ハイスクールD×D 神器使いは静かに暮らしたい   作:ベロリンガRX

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宣言通り、四部は読み終えたッ!
前回に続いてジョジョキャラがさらに増えます。最後にだけど、セリフないけれど。


第八話

一誠SIDE

 

アーシアが駒王学園に転校してきたその日、俺たちの学校にあの岸辺露伴先生が美術の特別講師としてやって来た。俺は大ファンって訳ではないけれど、あの作品は素直に面白いと思える漫画だ。『少年』と『ピンクダーク』が織り成す大長編サスペンスホラーはとても読み応えがあり、オカルト研究部でも大人気のようだ。

 

「いや~まさかあの岸辺露伴がうちの学校の先生になるなんてなぁ~」

「そういえば、ヨシカゲが露伴先生と知り合いだって言ってたわね。もしかしたら、ヨシカゲの様子を見にこの学校に来たとか、そんなこともありそうね」

「………サイン………欲しい」

「露伴先生は冥界でも多くのファンがいますからねぇ。『ピンクダークの少年』の初回生産版なんか、人間界とは比べ物にならないくらいの超プレミア価格になっちゃうくらいですし……」

「私は今までそういう娯楽作品を手にする機会があまりなかったもので……一誠さん。今度一緒に本屋さんに探しに行きませんか?」

「ああ!一緒に行こうぜ!」

「僕も読んだことは無かったけれど……一誠くん、僕も一緒に行ってもいいかな?」

「お前は一人で勝手に行ってろ」

「つれないなあ」

「個人的には二部がオススメ……」

 

どうやら『ピンクダークの少年』は人間界どころか冥界までも虜にする大人気漫画だったようだ。というか小猫ちゃんの食いつきが凄い。多分今までで一番生き生きしているんじゃなかろうか。と、皆で話をしていると、がちゃり。と扉を開く音が聞こえてきた。本来このオカルト研究部の部室は結界で守られており、悪魔とは関係ない部外者は出入りできない仕組みになっているらしい。ただ、部外者でも部室に出入りする方法はある。自分で開けれないのなら、開けることができる関係者に開けさせればいいのだから。

 

「失礼するよ……ここがオカルト研究部かぁ………なるほど、いい感じじゃあないか!リアリティ溢れるこの雰囲気!僕はこういうのを見たかったんだよ!」

「ちょっと露伴先生!挨拶もそこそこに写真取ろうとするのやめてくださいってば!部員のみんなも鳩が豆鉄砲食らったみたいにポカンとしちゃってますよ!」

 

部室に入ってきたのは関係者の吉良吉影と部外者の岸辺露伴先生だった。

 

「ちょ、ちょっとヨシカゲ、これはどういう事かしら?」

「あぁ、君がリアス・グレモリー君だね?僕は駒王学園の美術特別講師の岸辺露伴。漫画家だ。そしてこのオカルト研究部の顧問を勤めることにもなった」

「えええっ!?ろっ露伴先生がうちの顧問にィ!!?」

「大丈夫、心配することはないよ。君たちに関することは、少しばかり“読んできた”からね………」

「読んできた……ですって?もしかして、何かの預言書の類でも見たっていうのかしら?」

「いや、違うよ……まぁ、説明するより実際に見せたほうが早いな……おい、そこの君。確か……兵藤一誠君。だったよね………」

 

突然露伴先生に名前を呼ばれる。露伴先生は今日来たばっかりだし、生徒名簿で覚えたとは思えない。

 

「おっ俺の名前もしってるんですか!?」

「そんなことはいいから、ちょっとこっちに来て見てくれ」

「はっ、はぁ………」

 

よくわからないが露伴先生が何かを見せてくれるらしい。吉良が少し引きつった顔をしていたのが気になるが、とりあえず言われた通りに露伴先生に近づく。

 

「よし、それじゃあいくぞ………『へヴンズ・ドアー』ッ!!」

 

露伴先生の声を聞いた瞬間、俺の体に少し違和感を感じたが、それがなんなのか理解する前に、俺は意識を失った。

 

 

 

 

 

吉良SIDE

 

今日は予想外の事態がいくつも起こった。駒王学園に露伴先生が美術の教師として赴任してきた。さらに露伴先生に放課後に話しかけると『オカルト研究部に連れて行って欲しい』と言われて、連れてきてみたら一誠が露伴先生のスタンド『へヴンズ・ドアー』で本にされてしまった。

 

「い、一誠さんが……一誠さんが、ほ、本になっちゃいましたぁ……」

「露伴先生……これはどういうつもりかしら?返答次第では、私はあなたを消さなくてはならないわ」

「落ち着きなよ。僕はただ、彼を本にしただけだぜ?僕のスタンド『へヴンズ・ドアー』は対象を本にして、その記憶を読むことができるって能力なんだよ。本にされても、相手は気絶してるだけだし、問題ないだろう?」

「露伴先生の言ってることは本当だ。前に一度本にされた僕が言うんだ。間違いはないさ」

「………はぁ、まぁヨシカゲに免じて今回は許しますけど……次からは説明くらいしてくださいね?」

「というか、露伴先生はどうやって悪魔の事を?」

「僕がこっちに来る途中で妙な格好をした神父がいたからちょっと気になってね……それで僕の『へヴンズ・ドアー』で読ませてもらったのさ。確か、フリード・セルゼンとかいったっけなぁ?」

「………あのドグサレ神父か」

「まぁそんな訳で、君たちの事情は大体理解してるのさ……それじゃあ、せっかくだし、一誠君を読ませてもらおうかな……」

「あまり面白いことは書いてないと思いますけどねぇ」

「面白いかどうかは僕が決めるさ、どれどれ………『部長のおっぱいにむしゃぶりつきたい』『朱乃さんのおっぱいを舐め回したい』『早く俺だけのハーレムを作りたい』……なんだいこりゃあ!まるで性欲丸出しの猿じゃあないか!」

「………変態」

「いや、しかしここまで自分の欲望に忠実だとある意味珍しいかもな……もう少し読んでみて……おや、なんだこれは?まるで“右腕だけロックが掛かっているかのように本にならない”じゃあないか」

「それは多分イッセーの神器のせいね。神すら滅ぼすという神滅具の力が、イッセーを守っているのね」

「そういえば、僕らがスタンドと呼んでいるこれも君らからすれば神器と呼ぶのが一般的だったかな?まぁいい、とりあえず一誠君は元に戻すよ」

 

そう言って露伴先生が『へヴンズ・ドアー』を解除する。さっきまで本になっていた一誠が元に戻り、意識を取り戻した。

 

「あれっ?なんか一瞬意識が飛んでたような気が……」

「気がするんじゃなくて本当に意識が飛んでたんだよ。同じスタンド使いなら意識を保てる場合もあるけど、神器じゃあダメだったみたいだな。それとも、ただ単にお前が力不足なだけだったりしてな」

「うるせぇよ!」

「と、ところでイッセー、アーシア。話は変わるけど、あなたたちにも使い魔を手に入れて貰おうと思うのだけれど」

「使い魔!?それはあれかい?コウモリだとか猫だとかそういうのを意のままに操ったりできる奴かい!?」

「ろ、露伴先生落ち着いてくださいよ!一々そうやってたら話が進みませんってば!」

「おっと、それもそうだね。すまない、続けてくれ」

「い、いえ、別にそこまで長話をするつもりはないわよ?ただ、これからイッセーとアーシアに使い魔を手に入れるためにとある場所にこれから行こうって事を言おうとしてただけで……」

「ふむ……リアス君、一つ質問してもいいかな?」

 

露伴先生が何やら不敵な笑みを浮かべている。そしてなんだかコッチヲミテル。まずい。あれは何かを企んでいる顔だ。そして僕を巻き込むつもりだ。

 

「リアス君……その使い魔とやらは……人間でも使役できるのかい?」

「え、ええ、問題ないわよ?契約の方法は私たちが教えてあげれば誰だって問題ないわ」

 

ガシィッ!!

 

露伴先生が僕の肩をがっしりと掴む。この流れは、まさか……

 

「吉影君、君も使い魔を持つべきだよ!!」

「や、やっぱりですかぁ……なんとなく察しはついてたけど、一応理由を聞いても?」

「僕はただ純粋に、君がどんな使い魔を選ぶのか見てみたいんだ!確かに一誠君やアーシア君のも興味深いといえば興味深いが、これは君だからこそきっと面白いものを見つけてくれるはずだ!!」

 

露伴先生からの良くわからない信頼。僕みたいな平々凡々な人間がどうして面白いのだろうか?

 

「僕の平穏が……まぁ、一応僕もここの部員ですし、部活動の一環だと割り切ることにしますよ……」

「そう、それじゃあ決まりね。」

 

リアスが指をパチンと鳴らすと部室の床に赤い魔法陣が展開される。どうやらこれは眷属云々とは関係なく指定された範囲の生物を転移させるタイプらしい。僕等は魔法陣の中に入っていく。露伴先生はギリギリまで写真を撮っていた。

 

 

 

 

 

魔法陣を抜け、使い魔の森にやって来たオカルト研究部一行。そこで案内役のマダラタウンのザトゥージとかいう悪魔に連れられて森を見て回っていたのだが、露伴先生がどうしても他の危険区域を見てみたいということで護衛に僕を連れてリアスたちと別行動をとることになった。当然自分の身の危険については完全に自己責任だそうだ。どうして僕まで……

 

「おい、見ろよ吉影君。あそこの岩場の横穴、いかにもな雰囲気じゃあないか。きっとでっかい怪物や金銀財宝が眠ってるぜ!」

「ちょっと露伴先生待ってくださいってば!いくらリアリティの為っていってもこれ以上は危険ですってば!」

 

露伴先生がまるで新しい玩具を与えられた子供のごとく目を光らせている。露伴先生は僕が止める間もなくずかずかと横穴の中に入っていった。慌てて露伴先生の後を追ったことを、これほど後悔した事は一度もなかった。今、僕の目の前に、蒼き龍が今にもこちらを食い殺さんと睨みつけているのだから………

 

「貴様……天魔の業龍である私に何の用だ?」

「これは………何かの………間違いだ………こんな……ヒドイ事が………植物のように平穏に生きたいと願う……この吉良吉影に……こんなヒドイ事が………あっていいはずがない…………」

 

 

 

そして僕と天魔の業龍の生死を賭けた長い戦いが始まってしまった………

 

まぁ、結果だけ言えば、なんとか生き延びた。戦いの内容は僕の口からはとても言えない。というか言いたくない。そして何故か天魔の業龍ことティアマットが家に押しかけてくるようになってしまった………

 

 

 

「それで、結局ヨシカゲは使い魔を見つけられなかったのね?」

「いや、一応そこらへんで無害そうなやつを捕まえてきたよ……ほら、コイツだ」

 

僕はリアスたちと合流する途中で見つけたヤツを見せてみる。一見すると植物のようだが、猫のようでもある奇妙な生物である。

 

「あら、アクマネコグサね。随分と珍しい使い魔を見つけてきたじゃないの」

「空気を圧縮して飛ばす力……なかなか面白い能力だね。さすが吉影君だ、僕の期待を裏切らない!」

「ははは……そいつはどーも」

 

こうして僕は無事………とはいかなかったが使い魔のアクマネコグサ『ストレイ・キャット』を手に入れたのだった。

 

 

 

アーシア・アルジェント: 蒼雷竜「ラッセー」

兵藤一誠:スライム「スラ太郎」再起不能 触手「触手丸」再起不能

吉良吉影:天魔の業龍「ティアマット」未契約 アクマネコグサ「ストレイ・キャット」

 

 

 

TO BE CONTENUED……

 




吉良の使い魔としてストレイ・キャットが仲間に加わった。

ティアマットがなかまになりたそうにこちらを見ている。

ティアマットって原作じゃあ名前だけしか出てないんだよね?多分だけど………

至急、ティアマットの能力募集。(しかし仲間になるとは言っていない)
つーか今回はしょりすぎィ!
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