「皆さん、本日から皆さんと一緒に学校生活を過ごす転校生を紹介します」

「皆さん、はじめまして。アーシア・アルジェントと申します。どうぞ、よろしくお願いします」

 

アーシアが僕たちの学校に通うことになったのだ。僕としても、友人と一緒の学校に通えるというのは、らしくないかもしれないが、少し嬉しいのかもしれない。アイツ等に出会わなければ、こんな感情を抱くことはなかったのだろう。そう感傷に浸っていると、先生がまだ話があると生徒たちを静かにさせる。

 

「えー皆さんお静がに。今日紹介するのは転校生だけではありません。実は、本日より新しく我が校に特別講師としてお招きした先生がいらっしゃっています。その方をご紹介しましょう。どうぞ、お入りください」

 

ガラガラと扉を開けて新しい先生が教室に入ってきた。その途端、教室が一層静かになった。何事かと思い、新任教師に顔を向けると、僕は驚愕した。

 

「本日よりこの駒王学園の美術の授業の特別講師として赴任してきた」

 

 

 

 

 

「岸辺露伴。漫画家だ」 バァーーーン!

 

 

 

TO BE CONTINUED......

 




くぅ~疲(ry
ようやく吉良以外のジョジョキャラ出せましたわ
これからも少しづつ出てくるかもしれない
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