怠惰達と別れ自分は隣の預かり所へと向かうと、そこにはジーと待つ陽炎と村雨の姿があった。
紫蘭「よっお前ら」
ハク「イブイブ!」
と、声をかけると、
陽炎「ガウッ!!」
村雨「ターー!!」
紫蘭「えっちょ!?」
ハク「イブ!?」
陽炎と村雨は自分に気づくと駆け出し抱きつきタックルをしてきた。ハクはすぐさま頭から離れ回避したため何ともなかったが俺は陽炎に押し潰され村雨の体で顔を覆い被される。
紫蘭「やっやや止めろってぇぇ!?」
まったくこいつらは‥‥暫くして2匹は俺から離れると此方を真っ直ぐと見てくる。
紫蘭「色々と心配をかけてすまないな‥‥少しまた外出するんだが着いてきてくれるか?」
2匹のモンスターボールを差し出すと陽炎と村雨は頷きボールのスイッチに触れると2匹はボールに入っていった。
紫蘭「ありがとうなお前ら‥‥」
ボールを腰のベルトにぶら下げると隣にいるハクに目をやり、
紫蘭「行くか」
ハク「イブイッ!」
ハクは再び俺の頭に乗っかるのを確認しここから出てプラターヌ研究所を出る。
紫蘭「にしても散々だったぜ」
ハク「イブ~」
研究所を出てそうぼやく。だって本当に博物館の観覧だなんて思ったらバイクに乗って強盗団を追いかけしまいには逮捕され更には国際警察とかいう変な奴等に来るように言われたりとまったく濃密な1日だな。
紫蘭「はぁ~‥‥」
もうこれにはため息しか出ない。まったくやれやれなんて思いながらプラターヌに言われた通りの道を歩いていると、
ポケモンゲットだぜ!!
と、謎めいた声が響き渡りポケットが揺れる。
紫蘭「なっなんだ!!?」
ハク「イブ!!?」
何事だと思い見ると怠惰から渡された携帯だ。開き見てみるとメールの着信があった。見てみると宛先人は怠惰1と書かれていた。
紫蘭くんへ 国際警察の連中に余計な話すんじゃねぇぞ。お前の個人的なことも含めてな。話すと混乱を招きかねないのと俺への不信感も変に上がると困るからな。だからもう一度、念を押して言うが余計な事は述べるなよ。
と、書かれていた。というかあの2人に会うことがバレバレだった。
紫蘭「‥‥…バレバレかよ‥‥まぁ別に言わねぇよ」
俺にだってそのぐらいのことは理解できるっての。だが怠惰のさっきの発言やこの文章といい国際警察から目をつけられているって感じみたいだな。
紫蘭「注意していかないとな」
ハク「イブイッ!」
心で活を入れてカフェ・ソレイユへと向かう。そうして目的地のカフェ・ソレイユの前へと辿り着く。
紫蘭「よしハク‥‥覚悟を決めるぞ」
ハク「イブイブ!」
虎穴に入る覚悟でカフェの扉を開け中へと入る。店内は落ち着いた落ち着いた雰囲気な至って普通なカフェだ。そして奥の席には例の2人が隣に並ぶ形で座っていた。すると、
店員「いらっしゃいませ」
と、女性の店員が話しかけてきた。
店員「御1人様とポケモン1名様ですか?」
紫蘭「いや待ち人が来ているんでね」
その席を指差すと店員は頷き、
店員「申し訳ございませんごゆっくりどうぞ♪」
と、言いカウンターへと向かっていった。俺は2人が座るテーブル席へと向かうと2人は俺に気づく。
女性「来ましたね」
男性「君がボスが言っていた例の‥‥」
紫蘭「それで?何の用だよ‥‥」
何て述べながら向かいの椅子に座り改めて見るとその女性は死んだ俺の親友とも呼べるリラに似ているような気がした。
男性「え~と私は‥‥」
と、男性が言おうとしたその時、先程の店員が注文表を持って近づいてくる。
店員「すいませんが注文はお決まりですか?」
ここは注文しておかないと店にも迷惑だよな。ただ金がないんだよな。どうするかと思っていると、
男性「ここは私が持つから好きなのを頼みたまえ」
と、言われメニューをザーと読んで、
紫蘭「そうか‥‥ならブレンド珈琲を1つそしてハクにはモーモーミルクを頼む」
店員「かしこまりました」
そう言い戻っていった。そして男性と女性を見て、
紫蘭「まずは幾つか聞きたいところだがまずは自己紹介だな俺は紫蘭‥‥賀茂紫蘭だそんでお前らは?」
男性「私はハンサムだ」
紫蘭「誰がハンサムだって?」
ハンサム「私だが?」
つまりは名前がハンサムってことか。ややこしい名前しやがって、というかそれを聞いただけで更に胡散臭さが増したぞ。
ハンサム「それでこちらが私のボスである‥‥」
ハンサムがそのボスと呼ぶ女性の名前を言おうとした時、女性はハンサムを止めるとニコやかに微笑み、
女性「お久しぶりですね紫蘭‥‥私です」
紫蘭「お前‥‥‥‥誰?」
と、言うと目の前の2人は盛大にズッこける。ましてや隣に座るハクまでもがズッこける。え~と待てよ確か‥‥
紫蘭「え~と待てよ‥‥あっ思い出した!スマブラXを借りたっきり返してなかったお隣の木村さん家の‥‥」
女性「誰が木村ですか!というか誰ですかそれ!?」
そりゃお前の中の人‥‥いやこの話題はよそう。中の人なんていないんだ。
女性「私です!リラです!」
紫蘭「リラ?お前が?」
リラ?「はい!」
こいつがリラ‥‥ねぇ。
紫蘭「ククク‥‥アハハハハ♪」
リラ?「紫蘭やっと気づいて‥‥」
紫蘭「お前さ嘗めてるの?」
リラ?「‥‥えっ」
こんなに怒りを覚えたのは久々だ。確かリラが殺された時ぐらいだったかなこんなイラッときたのは。
紫蘭「お前は俺を陥れたいのか?それともイラつかせたいのか?どっちだおい」
リラ?「ですから!」
紫蘭「俺はよ下らねぇ嘘だとか大嫌いなんだそして死んだダチの名前使って人を陥れようとしてくる奴とかが一番腹立たしい!」
この女、このまま下らない嘘をつき続けるなら、もっとも嫌いな奴ランキングベスト3位以内は確定入りだ。するとリラと名乗った女は悲しそうな顔をして、
リラ?「‥‥ならどうしたら信用してくれるんですか‥‥ずっと私は貴方を探して‥‥それなのに‥‥!」
ハンサム「ボス!お前!!」
これ絶対に嘘泣きとかだよな。そういうのには騙される気は更々ない。それとこいつらのために念のために言っておくか。
紫蘭「1つだけ言っておこうか‥‥お前は俺のダチのリラとか言うけどよ俺の知っているリラとの決定的に違う所がある」
リラ?「‥‥何ですかそれ」
紫蘭「見た目は似てはいるがリラは‥‥男だからな女じゃねぇんだよ」
と、言うとハンサムとリラの偽物はキョトンとした顔をして暫く固まる。それに、
ハク ( ゚□゚)
ハクまでもがポカーンと口を開けて固まっていた。って何でハクまでそんな顔をするんだよ。何て思っていると、
店員「お待たせしましたブレンド珈琲とモーモーミルクです♪」
紫蘭「どうも」
店員「それと店内で大声で笑うとかできれば‥‥」
紫蘭「あっすっすいません‥‥」
店員「ごゆっくり♪」
そう言い店員は去っていった。こいつらのせいで店員に怒られちまったじゃねぇか。本当に不愉快だ。
紫蘭「はぁ‥‥悪いがこの珈琲を飲んだら帰らせてもらう」
そう言い珈琲を飲みだすとリラの偽物が口を開き、
リラ?「しっ紫蘭‥‥まさか私の事‥‥おっ男と思っていたんですか‥‥!?」
ハンサム「何てこった‥‥」
そうきたか。何その実は女の子でした~みたいなテンプレそういうのは小説だとかアニメとかだけにしておけ。
紫蘭「男だろが?だから違うって言ってんだろというかテンプレみてぇな事を‥‥」
と、言おうとするとリラは待てと言わんばかりに手を出し、
リラ?「ならばこうしましょうか私は貴方と冒険してある程度の事は知っていますなので質問してください私はそれに的確に答えてみせます!」
ハンサム「ぼっボス正気なんですか!」
リラ?「正気です彼の信用を得るためなら!」
自信ありげに言ってきたな。ならこいつのその嘘で固められたその鍍金を剥がして内側の泥をさらけ出させて恥をかかせてやる。
紫蘭「良いだろう‥‥なら俺は3つの質問をするそれに答えてみろ、なお正解も不正解も言わねぇからなそしてどれか1つでも間違えていたら‥‥分かってるだろうな?」
リラ?「上等です!貴方の信用を得るためなら何だってしましょう!」
良い覚悟だなら質問していくか。どうせ答えれない、間違っているのどちらかだろうけどな。
紫蘭「まず1つ目の質問だ俺とリラはどうやって出会った?」
リラ?「荒廃した世界でUB:
まずは100点満点中なら満点つまり正解だ。まだ2問あるからな。
紫蘭「2つ目の質問だ、さっき竹林の世界と言ったがそこの住人達は何と呼ばれていた?」
リラ?「カミツルギ使いです怪我をした私を貴方が運び込みカミツルギ使いの方は私を治療してくれて少し泊めさせていただきました‥‥そしてその世界でUB:SLASHいえカミツルギの村雨を貴方は仲間にしてそこから私と貴方と貴方のポケモンのハクちゃん、陽炎、村雨とで冒険が始まりました」
これも満点の正解だ。こいつ何でこんな正確に言えるんだ。なっなら最後は引っ掻けも含めて出すか。
紫蘭「最後の質問だ俺はリラと出会った荒廃した世界に再び来た訳だがそこで怪物に襲われ大きなショッピングモールへと逃げ込んだ、そしてそこで食べ物を物色していると腐った生の食品のの匂いを嗅いだ俺は吐き気や立ち眩みによって体調不良をきたすわけだがその際にリラには代わりに見張りをしてもらい休憩を取った‥‥間違いはないな?」
と、偽物?のリラに聞く。これの引っかけの部分は腐った生の食品、リラの見張りの2つだ。流石にこれは‥‥
リラ?「間違いはいくつかあります1つは生の食品ではなく缶詰ですそれが腐っていて確認した紫蘭は体調不良を起こしました、そして次に見張りはしてはいましたが‥‥」
おっとここは間違えるか。するとリラの偽物?は顔を赤くして少し申し訳なく、
リラ?「貴方を膝枕しつつでハクちゃんと見張りをしていたんですが‥‥その‥‥疲れでうつらうつらと‥‥そして最後にこれは間違い探しではないですが貴方に、充分なくらいに力になってる‥‥俺とかハクだとかのポケモン達とかだと寂しかったしないでくれるだけでも心強いって言われてとても嬉しかったです紫蘭」
合っているそれに俺が言った台詞もそのままだ。まさか本当にありえるのか。座っている椅子に大きく寄りかかり、
紫蘭「バッ‥‥バカなありえない」
ハンサム「どうなんだ?」
紫蘭「全問‥‥正解だそれも1つ1つにエピソードや俺の台詞と全部‥‥正解だ本当にお前はリラなのか‥‥?」
と、再度聞くとリラは微笑み、
リラ「はい♪」
紫蘭「そうか‥‥そうか‥‥」
それを聞いた俺は目から涙が溢れた。
リラ「しっ紫蘭!?」
ハク「イブ!?」
紫蘭「生きて‥‥生きていたんだな‥‥リラ‥‥」
前が見えなくなるぐらい俺はリラが生きていた事に喜び涙を流すのだった。
それでは今回はここまでです。紫瀾くんは死に別れたと思っていたリラちゃんにまさかの再会が出来たみたいで良かったですね。そしてこいつは女を見る目がねぇな‥‥何て思いながら怠惰さんは作品を作っていました。
‥‥えっ?性別が判明したのはアニメでようやくだから仕方ないって?まぁ確かにそうですよね。リラちゃんの初登場はポケットモンスターエメラルドからですもんね。しかも昔のゲームボーイだとかでやっているためドット絵な立ち絵などもあって性別の判断が難しいキャラでしたもんね。そんなリラさんがまさかのS&Mで出てきて最初は誰かなんて怠惰さんもまったく気づきませんでしたよ。いや~昔と今を比較すると凄い成長してますよね何処がとは言いませんが‥‥何処がだなんて言いませんからね?
因みにですが紫瀾くんがいる世界はゲームで言うと当然ながらメガ進化がある世界ですし更に剣盾で追加されたバトル要素であるダイマックス&Xダイマックスもある世界です。なので今後それらの要素も出してはいきたいなぁ~何て思っていたりもしています。何時になるかはちょっと分からないですけどね。
さてではでは今回はここまでです。また更新したらよろしくお願い致します。それではバイニャラ!