選択した者のポケモン生活   作:怠惰のクソ悪魔

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皆様、改めましてお久しぶりです。怠惰のクソ悪魔です。約1年ぶりの投稿となりますがよろしくお願い致します。もし誤字等があったら遠慮なく申してください。間違えていたらすぐに訂正させていただきます。それでは皆様、一年ぶり近くの投稿をどうぞ。


第22話 空白の時の果ての再開

流れる続ける涙を何とか拭いリラを見る。

 

リラ「紫蘭‥‥泣いて‥‥」

 

紫蘭「泣いてねぇよちくしょうめ!」

 

改めて見るとリラの面影はある。髪は長くなり体も女性らしさが出てきてはいるがその顔や目は面影があるな。親友を‥‥仲間を疑っていた俺がバカだった。立ち上がりそして地面に両膝、両腕を着けそして頭を下げ、

 

紫蘭「疑ってすまなかった!!」

 

ハク「イブ!?」

 

リラ「なっ!」

 

ハンサム「ちょっちょ君!?」

 

深く謝罪をする。それを見ていたリラとハンサムは立ち上がりあたふたとしながら止めるような身振りをしてくる。だが俺の気が済まないんだ。

 

リラ「頭を上げてください紫蘭!お願いですから確かに納得のいかない部分はあるにはありますがまずは頭を上げて席に座ってください」

 

ハク「イブ!イブイブ!」

 

必死にハクとリラにそう言われ申し訳なく思いながら席へと座る。そして立ち上がったリラとハンサムも再び席へと座り、

 

紫蘭「教えてくれリラ‥‥お前はどうやって助かったんだ俺はてっきり爆発に巻き込まれてお前の体は散り散りになったとばかり‥‥」

 

リラ「紫瀾1つ1つ整理していきましょう‥‥まずその時なのですが私は確かに爆発に巻き込まれはしました‥‥ですが散り散りとはならず、ただ単に吹っ飛ばされその時に開いていたウルトラホール‥‥えっと貴方なりの言い方をするなら裂け目と言えば良いですかね?そこに向かって運良く吹っ飛ばされて私はこの世界に帰ってこれたんです」

 

紫蘭「そうだったのか」

 

ハンサム「えぇ10年ぐらい前になりますかね?浜辺に倒れているボスを当時の私そして私の先輩が発見しまして国際警察で保護して後に私の仕事の相棒になっています」

 

成る程な、リラは戻って10年ぐらい経つのか。ならこんなに大きくなるのは当たり前か。やはりあの裂け目‥‥リラが言うようにはウルトラ‥‥何だったかまぁそれはさておきあの裂け目は色々な時間や空間に繋がっているみたいだな。しかしまさかリラが警察という俺がもっとも嫌いな組織に入ることになるとはな。皮肉にもほどがあるな。

 

リラ「それよりも紫蘭は‥‥その‥‥‥‥私を男と思っていたんですか?」

 

紫蘭「あぁだってお前、自分を僕とか言っていたからなてっきり男かと」

 

リラ「まさか旅している最中ずっとですか!?」

 

紫蘭「旅している最中ずっと‥‥」

 

現にリラは自分自身を「僕」とは言っていたし格好も女の格好というより中性的な格好ってのもあったから、お陰でずっと男だと思っていたんだよな。

 

ハク「イブブブ‥‥」

 

紫蘭「なっ何だよハク」

 

ハク「イブッ‥‥」

 

モーモーミルクを飲みながらハクは呆れた顔をして鼻で笑ってきた。何か、「お前バカだろ」とか言われているような感じだ。悪かったなバカで。とりあえず話題を変えないとな。

 

紫蘭「というかお前、でかくなったな‥‥昔は俺の肩よりも下の身長だったのにな」

 

リラ「うっうるさいですよ紫蘭」

 

約7年以上の歳月が経っているのは分かるが俺の慎重は171cmぐらいと考えると今では俺の肩ぐらいまで伸びているため正直な話でビックリだ。それに‥‥胸もまぁ昔に比べればデカくはなったし本当にスタイルの良い女性って感じだな。

 

紫蘭「身長もそうなんだがお前、一人称が僕から私になったんだな」

 

リラ「そっそれはそうですよもう立派な社会人なのでそこは‥‥」

 

ハンサム「ですがボスは時々、素の僕口調が出ていますよね?」

 

リラ「ハンサムさん?」

 

ハンサム「すっすいません」

 

ニコリと圧をかけて笑うとハンサムは青い顔をして冷や汗を流すと黙った。

 

リラ「コホンそれはさておき何ですが紫蘭‥‥」

 

紫蘭「ん?」

 

リラ「私からも色々と聞きたいんですが良いですか?」

 

紫蘭「あぁ構わん‥‥俺が知っている限りの事で良いなら何でも聞いてくれ」

 

こっちも聞いてばかりなのもあれだからな。だからリラ達の話に対しても答えなければフェアじゃないからな。珈琲のカップに口をつけるとリラは真剣な顔で、

 

リラ「まず聞きたいのは貴方はアケディア博士そしてその助手のオルビスさんと一緒にいましたがどんな関係なんですか?」

 

紫蘭「どんな関係‥‥ねぇ」

 

ハク「イブ‥‥」

 

これには俺もハクも困る質問なんだよな。出来る限りで真実を述べつつも俺達が元々はこの世界の住人ではないというのと怠惰と千の正体だとかも隠して話さないとな。どういうかと考え、

 

紫蘭「そうだな‥‥彼奴の所から出ているトレーナーとでも言えばいいのか?」

 

ハンサム「なんだと!そんな情報は‥‥聞いたことすら‥‥」

 

リラ「なら紫蘭、貴方はいつこの世界へ戻ってきたのですか?」

 

紫蘭「昨日だが?」

 

リラ「そうですか昨日‥‥えっ!!?」

 

ハンサム「きっ昨日だって!?」

 

この発言にはリラとハンサムもビックリして声を荒げて驚く。まぁ無理もないか。

 

紫蘭「あぁ‥‥まぁ説明するとな」

 

とりあえず昨日、何とか帰ってきて偶然にもプラターヌ博士に拾われて現在に至ることを話す。

 

リラ「そっそうでしたか‥‥」

 

ハンサム「色々あって疲れている中ですまない」

 

紫蘭「構わねぇよ‥‥それよりも何で怠‥‥ゴホン‥‥アケディア博士について聞くんだ?」

 

と、言うと2人は互いに顔を見て頷くと、

 

リラ「実はあまり言えないのですが‥‥」

 

ハンサム「彼そしてその助手のオルビスさんには違法なポケモン売買そして人間‥‥奴隷の売買や違法な薬物等々の仲介業をしているというタレコミを聞いていてね」

 

紫蘭「彼奴達がか?まさか‥‥」

 

確かにクズの中のクズで性格は良いともいえないがそんな事をする筈がないと思った。それに怠惰はやったとしても千さんがそんな事を許す筈がない。

 

リラ「紫蘭はする筈がないと思っていますか?」

 

紫蘭「あぁ確かに性格は良いともいえないゴミの中でも類を見ない程のゴミクズ野郎だがそんな事はしない筈なんだがな」

 

ハンサム「それ弁論になってなくないかい?」

 

紫蘭「いや事実を述べているだけだぜ?」

 

現に事実だからな。だがまぁ彼奴ならやりかねないような気もするんだよな。特に彼奴との出会いがそれを物語るからな。

 

ハンサム「えっえぇと‥‥それから彼は会社を経営し始め一躍の大企業へと会社を大きくさせてね‥‥それを行うためにも資金なども必要な筈なんだがその資金やらは何処から来ているのかすらも謎なもんだ‥‥それらを含めて彼を調査していたんだ」

 

紫蘭「それで浅ましい連中とか言われていたのか」

 

リラ「しかし、あの口ぶりから尾行されているのにも気づいて‥‥」

 

紫蘭「確定で気付いているだろうよ‥‥それを彼奴は嫌な性格しているからどうせわざと見逃して泳がせているって感じだろ」

 

ハンサム「ばっバカな!私やその部下達は変装して」

 

紫蘭「奴等には意味ねぇって‥‥」

 

それにあの2人は俺達みたいな人間が覗いてはいけないような連中であるのは間違いない。俺の本能がそう告げているのだから。覗けばその先にあるのは間違いなく避けれない死または絶望だろうからな証拠に俺の左目は最初は眼球だったのが左目を手で押さえられたかと思ったらキーストーンに置き換えされているからな。

 

紫蘭「しかしタレコミねぇ‥‥それって恐らく彼奴を陥れたいって思う奴がいるってことなのか‥‥」

 

リラ「分かりかねますね」

 

だが気になるのは彼奴がプラターヌに言った裏事情を知っているという言葉それもまた国際警察なる組織を嫌う理由なのかもな。

 

リラ「なら紫瀾と貴方はいつどこでどのように知り会ったのですか?」

 

紫瀾「えぇとだな‥‥俺とハクが事故をして死にかけた時に偶然にも助けてくれてな‥‥そこから奴とは知り合い以上、仲間未満って感じだな」

 

まぁ死にかけたというよりそれ通り越して死んで元の俺とハクの肉体はぐちゃぐちゃの合挽き肉になっていたみたいだけどな。

 

ハンサム「何かできの良い話に聞こえるのは自分だけでしょうかね‥‥」

 

このおっさん、勘が良すぎるな。こいつは警戒しながら話さないとな。誤魔化すためにもあれを見せるか。

 

紫瀾「ちっ仕方ねぇな」

 

とりあえず眼帯を取りその内側にある義目を見せるとハンサムは驚愕しだす。

 

紫瀾「目をその時にやっちまってな怠惰に義眼として埋め込んでもらったのさ」

 

ハンサム「そそそそれってキーストーンかい!?」

 

リラ「えぇ‥‥こっちに帰って偶然にも知る機会があり知りましたが‥‥紫瀾それは特別な」

 

紫瀾「分かってる‥‥メガ進化だろ」

 

リラ「貴方、知っていて‥‥」

 

知っていてというか名前やらを知ったのは昨日なんだよな。

 

紫瀾「それを知ったのは昨日だ‥‥偶然だったがプラターヌ博士の資料を見てな名前はそこで知ったのさ、まぁ怠‥‥アケディアからは大切な石とか言われたけどな」

 

リラ「そうなんですか」

 

紫瀾「あぁそれと陽炎は既にメガ進化もしているんだぜ♪」

 

リラ「へぇ‥‥そういえば陽炎や村雨は元気ですか?」

 

紫瀾「あぁ見たいなら‥‥」

 

リラ「いえここでは陽炎と村雨は注目を浴びてしまいますので‥‥」

 

そういえば陽炎って色違いで真っ黒だから珍しいんだったよな。それに村雨もこの辺りでは見ない感じらしい。そのせいかプラターヌは興味津々で見ていたけどな。

 

リラ「紫瀾、2つ程ですが忠告をしておきます」

 

紫瀾「何だ?」

 

リラ「まず村雨を手軽感覚で出すのは控えてください村雨はUB‥‥正式名称はウルトラビーストと呼ばれておりこの世界では害悪な怪物と恐れられていますそして国際警察ではそんなUBの存在を察知し取り締まる部署‥‥まぁ私の所属するUB対策本部がそうなんですが私やハンサムさん以外のメンバーに目をつけられると厄介なので気を付けてください」

 

なるほどな、そんな事になっているんだな。リラからの忠告は出来る限りで守らないとな。

 

紫瀾「分かった‥‥もう1つは?」

 

リラ「もう1つは‥‥私そして紫蘭はウルトラホールえぇと‥‥」

 

紫蘭「いやそれで良い‥‥そのウルトラホールが何だよ?」

 

リラ「えぇとですね私達みたいにウルトラホールを通ってきた人間を国際警察は何と呼ぶか知っていますか?」

 

何と呼ぶかね‥‥分からないが適当に述べてみるか。

 

紫蘭「う~ん‥‥異世界人?渡り人?」

 

と、言うがこれらは俺やハクが当てはまるんだけどな。リラは首を横に振り、

 

リラ「違います‥‥私や紫蘭の事を国際警察でFall(フォール)と総称して呼んでいます」

 

Fallねぇ。感じからして録な事ではなさそうだな。

 

リラ「これらはウルトラホールを通る事でそこにある粒子を体に浴びることになるんです‥‥そしてその粒子はウルトラビースト達を狂暴にさせる作用があるんです」

 

紫蘭「待てそれって村雨も」

 

リラ「恐らく個体差などもあるとは思いますが村雨の感じからして大丈夫だとは思います‥‥現にレーダーで見ても暴れているみたいではなさそうでしたしね」

 

いや‥‥非常に申し訳ないのだがついさっき暴れてきたばっかりなんだけどな。

 

リラ「そしてその粒子にはウルトラビースト達を引き寄せる作用もあるので自然とウルトラビースト達が寄せつけてしまうんです」

 

紫蘭「つまり俺もその1人ということか?」

 

リラ「えぇ間違いなく‥‥そして引き寄せらこちらに来たウルトラビースト達は甚大な被害をもたらす可能性が強く国際警察はウルトラビーストの駆除をするというのを考える者が多数います」

 

実際のところでそんなに狂暴ではなかった奴は何体かいたがそれ以外は狂暴で片付けられないぐらい危険な奴等が殆んどであるのは間違いはないな。

 

紫蘭「お前も駆除する‥‥という考えなのか?」

 

リラ「いいえ私‥‥いえ私とハンサムさんはその逆です私達はこの世界へ迷い混んでしまったウルトラビースト達を救いたいと考えています」

 

紫蘭「ほう‥‥あの黒い怪物もか?」

 

ハンサム「っ‥‥」

 

リラ「‥‥‥‥」

 

それを聞くとリラは決心した顔をするがハンサムは浮かない顔をしていた。リラの思いを聞こうとしたのだが地雷を踏み抜いてしまった感じだよな。これはやっちまったな。

 

リラ「それも含めますそれが私の覚悟ですから」

 

ハンサム「私も‥‥だな」

 

紫瀾「そうかお前らの覚悟は分かったよ」

 

そう呟いたその時、

 

ポケモンゲットだぜ!

 

またポケットから音が鳴り響いた。

 

紫瀾「メールだが見て良いか?」

 

リラ「えっえぇ」

 

ハンサム「なんかこう引かれる掛け声だな‥‥」

 

了承を得たため見てみると怠惰からメール通知が来ていた。

 

紫瀾、そろそろ時間だから戻ってこい。

 

とだけ書かれていた。時計を見てみればもう時間も1時間近く経っていた。

 

紫瀾「悪い帰りの呼び出しだ‥‥ハク飲み干してくれ」

 

ハク「イブ!」

 

残って冷めてしまった珈琲を一気に飲み干しハクもモーモーミルクを一気に飲み干し、

 

紫瀾「最後の最後でドタバタして悪いなお前らが言うアケディア博士からの呼び出しでなそろそろ帰れと」

 

リラ「そうでしたかこちらこそ長々とごめんなさい紫瀾」

 

紫瀾「いや寧ろ楽しかったよ‥‥こんなに心から楽しいと思えた会話は久々だったぜそれにお前が生きていてくれて本当に良かったよリラ‥‥」

 

立ち上がるとハクは自分の頭の上へと乗っかり定位置につくとリラとハンサムも立ち上がる。

 

紫瀾「まぁウルトラビーストだったかについては俺に出来ることがあるあら手伝いはしてやれるが‥‥なぁ連絡先みたいのないか?」

 

リラ「えっえぇと‥‥」

 

ハンサム「ボス名刺を渡した方が」

 

リラ「あぁ!そうですねならこちらを」

 

そう言うとリラは名刺を渡してくる。そこには、

UB 対策本部 部長 リラ

と、書かれておりその下には番号も書いてあった。

 

紫瀾「すまねぇな」

 

リラ「いえ‥‥紫瀾、貴方の番号は?」

 

紫瀾「悪いんだが知らなくてなぁこのウォッチで電話番号の交換なんてやったことなくてよ‥‥それに今、調子悪くてな‥‥後で機械が直ったらかけるからよ」

 

リラ「そうですか分かりましたお待ちしていますね」

 

紫瀾「あぁそれじゃごちそうさんな」

 

そうして立ち去ろうとするがふとあることを思い後ろを振り向き、

 

紫瀾「そうだ最後に忠告だけしておく心して聞いてくれ」

 

リラ「なんでしょうか?」

 

ハンサム「ん?」

 

紫瀾「アケディアとオルビスだったか」

 

本当にどうしてこの名前にしたんだがあの2人は‥‥まったく言いにくくて仕方ねぇな。

 

紫瀾「あの2人にはあまり関わらない方が身のためだ‥‥悪いことをしているって訳じゃないんだが彼奴等は人間ごときが覗いちゃいけない深淵そのものだ‥‥だから関わらない方がいい」

 

リラ「えっ‥‥」

 

ハンサム「どういうことなんだいそれは‥‥」

 

紫蘭「これ以上は言えないんだすまないな‥‥だが忠告は確かにしたからな」

 

そう言い残し自分はカフェ・ソレイユを跡にしプラターヌ研究所へと急ぐのだった。




読んでくださりありがとうございました。そして皆様、お待たせしすぎた小説はいかがでしたでしょうか?‥‥‥‥えっ?内容が薄いもう少し量を増やせ?それは申し訳ございません。区切りが良かったので今回はここまでにして下さい。本当にリハビリ感覚で書いたもので拙くなってしまったらごめんなさい。そして次回についてですが未定ではありますが2~5日までには作る予定ですのでそれまでお待ちください。出来る限り早めに投稿は致します。
それでは久々の投稿でしたがありがとうございました。また投稿した際にはよろしくお願い致します。それではありがとうございました。m(__)m
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